海外への留学を決める前に気になることと言えば、現地での生活ぶりや学習に関すること、またトラブルについてだと思います。大切な留学準備の一つとして、現地で一体どのような生活を送っているのか、事前に知っておくことは重要です。

今回は一般的な留学生活について、留学の人気国アメリカ、オーストラリア、フィリピンを中心にご紹介します。学習で困ったことや習慣の違う国でどのようなトラブルが起こり得るかなど、実体験をもとにまとめました。

1.留学生活を語る【生活編】

留学をする前にだれもが知りたいと思うこと。それは、現地での留学生活です。日本とは異なる言語、生活様式、マナーなど、留学生活を垣間見たいですよね。

アメリカ留学での生活

アメリカでの食事はホットドックやフライドチキン、ピザやハンバーガーが多いですが、とにかく食事の量が多いのに驚きます。サイドディッシュのフライドポテトもお皿からはみ出んばかりの量!日本人には明らかに多すぎるので、グループで訪れる時はシェアするようにするとよいですよ。

食事については味付けが濃い傾向にあります。また、ケーキやシリアルにはオレンジや緑の色がついていてとてもカラフルです。とは言いながら甘くてなかなか美味しいので、クセになることも!また、サンフランシスコやロサンゼルス、ニューヨークなどでは日本食ブームです。お寿司、味噌汁、ラーメンがオシャレなレストランで注文できるんですよ。

アメリカはさまざまな種類のパーティが盛んです。卒業目前にあるプロム、フットボールシーズンに高校や大学で開かれるホームカミングパーティ、共通の趣味を持つ生徒が一緒にすむソロリティーやフラタニティではドレスアップの必要がないカジュアルなパーティ、引っ越しや帰国の際に友達を呼ぶフェアウェルパーティ、赤ちゃんの誕生を祝うベイビーシャワーなどがあります。女性はカクテルドレス、男性はタキシードなどのスーツを一着持っていると重宝します。

洋服のサイズ、靴のサイズ、身に着けるものは何でも大きいです。トイレのサイズも大きい!靴を脱がずにドカドカと家に入るのが、日本とは大きく違いいます。

チップの習慣があるので、どのようなレストランでどれくらいが相場が知っておいたほうが良いです。私はチップをあげすぎたり、逆に少なすぎたりして、なかなか慣れませんでした。ハグをする習慣は結構好きでしたが・・・。

オーストラリア留学での生活

車の通行が日本と同じなので、運転しやすいです。交通ルールはほとんど日本と同じですが、ラウンドアバウト(ロータリーのようなもの)や小学校のある区域では登下校時間に30キロから40キロの速度規制があります。運が悪いとポリスが隠れている時があります。「Can I have your driver license please ?」しまった!と思う瞬間です。

シドニー、メルボルン、アデレードなど、都市と郊外を結ぶ電車は時間通りに来ないことがよくあります。時刻表はありながら、電気故障や天候で遅れる場合があるので、学校や仕事のある人は、余裕をもって家を出るようにしましょう。

レストランに行くと、個人の好みによってプレートを作ってくれます。たとえば、ステーキを頼むとき。「フライドポテトにするか、マッシュポテトにするか」「サラダにするか、ボイルした野菜にするか」「サラダのドレッシング、ステーキのソースの種類はどうするか」などです。ペッパーソース、ダイアンソースなんて聞いたことがありませんでした。それぞれ異なるオーダーにシェフは可哀そう?

水を極端に大切にする習慣があります。シャワーも5分以内、洗濯も一週間に2回など、できる限り水の使用量を減らすようにしています。ですので、ホームステイやローカルの友達の家へ泊りに行くときは気を付けてくださいね。

オーストラリア人はとにかく老若男女問わず、よくお酒を飲みます。仕事の帰りにバーによってビールをグイ!なんていうのは当たり前。留学中もお酒に誘われることも多いと思います。

田舎やファームに滞在する人は、おそらく数十人のローカルの人たちの名前を覚えることになるでしょう!大家族が多いので、一人知り合いがいると親戚、そのまた親戚と、あなたは名前を知らなくても、向こうが知っているということはよくあります。英語の名前でもユニークな名前があると覚えるのが大変!

フィリピン留学での生活

セブ島での数週間はマリンスポーツを楽しんだり、現地の食べ物をエンジョイすることができます。とにかく景色がきれいでリゾート感がたっぷりあるので、ゆったりした気持ちで語学習得ができますよ。

日本に比べて物価が安いので、かわいい小物やお土産を買い過ぎてしまうかもしれません。トロピカル柄のポーチやリップスティック入れなら一つ100円前後で買えます。

甘く煮た豆、バナナ、紅イモのアイスクリーム、ナタデココ、カスタードプリンなどがところ狭しと器に入ったハロハロ(最も代表的なスイーツ)は食べるべし!それ以外にココナッツミルク味のサクサクしたパイ・ブコ・パイやチュロスなど、スイーツ好きにはたまらないトロピカルメニューがたくさん!マニラはイタリア料理店やペルシャ料理店が以外に多いですよ。

マニラはすごく暑いです。アスファルトからの照り返しがきつい!ジョホールバルや田舎に行くと、緑が多いため少し涼しく感じると思います。

近場でもよくタクシーを使います。「100M先なら歩いて行けるのに」と何度思ったことでしょう。

ヘアーサロンでは髪を切りながら歌を歌っているヘアドレッサーが多いです。しかも、プロ並みに上手!

2.留学生活を語る【学習編】

次は学習編です。早速、見てみましょう。

アメリカ留学中の英語学習

通常はミスターかミス、ミセスですが、フランクな先生に対してはファーストネームで呼ぶことがあります。先生から「Call me first name!」と言われることもしばしばです。

東海岸、西海岸と場所によって英語のアクセントやトーンが違うのに驚きました。特にRの発音については巻き舌を使うのが大事!日本人には慣れないことですが、アメリカ英語を制するにはRとThの正しい発音は必須です。

大学では教授によって課題の量や採点基準が違うのに驚きます。参考文献は毎日夜通し読むことは当たり前。分厚い本を片手に、レポートを仕上げるのは精神力と体力が必要です。レポートや論文の提出は期日までに必ず行うように!後から冷たいコメントをもらうことは必至です。

高校では先生と仲良くなっておいたほうが得。コミュニケーションをなるべく多く取るようにして、自分の存在をアピールすることに慣れておきましょう。先生との関係は日本とはまるで違うので、最初はカルチャーショックを受けるかも!

学校の勉強のほかに、CNNやアメリカのドラマを見るのがおすすめ。日本で放送している医療系ドラマや恋愛ドラマは、学校での会話にすんなり入っていくことができる魔法のネタでもあります。

オーストラリア留学中の英語学習

高校では英語、数学、地理などと並行してスポーツの時間がたくさんあります。男子ならクリケット、フットボール、女子ならネットボールなど、日本ではあまり知られないスポーツがオーストラリアでは最もポピュラーなスポーツとして人気があります。オーストラリアの女子はタフでですよ。

日本に比べて高校ではテストは少ないほうだと思います。学期末のテストくらいでしょうか。小学生から高校までの期間はNAPLANテストという政府が行う学力テストが一年に一回あります。成績が悪かったからどうのこうの、というテストではなく、政府が学習能力のレベルを把握するためのものです。テストに慣れていない生徒が多いので、テスト中に気分が悪くなる生徒もいるんですよ。日本人はテストだらけなので、へっちゃら?ですよね。

フィリピン留学中の英語学習

語学留学の場合、授業の携帯か少人数かマンツーマンになります。先進国は10名以上のクラス編成になるためスピーキングをする時間が少ないですが、フィリピン留学なら長くは話すことができます。ということは一日に実践的な英語が学べる時間も長くなる!そうことになります。マンツーマンのほうが英会話の実力がつきやすいかも。

アメリカ人のネイティブ・ティーチャーが多いので日本で習うアメリカ英語をしっかり学ぶことができます。ジョークやアメリカの話題など、楽しい会話を交えてくれるので時間が経つのを忘れてしまいます。

日本人の留学生が多い学校と少ない学校がありますが、マンツーマン授業なのであまり関係ありません。しかも、「スピーキングの時間を増やしてほしい」「ライティングの強化をしたい」など、授業内容のリクエストができるのは嬉しいです。オリジナル感がたっぷりです。

3.留学生活でここだけは気を付けよう!【体験者が語るトラブル事情】

初めての海外生活では、予想もしないトラブルがおこりがちです。たとえ、故意にしたつもりではなくても相手にとっては不快に思えたり、国特有のルールを知らなかったばっかりに、思わぬ出来事に巻き込まれることがあります。実際の例を教訓に、留学生活で気を付けるべきことを挙げてみましょう。

アメリカ留学の注意点

ドミトリーやシェアハウスに滞在する場合は、貴重品の管理に気をつけるようにして下さい。中の良い友達が連れてきた友達に、金品を盗まれたりすることもしばしばあるからです。加えて、お金の貸し借りもしないようが賢明です。ほとんど戻ってきません。

ショッピングモールや公共の場で人々が言い合いやケンカをしている姿を見かけることがあります。仲裁に入ろうとして逆に殴られることもあります。凶器を持っていたりすると危ないので、その場を離れて警察に通報するようにしてください。トラブルに巻き込まれないことが大切!

性格がおとなしくて、グループで会話をしても一言、二言しか話さない、ホームステイ先でも自室に閉じこもって勉強している。日本では特に気分を害す行為ではありませんが、アメリカの場合「私たちが嫌いなのかな?」と反感を買ってしまうことがあります。文化の違いですね。

オーストラリア留学の注意点

国内の銀行のほとんどが、銀行口座を持っているだけで月の手数料を徴収します。コモンウェルス銀行など、口座の残高によって手数料免除のところもありますので、口座を開設する前に確認してみてくださいね。

公園に設置されているBBQセットは無料で使用できます。週末になると家族連れやグループでワイワ言いながらソーセージやステーキを焼く姿が見られます。これこそオージーの週末の過ごし方。ほとんどの家でBBQセットがあるので、友達を呼んでホームパーティを開くこともしばしばです。

フィリピン留学の注意点

ショッピングに出かけるときは、スリに気を付けたほうがいいです。マニラでも一部治安が改善されていない地区もあるので、とくに女性の方は夜一人で歩くのもやめた方が賢明です。やっぱり、外国人は狙われやすい!高級住宅街にあるショッピングモールでも要注意ですよ。

フィリピンは意外に多国籍です。宗教の関係でお酒が飲めない人もいるので、友達同士でパブに出かけるときなど、ちょっと気にかけてあげるとよいと思います。お酒が飲めない人を強引に誘うのはマナー違反ですよね。

庶民の交通機関であるジプニーは友達と一緒に乗車するようにしましょう。気軽に乗れるのがメリットですが、日本人であることを理由に多額の乗車料金を請求される場合があります。

留学前にちょっと気になるのが留学生活。現地でのライフスタイルは個人によって異なりますが、トラブルをなるばべく避けて、楽しい思い出をたくさん作って下さいね。