先日、面白い話しを聞きました。

タイ、バンコクに、その大学に通いながら、アメリカの四年制大学の学位とイギリスの国家認定資格レベル5の3カ国の学位が取れるプログラムがあるというのです。

しかも費用は、アメリカで四年制大学に通う予算の3分の1程度とのこと。
その額、滞在費も含めなんと年額150万円!

世界の教育事情を伝えることをミッションとしている自分にとって、そんな話を聞いて、黙ってはいられない!

と言う訳で早速そのバンコクの大学視察に行ってきたのでレポートします!


早速、行ってきます!

提供している大学はタイのどの辺にあるの?

このプロフラムを提供している大学の名前は、Siam Technology College。プログラム名は3つの学位が取れるのでTri-Continent Programと言います。

大学はバンコク市街地から電車で20分ほどの好立地にあります。都心の大学だけあって広大な敷地面積!といったキャンパスではありませんでしたが、利便性のある場所は魅力です。


上の写真は大学メインキャンパス8階からの眺め。中心地からの距離感が分かります。

なんでも近々新しい電車路線もまた開通し、学校の目の前に駅ができるそうです。完成したら駅は学校の目の前ですね。

プログラムの概要

なぜ、タイにいながら同時に3つの学位が取れるのか?

その仕組みを説明します。

まず、このSiam Technology College大学が、アメリカ、テキサスのLamar University大学と提携しており、単位互換のような形で2つの大学の学位を同時に取得できるようにしています。

そして、その卒業単位取得によりイギリスのNVQ国家認定資格レベル5が取れる、ということでした。

今年9月からスタートしたばかりのプログラムで、講師はほぼアメリカ人。もちろん授業は、すべて英語で行われます。

プログラムの内容や大学の雰囲気はこちらを見て頂くのが早いと思います。ご確認ください。

▶問合せや資料請求はこちらから
※プログラムを運営するTESOL International Japan株式会社に直接問合せが可能です。

米国Lamar University大学について

卒業資格が取れる米国テキサス州にあるLamar大学についても調べてみました。

この大学はテキサス州のヒューストン郊外にあり、生徒数は1万人いかないぐらいの中規模大学。

大学のレベルはどうなの?という事で検索すると、

US NEWSのランキングではカテゴリーにもよりますが200位前後。アメリカにはTierという大学のレベルを示す指標があるのですが、それでいくとTier2というレベルに位置します。

トップ大学ではないですが、悪くないですよね。

メジャー(専攻)について

現時点(2018年10月)で、3つの学位が同時取得できる専攻は以下の2つ。

⁻International Business Management
⁻Hospitality Management

また、2019年には、Technology entrepreneuship が追加され、3コースとなります。

このコースを無理やり訳すと「ITテック系×起業」でしょうか。個人的にもこの専攻には興味ありです(^▽^)/

このプログラム自体が今年から始まったばかりなので、総勢は28名ほどですが、大きくなっていくにつれどんどんプログラムも増えていきそうです。

タイとは言え、授業は当然英語で進められており、International Business専攻のクラスの学生は、ベトナム、ウガンダ、アメリカ、中国などから様々な国から来ています。


これはTESOL専攻のクラスです。3つの学位が取れるプログラムとは関係ありませんが、受講者は皆さんネイティブスピーカーなので、ここの生徒さんが欧米人比率を上げています(⌒∇⌒)

卒業するまでにかかる留学費用を公開!

そして気になる費用はというと、全部タイで修了しようとすると4年間で学費が約$28,000程度。1ドル113円としても320万円弱です。

アメリカで4年制大学に日本人が通うとすると、1年間の学費だけで同じ金額はするのでそこからすると破格の値段ですね。

生活費が年間80万円かかるとしてトータルで年間150万円程度です。日本で東京にひとり暮らししながら私立の大学に通うのと比べても断然低予算ですみますね。

【参考】Siam Technology Univのページ

アメリカのLamar大学に直接行った場合と比較。

ちなみにアメリカのLamar大学に通った場合の計算もしてみました。

学費と寮費で年間おおよそ3万1,500ドル程度します。円にすると350万円程度になります。4年間で卒業するとして×4年間で合計1,400万円と言う計算。

タイでは4年間で600万円。つまり800万円も節約できます。

四年生時からアメリカに行くのもお勧め!

このプログラムの場合、最低2年間はタイにいる必要があるのですが、以降はアメリカの大学への編入も可能です。

4年全部タイで就学するのが一番費用は抑えられます。が、個人的には、最後の1年やはやりアメリカのLamer Universityで学んでほしいです。

実際、アメリカ人ではアジア諸国のクラスメートが多いSiam Technology Collegeとはまた違う刺激が受けられます。
クラスの中でネイティブスピーカーと討論をしたり、放課後にスポールをしたり。。。

せっかくアメリカの学位を取るのです、アメリカの大学環境を経験することは、今後のキャリアには必要不可欠なものになるはずです。

卒業後の就職活動でも、アメリカの大学の学位を持ちながらアメリカの大学生活を知らないとなると、やはり印象は違ってきそうですよね…

就職活動した時にも履歴書には両方の大学名を記載できるんです。面接官の質問に自信をもって答えるためにも両方の大学生活を経験しておきたいところです。

と言う訳で、3年をタイ+アメリカで1年間通った場合はいくらするのか計算してみました。

⁻タイ×3年:150万円×3年間=450万円
⁻アメリカ×1年:350万円×1年間=350万円

合計:800万円

つまりアメリカのLamarに4年間通った場合よりも600万円は節約出来る訳です。

タイってどんなところ?

ところでタイってどんな国かご存知ですか?
一応、簡単に触れておきます。

私自身アジア各国はいろいろ訪れていますが、東南アジアの中では、タイは中堅ドコロなイメージ。発展途上国とは言えないぐらい発展している大きな都市という印象。

ご存知の方ならわかっていただけるかもですが、シンガポール、クアラルンプールとまでは行かないけれど、マニラ・セブなどよりは発展している!という感じです。

タイの交通事情と物価についても軽く触れておきます。

タイの交通事情

公共交通機関、特に電車が発達していて留学生に優しい!公共交通機関の利便性の良さは、今回一番印象に残ったポイントでした。

電車代もどこへいくのも100-300円ほど。運転間隔も10分おきくらいに走っていました。チケットを買うのも英語表記があり簡単で、車内もきれいでした!

タクシーも初乗り100円程度でしたが、街中は渋滞があるので電車で移動できるなら電車を使うのがスムーズです。


バンコクのスカイトレイン(BTS:Bancok Sky Train)


券売機も操作性分かりやすく、すぐ馴染めそうです。

タイの物価

例えばスターバックスや高級ショッピングモールのフードコートは、日本と同じくらいの価格設定です。でも大学の学食で食べると一食200円程度で収まります。


Siam Technology Collegeの学食


:トムヤムクン・ヌードル


カップラーメンはひとつ15バーツ、53円くらい


スーパーでは日本食も!輸入品は高いけど…
(焼きそば200バーツ、700円!)

大学周辺の滞在先事情

そんなタイと言う国で生活をする留学生たちはいったいどんな生活をしているのかも覗いておきましょう。

留学生のほとんどはコンドミニアムに滞在します。例えばSiam Technology Collge周辺なら、スタジオと呼ばれる、ワンルームタイプなら月7,000バーツ、25,000円弱!前後からあります。


彼は家具付きで7500バーツ。30㎡近くある広めの1Kに滞在しています。

1ベッド(1LDK)なら大体10,000~13,000バーツ。日本円にすると35,000~45,500円が相場。

タイは物価と比較して、住居費が安いのだそうです。感覚として言えば東京周辺の3分の1程度でしょうか。

日本の普通の1Kの費用でも、施設が充実したタワーマンションのような所にも滞在できます。


例えばここ。とても豪華なロビーですよね。


インフィニティプールや、


ジムまでついているのです。

その他読書室なども完備され、コンドの1階にはスーパーマーケットなどが入っているところもあります。
これで大体月7万円ちょっとです。


自分もうっかり共用スペースを満喫しちゃいました(⌒∇⌒)

こういった環境を視察してしまうと、物価の安いタイで贅沢できてしまうのも、タイ留学の醍醐味かもしれませんね。自分も、もう一度学生に戻りたい!と思ってしまいました(笑

タイ大学留学、このプログラムのメリット

私が感じたこのプログラムのメリットを説明します。

1)学費・生活費が安い。

上で費用にも触れてきましたが、とにかく学費・生活費が安いです。

現地に合わせた生活を送ることで留学費用全体をかなり抑えられますし、
日本と同じ価格を出せばかなり良い生活も出来ます。

2)アメリカ・タイ、両方の学位が取れる

アメリカの学位取得は、簡単ではありません。
費用もどんな田舎の安い大学にいっても卒業までに1,000万円はかかってくるでしょう。

その点、このコストで両方の学位が取れるというのは魅力的ですね。

3)英語だけでなくタイ語も話せるようになる

これ、実はかなりのメリットだと思います。

もちろん英語圏の大学に行けば英語はより鍛えられるでしょう。
しかし、今や、英語が話せるのは当たり前の時代。多少なりともタイ語を身につけることでライバルよりも一歩先を行けること間違いなしです。

実は今、タイに今進出している企業は約6000社あります。うち約半分が大企業。他のアジア諸国にも進出している会社は多数ありますが、その多くは中小企業です。

タイはそれだけ日本の企業、日本人にとってビジネスのしやすい、生活のしやすい環境なんだと思いますが、「タイに大企業が多い」と言うことは、それだけタイ語が武器になりやすいという事です。少なくともタイに進出している大企業への就職活動においては。

また、タイ語が話せると現地で日系企業のインターンが出来る可能性が高いというのもメリットのひとつです。

タイ大学留学・プログラムのデメリット

逆にデメリットについても触れておきます。

タイ語が話せるようになるまでは生活が不便

そう、大学の授業は英語で進められてても、一歩大学の外に出るとすべてタイ語… 

タクシードライバーやお見せの店員さんはカタコトで英単語がかろうじて理解できる程度でした。サバイバル・イングリッシュならぬ、サバイバル・タイくらいはマスターしないと日常生活も不便そうです。

とは言え、大学ではタイ語の授業があるので、少しづつは話せるようになります。
生徒にもインタビューしてきましたが、皆さん日常生活に困らない程度のタイ語は習得していましたよ。

規模が小さく、取得できるクラスが少ない

まだ新しいプログラムなので、専攻も限られ選択肢としては少なくなります。

初年度は28名とのことでしたが、日本の総合大学のように、あれも、これも取るとか、選択授業から選ぶというスタイルではありません。

大きい大学よりもケアの行き届く小さな大学が良いという人に向いているかと思います。
自分の興味のあるプログラムがあれば入学を検討しましょう。

大学内ではクラブ活動が出来ない

都市型キャンパスの大学に共通したデメリットと言えます。敷地スペースがないのでスポーツクラブなどがないんですね。

なにかぜひクラブに参加したい!というなら、視察中にGavinくんから聞いた話によると、近くに別の敷地が大きい大学があるのでそこで開催されているクラブに参加することができるそうです。

日本でも他大の生徒さんと一緒にサークルなどを作るパターンもありますが、そんな感じでしょうか。

入学条件は裏口入学レベル⁉


このプログラムの素晴らしいところは、敷居が低いことです。

  • GPA2.5以上
  • 英語力不問

です。もちろん英語力不問とは言え、TOEFLで79点相当の英語力がない人は有料の事前英語研修が必要となります。
それがおおよそ8週間。毎日7時間を詰め込みます。

この集中英語プログラム、題して「English Bridge Program」は、1日7時間、月~金で40日間ひたすら勉強するコースです。期間にすると8週間。計280時間みっちり英語だけを学びます。

ちなみにLamar大学の英語の入学条件もTOEFLは79点ですから、8週間受講するだけで入学できるというのは、ほぼ裏口入学レベルですね(⌒∇⌒)

実際にタイに留学中の生徒体験談を聞いてみた

話を聞いたのは2名、アメリカ出身のGavin(ギャビン)くんと中国出身のLi(リー)くん。

Liくんはアメリカへ3年留学してたにも関わらず、タイで学位取得を目指してます。二人にとってのプログラムの魅力の一番は、やはりこの低予算でアメリカのTier 2(大学ランキングで中上位)の学位が取れるのことのようでした。

Gavin(ギャビン)くんは、このTri-Continet Programで学位取得後、大学院を目指しているそうです。

「今は、だれもが大学を卒業できる時代、そんな中自分に強みをつけるなら大学院まで行かなければならない。年間最低3万ドルかかる学費を払うなら同じランキングで授業料が安い大学で学位を取得し、大学院に投資するつもり。」と話してくれました。

興味がある方は

とにかく、出来るだけ留学費用を抑えて履歴書に箔(はく)をつけるという意味では魅力なプログラムだと思います。

アメリカのTier2カテゴリの大学の学位を4年間全て込みで300万円程度、という金額は破格です!
イギリスのCertificateまでついてくるし(⌒∇⌒)

ディレクターのBruceさんもとても教育熱心、かつグローバルな考えを持つ人で、自らこのTri-Continet Programへ世界中から学生リクルートをしています。

その他、例えば卒業後のキャリアを考えると、タイ在住経験は、今の日本の多くの企業に求められる貴重な経験です。その上英語が使え、アメリカの大学の学位を持っているとなれば、日本で仕事を決めても海外勤務を目指せるチャンスは大きいですよね。

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