今回の記事では、フィリピンの語学学校の中でも老舗のHELP英語学校に注目し、学校の概要、カリキュラム、そしてHELP英語学校でどのような成長が期待できるのかといったことについて紹介します。
これから先フィリピンへの語学留学を考えている人は是非参考にしてみてください。
HELP英語学校の概要【特徴や歴史など】
HELP英語学校は、フィリピンにある語学学校です。1996年に設立され、フィリピンの語学学校の中でも歴史が古い学校です。
現在は、フィリピン国内に3つのキャンパスがあり、これらのキャンパスは学生の英語レベルによって別れています。歴史が長いこともあって、これまでに多くの留学生が卒業しているフィリピンの中でも大きな語学学校です。また、HELPでは寮があり、学生はみな寮生活を行いながら、併設されている学校で英語を学びます。
また、平日は外出禁止、週末にも門限があるなど、私生活が乱れるという心配もありません。この寮と学校が一体化しているスパルタ式学校である点はHEL Pの大きな特徴と言え、本気で英語を学びたいという人には向いているかもしれません。
語学留学をしたのに、日本人が多くて日本語ばかりを使っていたという失敗談はよく聞く話ですが、HELPは日本人の比率が少なく、また日常生活を始め学校ではオールイングリッシュがルールとなっているため、どんなに英語のレベルが低くても英語で話さなければいけない環境に身を置くことができます。他言語を使っているかどうかはスタッフによってチェックされ、使用している場合は罰金となります。
一方で、日本人スタッフもいるため、日本語で話すことはできなくても、何かあった時を含めて安心することができます。
HELPの立地・キャンパスの特徴
レベルに応じて3つのキャンパスがあります。3つのキャンパスは「クラーク校」「ロンロン校」「マーティンス校」となっています。
クラーク校
- 首都マニラから車で約3~4時間ほどのクラークという都市にあります
- 学校のレベルは初級者〜中級者向けです
- HELP のなかでも比較的日本人が多い学校です
ロンロン校
- 首都マニラから北へ200kmのバギオという都市にあります
- 学校のレベルは初級者〜中級者向けです
- 韓国人の比率が多いキャンパスで、日本人はそれほど多くありません
マーティンス校
- ロンロン校と同じバギオという都市にあります
- 学校のレベルは上級者向けです
- 他の2校と異なり入学試験があります(Skypeによるスピーキングテスト/TOEIC680点相当レベル)
レベルに応じて、キャンパスが分かれていますが、在学中にステップアップして、より難しいキャンパスへ移ることも可能です。
また、いずれのキャンパスも空港からの送迎が可能です(クラーク校:マニラ空港から/ロンロン校・マーティンス校:ニノイアキノ国際空港から)。
HELPのカリキュラム
HELPでは、マンツーマンレッスン、グループレッスンが行われます。マンツーマンレッスンでは生徒の希望に対して柔軟に対応してくれ、学校で決められたカリキュラムの他に自分が学びたい内容を学ぶことが可能です。
グループレッスンでは、学生の英語のレベルに応じてクラス分けが行われるため、自分と同じくらいのレベルの人と学ぶことができ、簡単すぎたり、難しすぎたりといったことがないので安心です。また、日中の授業に加え、朝と夜には無料で受けられるレッスンもあるので、学生は1日中英語を学ぶことができます。
さらにTOEIC、TOEFL、IELTSなどのテストを受けることができるので、留学後に英語を活かした仕事を希望している人などは在学中から試験を受けることで、留学後の準備を進めることもできます。
HELPの授業料
各校でかかる費用は以下のようになります(以下はいずれも1ヶ月の場合です)。
クラーク校
※費用内訳:授業料+寮費+食事+洗濯+寮清掃
※授業内容:マンツーマン4時間+グループ(4人)1時間+無料3時間
- 6人部屋:110,000円
- 4人部屋:128,000円
- 3人部屋:136,000円
- 2人部屋:146,000円
- 1人部屋:171,000円
ロンロン校
※費用内訳:授業料+寮費+食事+洗濯+寮室内清掃含む
※授業内容:マンツーマン4時間+グループ(4人)1時間+無料3時間
- 4人部屋:128,000円
- 3人部屋:136,000円
- 2人部屋:146,000円
- 1人部屋:171,000円
マーティンス校
※費用内訳:授業料+寮費+食事+洗濯+清掃
※授業内容:マンツーマン4時間+グループ(4人)1時間+無料3時間
- 2人部屋:141,000円
- 1人部屋:155,000円
これらはあくまでも一例であり、コースの内容や留学期間によって変わってきます。また、空港からの送迎費や入学金、さらには日常生活にかかる費用は含まれていないので、これらの料金をプラスすることを忘れないようにしてください。
HELPの学校施設
HELP の施設の特徴はとにかく充実しているということです。
勉強の面においては自習室があるので、いつでも勉強できる環境が用意されています。また、ジュースやコーヒー、カップラーメンなどの食料、生活用品売店やカフェテリアなどもあるので、お腹が空いた時でも安心です。
※各キャンパスにより多少異なりますが、経営者は同じなので、基本的には似通っております。
さらに、バスケ、ゴルフ、トレーニングジムなど運動施設もあり、特にトレーニングジムは日本のものと遜色ないくらい機材が充実していて、勉強の合間に運動をすることでリフレッシュすることができます。
HELPは寮生活ということで寮の設備も気になるかもしれません。寮は先ほども説明したように学校と同じ敷地内にあります。朝には点呼があり、時間になると寮内にベルがなるため寝坊してしまう恐れがありません。
トイレやバスルームが付いているほか、清掃は専門のスタッフが行い、洗濯については業者に決められた日に出すだけでOKです。洗濯は重量によっては有料になりますが、無料での利用も可能です。食事に関しても食堂が用意されていて、平日は3食用意されています。
このようにHELPでは、各施設が充実していて、留学生が英語学習に集中することができる環境が整っています。
HELP での留学を通して期待できること
日本人が少なく英語以外の語学の使用が禁止されているので、コミュニケーションをとるためには間違っていようがいまいが英語を使わなければならないので、英語を使うことに対する習慣が身につきます。
英語を上達させるためにはとにかくたくさん英語を使わなければいけません。強制的にでも英語を使うことになる環境というのは語学力アップを目指す人にとってはベストな環境と言えます。これと合わせて、施設が充実していたり食事や清掃の心配をする必要がなかったりと、英語学習に集中することができ、語学力アップが期待できます。
また、寮生活ということで共同生活になるため、他国の人たちと仲良くなりやすい環境にあり様々な国の友人が多くできることも期待できます。これらの友人は、外出制限や門限、さらにはオールイングリッシュなど様々な厳しい制約があっても英語を学びたいと思ってHELPに入学してきている人たちで、目標や目的を持ち高い意識で勉学に励んでいます。つまり、似たタイプの人間が集まりやすい環境なのです。そのような場所で出会う友人は生涯にわたる友人となる可能性があるだけでなく、もしかしたら一緒に仕事をするなど、人生を変える出会いとなる可能性もあります。
英語学習を軸に、語学力のアップや劇的な出会いなどが期待できるのがHELPです。