海外に出かけるときに必須と言われているものは、パスポート、クレジットカード、そして「旅行保険」です。短期の旅行でも「必須」とされているのですから、外国に長期滞在することになる留学には、なおさら重要です。必ず加入しましょう。

とはいえ、少し調べると「留学保険」の加入料は数十万円します。「本当に必要なの?本当に皆、加入して行っているの?」と思うのは当然のことでしょう。

本当に必要なのか、どんな補償があれば安心なのかの紹介とともに、私が留学したときにはどのように対応したのかについても、ご紹介していきたいと思います。

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1.留学に、なぜ保険が必要なのか


この記事を読む前に少し保険について調べた方は、外国の医療費がたいへん高額であることはご存知だと思います。万一留学先で病気や怪我でお医者様のお世話になることがあったとき、この高額費用を支払わなくても済むようになるのが「保険」ですね。

また、留学先で言葉が不自由、医療事情について右も左も分からない、病院でどういう手続きをすれば診察を受けられるかも分からない状態で、ある日突然、大怪我をしたり、手におえないほどの体調不良が起こったりした場合、困り果ててしまうと思います。そんなとき、日本語で状況を説明すれば病院を探してくれて、治療費の支払いにも困らないように対処してくれる、頼れる保険会社の窓口があると、たいへん心強いものです。

日本国内でのことを考えると、お金さえふんだんにあれば医療保険は必要ないと思われます。しかし留学は状況が異なります。日本とは何もかもが異なる外国で、困ったときに自分一人で対処できるのか?考えてみてください。一人で対処するのが無理であることは明確です。だから必要。そう考えて準備していったほうがよいと思います。

2.留学では、どんなことが補償される保険ならよいのか


留学中の保険で、お世話になる可能性が高いのは、「治療費用」「賠償責任」「携行品損害」の3つです。

治療費用

まずは、病気や怪我をしたときの「治療費用」の補償。短期の海外旅行ならさほど心配しないところですが、長期滞在となる留学で一番心配なのはこの部分だと思います。逆に「必要ないかもしれない」と一番迷うのも、この補償だと思います。

病気は、ある程度防ぐための対策があります(この記事の後半で詳しく説明します。)が、突発的に事故に巻き込まれて怪我をするようなことは、誰にでもあり得ることですから、そんなときには充分な補償を受けられるようにしておきたいものです。「1,000万円」ぐらいあればとりあえず安心できるでしょうか。

賠償責任

次に重要なのは、「賠償責任」です。人のものを誤って壊してしまった場合に、賠償金を請求されてしまうようなことも、いつどこで起こるか分かりません。それが高額だったときには保険の補償がないと、大変困ると思います。

何かあればすぐ訴訟を起こすなどという習慣がある国で、そんな状況に万一巻き込まれてしまったら、自分一人では対処できないと思います。たいていは「無制限」との補償になっていると思いますが、念のため確認しておきましょう。

携行品損害

「携行品損害」は、持ち歩いているものが壊れたり盗られたりしたときの補償で、カメラが壊れたときの買い替えや修理費用にも適用されるので、あると便利な補償です。留学向けには、30万円ぐらいあれば充分です。

なお、強盗に遭ったときの補償も追加できる保険会社もあるようです。「携行品損害」の補償範囲を拡大させたもののようで、説明を読むとあれば安心なように感じますが、内容は盗られたものの時価額だけの補償で、現金はやはり対象外。ということは、自宅に押し入られて家財道具を盗まれるような強盗には有効かもしれませんが、道端で襲われたようなケースには、追加加入してもほとんど意味はないように思います。

保険内容について読んで理解しようとするとき、特に「保険金をお支払いできないケース」はよく読んでおくといいです。具体的なケースを自分で予想しやすく、補償内容の理解が深まりやすいですよ。

日本の健康保険も、使えないわけではないが…

日本の健康保険証が有効な状態であれば、現地で病院にかかったときに所定の様式(健康保険によって異なります)の診断書を書いてもらい、帰国後に健康保険組合の方へ申請すると、支払った金額の一部が還付される制度があります。困ったそのときすぐ頼りになるものではないため、これだけあってもしょうがないのが現実ではありますが…。

私の留学中は、保険料節約のためにと日本の健康保険は一時脱退したので利用しませんでしたが、現在も海外旅行中は万一のときのためにと思って、診断書の様式を毎回旅行に持参しています。留学中も日本の健康保険料を払い続けることにする方は、この制度の存在、ぜひ覚えておいて機会があったら利用するとよいですよ。

3.留学保険と海外旅行保険、どちらがよい?


個人に対して外国で適用される保険でよく聞かれるのは、「留学保険」と「海外旅行保険」だと思います。この違いは、主には補償される期間です。

海外旅行保険は、補償期間が「最長で3ヵ月」となっていて、それ以上長い期間補償を受けたい場合にはそれ以外の保険、留学保険を選ぶことになります。留学保険は、生活により密着した状況を考えて補償内容が増えていますが、学校に通うのか観光なのか、といった渡航目的は一切関係ありません。

目的が旅行ではなく留学でも、期間が3ヵ月以内なら「海外旅行保険」を選んでもよいことになります。私は留学期間は8ヵ月で、「海外旅行保険」だけを使いました。このあとにご紹介しますが、一時帰国する予定をうまくからめることで、保険料を大幅に節約する方法があるんです。

4.加入費用が高額になる点をどう考えるか


具体的におすすめな留学保険としては、以下の記事に紹介されています。

ですが、保険料が高くてびっくり!滞在費として使えば、もう1~2ヵ月留学期間を延ばせるほどの費用がかりますね。

しかしこのように、至れり尽くせり、何が起きたとしてもひととおり困らないような補償内容になっているセット保険は、どうしても高額になってしまうものなのです。逆に考えると、さほど必要のない補償までついている分が、高額になっている理由だと言えます。

保険料を節約したいのなら、保険の補償内容について自分でしっかり調べて理解することです。必要なものだけを自分で選んで加入できるようになれば、こんな数十万円もかけずに、必要なときに補償を受けることは、十分に可能です。

5.私の例:クレジットカード付帯保険を上手に利用して加入料を節約


留学に必須の「クレジットカード」には、海外旅行保険が無料で付帯されている可能性も高いです。お手持ちのカードの付帯サービスを確認してみることをおすすめします。

「海外旅行保険の補償は最長3か月なんでしょう。私の留学期間は1年の予定だから使えない。」とあきらめるのは早いです。

最長3か月というのは、「1回の旅行につき」です

ということは、留学3か月目に日本に一時帰国すれば、最初の3か月は「1回目の旅行」、再渡航は「2回目の旅行」となり、合計6か月はカード付帯の海外旅行保険でカバーされることになります!その後も3か月ごとに一時帰国すれば、留学保険はずっと必要ないことにさえなります。

一時帰国するための航空券手配の費用と留学保険にかかる費用、どちらが得かどうか比較してみる価値は充分にありますね。なお、留学生活のストレスが溜まってきた頃の時期の一時帰国は、精神的にも良い面がたくさんありますので、一石二鳥だと私は思います。
参考:アメリカ留学中に一時帰国する際の注意点とは?航空券手配も解説

もし、そう何度も一時帰国しないのなら、最後の再渡航の日から留学保険に加入すればよいです。期間が短くなれば数万円単位で保険料が節約できることは、保険会社の料金プランを見れば、一目瞭然ですよね。

なお旅行保険は、複数加入している場合、死亡以外の補償金額は合算されます。このため、付帯保険のあるクレジットカードを複数枚持つことで、かなりの高額補償にすることもできます。それでも足りない補償があると感じるのなら、海外旅行者向けの「バラ掛け」プランに都度加入すればOKです。

※バラ掛けプランのある海外旅行保険

カード年会費が多少高額だとしても、自動付帯されている海外旅行保険の補償内容が充実しているのなら、留学保険の加入料の代わりだと割り切って選ぶのもよいと思います。タイミングがよければ、初年度年会費無料のゴールドカードに充実補償の海外旅行保険が付帯していることもあります。これから留学のクレジットカードを選ぼうとしている方は、要チェックですよ!

私からのおすすめクレジットカードは、以下の記事の最後でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

6.現地で、保険のお世話にならないための事前対策


この記事の前半で「病気は、ある程度防ぐための対策があります」と書きましたが、クレジットカード付帯保険だけで済ませることにした私は、そもそも現地でできるだけ病気にならないようにすればよいだろうと、留学出発前には以下の対策をしました。みなさんに有効だと思いますのでぜひ参考にしてください。

  • 留学先で発症しそうな持病がないかどうか、健康診断、婦人科検診などを受けて徹底的に調べてもらいました。
  • 歯科医院にも行って、必要な虫歯の治療をすべて済ませました。
  • 普段、精神的につらくなると胃が痛くなる体質であったため、内科のお医者様に相談して、特別に胃薬を3か月分処方してもらい留学先に持参しました。

幸い、留学先でお医者様のお世話になることは一度もありませんでした。私の場合は、カード付帯保険を選んで正解だったと思っています。

留学前の健診はなるべく早めに

なお、出発前の健診は、もし病気が見つかって治療の必要が出てきた場合のことを考えて、3か月前でも半年前でも、早めに受けた方がよいと思います。特に歯科治療は、海外では保険でカバーされないことを考えると、出発前の検診と治療は重要で、済ませておけば留学先での不安もひとつ減ることになります。
また、女性の場合は、妊娠に関連する婦人科系の病気も一般的な保険では補償対象外であること、この機会にぜひ知っておいてください。

また、飲み慣れた薬も、現地で同じようなものを見つけるのは困難です。留学という特別な事情があることを話せば、そのとき症状は出ていないとしてもお医者様は融通をきかせてくれるはずです。ぜひ遠慮せずに早めに相談することをおすすめします。

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