フィリピンのスパルタ方式の語学学校へ留学することに興味はありますか?当記事ではスパルタ方式のメリットデメリットとともに、おすすめの語学学校をご紹介いたします。これからフィリピンへの留学を考えている方は必見の記事です。
1.そもそも、スパルタ方式ってなに?
フィリピン留学について調べていると、「スパルタ方式」という言葉を見かけると思います。スパルタ方式とは語学学校の方針のことを指します。では、一体スパルタ方式の語学学校とは、どのような語学学校のことなのでしょうか?
①:門限や平日外出禁止などのルールが設定されている
スパルタ方式の語学学校は、授業時間以外の行動にも制限があります。ルールは語学学校によって異なりますが、基本的には平日は外出が一切禁止されており、外に出てショッピングやアクティビティが楽しめるのは週末だけ、というルールが設定されています。
一見、とても厳しいルールのように思えますが、多くの語学学校はキャンパス内にプールやバスケットボールコートなどの施設が整っているため、学内にいながら息抜きをすることができます。
②:イングリッシュ・オンリー・ポリシー
イングリッシュ・オンリー・ポリシー(English Only Policy = EOP)とは、「英語以外の言語禁止」というルールのことです。同じ国出身の生徒同士が、自分たちの国の言葉で話さないように、という意味です。
わざわざフィリピンへ留学してきても、日本人の友達と日本語で会話をしているのはもったいないですよね。授業以外の時間も英語を積極的に話すことで、英語力のアップに繋がります。
③:授業時間が長い
フィリピンの語学学校は、アメリカやカナダなどその他の人気留学先に比べて授業時間が長いと言われていますが、スパルタ方式の語学学校はその中でも格別です。
フィリピンのノーマル式の語学学校の授業時間は7~10時間程度が一般的ですが、スパルタ方式の語学学校はプラスで2~3時間ほど授業時間が確保されています。さらに学校によっては、自習時間などもあるため、集中的に英語を学ぶことができます。
④:テストが多い
スパルタ方式の語学学校は、テストが多いことでも有名です。学校によって、毎週金曜日にテストを実施するところもあれば、毎日授業後にするところもあります。
「テストが多い」と言うと、面倒だし、いやだな、と思うかもしれませんが、テストをされることで、自分の弱点が見えてきますし、授業の復習にもなります。何度もテストを重ねることで、自分の英語力の伸びも感じやすいため、モチベーションの向上にも繋がります。
2.フィリピン留学でスパルタ方式を選ぶメリット
①:英語のスキルがアップする
スパルタ方式は限られた留学期間の中でいかに英語力を伸ばすか?に特化した教育スタイルです。そのため、ノーマル方式の語学学校に比べて、英語力を伸ばしやすい環境にあると言えます。
特に、「勉強をするクセがついていない」「自分から進んで机に向かうのが苦手」という方にとっては、ある程度の強制力が働くため、勉強に集中できる環境が整えられているスパルタ方式はいいかもしれません。
②:英語漬けの生活を送れる
イングリッシュ・オンリー・ポリシーを厳守している語学学校では、授業や先生との会話以外でも、生徒同士でも英語で会話しなければならないので、生徒全員が英語でコミュニケーションをとっています。
そのため、他の語学学校に比べて、英語が耳に入ってくる機会が多いです。生徒同士での会話でも英語を使うことで、日本語を一切使わない英語漬けの生活を送ることができます。
③:オンオフの切り替えができる
平日は厳しい環境の中で勉強して、週末はゆっくりと羽を伸ばす、というオンオフをつけやすいのも、スパルタ方式のメリットです。
せっかくフィリピンへ英語を勉強しに来ていても、いつもと違う環境に集中できなかったり、モチベーションが低下してしまったり、することがあります。そうすると、平日と週末で切り替えができず、結果的にあまり英語力が身につかず、留学期間を終えてしまうこともあります。
スパルタ方式の語学学校で、英語学習にメリハリをつけることで、長期の留学期間でもやる気アップに繋がりますよ。
3.フィリピン留学でスパルタ方式を選ぶデメリット
①:観光気分で留学するとつらい
海外留学に来る理由やモチベーションは人によって様々です。スパルタ方式の語学学校は「英語を勉強すること」に重きを置いているため、観光ついでに留学しようといった心もちでスパルタ方式の語学学校へ入学してしまうと、つらい留学生活になってしまうかもしれません。
②:人から管理される
スパルタ方式は規則やルールで、強制的に勉強時間を確保するため、自分のペースで勉強したいという方は、ストレスを感じてしまうかもしれません。語学学校によっては、夜の自習時間に、決められた自習スペースで勉強しなければならないこともあるため、「管理されている」と感じてしまう留学生もいるでしょう。
③:体力がない人にはつらいかも?
スパルタ方式の語学学校は、ノーマル方式の語学学校よりも授業時間が長い傾向にあります。授業は朝早くから始まり、夜遅くまで自習やテストがおこなわれます。それが平日は毎日続きますので、体力不足でダウンしてしまう可能性もあります。留学中は慣れない海外での生活や、環境の変化で体調を崩しやすいので、体調管理には気を配りましょう。
4.スパルタ方式の語学学校3選
①:CPILS
CPILS
英語が溢れている社会環境に加え、フィリピン人の国民性でもある陽気で明るく誰にでも親切にする精神が多くの外国人や留学生を魅了します。
地域 | セブ島 |
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学費 | $1,364~/4週間(150,040円) |
CPILSはフィリピンで最も歴史のある語学学校のひとつと言われています。スパルタほど厳しくないセミスパルタ方式を採用しており、平日の外出も禁止されていません。(門限はあります。)
また、CPILSはTOEICの公式テストセンターに認定されていることもあり、TOEICで高得点を目指す方やスコアアップを目標にされている方にぴったりの学習環境とカリキュラムを整っています。
②:SMEAG(スパルタ)
SMEAG Sparta
1. 850人規模のフィリピン最大の英語教育機関 SMEAGは、フィリピンのセブに3つのキャンパスを持っています。合計約850人の生徒を受け入れることができる教育機関はフィリピン国内の語学学校でも最も大きな規模です。
地域 | セブ・マクタン島 |
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学費 | ¥146,000~/4週間 |
平日の外出・外泊禁止などのルールが決められているSMEAG(スパルタ)は、セブの中でも閑静なタランバン地域に学校があります。キャンパスの近くには、ショッピングモールや病院などもあるため、利便性も抜群です。
SMEAG(スパルタ)では、平日の朝と夜、さらに日曜日の夜にスパルタ授業を実施しており、生徒は出席義務があります。また4週に1回、TOEIC MOCK TEST(模擬テスト)が開催されます。本当に結果を出したい留学生に、ぜひおすすめしたい語学学校です。
③:EV
EV
『EV English Academy』は1日 9時間、週当り 45時間の授業で多くの英語学習時間を提供しており、 毎週TOEICテストを実施しております。
地域 | セブ島 |
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学費 | $1,460~/4週間 |
1日9時間の授業時間が確保されているEVでは、平日外出禁止ルールを採用していますが、生徒たちの息抜きのため、開放的なキャンパス内にビリヤードやプール、バスケットボールコート、バドミントンコート、卓球台などが完備されています。
18歳以上の留学生のみ受け入れており、勉強の疲れを癒すためのマッサージルームが併設されているなど、独特の特色をもつEV。毎日英語でプレゼンテーションをおこなうなど、日本人の苦手なアウトプット対策もばっちり。
今回は、フィリピンのスパルタ方式の語学学校についてご紹介いたしましたが、いかがですか?本気で英語を学びたい方には、スパルタ方式の語学学校への留学をおすすめいたします。「厳しくて、私には無理かも…」と諦めてしまわずに、ぜひ検討してみてくださいね!