ここではアメリカのコミュニティーカレッジに行くことに抑えておいて欲しい「リスク」についてお話したいと思います。

と言うのも、留学カウンセラーとしては働いて約7年。コミュニティカレッジに入って成功した人、失敗した人、いろいろ見てきたからです。

海外大学進学といってもいろいろな選択肢があります。

その中でもコミュニティカレッジは日本人がはじめに行くルートとして一般的。コミュニティカレッジで2年間勉強してから4年制大学に編入するという方法は多くの人が挑戦している道です。

しかし。このルートを辿って、道が開けている人が多数いる中で、後悔している人もたくさんいるのも事実だからです。

魅力的。だけど、しっかりと理解しないで進学しちゃうと失敗してしまうケースも多くよ、と言っておきたい。

今日はカウンセラーとしてそのメリット、デメリットを包み隠さずお話したいと思います。

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ご興味がある方はまず、HPをご覧になってください。

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簡単に自己紹介をします。

私、大谷は2013年からアメリカで留学サポートの仕事を始めました。帰国後は、アメリカ以外の大学にも訪問し、その経験を活かし、毎月50件ほどのカウセリングをしています。

アメリカにいた事が長かったためか、やはりカウンセリングではアメリカ、特にコミュニティカレッジの事を良く聞かれます。

しかし、「良いから止めときな」という話しをします。

  • 明らかにされていない、現地についてから分かる落とし穴

これをしっかりとお伝えするまでは…。

実際、日本にいるうちから上記のようなリスクを伝える留学カウンセラーも少ないと思います。しかし、しっかりと理解しておくべきリスクです。

コミュニティカレッジ経由の4年制大学という進学ルート

コミュニティカレッジ経由の4年制大学という進学ルート

まずはこのルートの魅力について改めて説明しておきます。

このルートとは、まずはカレッジに行き、修了後に4年制大学に編入するパターンです。カレッジで履修した単位はそのまま4年制大学へ移行・編入します。

カレッジのメリット

  • 【1】英語力が不十分でも入りやすい
  • 【2】日本の成績が悪くても入れる
  • 【3】学費が4年制大学に比べて安い

などが良く聞かれるメリット。

確かにこれらは間違いは有りません。実際カレッジは入るのは簡単ですし、学費も安く日本の大学とそう変わりません。

コミュニティカレッジ経由の進学するルートのメリット

コミュニティカレッジ経由の進学は本当にメリットがあるのか?

もう少し詳細をほっていきます。

【1】英語力が不十分でも入りやすい

カレッジが求める英語力はTOEFLiBT45以上、IELTS5.0以上が必要となります。
最近では英検2級Aでも受け入れてくれる大学もあります。

日本の高校3年生の英語力はTOEFLに換算すると平均34点程度(※)だそうです。つまりわずか11点上げるだけで入学する事ができます。

しかもカレッジには英語コースがあるので、多くの方にとっては英語力試験スコアがなくとも留学をスタートできるのは魅力です。
(※)平成26年度 英語力調査結果(高校3年生)の速報(概要)

【2】日本の成績が悪くても入れる

コミュニティカレッジは公立です。つまりアメリカ人であれば誰でも入れます。

これは留学生でも一緒です。最低限の英語力は必要ですが、日本での成績は悪くても入学できます。

コミュニティカレッジを経由して4年制大学進学する場合は、コミュニティカレッジでの成績のみが合格審査の対象になります。
つまり日本で成績が多少悪くても、UCLAなどの名門大学にも入るチャンスがあるのも魅力です。

【3】学費が4年制大学に比べて安い


引用:How Much Does it Cost to Study in the US?

上の表を見てください。1年間の学費を比べるとたしかにコミュニティカレッジのほうが4年制大学よりも安価になります。

州によっても異なりますがコミュニティカレッジは大体5,000ドル~1万ドル程度。つまり日本とそう変わりません。

【余談】カウンセラーにとってコミュニティカレッジは紹介しやすい
正直、コミュニティカレッジは、私たちカウンセラーにとって紹介しやすい大学です。

入学条件も緩めですし、4年制大学へ編入進学ができるかどうかは、カレッジでの成果が大きな鍵。つまり「ご自身の頑張り次第ですよ」と本人に任せられるのでカウンセラーからすると気持ち的に楽なのです。

例えば、カレッジで勉強を頑張ればUCLAの様な名門大学にも進学出来ます。詳細はこちらの記事も参考になります。
3人に1人。普通の人がUCLA留学を実現するまでのロードマップ【実は簡単】

しかし!現地で留学がはじまってから分かる3つの落とし穴…

ここからが本題です。

メリットが大きいのも事実ですが、現地に来てから分かるようなデメリットも有ります。

それは巷で言われるほど、良い成績を取るのは簡単ではないという点。
また、結果として長く通う事となり留学費用が予定以上にかかるケースが続出しているという点。

つまり殆どの人は思っているより「時間」も「お金」もかかります。

①良い成績を取るのは簡単でない。

やる気のない生徒に巻き込まれる

カレッジはアメリカ人であれば誰でもいけます。しかし、日本人のように真面目な人ばかりでは有りません。

Community College Reviewのデータによると、2年以内にコミュニティカレッジを卒業する率はわずか13%。大学卒業をするのは10人に3人程度しかいません。

つまり、

  • とりあえずカレッジだけ卒業して就職しようと思っている人
  • 定年退職して趣味程度に受講している人
  • シングルマザーで学期ごとに休学しながら学費をためて受講に来る人
  • など、色々な人がいます。

    勉強熱心でないアメリカ人ばかりの大学を選んでしまうと、その影響を受けてしまう留学生が結構いるのです。

    実際私もまわりに流されて遊び回る留学生をいっぱい見てきました(涙)
    結果として4年制大学への進学に必要な成績を取れるずに編入に失敗してしまうのです。

    特にコミュニティカレッジでは、自分の学習進捗や進路、履修すべき単位についてほぼサポートがありません。
    だからこそ、とにかく自制心が大事。日本人は大体、真面目ですが、とにかく、まわりが同じテンションだと思わないことですね。

    進学する4年制大学を選定するのは自分。単位移行が可能なクラスを調べて履修登録をするのも自分。すべて自分自身で進めていくことになります。

    だからこそ良いコミュニティカレッジを選びましょう
    カレッジも学校によって全然雰囲気が違います。日本の公立の小・中学校みたいなものです。

    不良が多い学校もあれば、みんなが中学校受験するような小学校も有りますよね。

    アメリカのカレッジ選びも一緒です。
    「富裕者層の集まる落ち着いた学区」を選ぶ。現地の学生が荒れている地域は避けましょう。

    ②:留学先の都市選びを間違えると生活費が高い

    留学先で思い浮かべるのはどんな都市でしょう。ロサンゼルス?ロンドン?シドニー?

    例えばロサンゼルスの生活費で考えてみると家賃だけでも東京の1.8倍程度(※)です。
    (※)NUMBEO:Cost of Living in Los Angles https://www.numbeo.com/cost-of-living/in/Los-Angeles

    まあ、もちろんだからルームシェアをしたり田舎に住んだりして調整する訳ですが、場所によっては物価がとにかく高いです。

    特に日本人に人気のニューヨーク、ロサンゼルスは高いです。費用重視であれば物価の安いエリアを選択しましょう。

    ③卒業するまでの期間を計算すると時間とお金が跳ねる!

    日本で英語力をつけたから留学するなら、まだ良いのですが、とりあえず現地の語学学校や、カレッジの語学コースから渡米する場合、
    卒業までには思っているよりも時間がかかることを覚悟しておく必要があります。

    実際、英語力ゼロからのスタートで、卒業するまでに4年間で出来た人はそれほど多くはありません。
    確かに計算上は可能なのですが、多くの人がそれ以上にかかっています。

    • 英語補習クラスを終えるのに半年~9ヶ月、
    • カレッジを修了するのに2年から3年
    • その後4年制大学を2年で履修

    このように、つまり合計で5年以上かかっているケースも少なくありません。

    当然、その分滞在費や生活費はかかってきます。

    いくら4年制大学と比べて安い授業料だといっても2年伸びればその分の留学費用はそれなりにしてきちゃいますね。

    カレッジ以外の選択肢も知ってから選ぶ

    ここまで知ると海外の大学進学自体に弱気になってしまいますででしょうか?

    しかし、コミュニティーカレッジのルートは大きなメリットがあるのも事実です。

    私がいいたいのはメリットやデメリットを理解してから進むこと。
    また、大学進学はコミュニティカレッジ経由だけがルートではありません。すべて情報を得てから決めましょうということです。

    すべての人に完璧な留学プログラムはありませんが、例えばこんなプログラムがあります。

    INTO University Partnerships

    本来は、直接入学が難しい世界ランキング300位代~の4年制大学に入学可能になるプログラム。提携校は、オレゴン州立大学(アメリカ)、マンチェスター大学(イギリス)など20校以上の進学先が選べる。

    コンコーディア国際大学

    たった2年間で海外大学卒業ができる、全く新しいプログラム。特徴:コンコーディア大学のカナダで1年間行うと、世界の提携海外大学全50校に最終学年に編入ができ2年間で海外大学を卒業できるので、費用をぐっと抑えることが可能。(選べる提携大学は、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージランド)

    Kings EducationのGO Program

    サポートが手薄なコミカレからの有名大学編入が心配な方にぴったりなプログラム。老舗Kings Educationの進学アドバイザーと共にアメリカのトップ大学を目指す。進学保証もあり!

    など、コミュニティカレッジを経由せずとも4年制大学に進学できるルートがあります。
    ご紹介した落とし穴が怖い…と思うなら一度セミナーを聞いてみてください。

    最後に大切なことを補足

    なお、この記事は、4年制大学卒業を目指す留学生のために書きました。

    1年間コミュニティカレッジに通い修了証を取得したい!
    休学中に1年間アメリカのキャンパスを体験したい!

    そう言った方向けの内容では有りません。

    何にせよ、カレッジを目指すべきか、4年制大学に直接入学するか、または別の道か。これらの留学ルートは、目的によっておすすめするものが正反対になってきます。

    もし迷っていたら、ぜひお気軽にご相談ください。皆様の留学目的と現在の状況に応じて最適な留学ルートをご提案したいと思います。

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