留学費用と聞くと「一体、どんな項目にどれだけの費用がかかるのだろう」とシンプルに疑問に思う人も多いでしょう。漠然と留学費用といっても、航空券や現地での生活費など、留学に必ずかかる費用はいくつかあります。
ここでは英語を習得するために海外留学を考えている人のために、留学費用の内訳と目安、気を付けたいこと、そして安い留学費用で行けるおすすめの国をご紹介したいと思います。
1.留学で必要な費用項目をウェイトの高い順からご紹介
早速、留学でかかる費用のの内訳をご紹介しましょう。
①学費
語学留学や大学・大学院留学で最も費用のウェイトが高いのが学費です。学費は授業料、テキスト代、教材費(学部によっては研究費や材料代がかかる)を含めた費用になりますが、留学する国、都市、大学の規模、設備の良し悪しなどで、大きく異なります。
おおむね語学学校の場合は一般英語クラスで週2万円~3万円、集中英語コースの場合は3万円~4万円くらいになります。語学学校によっては長期割引や期間限定のキャンペーンを行っている学校もあります。英語習得を目的とした欧米留学の学費の平均は年間200万円~450万円程度、フィリピン留学なら150万円~200万円程度になります。
②滞在費
滞在費は生活の拠点をどこにするかによって大きくことなります。ホームステイ、シェアハウス、ドミトリーといくつかオプションはありますが、ホームステイやドミトリーは月10万円~15万円程度、シェアハウスは週1万円~2万円程度になります。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの中で最も高いのがアメリカ、次いでイギリスになりますが、さほど大きな違いはありません。一方、フィリピンの場合は物価が安いため、これらのおよそ半分の費用で滞在費をカバーすることができます。
③食費
食費は元気で生活していく上でも大切な項目です。欧米諸国は外食すると高いので、自炊をおすすめしますが、週1万円~2万円程度におさえることができればベストでしょう。
食費は頑張ればいくらでも削ることのできる部分ではありますが、あまり節約に没頭しすぎると楽しいはずの留学生活が気持ち的に貧相になってしまう可能性があります。最低でも10万円を超えないようにしながら、快適な留学生活を送るようにしましょう。
④海外保険料
海外保険料は保険会社、期間、オプションによって金額が大きく変わってきます。各保険会社では個人にあったプランを多彩に用意していますので、病気やケガ以外の盗難や紛失などの保障項目もチェックしながら選択するようにしましょう。一般的に年間でおよそ15万円~30万円程度になります。
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⑤航空券
航空券の費用はは航空会社やルート、出発の時期、航空券の種類(LCCやオープンチケットなど)によって異なりますが、アジア諸国なら5万円以内、主要欧米諸国でも10万円以下で手配できることもあります。
夏休み、GW、クリスマス、年末年始は値段が高くなりますので、費用をおさえて渡航したい場合は、これらの時期を避けるようにしましょう。航空券の種類によってはキャンセルや日にちの変更ができないものもありますので、予約をするときに注意するようにしてください。
⑥各種ビザ申請
3ヵ月未満の短期留学では観光ビザのみで滞在できますが、3ヵ月以上(イギリスやカナダは6ヵ月以上)の留学の場合は学生ビザ、またはワーキングホリデービザなどの申請費用が必要になります。
ビザの費用は国によって異なりますので確認をする必要があります。たとえば、アメリカならF1(大学・語学学校)、M1(専門学校) カナダはStudy Permit イギリスはTier4Student VisaやShort-term Study Visaなどです。中でもオーストラリアの学生ビザは550ドル(約5万円)と高額です。
2.留学費用をおさえたいなら?おすすめの国ベスト3
留学費用の安い国を3つご紹介しましょう。
①フィリピン
今、英語留学でフィリピンが熱い!日本と同じアジア諸国ながら国民の多くが英語を話し、その国民的才能に注目した欧米企業が、続々と拠点を移している国がフィリピンです。
コールセンターやIT企業、不動産業界が世界から進出するフィリピンは、アメリカ軍が駐屯していた歴史があるため、ネイティブの英語講師が語学学校に多数在籍しています。
物価が安いため、学費や生活費を安くおさえることができるのが特徴で、日本からの留学生もうなぎ上り状態です。時差もほとんどなく、食事もおいしい!セブ島への語学留学はマリンスポーツが楽しめるほか、リラックスした気持ちで学習に打ち込むことができます。
フィリピン留学、1ヵ月の費用の目安
- 学費:10万円~15万円
- 滞在費:3万円
- 食費:3万円
- 航空券:6万円~8万円
- 合計:30万円前後
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②フィジー
渡航費が若干高めですが、物価が安いので学費や生活費を安くおさえることができます。大小300以上の島々が集まり、ダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツが盛んです。
国民性はおだやかでフレンドリー、ココナッツやタロイモを主食とする文化があり、留学中はヘルシーな食事を楽しみながら、大自然の中、生きた英語がしっかり学習できます。
フィジー留学、1ヵ月の費用の目安
- 学費:12万円~18万円(滞在費込)
- 食費:2万円
- 航空券:10万円~15万円
- 合計:30万円~35万円程度
③マルタ
ヨーロッパ諸国の人たちがリゾート地として選ぶ美しい国がマルタです。最近、語学留学が格安で実現できる国として注目を浴びていますが、まだまだ日本人が少ないので甘えのない環境でじっくりと英語学習に集中することができます。リゾート地でありながら部kkが安く治安が良いので、生活環境は抜群です。
マルタ留学、1ヵ月の費用の目安
- 学費:7万円~20万円
- 滞在費:8万円
- 食費:4万円
- 航空券:10万円~25万円
- 合計:30万円~50万円程度
加えて、費用を安く抑えたいなら、手続きやサポートでの手数料がかからない「無料エージェント」を利用することをおすすめします。
3.なぜおすすめ?無料エージェント
最近、無料エージェントも増えてきましたね。そもそも有料エージェントとの違い何でしょうか?
有料エージェントと無料エージェントの違いとは?
世界各国への留学を斡旋しているエージェントには、手続きやサポートへの手数料を徴収する有料エージェントと、手数料が0円の無料エージェントがあります。
たとえば、有料エージェントだと学校への入学手続きやホームステイ先の紹介、現地でのあらゆるサポートにおいて、それぞれ数万円かかったりするものです。一方、手数料0円の無料エージェントの場合は、こういった費用が一切かかりません。
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サービスの質を落とさず、無料でやっていけるのは、無料エージェントの並々ならぬ努力と、留学生への「節約したお金を学費や生活費にまわしてほしい」という思いがカタチになった結果です。
こういった背景から、有料エージェントと無料エージェントで同じ質のサポートを受けたとしても費用面で大きな差が出てくるため、年間で20万円以上の出費の差が生まれることなります。賢く節約をしたいなら、無料エージェントがおすすめです。
英語を学ぶなら現地に行くのが一番です。長期で休みがとれない人、また留学費用が少な目の人は最短一週間からの留学も可能なので、ぜひチャレンジしてみてください!語学習得だけではなく、今まで見えていなかった世界が広がるチャンスでもあります。