海外留学をして、語学力が上がっても、帰国してから日本の生活に慣れると、日本語に囲まれた環境が当たり前になってしまい、使われなくなった英語はどんどんレベルが低下します。

留学帰国後も英語力をキープしたい方は、油断せずに、帰国後も英語を学習していく姿勢が必要!英語力をキープするための方法を10個紹介します。

1.帰国後、英語力はどんどん落ちる

留学から帰国した当初は、英語がまだ身についている状態でも、帰国して、日本の生活に慣れてしまうと、どんどん英語力は落ちていきます。原因としては、日本でも映画や動画などで英語をきく機会を作ることはできますが、基本的に日本で生活していると自然と耳に入ってくるのは、日本語ばかりになることからです。

外資系企業などならば仕事で英語を使う機会も日常的にあるかもしれませんが、多くの人は帰国後も一般的な日系企業で働くことで、あまり英語を使うことはないのではないでしょうか。

著者自身、留学から帰国したばかりのころは、まだ映画やニュースの英語もおおまかには理解できていましたが、忙しさに追われて次第に英語に触れないことが当たり前になってくると、英語力がどんどん落ちていったのを感じました。

そのうえで、留学前や留学中は、留学生活のために英語を学ぶといった目的がありましたが、帰国してからは、すでに目的は通過してしまったので、英語を勉強する意欲を失っていったということもあります。しかし、せっかく得た英語力、落としてしまうのはもったいないですよね。

留学前は留学中に得た英語力は、なにもしなくても、それこそ自転車の乗り方のようにキープできると思っていましたが、よほど、海外に長年住んで、母国語レベルにならないかぎりは、難しいものだと実感しました。それこそ、個人差はあるかもしれませんが、1年~2年の留学では、思っているほどペラペラに会話ができるまでにはなりません。

2.帰国後も英語力をキープするには

海外とは異なり、普段日本語を話す国内で留学から帰国後の英語力をキープするためには、相当の努力が必要となります。帰国後に英語力をキープするのに、おすすめの方法を10個紹介していきます。

①:英語を話す機会を作る

日本にいても単語や文法、リーディングなどは独学で学ぶこともできますが、一番難しいのは英語を話すこと=スピーキング力をキープすることです。国内では、このスピーキング力を鍛えるのが一番難しいとされていますが、国内でも英語を話す機会を作ることで、スピーキング力をキープすることは可能だと思われます。

英会話レッスンを受ける
英会話教室や、オンラインの英会話レッスンを受けることは、はじめるのはさほど難しくありません。レッスン費用はかかりますが、定期的に英語を話す機会を作れますし、自分の希望する分野などでスピーキングを特訓することができます。

オンラインレッスンならば、英会話教室が閉まった時間などでも対応できますし、英会話教室に通うよりも、コストパフォーマンスを抑えて、毎日学習をするという機会も作れます。

電話で友達と話す
留学中に出会った友達やホストファミリー、先生などと、ときどき電話で話すことも英語力のキープに役立ちます。これなら、レッスン代はかかりませんし、スカイプやメッセンジャーなどのアプリを使えば、長時間でも無料で通話できます。ただし、国によって時差があるので、突然電話をするよりも事前にメールなどで、お互いにいつ大丈夫か確認しておくとよいでしょう。

外国人の友達を作る
英語カフェに行く、国際交流イベントに参加する、外国人がいるシェアハウスに住むなどして外国人の友達を作る方法です。とくにシェアハウスならば、毎日のように日常的に英語を話す空間を作ることができますので、より海外の留学生活と同じような環境に近づけます。中には、本格英会話レッスン付きの英語学習者向けのシェアハウスもあるんですよ。

ただし、シェアハウス=必ず外国人がいるわけではありませんので、外国人と一緒に暮らしたい方は、事前に確認をしましょう。また、シェアハウスでは、習慣の違いから生活に関してトラブルが発生することもありますので、お互いにルールを守りながら、トラブルを解決するように気をつけましょう。

国内留学する
国内留学は日本なのに、まるで海外留学をしているような感覚で英語を学ぶことができるプログラムです。国内留学では、運転免許証の短期集中合宿のような、英語学習用施設に泊まるタイプのものと外国人宅でホームステイしながら英語レッスンを受けられるものがあります。

どちらも日本にいながら、日本語禁止の環境で学ぶことができるので、短時間でも英語脳になれる可能性があります。国内留学は半日や2日間などの超短期間でも挑戦できますので、忙しい方や、海外留学前に英語に囲まれた生活を体験したい方におすすめです。準備にかかる手間や費用も、海外への留学に比べると少なくてすみます。

②:英語に関する目標を持つ

英語が好きではないかぎりは、目標もないのに英語を勉強し続けることは結構難しいものです。しかも、留学前ならば、留学のために勉強という目標がありますが、留学後にはその目標はすでに、通過している状態なので、ただ英語力をキープしたいという気持ちだけで続けるのは難しいでしょう。

英検1級に合格するため、外国人の友人を5人作るため、字幕なしでも映画を理解できるようになるため、などなにかしら、新たな目標を作った方が、学習に身は入りやすいです。ただし、高すぎる目標は逆効果となることがあるので、少し背伸びして届く目標から作るのがおすすめです。

③:手帳や日記を英語で書く

日頃からよく使う手帳や日記を英語で書くことで、ボキャブラリーやライティング力をキープするのに役立ちます。外国人の友達や英会話の先生に添削してもらえば、さらに正確な英語を学ぶことができるでしょう。

また、日記や手帳を書く習慣がない方は、SNSを使う方法もあります。インスタグラムで英語で画像の説明をする、ツイッターで思ったことを英語で発信してみるなどはいかがでしょう。自分の発信に英語でコメントがかえってきたり、自分の英語が間違っていれば指摘してくれる人もあらわれたりするかもしれません。

④:フィリピン留学に行く

フィリピンは日本から4時間ほどで行くことができ、英語が学べる語学学校が多いです。3日や1週間などの短期留学も可能なので、夏休みが少しとれれば、英語学習とバカンスがてらに行くのもよいです。リゾート地も多いですし、他国に比べても物価が安い、そして、学校ではマンツーマンレッスンが多いという魅力があります。

ほかの国ではマンツーマンレッスンがそもそもない(グループレッスンのみ)、受けられてもレッスン料が高いといったこともありますが、フィリピンは学費も格安なので、コースによっては、1日中マンツーマンレッスンを受けることも可能!短期間でも集中的にレッスンを受ければ、スピーキング力のアップが見込めます。
▶フィリピン留学がおすすめな理由はこちらの記事へ

⑤:英語の試験を受ける

目標がなかなか見つからない方は、TOEICや英検、TOEFLといった試験で点数の目標を作ることで、英語学習の意欲を向きやすくします。直近の試験日で申し込みし、受験料を支払ってしまいましょう。

お金を支払うことで、もう受けるしかないと、強制的に学習へのヤル気を引き出すことができます。試験に合格したり、点数がよかったりすれば仕事や転職活動に役立てるチャンスもあります。

⑥:テレビやDVDなどで英語をきく

リスニングのために、テレビやDVDを英語できく、英語の動画を見るという方法です。音楽でもよいですが、音楽だとなかなか日常的に使いそうなフレーズや単語は覚えにくいです。

ドラマや映画などでは、画像もあってストーリー性もあるので、わかりやすいでしょう。英語でききとったものを書いて、英語字幕つきのもので答え合わせするという方法もよいです。

同じ映画のDVDを何回も見続けるのもおすすめで、集中できないときでも流しておいたり、1日5分~10分だけでも集中してみる時間を作るようにしましょう。何回もやるうちに、英語のセリフがほとんど頭に入っているというレベルになります。

⑦:英語を使う仕事につく

仕事は1日の中でも多くの時間を使いますので、英語で仕事を使う仕事に就けば、英語力キープに最適です。英語を使う仕事としては、正社員としては外資系や、観光業、その他、海外と取引がある会社などがあります。観光地やホテル、旅館などはアルバイトでもはじめられます。都会にあるユースホステルやゲストハウスなどは、外国人観光客も多いので、英語を使う機会もあるでしょう。

⑧:アプリやサイトで英語の勉強

本好きの方は洋書を読んでリーディングを勉強することもできますが、英語のニュースサイトなどを読むのもおすすめ、TOEICのリーディング対策にも役立ちます。

また、パソコンで英語学習者向けのウェブサイトやスマートフォンの無料学習ゲームアプリなどでも楽しく勉強することもできます。これなら、通勤時間や仕事の昼休みなどの、空き時間を活用できます。
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⑨:英語で考えるクセをつける

日本語を話すときには、頭で考えて話すことも多いと思います。英語を話す相手がいなくても、自分の頭の中で英語を使って考えるクセをつければ、いざ話すときにも話しやすくなります。

アウトプットしたいけど、しゃべる相手がいない場合は、考えていることを独り言でつぶやくのでもよいですし、それが恥ずかしい場合は、思ったことを英文として書くというのでもよいでしょう。

⑩:英語に毎日触れることが大切

英語をキープするためにはやはり継続での学習が大切!1日3分でも5分でもよいので、英文を読む、ニュースを聞くなど英語に毎日触れるようにしましょう。

また、短文でもよいので、友人と英語でメールやSNSのやりとりをするという方法もあります。ストレスにならない程度に英語とふれあうことで、帰国後の英語力をできるだけキープしていきましょう!