イギリスの悪い所は?実際に困る!イギリス留学デメリット5パターン

イギリスの悪い所は?実際に困る!イギリス留学デメリット5パターン

留学への憧ればかりが先だって、留学先の「デメリット」の確認は後回しになっていませんか?今回は実際に生活してみて気が付いたイギリス留学の「デメリット」を解決策と共に紹介したいと思います。

先に注意事項を確認しておけば、出発前に対策が打てるものです。出発前に一読しておくべし!

もくじ

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イギリス留学のデメリット1.世界一まずい?イギリス食文化事情

イギリス留学のデメリット1.世界一まずい?イギリス食文化事情
皆さんは「イギリス料理」と言えば何を連想しますか?やはり「おいしくない」というフレーズでしょうか?

留学中に誰もが気になるのが、イギリスご飯のまずさ。食は毎日のことなので意外と死活問題なんです。

アメリカのジョークにこんなものがあります。

“幸せというのは「アメリカの収入を貰い、中国人のシェフを雇い、イギリスの家に住み、日本人の妻がいる」ということ。

不幸せというのは「中国の収入を貰い、イギリス人のコックを雇い、日本の家に住み、アメリカ人の妻を持つ」ことである。”

えっ・・・イギリス人のコックだと不幸・・・?

そう!このジョークにも例えられているように、イギリスの料理は「まずい!」ということが世界的にも知られています。

もちろん、すべてがすべておいしくないわけではないですが、例えばイギリスの名物の「フィッシュアンドチップス」。これはおいしいはおいしいのですが、正直、「揚げただけ?じゃない?」と言われてもおかしくないような、あまりぱっとしない料理でもあります。

私もイギリスに来て興味本位で1回注文したことがあるくらいでそれからは1度も食べていません笑。日本のお寿司のように何度も食べに行くほど食べたくなる味でもないかぁというのが正直な感想です。

冷凍食品で生きるイギリス人

また驚くことに、イギリス人自身も食に対してあまりこだわりが無いようです。

それがよくわかるのが町のスーパー!どんなスーパーでも必ず冷凍食品コーナーがあり、種類も充実しています。つまり、食事の殆どを冷凍食品でまかなっている家庭も少ないというわけです。

私も友人に聞いたときは、「まさか~!」と思いましたが、イギリス人のご家庭に2週間ほどお世話になったとき、立派なキッチンが備え付けてあったにも関わらずホームステイ期間中そのイギリス人家族の食事は毎日冷凍食品をオーブンで温めただけのもので、料理するところを一度も見ることはありませんでした。

一説によるとイギリス家庭の料理レパートリーは5品ほどしかないそうです。一週間も回りませんね・・・笑。

そこまで食にこだわりがないとおいしい食材も料理も生まれないのは当然と言えば当然でしょうか。

なので我が家では、できるだけ自炊で日本食やパスタやハンバーグなどのちょっとした洋食を作るように心がけています。冷凍食品だらけのイギリススーパーですが、海外食品も意外と豊富で簡単に手に入ることができるので、そういう点ではとても助かっています!

イギリス留学のデメリット2.イギリスの大変な住居探しの現実

イギリス留学のデメリット2.イギリスの大変な住居探しの現実
日本の公共サービスは世界から見てもピカイチで、海外在住の日本人の方はいやでも感じる外国のサービス悪さ。

その中でもイギリスでは「不動産サービス」が特に悪評で有名です。渡英前にエージェントさんなどにお願いして家を決めてしまう方も多いかもしれませんが、現地にて自力で家探しをされる方は特にご用心ください!

私のアパート探し体験談

私の場合は後者で、自力で物件を探し不動産会社に問い合わせてアパートを見つけました。最初はかわいいイギリスの家にわくわくしながら楽しんで探していましたが、そんな気分は2日ほどで消え失せてしまいました。

まず初めに、イギリスの住居探しは基本的にネットなどを活用して一人で探すことからはじめます。最初から不動産会社に行くのも手ではありますが、あまり丁寧に扱ってもらえないことがほとんどで一応探してはくれますが検索して引っかかった物件の資料をいくつか見せてくれるだけで、一生懸命オススメ物件を教えてはくれませんでした。

仮に気になる物件が見つかっても、物件の詳細やその周辺がどうなのかなど積極的に教えてくれるわけでもないので不動産会社に直接行くのなら自分からバンバン質問を聞きにいく姿勢をもつことも大切です。

また一番気になる家の内装はネットに公開されていないことも多々あり、正直外観と載っている情報だけで見学に行くか行かないか判断するしかありません。

そして、その物件見学もまた大変なんです。基本的には自力でその物件の場所まで行き、見せてもらった後も現地解散。交通費の高いイギリスではこれは本当痛い。不動産会社に送迎をお願いすることもできるそうですが、その場合その送迎料金というもの請求されることもあるらしいので注意が必要です。

つまり、いい物件を探すためには自分から積極的に電話をかけて質問したりネットで細かく検索し、良さそうな物件を数件に絞って自分で見に行く他ありません。

これは日本でやるにしても大変そうですが、慣れない外国でやるとなるとこれまた数倍大変なわけです。結局私もイギリスで家を見つけるまで1週間かかりました。

家を見つけた後もすぐ入居できるわけではなく、「即入居OK」と書かれていてもいろいろな手続きで通常1週間~10日ほど待たなくてはいけません。本当に激しく大変です。

なぜここまで悪いのか?

しかし、どうしてここまでイギリスの不動産サービスが悪化してるのか・・・。

イギリス人の友人によるとイギリスは人口に対して物件数が少ないからだそうです。つまり、お客の方が物件数より多い為、不動産会社側はわざわざお客を探さなくても待っていれば必然的に物件それぞれに借り手が現れるという仕組み。イギリスの不動産会社は完全に売り手市場になっているのです

なのでイギリスでは家賃の値下げ交渉などもほとんど応じてくれないそうです。

もし家を自力で探されたい方は、日系不動産会社などを活用したりネットで時間をかけて気長に探した方がスムーズに見つかると思いますよ。

イギリス留学のデメリット3.ちょっと困ったイギリス人のあれこれ3選

イギリス留学のデメリット3.ちょっと困ったイギリス人のあれこれ3選
憧れの歴史ある美しい国イギリス!しかしここは日本から約1万キロも離れた完全なる「異国」でもあります。そんな私たち日本人とは違う文化と習慣の中で育ったイギリス人はもちろん私たちとは違う価値観を持ち合わせており、それに対応するのは案外大変なもんです。

① 内気なイギリス人たち

日本人ほどではありませんが、イギリス人はヨーロッパの中では内気な人種です。初めて会う人はもちろん、英語があまり話せなけない場合は特に自分から積極的に話しかけないと相手をしてくれません。また個々のプライベートもとても大切にするので、あまりガツガツ踏み込んでいくと嫌われることもあります。

英語習得においてイギリス人とたくさん会話をするのが上達への近道ではありますが、そのイギリス人と仲良くなるためにはある程度距離を取りながら徐々に仲良くなっていくのが交友関係を築く上では大切になっていきます。

② 時間にルーズなイギリス人たち

洗濯機が壊れちゃって、業者を家に呼んだけど約束の時間に来ない!来ないどころか遅れるという電話もない!しびれを切らして電話してみたけど、今日は来れなくなったと言われた!折角、このために有給取ったのに!

これはイギリス在住の日本人なら誰もが経験したことがあるかと思います。正直、よくあるあるネタです。

友達なんかでも大勢で集まると、必ず誰かが「やっぱり今日は来ない」とか「1,2時間遅れる」なんていうことがあります。ほかにも職場に始業5分前に来たのに誰もいないなんてことも。(これはちょっと有難いですけど笑。)

とりあえず、プライベートでも仕事でも時間にルーズなイギリス人。最初はイライラする人もいるかもしれませんが、大きな心で受け止めていきましょう。少しずつ慣れていくしかありませんね。

③ やや人種差別的なイギリス人たち

少し前、移民対策の一環としてイギリスがついにEUを離脱するというニュースが報じられましたね。これは世界的にも大きな注目を浴びました。

この「EU離脱」に見え隠れするイギリス人の思考が「人種差別」。イギリス人はヨーロッパの中でも特に人種差別的な人が多いと言われています。移民も多いせいか、特に年配の方の間や地方で多々見られイギリスに住む日本人の方も「差別的発言を受けたことがる」という人は少ないないそうです。

私もイギリスで働いてる黒人のアメリカ人に対して「黒人からサービスは受けたくない!」と言ったイギリス人のおじいちゃんを見たことがあります。その女性に後で声をかけましたが、「言われ慣れてるから大丈夫」という返事が返ってきてなんだか虚しい気持ちに襲われました。

もちろんですが、人種など気にしない優しいイギリス人もたくさんいます。それは誤解しないでほしいところです。しかし、もしそういう差別的発言を受けてた場合は、受け流せる心構えがあると精神的にもとても楽ですよ。

イギリス留学のデメリット4.水が硬水!意外と困るイギリスの生活用水

イギリス留学のデメリット4.水が硬水!意外と困るイギリスの生活用水
イギリスでは基本的に蛇口から出るお水は飲むことができます。(但し、都心の場合は水が濁っている可能性があります)ミネラルウォーターが高いイギリスでは大変ありがたいことなのですが、問題はイギリスの殆どの生活用水が「硬水」であること!

「硬水」は一般的にマグネシウムやカルシウムが多く含まれており、日本でも健康水として売られていたり調理用に使用したりして重宝されている場面もあります。(ちなみに硬水でお米を炊くと違った味わいとなって、とっても美味しいですよ♪)

しかし!生活の場面でいろいろと問題を起こしてくれることも多いのが「硬水」です。日本の水道水は「軟水」なので、出発前に硬水対策についてもしっかり身に着けておきましょう!

硬水がもたらす被害と対策とは…?

①:すぐにたまる水垢!
日本でもよく掃除のときに悩まされる水垢。皆さんは水垢の正体が何か知っていますか?

そう、それは水に含まれる「ミネラル」!水が乾くと蒸発できないミネラル分が白く残ってしまい、それが蓄積されると目に見える水垢となります。

つまりミネラルの多い「硬水」は軟水に比べると圧倒的に水垢を起こしやすいのです!イギリスでは本当に毎日水垢を見る羽目になります。蓄積して頑固な汚れとならない為にも、こまめな掃除が大切になるので忘れないようにしましょう。

ちなみに私は毎日夜にシンクを磨いています・・・!

②:洗うもの皆、硬くなる!
「硬水」は文字のごとく硬い水なんですが、その硬い水で洗うと本当に何でもかんでも硬くしてしまうのです!

例えばシャワーの時、髪を洗うと髪がキシキシになり、洗顔をすると顔はごわごわした感じになります。これは硬水に含まれるミネラルのせいです。人にとっては顔が荒れることもあるので注意しておきましょう。

対策としては日本から持ってきたシャンプーなどではなくイギリスに売られている物を使うと、もともと軟水を使うことを前提で作られているので髪や肌にもとても優しいです。

他に硬くされるものと言えば、洗濯物です。硬水で洗うと服がごわごわになり、触り心地が悪くなることがあります。

そんな時はアイロンをかけるとかなり改善されます。イギリスのアイロンはスチーム力が強いので、アイロンもかけやすく、Yシャツでもジーンズでも着心地よく仕上げてくれます。我が家では靴下とパンツ以外はなんでもアイロンをかけています♪

③:家電製品にも被害が!
硬水被害で意外と盲点なのが「電化製品」!洗濯機やシャワー、アイロンなど、水を使う電化製品は少なからず硬水の影響を受けて日々壊れやすくなっていくのです。

洗濯機は特に水道管にミネラルが溜まって、最後には動かなくなることがあります。スーパーなどでは洗濯時に硬水を分解してくれる洗剤のようなものが売ってあります。やや値は張りますが、これを洗濯するときに通常の洗剤と一緒に入れるだけで、洗濯機への負担はかなり軽減されるので使ってみるとよいでしょう!

次にアイロンですが、アイロンを硬水で使用すると、白い粉のようなものが出てきて、衣服にくっついてしまうことがあります。これもやはりミネラルの仕業です。アイロンの時は市販で購入した軟水を使用するか、スーパーに売ってるアイロン用の水を使うと白い粉を気にせずにアイロンがかけられますよ!

生活用水を「軟水」変えてしまう方法

ちまちま硬水対策をせずに、蛇口から出る水を元から軟水に変えてしまうという対策もあります。それはソフトナー(Softener)を家に設置することです。

ソフトナーは家庭用の浄水装置のようなもので、硬水を分解して軟水に変えてくれるんです。実は我が家にも、もともと大家さんがソフトナーを備え付けていたみたいで大変助かってます!!日本の軟水ほどとまではいきませんが、かなりミネラル分が抑えられいて飲んで違いがわかるほどです!

購入希望で賃貸に住まわれる人は大家さんの許可が必要なので、必ず相談してから設置してくださいね。毎日お世話になる水ですから、気になる人はソフトナーを検討してみるのもありかもしれません。

イギリス留学のデメリット5.娯楽には厳しいイギリス税金

イギリス留学のデメリット5.娯楽には厳しいイギリス税金
生活必需品以外には何でもかかってくる消費税。イギリスは現在その税率がなんと20%!おかげで外食やお酒、衣類や化粧品などなど娯楽品はすべてその税率が課せられるので日本より高く感じてしまいます。とほほ・・・

高価なもので留学に必要な場合は、日本から持ち込んだほうが得なものもあるので双方の金額を確認しておくとよいでしょう。

ほかにも娯楽と言えばテレビ!驚くことにイギリスではテレビにまで使用料金が発生します。現在だとその使用料は年間£145.5(18,915円)!

英語リスニングの練習として以外にも役立つテレビですが出費もあるので自分の生活費と相談しながら決めた方がよいですね。(ちなみにシェアハウスなんかだと、テレビ使用料金が家賃に含まれていることもあるのでチェックしておくといいかも♪)

6.まとめ

6.まとめ
いい所ばかりじゃない、困ったイギリス生活!意外なことも多かったのではないでしょうか?

しかし、デメリットとは消極的に考えるものではなく、対策さえあれば乗り越えられるものなのです!恐れずに、このまたとない留学というチャンスに突っ走っていこうではありませんか!!鉄は熱いうちに打ちに行きましょう!!

イギリス留学のメリットについてもまとめた記事がありますのでよろしかったら一緒に一読お願いします♪↓
» イギリス留学のメリットはズバリこれだ!6つの利点をまとめました。

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