これまで一度もクレジットカードを作ったことがなかったり、持っていてもあまり使う機会がなかった人は、なぜそんなにも留学にクレジットカードが必要だと言われているのか、分からないかもしれませんね。

クレジットカードの審査に通るかどうか不安な人は、もしそれほど必要ないなら作らなくてもよいのではないかと、考えている人もいるかもしれません。

この記事を読んで、そういった疑問点が少しでも解決するとよいと思います。

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1.留学するのにクレジットカードは「必要です」

まず、「本当に必要なのか?そうではないのか」という点については、「本当に必要です」と言い切ります。理由はいろいろありますが、第一には「現金だと、盗まれたらなくなって終わりだから」ということがあると思います。

私の知人で、フランスのパリに短期留学した人でしたが、渡仏後2週間目に強盗に遭い留学資金ほぼ全部盗られた、留学を続けられなくなって帰国した、という話を実際に聞いたことがあります。

なぜそんな大金を持ち歩く必要があったのかは分かりませんが、2週間目ということだと観光客と変わらない雰囲気で街を歩いていたのでしょうから、犯罪者にも目をつけられやすかったのではないかと思います。

クレジットカードは、万一盗られても困らないお金

警察に届けたとしても留学保険に加入していたとしても、強盗に盗られてしまった現金が戻ることは、ありません。同じ強盗に遭うのでも、もし盗られたのがクレジットカードだったなら、留学資金は手つかず残り、留学を取りやめることにはならなかったのにと思います。

2.留学中のクレジットカードは必ず複数枚持とう。ある1枚が使えないことがある

留学先に持って行くクレジットカードの枚数ですが、1枚では足りないです。その理由は、紛失盗難に遭う心配のほか、カード本体や使うときのお店側に不都合があって使えないことが、かなりの確率であるためです。例えば以下のようなことです。

国際カードブランドにお店側が対応していない

日本のカードブランド「JCB」が、外国で使えないお店が多いという話は有名だと思いますが、お店側が特定のブランドのクレジットカード払いに対応していないことは、よくあります。

世界で最も加盟店が多いと言われている「VISA」でさえ、国やお店によっては使えないところがありますし、一昔前はステータス性で人気のあった「アメックス」は、加盟店の手数料が高いとのことで敬遠するお店も多くなってきています。

ちなみにこれはショッピング利用の際だけの話です。海外キャッシングに対応しているクレジットカードで、現地ATMで現地通貨をキャッシングするときなら、日本で発行されたクレジットカードは世界中どこでもほとんど問題なく使えます。(外国で発行されたクレジットカードが、日本のATMで使えないことはあります。)

一時的な通信障害で決済処理できない

お店側の決済処理としてクレジットカードを機械に通してみたあと、「他のカードは持っていませんか?このカードは使えないみたいです。」と言われることがあります。

利用限度額いっぱいまで使ってしまったかしら?などと不安になるものですが、単純に一時的に通信障害が発生しただけです。数分後に別のお店では問題なく使える、ということは外国では本当によくあります。このようなときも、別のカードを持っていればそちらで支払いできることになります。

突然のカードの磁気不良

クレジットカードの磁気が、あるとき突然ダメになってしまうことがあります。実は私、何度も経験があるのですが、外国で買った磁石で開閉するタイプのバッグは要注意です。外国のバッグの磁石は日本で売られているバッグのそれよりも磁力が強力なようです。

クレジットカードを出し入れするときにうっかりその磁石に触れてしまうようなことがあると、もう一瞬でダメになります。そうならないために「財布」というものがあり、ちゃんと財布に入れておけばある程度は防げるのですけれどね。

クレジットカードの磁気は、一度ダメになってしまうともう使えないので、カード会社の緊急連絡先窓口に電話して、再発行してもらうしかありません。

また、クレジットカードの磁気を読み取る機械のほうも、日本と外国では異なるようで、日本で問題なく使えていたカードが、外国旅行中には使えないお店が複数、帰国してみたらまた普通に使えた、ということもたびたびありました。この件は、カード会社に問い合わせてみたところ、カードの磁気が弱くなっていた可能性があると言われて、再発行手数料無料で交換してもらえました。

海外滞在中のカードの再発行は、なかなか難しい

海外滞在中のカード再発行に対応してくれるかどうかは、カード会社によって大きく異なり(一番良心的なのはJCBです)、海外の住所に送付してもらえるかどうかの問題や、対応可能だとしても手数料が1万円ぐらいかかるというのが一般的です。

手続きが面倒で費用も高額となると、最良の対応策は、別のカードを使うこと、ということになると思います。

以上のことから、異なる国際ブランドのカードを最低2種類以上は必須、同じブランドのカードが重なるとしてもできれば3枚以上用意できるとよいと思います。

私は3ブランド4枚持って行きました

私の実例をご紹介すると、留学先では、航空会社のマイルを貯めたい目的で作ったマスターカード1枚をメインで使い、予備として別のマスターカードもう1枚、JCBカード1枚、アメックス1枚を持って行っていました。

予備のカードは主には、カード付帯の海外旅行保険を利用するときのためのものと、提示することでカード会員向けサービスを利用できたことがあったかな、という程度でしたが。持っていて安心であったことも事実です。

3.留学先でクレジットカード使うときに注意が必要な点は、どんなこと?

留学先でクレジットカードを使うときですが、日本国内にはない注意点もあります。以下のことはぜひ知っておいた方がよいです。

パスポート原本の提示が必要な場合あり

「現地の人」としてなじんできてからだとあまりありませんが、外国人観光客風の雰囲気が抜けない間は特に、クレジットカードで支払う際に、カードの名義人本人かどうかの確認のために「パスポートの原本を見せてください」と言われることがあります。

パスポートのコピーではダメで原本でなければならない、と言われることが多くなっています。レジの担当者が下っ端(アルバイトなど、権限がないという意味です)であればあるほど、融通はききません。

パスポートは、常に携帯することが義務とは言われていますが、紛失盗難の心配を考えると、留学先で日常本当に持ち歩いている人は少ないと思います。となると、現金で支払うしかその場の対応策はありません。

なお、状況によっては写真つきの学生証でもOKという場合があります。「顔と名前が一致しているか」の確認が目的だからです。学生証なら常時携帯することも簡単ですよね。手持ちの現金がなくて困ったときなどには、ぜひこの話を思い出して聞いてみるとよいと思います。

お店からカード利用手数料をチャージされる国もある

オーストラリアに旅行したときでしたが、クレジットカードを出すたびに「利用手数料が○パーセントかかりますが、いいですか?」と聞かれました。日本や、多くの国ではお店側が負担することになっている手数料なのですが、国によってはお店が利用者側にチャージしてもよいことになっているようです。

カードを利用することでポイントやマイルがつくカードの場合は、手数料とポイントどっちを取るか?と悩むことになりますが、ポイント還元を期待しないカードだった場合は、とりあえずはカード払いすると金額的には損、ということになってしまうと思います。

キャッシングにはATM利用手数料と利息がかかる

留学先に大金を持ち込む必要がない、アメリカの銀行口座も必要ない、いろんな手数料を最小限に抑えられる、といった留学先でおすすめのお金の管理方法については別の記事でご紹介しましたが、この方法でキーとなるのは「クレジットカードのキャッシングサービスを多用する」ことでした。
▶︎参考: アメリカ留学中のお金管理【銀行口座は不要!現地のお金管理ワザ】

しかしキャッシングサービスを利用する際には、「返済日まで毎日利息がかかる」ことは必ず覚えておいてください。利息がかさばらないように十分に注意しながら利用していただきたいと思います。

また、ATMを利用する際には、金額にかかわらず1回につき2ドル程度の利用手数料がかかります。

上記の記事では、できるだけ利息をかけずに安全に利用する方法も詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

事故に遭った直後に利用停止措置をするべき

忘れがちなことだと思うのでぜひお伝えしておきたいのですが、クレジットカードの紛失や盗難に気付いたときには、一刻も早く日本のカード会社に連絡をして、カードの利用停止措置を行うことがなによりも大切です。

私がバルセロナでスリに遭った経験をしたときには、盗られた時点から5分以内の時間に3000ユーロ(当時のレートで、日本円で約42万円)不正利用されてしまいました。帰国して約1か月後、やっとスリに遭った精神的ショックが和らいだ頃に届いたクレジットカードの利用明細を見て、それが不正利用であることに気づいたときには、文字どおりサーッと血の気が引きました。手口が巧妙な組織的な犯罪者にヤラれた場合は、こういうことになるのです。
▶︎参考: 留学先の治安を気にしても意味がない?その理由とは

ちなみに「盗られた時点から5分以内」というのは、カード会社のよる不正利用かどうかの調査の過程で調べてくれて分かったものです。私達が地元警察に報告した「盗られた時間」の直後だったため不正利用だと認められて、支払いは免除になりました。盗られたのが現金ではなくクレジットカードだったことは不幸中の幸いでした。

緊急時の事故報告窓口の連絡先を覚えておくこと

なおこのときは、現場からホテルに戻ってからカード会社に国際電話したので、カードの利用停止措置ができたのは30分後ぐらいだったと思います。これでは遅いのでした。クレジットカードを持ち歩いている間は、カードの事故報告窓口の連絡先も別に携帯しておき、国際電話のかけかたも覚えておいて、被害に遭ったらすぐに連絡できるようにしておくべきだと思います。

4.留学にはどんなカードがおすすめなのか

留学にクレジットカードが必要であることはお分かりいただけたと思います。それでは、具体的にどんなカードがおすすめなのか?これについては、別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
▶︎アメリカ留学に持って行くべきクレジットカードはこの2枚

カードの審査に通らないなら、最終手段は「家族会員カード」

会社勤めが長い社会人ならほとんど問題にならないとは思いますが、年齢が若くて自力でクレジットカードを申し込むことが難しかったり、海外キャッシング枠の審査に通らなくて困ったりしている人向けの情報です。親御さんが持っているクレジットカードの、「家族会員カード」を持つという方法もあります。

留学資金のスポンサーになれるほどの親御さんならゴールドカードを既に持っているかもしれませんし、これから申し込むとしても審査に通ることは容易でしょう。そこから家族会員カードを1枚作ってもらうことは簡単です。現地でのキャッシングも、本会員カードに利用枠があるなら、家族会員も利用できます。クレジットカードを持つ一つの方法としてぜひ覚えておくとよいと思います。

以上、記事が参考になれば幸いです。
▶︎イギリス留学に使える!お得なクレジットカードの選び方と活用術

ここまで読んでいただきありがとうございました!
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