留学といえば、1週間~1年以内の長期や短期の留学をイメージする方が多いかもしれませんが、専門的なことを学びたい、もっと英語が話せるようになりたいといった目標があるならば期間としては2年の留学をおすすめします。

2年留学のメリットや留学方法などを紹介していきますので、留学を考えている方は参考にどうぞ!

1.しっかり学ぶなら2年の留学がおすすめ

長期留学で1年の期間をイメージする人も多いかもしれませんが、1年は長いようであっという間、意外と言葉を学ぶにも、スキルを学ぶにも1年では時間が足りないという留学生は珍しくありません。

ちゃんとその土地の言語や仕事に直結するような専門的な技術を学びたいなら2年の留学がおすすめです。この記事では、英語圏への留学を想定して書いていきますが、英語圏以外の国に留学する方への参考にもなれば幸いです。

2年留学のメリット

言葉のレベルアップ
1年でもそれなりに言語はレベルアップするかもしれませんが、私自身の経験からいっても1年の語学力ではまだまだ仕事などで通用するレベルには届かないことが多いと思います。もちろん個人差はありますが、仕事で生かせるレベルを目指したいなら、2年以上は時間がほしいところです。

語学の成長には、現地に来る前どれだけインプットしてきたかと現地でどれだけアウトプットをして継続的な学習をしていくかがポイントになります。日本にいるうちから最低限の基礎とスコアをもっておく、現地では恥ずかしがらずに、まずは英語を話す自分に慣れることからはじめてみましょう。

少し余裕ができる
短期留学では、現地に慣れるだけで留学期間が終了してしまうこともありますし、やりたいことがありすぎるといつくか諦める必要が出てくることもあります。

その点、2年の留学ならば、やりたいことはある程度できるのではないかと思います。また、時間が長い分、はじめの1年目は毎日必死かもしれませんが、そのうち余裕が出て来て周りのこともよく見えてきて、留学が終わるころには自然とローカルに馴染めている人もいるでしょう。

挑戦できることが増える
2年あれば、いくつかの都市に引越すことや、仕事を転々とすること、国内旅行を制覇すること、仕事に直結する専門的な技術を習得することなど、挑戦できることが増えます。

学生ビザでもアルバイトが認められている国ならば、働く経験もできます。また、1年学校に行って、1年仕事する、インターンシップするなどメリハリをつけた留学もできます。

自分が変わる
人はよほどの経験や意識をしないと、そうそう変わることはないかと思います。2年の留学生活は、順調にいくことばかりではなく、ホームシックになることもあるかもしれません。

自信を失うこともあるかもしれません。知らない土地で一人を経験するかもしれません。しかし、そういった経験を1つ1つ乗り越えることで、逆に自信をつけたり、考え方が柔軟になったりと自分の中で変化が生まれることも期待できます。

さまざまな出会いがある
2年の時間の中では、職場や学校、シェアハウス、旅先などで日本で普通に学校や会社に行っても出会えないような方々と出会える可能性があります。現地の人や日本人、その国にきている外国人など、出会いを通して学ぶことや人脈が広げることもできます。

また、人だけではなく、海外では日本にはない風景や物といった出会いも溢れています。海外で出会ったものがきっかけで、日本でお店をはじめる方や、海外にかかわる会社に入る人もいます。

将来に役立つ
2年で学んだ知識はスキルは仕事を含めた将来の自分に役立つ可能性が高いです。とくにその国での就職をしたい方は、2年現地で専門的なことを学ぶことで就職できる可能性も高いでしょう。

国によっては、学校や就職を経て、そのまま永住権のビザも獲得できるかもしれません。今後日本に住むにしろ、海外に住むにしろ、どのような土地にも馴染める適応力は将来役立つと思います。

いろんな国に行ける
日本では、社会人になると3日や1週間という期間でさえ、休暇を取る事が難しいという方もいるでしょう。旅行が好きな方は、2年留学の期間中、留学中の国だけではなく、近隣の国にも行けるチャンスです。

例えば、イギリスに留学すれば、近隣のフランスやドイツなどへ飛行機や電車を使い1時間~3時ほどで行くこともできるので、日本でいえば県外に遊びに行く感覚で行くことができます。短時間で全く言葉や風景も変わる国に行く感覚はなかなか面白いですよ♪

2.2年留学する方法は

2年留学といっても、さまざまな方法があります。自分はどのような2年を過ごしたいか、将来的になにをしたいかを考えてみましょう。

学校に行く

2年の留学では、学生ビザで学校に通うという方法が一般的かと思います。その場合、英語に自信のない方は、2年間語学学校に行こうと思うかもしれませんが、語学学校に2年通うのは、時間も費用も結構もったいないかなと思います。

語学学校に行くなら、よほど大学に行くため、専門学校に行くための入学のためのスコアを上げるためではないかぎりは、長くて6カ月くらいでいいがおすすめです。3カ月くらいでも、環境に飽きてきたりしますし、モチベーションも下がりやすくなったりします。2年あれば、専門学校や大学でもっと専門的なことを学び、将来のキャリアに生かす方法がおすすめです。

アメリカの2年留学プランはこちらへ
2年間のアメリカ留学!費用とオススメの留学プラン5つ

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは協定国になっている国ならば、年齢制限(18歳~30歳)などの条件をクリアすることで一定期間滞在できるビザが発行されます。ワーキングホリデーのよいところは、滞在中に働いたり、学校に通ったり、旅行したりと、とにかく自由なスタイルができることです。

国によっては学校に通える期間や同じ雇用主のもとで働ける期間に制限がかかっていることもありますが、学生ビザや就労ビザに比べれば自由度は高いです。とはいってもこのワーキングホリデー、多くの国では、滞在有効期限が1年です。その中で2年の期限がある珍しい国としてイギリスとオーストラリアがあります。

イギリス
イギリスはワーキングホリデーの中で、2年の有効期限がある唯一の国だと思います。ただし、イギリスのワーキングホリデービザは毎年発給数1000人、大人気なので毎年抽選となりますが当選確率は宝くじ並みみたいです。

実際に、毎年応募しているけど、当たらないという人に出会ったこともあるので、相当の運が必要なようです。ワーキングホリデーは年齢制限もあるので、何回も挑戦して駄目なら、隣のアイルランド(こちらは1年ですが)に変更というのもよいと思います。アイルランドも英語圏ですし、イギリスの雰囲気がありますよ。

イギリスのワーキングホリデー情報についてはこちらへ
2017年版:イギリスワーホリ当選後の手続き【申請手順や渡航時期】

オーストラリア
オーストラリアは期限はほかの国と同様で1年ですが、その期間中に指定のファームで労働すれば、1年延長可能になり、計2年の滞在が可能となります。オーストラリアはイギリスと異なり、発給数に制限がないので、申請すれば不備がない限りはほぼ発行されると考えてよいでしょう。

ただし、その分オーストラリアに滞在する日本人は多いので、強い意志をもたないと、日常的に日本語をしゃべるということにもなり兼ねません。ちなみに、オーストラリアワーキングホリデーの年齢制限を35歳まで引き上げるという話が出ていますので、30歳を超えた方も今後チャンスが来るかもしれません。

オーストラリアのワーキングホリデーについてはこちらへ
オーストラリアワーキングホリデービザの条件と申請の流れを確認しよう

2か国、3か国留学

2年留学は1つの国に絞らなければならないということもありません。例えば、英語を学ぶためにフィリピン留学6カ月、オーストラリアの専門学校で1年留学、ニュージーランドのワーキングホリデーで6カ月~1年滞在して働くなど、複数の国を組み合わせるという方法もアリですよ。

国ごとに必要なビザを申請する手間がありますが、いろいろな国で生活できる経験はなかなか味わえないので、こういった方法もよいと思います。

インターンシップ

インターンシップは海外の企業で働きながら、現場でスキルを学ぶ方法です。有給の会社や、無給の会社でも住み込みというものもあるので、費用は学校に2年通うよりも抑えられるかもしれません。

インターンシップできる会社は日本で探すこともできますし、事前にワーキングホリデーに来ていた方ならそのときに探すこともできるかもしれません。インターンシップの職種としては、ホテルスタッフや調理師、語学学校のマネージャーなどがあります。

やりたいことを組み合わせる

2年留学といっても、別に1つの学校にこだわる必要はありません。留学のスタイルはさまざまあります。

例えば、語学学校で1年英語を徹底的に学び、1年アートや航空、ビジネスなどの専門学校で学ぶというスタイルもあります。1年施設でボランティアとして働く、その後1年企業でインターンシップをするスタイルもできます。

このようにやりたいことを自由に組み合わせた、2年留学という方法もありますので自分が集中してやりたいことを思い描いてみましょう。(その国のビザによってはビザ更新が必要だったり、新たなビザ取得のために日本に一度帰国する必要があることもあります)

3.長期だからこそ目標を持とう!

2年留学しても英語が全く話せない、留学が苦痛だったという経験者も中にはいるようです。2年の留学を成功させるために心掛けたいこと、挑戦したいことを最後に紹介します。

何をしたいかを考える

漠然と留学をしたいだけなら、べつに2年にこだわる必要はなく、短期留学でも十分かと思います。2年という有限な時間とお金をかけるので、2年でなにをしたいか、どうなりたいかを考えて行動していきましょう。

短期留学してみよう

いきなり2年の留学って結構ハードル高く感じる人も多いかと思います。実際に憧れの国に行ったら、思っていたのと違ったとショックをうける人もいます。おすすめは、留学予定の国に短期留学したりして、一旦行ってみることです。現地に降り立ち、実際に生活してみるのと、自分のイメージは合っているかを確認できます。

そこでもっとこの国が好きになった!ということもあれば、もう短期留学だけで満足したということもあると思います。もっと住みたい!この国で学びたい!と思えば、本格的な2年計画を考えてみてはいかがでしょう。

貯金をしよう

2年の留学ともなれば、ワーキングホリデーにしろ、学校に通うにしろ、渡航費から学費、生活費を考えると数百万円のお金はかかると思います。仮にアメリカで専門学校や大学、語学学校に行くとすれば、2年間で学費だけで200万以上かかると想定され、生活費や渡航費と合わせると400万円以上は覚悟した方がよいでしょう。

とはいってもかかる費用は自分の留学スタイルや渡航する国によっても異なりますので、まずは自分が留学したい国で2年の留学でいくらくらいの費用が必要かの情報を集めることが大切です。

そして、その目標金額に向かってお金を貯めましょう。社会人の方は、副業Okならば副業を考えてもよいかもしれません。大学生の方は、夏休みなどにリゾートバイトすれば短期間でもお金を貯めることもできます。

リゾートバイトについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
留学前の資金作りはリゾートバイトで決まり!【メリットと魅力】

英語の勉強

だいたいの留学経験者がいうのは、英語の勉強は日本にいるうちからやっておこう!ということです。私自身、この意見には納得。だって私も現地に来てから「もっと日本でインプットしてくればよかった!」って思いましたから。

方法は独学で勉強でもよいですし、スカイプや英会話教室を使ってもよいと思います。それでもなかなか、日本にいて学習へのモチベーションが上がらないときはTOEICや英検、IELTS、TOFELの試験の申し込みをしてお金を早々に払ってしまいましょう。

お金を払ってしまえば、やらざるを得ないという思考になりやすいです。海外の大学や専門学校に行く場合は、IELTSやTOFELのスコアを求められることもありますので、自分の進路に必要な英語スコアをチェックしておきましょう。

目標を持ってがんばろう!

2年という長期の時間をかけるなら、英語でもスキルでも目標を明確にして取り組んでみましょう。2年の経験は、その後のあなたの人生に大きな影響を与えるかもしれません。

失敗を想像すると、チャレンジすることも怖くなるかもしれません。しかし、2年の間にどうしても無理なら、別に帰国したっていいんです。(実際に留学期間を縮めたという留学生もいます)ただ、本当にやりたいことなら、1度の人生なので、チャレンジしてみて損はないと思いますよ。