短期の海外旅行用ならレンタルスーツケースも利用できるのですが、留学は長期になるため、購入することになると思います。どのようなスーツケースやバッグ選べばよいのか、サイズ、重さ、材質について、使うときの状況なども考えながらポイントについて考えていきたいと思います。

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1.航空会社の持ち込み制限のことを知っておく

飛行機に乗って旅行をしたことがある方はご存知だと思いますが、旅行の荷物は、飛行機にチェックインするときに航空会社に預ける荷物と、機内に持ち込みできる荷物の2種類があり、どちらも大きさと重さの制限があります。スーツケースを選ぶときには、この制限のことをまずは基準として考える必要があります。

制限は航空会社によって異なり、行き先や利用する座席クラス(エコノミー、ビジネス、ファースト)によっても異なります。あるときから突然変更になる場合もありますので、利用する航空会社の最新情報を必ず確認することをおすすめまします。以下は、2017年3月現在の情報から一部のみお知らせします。

国際線の受託手荷物の制限

空港のチェックインカウンターで航空会社に預けるスーツケースなどの大きな荷物は「受諾手荷物」と言います。追加料金なしで預けられる重さは、一般的な航空会社のエコノミークラスで1つあたり23kgです。

預けられる個数は、日系2社は「2個まで」ですが、外国の航空会社は「1個まで」のところが多いので注意してください。

大きさも規定があります。日系の2社だけ比較しても異なります。JALは、縦・横・高さの合計が203cmまで、ANAは158cmまでです。

超過料金は、6000円~2万円ぐらいです。

無料で預けられる荷物の範囲を超えてしまった場合は、追加料金がかかります。
(一覧表にできればよいかと思ったのですが、航空会社によって行き先によっても異なるなど区分けがバラバラで、表にできませんでした。)

行き先をアメリカに限定して日系2社を例としてみると、大きさの超過はJALもANAも2万円です。重さの超過は、JALが23kg~32kgは1万円、それ以上は6万円。ANAは23kg~32kgは6000円、それ以上は2万円です。個数の超過はどちらの航空会社も1つ2万円、これは3個目からは有料になるという意味です。

ちょっとぐらい超えても許してもらえる?

これまでに70回以上は海外に行っている私の経験からの情報ですが、これまでは確かに、既定のサイズを数センチ程度超えていたり、2kg~5kg程度重いスーツケースでも、そのときのチェックインカウンターの係員の判断次第で受け付けてもらえることはありました。満席の便の場合は無理なのですが、空席が多い便では制限は厳格ではなく、許してもらえる傾向があります。

しかし、今後はこのような対応は期待できなくなる恐れがあります。2017年3月30日より、成田空港には自動手荷物預け機が導入されます。機械が判断するということは、1cmでも100gでも、超過すれば情け容赦なく追加料金を請求されるようになるのではないでしょうか。残念ですね。係員がいるカウンターでチェックインできるうちは、こちらで預けるようにしたほうがよいかもしれません。

航空会社の選び方にも関係してくる

別の記事でご紹介しましたが、留学の持ち物は旅行とは違って減らす努力は必要なく、現地で快適に生活するためには愛用品をできるだけ多く持って行ったほうがよいです。
» 参考: アメリカ留学の持ち物リスト総まとめ【必需品から不要な物まで】

留学の際の航空券はできるだけ安いところを、と外国の航空会社を選びがちだと思いますが、持って行く荷物の量とその追加料金のことを考えると、最初から「2個まで無料」とされている航空会社を選んだ方が、結果として安く済むことになる場合もあると思います。よく調べて選んでみてください。

機内持ち込み手荷物は?

なお、機内にももう少し持ち込むことができます。JALとANAの規定は、いまのところ同じです。身の回り品を入れるハンドバッグやノートパソコンが入るバッグなど1つの他、サイズは3辺の和が115cmまで、重さは10kgまでの荷物1つを持ち込みできます。座席の頭上のコンパートメントに入るサイズであることが目安です。

なお、パソコンやカメラを持って行く人は、必ず機内持ち込みにしてください。そのことを考えてバッグを選びましょう。航空会社に預けたスーツケースは、想像以上に乱暴に扱われています。中身の盗難もたびたび起きています。不用なトラブルを避けるためにも、預けるスーツケースには「壊れたら困るもの、なくなったら困る貴重品」は一切入れないようにしてください。これはとても重要なことです。ぜひ覚えておいてくださいね。

2.私が留学したときは、ハードケース大1個+キャリーケース中1個で往復しました。

私が留学したときは、それまでの普通の海外旅行用に使っていた一般的な大きさのハードタイプのスーツケースと、短期旅行用に使っていたソフトタイプ中ぐらいのキャリーケースに、中身をパンパンに詰めて持って行きました。当時は航空会社の重量制限がなかったか厳しくなかったかで、荷造りのときに重さを気にした記憶はないのですが…。

一人で持ち運びできる量でないと、自分が困る

できるだけ多く持って行きたいのはやまやまだし、持って行くことをおすすめもしたいのですが、留学先に着いて空港を出たあと自分一人で持ち運べる量であるかどうかも、ぜひ考えてバッグを選び、荷造りをすることをおすすめしておきます。これは私の経験からのアドバイスです。

私が最初に住むことになったのはサブレットの部屋は、古い建物の4階にありました。エレベーターがない「ウォークアップ」と呼ばれる階段のみのアパートです。もちろん、超重いスーツケースも一人で運ばなければなりません。手伝ってくれる人はいないので頑張るしかありませんでしたが、ハッキリ言って死にそうなほど大変でした。

ニューヨークの部屋は天井が高く、階段の段数が日本よりずっと多いところが多いように思います。この建物の場合は、1階上がるのに15段もありました。それを4回×2つです!しかも築100年以上と聞いて、木製の手すりには頼れない(体重をかけてつかまったりすると、突然壊れるかもしれない)と思ったりして…。翌日、全身がひどい筋肉痛になったことは言うまでもありません。

留学中に引っ越しする可能性のことも考えて

この苦労は、エレベーターのある建物に引っ越すまでの間、サブレットを移動するたびに毎回発生しました。引っ越しのときには、アパートの建物の中だけでなく、移動中の地下鉄の駅の階段もあります。駅のエスカレーターは止まっていることもけっこうあるんですよね。ニューヨークの地下鉄のエレベーターは、想像を絶する汚さなので使いたくないし…。

実際には、地下鉄の階段だけは、いつも必ず無言でさっと手伝って運んでくれては風のように去っていく人が現れてくれていたので助かりました。ニューヨークは親切な人が多い街です。

3.荷物を送った場合、どのぐらいの費用がかかるのか

「そんなに運ぶのが大変なら、送ったらいいんじゃないの?」と思った方もいるでしょう。参考までに調べてみました。

「ヤマトグローバルエキスプレス」で、3辺合計サイズ160cm以内、25kgまでのスーツケースを、アメリカへ「国際宅急便」で送る場合にかかる送料は、26,050円だそうです。通関手続きにかかる関税も込みの価格だそうですが、詳細は直接業者に問い合わせることをおすすめします。
» 参考: ヤマトグローバルエキスプレス

ちなみに帰国の際に、アメリカから日本へ荷物を送る場合の送料については、行きのときより複雑です。以下の記事を参考にしてください。
» 参考: アメリカ留学の帰国準備、大変な手続きを全てまとめて解説します

4.これからスーツケースやバッグを買おうとしている人に向けてのアドバイス

スーツケース本体が軽いものがおすすめ

全体が軽いものがとにかくよいので、スーツケース本体もできるだけ軽いほうがよいです。特殊な軽量素材が使われた高価な製品もありますが、スーツケースはそもそも航空会社に預けている間に傷つけられて、徐々に壊れていくものです。消耗品であると割り切ることができる程度のものでよいと思います。

サイズは小さ目がおすすめ

JALの203cmに合わせるよりは、ANAの158cmに合わせて選ぶことをお勧めします。大きいスーツケースはたくさん入る分、重量超過にもなりやすいからです。また、今回はJALを利用するからと158cmを超えるサイズのスーツケースを買ってしまうと、以降にANAやスターアライアンスの航空会社で旅行するときには、いつも2万円の超過料金がかかることになってしまいます。

重量とサイズ、両方超過してしまうと、片道4万円ずつも追加料金がかかってしまうことになりますね。これはどう考えても効率が悪いでしょう。

ハードケースよりはソフトケースがおすすめ

ハードケースは、中身をたくさん詰め込むと閉まらなくなることが多いです。ソフトケースなら多少膨らんでも、ファスナー部分さえ合わせることができれば閉めることができます。私からはソフトケースをおすすめしたいです。外側の強度は、パンパンに荷物を詰めて使う場合はあまり関係ないです。

ただし、ファスナーを閉めるときに、閉まりづらいところを無理しすぎてファスナーの金具が壊れてしまうようなことがあると、二度と閉められなくなってしまいますのでご注意ください。これらはいずれも、私の実経験談です。

これから購入しようと検討中の方は、例えば、このような中から選んでみるとよいと思います。ぜひ参考にしてください。
» 参考: 158cm以内のソフトケースの例

TSAロックはついていなくてよい

TSAロックは、数年前までは「あったほうがよい」とされて、ほとんどのスーツケースに付いたものでした。しかし近年は「あっても、使わない方がよい」とされています。アメリカ方面、アメリカ国内で乗継をする便を利用する場合、日本の空港では「TSAロックだとしても、鍵は絶対にかけないでください」と言われているほどです。

TSAロックは、アメリカの空港でセキュリティチェックを行うTSAの職員が、抜き打ちチェックの対象になったスーツケースを合い鍵で開けられるためのものでしたが、合い鍵を使わずに壊して開けられるケースが多発したため、「結局は、鍵をかけないのが一番よい」ことになったのです。

なお、スーツケースに鍵をかけてはいけないのはアメリカだけで、それ以外の行き先の場合は「普通の鍵」として使えるわけなのですが、少なくとも、わざわざ「TSAロックがついたスーツケース」を選ぶ価値は、もうなくなっています。ぜひ覚えておきましょう。

通学用バッグはどうするべきか

もうひとつ、留学に必要なバッグがあります。教科書やノートを入れて学校に持って行くバッグです。学生の方なら、普段使っているものをそのまま利用するのでよいと思います。

社会人留学の方がこれから用意する場合、日本から持って行くのもよいのですが、教科書がどのぐらいの量になるのかは、現地で学校に行ってからでないと分からないと思います。これから買うつもりなのなら、現地で買うことも考えておくとよいと思います。

スーツケースとバッグを選ぶ際に、この記事が参考になれば幸いです。

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