格安のフィリピン留学でも、保険や授業料、現地費用などを計算していくとあっという間に予算オーバーに!?

少しでも費用を抑えたいなら、航空券を節約する方法があります。しかし、安さだけにつられては、あとで思いもよらない落とし穴にハマることも…航空券の選び方のポイントをLCCを含めて、詳しく解説していきます。

1.フィリピン留学では自分で航空券を手配します

フィリピン留学する学校が決まり、エージェントに申し込みが済んだら、次は航空券の手配をする必要があります。航空券はエージェントに手配してもらうことも可能ですが、代理店手数料なども考えたら自分で手配する方がお得にできますよ。申し込みは航空会社や旅行会社のウェブサイトなどから、手配は簡単!少しでも節約したい方は、複数の航空会社を比べてみましょう。

フィリピンまでどれくらいで行けるの?

日本からフィリピンまでは、マニラもセブも時間にして4~5時間といったところで、意外と近く直行便でも可能です。費用は安い航空券なら往復でも、4万円くらいからと安く10万円未満で購入できるチケットが多いです。セブへはマニラから国内線に乗り継ぎする方法と、セブへの直通がありますが、直通で行ける方が手間や時間を良いでしょう。

パスポートの期限は大丈夫?

フィリピン留学では、滞在日数分プラス半年間の有効期限があるパスポートが必要になります。パスポートは有効期限が切れる1年前から手続きができますので、期限が危ない人は更新手続きをしてから行くようにしましょう。

ビザは現地で延長できる

海外と言えばビザの手続きが必要なのか、不安に思う方も多いでしょう。フィリピン留学では、当初は30日まで手続き不要の観光ビザで入国し、30日を超えるタイミングで、現地で手続きすることができます。30日を超える時の延長手続きにおいては、学校が代行してやってくれるのであまり心配する必要はありません。

フィリピン留学へは日本以外の国からもたくさんの生徒が訪れていますので、帰りの航空チケットが3か月なのに、長期のビザを持たない理由を入国時に訊かれれば現地で延長する、語学学校に行くと言えば、ほとんどトラブルになることはないと思われます。英語に自信のない方は、学校関係の資料などあれば、それを見せるとよいでしょう。

2.フィリピン留学の航空券手配で注意ですべき10つのこと

①片道だけでは入国できない

フィリピンへは入国の際に、フィリピンを出国して第3国へのチケットの提示が必要となってきます。留学期間を延長するかもしれない人、フィリピン出国後に、日本以外の国へ行くけれどまだ決めていない人も、入国するためには、出国用の捨てチケットを持参しましょう。(捨てチケットについては次の章で説明します)また、出国先の国は決まっているけど、移動日が決まっていない場合は、変更ができるタイプの航空券を購入するという手もあります。

②経由便ではトラブルもあり

乗り換えがある航空券は手間がかかる分、安いことが多いのが魅力的です。しかし、最初の飛行機が遅れて、乗り遅れたなんていうケースもありますので、少なくても行きは直行の方が安心かと思います。

乗り換えが必要になる航空券を購入する場合は、万が一の日飛行機トラブルを考えて、次の飛行機まで1時間半~2時間以上前に到着できる便を予約するとよいでしょう。また、航空会社によっては、乗り換え時に荷物を一旦受け取って、チェックインが必要になるケースもあるので、やり方をよく確認しておきましょう。

③入寮日やピックアップ時間に合わせよう

学校はたいてい土曜日や日曜日にピックアップ、月曜日に入学式&オリエンテーション、土曜日や日曜日に退寮というケースが多いです。学校のピックアップ日や時間に合わないと、自力で空港から学校に向かわなければいけないこともありますし、バッチメイト(同級生)がいないなんてこともありますので、できるだけ学校の入寮日やピックアップ可能日に合わせた航空券をとることをおすすめします。

④タイムセールがあることも

航空会社によっては、タイムセールで希望の航空券を安く手に入れられることもありますので、フィリピン行きの航空券を扱う、さまざまなサイトをチェックしてみるとよいでしょう。

⑤航空券を印刷していく

現代ではほとんどの航空券はEチケットと呼ばれる、プリンターから出力したチケットを使うことが多いです。Eチケットは紛失した時のために、2枚ほど印刷しておくと安心です。中には、スマホやタブレットのチケット画面を見せればOKという航空会社がありますが、万が一、当日電子機器が突然壊れると大変なことになりますので、印刷したチケットも持っておいた方がよいでしょう。

⑥予約時名前や日付を間違えないように確認

予約時はパスポート記載の名前や性別の記載が必要になります。間違えてそのまま当日を向かえると最悪、飛行機に乗れないなんてこともあるので、ネットで決定ボタンを押す前によく確認しましょう。

⑦早めの予約はお得度が高い

ホテルや電車なども早めの予約の方が安いことがあるように、航空券も早めの予約の方が割引額が大きいことも多いです。フィリピン留学の日程が決まってからは早めに予約するようにしましょう。

⑧航空券の種類を確認しておく

航空券によって途中で変更可能なもの、キャンセル可能なもの、できないものなど異なります。何がおこるかわかりませんので種類を確認したうえで、希望の費用にあったチケットを選ぶとよいです。一般的にはキャンセル不可能なチケットや、変更不可能なチケットの方が安く手に入れやすいです。

また、エコノミー、ビジネスを比べると、費用を節約したい方はエコノミー、快適に過ごしたいならビジネスがおすすめです。エコノミーは座席が狭いというデメリットがあるので、3列シートでとるなら座席側か窓際の方がおすすめです。

⑨値段は時期によっては変動する

夏休み時期や年末年始にかけては、旅行客が増加し、航空券の値段が上がることが予想されます。少しでも安い費用で行きたい方は、世間の休みとかぶらないオフシーズンを狙って留学するとよいでしょう。同じく語学学校自体も夏休み時期になると混み合うことが多いので、そちらの方が、人によっては費用を安く抑えながら落ち着いて学習できることが期待できます。

⑩到着時間を考えて

自宅から空港までのルートが、電車や車かによっても乗れるフライトの時間は変わってくるかと思います。空港から離れている場合、深夜や早朝の便だと空港のホテルに泊まる必要があるケースもありますので、スムーズに行ける時間に合わせた出発時刻のチケットを購入するとよいでしょう。

空港では手荷物検査などもあるので、最低でも2時間前には到着したいところです。また、現地に到着する時刻が、早朝や夜中の場合は学校のピックアップが難しく、また、自力で行くのも危ないということもありますので、現地の到着時間もよく確認しましょう。

3.フィリピン留学でよく聞く「捨てチケット」活用

フィリピン留学では、帰国日がはっきり決まらないまま留学する人も結構いますが、入国審査をクリアするためには出国日が記載されたチケットが基本的に必要となります。

そんな時に持っておきたいのが、とりあえずどこかの国へ安いチケットを日本で買っておく「捨てチケット」を使った方法です。できるだけ安く収めたい方は、片道2枚にするか、往復1枚にするか値段を比べてみるとよいでしょう。下記にあるサイトではさまざまな航空会社を比較しながら航空券を購入することができます。

スカイスキャナー

スカイスキャナーはフィリピン留学の航空券について解説しているサイトで、よく使われているイメージがあります。先ほどと同じ条件で検索(東京からセブ行、往復)すると、最安値の値段はバニラエアでトラベルコと同額の4万6千円でした。

しかし、トラベルコやエクスぺディアではバニラエアの次は、フィリピン航空の6万円台にレベルアップという感じでしたが、スカイスキャナーの場合は、行きと帰りの一方のみバニラエアで、ほかはセブパシフィックやフィリピン航空のフライトもミックスしたフライトがありました。その結果、4万円~6万円台のフライトが10件分ほどあり、安値の中でも選択肢が少し広がっていて、選びやすい印象でした。

また、日によっていつが安いかもグラフやカレンダーで確認できるので、はじめにスカイスキャナーで、航空券の安い日をチェックしてから入学日を決めてもよいかもしれません。ちなみに捨てチケットを買うなら、マレーシア行きや韓国行きならば、片道7千円台で購入できることも多いのでおすすめです。
▶スカイスキャナーはこちら

Skypicker

最安値の航空券を探すのなら、Skypickerがおススメ!激安の他にも様々な役立つ情報を簡単に検索比較。
海外航空券の検索・予約ページでは渡航先別の最安値を表示しているためとても便利です。出発地と目的地、往路出発日、復路出発日、座席クラス、搭乗人数など、予約に必要な情報を入力するだけで空席状況が確認できます。
▶Skypickerはこちら

トラベルコ

後に紹介するスカイスキャナーやエクスペディアなど、10社以上の格安航空券をまとめて比較することができる便利なサイトです。試しにセブ行の往復直行便で検索してみると、最安値はバニラエアで4万円台、フィリピン航空なら6万円台でした。片道なら3万円台で可能なので、往復で4万なら往復で買った帰りの分を捨てチケットとして活用してもよいかと思います。
▶トラベルコはこちら

エクスペディア

シンプルでわかりやすいサイトで、検索方法として航空券単体かホテル+航空券を選ぶことができます。試しにセブ行の同じ条件で検索してみると、こちらでも最安値はバニラエアで4万円台、トラベルコよりは200円、エクスペディアの方が安かったです。1泊のホテル付で検索すると4つ星ホテルに宿泊プラス往復航空券で5万2千円という格安ぶりだったので、1日や2日早く現地に到着して、フィリピンを満喫してもよいかもしれません。
▶エクスペディアはこちら

バニラエア

先ほどからトラベルコやスカイスキャナーなどで最安値として出てきたバニラエアは、ききなれない名前ですが日本のLCC(格安航空会社)です。検索してみると、日によってはセブまで片道9000円、往復2万円台で行くことが可能という破格の値段でした。
▶バニラエアはこちら

そのほか、より詳しい捨てチケットについての情報はこちら
フィリピン留学の捨てチケット事情【自由な留学日程の組み方】

4.LCCって何?

LCCとはLow cost carrier(格安航空会社)の略で、安さで近年人気となっています。安いのでフィリピン留学でも、正規のフライト以外に捨てチケットとして使っている留学生は結構多いです。しかし、安さの裏にはデメリットもあるのでは?メリットとデメリットを解説していきます。

メリットはやはり安さ!

LCCは片道で購入しても、往復で購入しても一般的な航空券より安く手に入れられる可能性が高いです。また、それゆえに飲み物や食事などはオプションとなることが多いので、機内では自分のペースで時間を過ごしたい、睡眠を邪魔されたくないという人におすすめです。

安さならではのデメリットもあり

LCCは安いので基本的に日時は変更ができないことが多く、できたとしても手数料が高いです。また、預け入れの手荷物が有料となる会社が多く、またマイルサービスがないというデメリットがあります。

そのほか、預ける荷物大きさや重さなどにルールが厳しいところも多いです。荷物については基本的にチケットを購入する際に入力することになります。もしも当日に追加の荷物が発生すると、高くなるので気をつけましょう。機内食やアメニティーなども有料となり、座席は狭いです。

LCCで一番怖いのは、欠航や遅延などのトラブルが発生した時です。一般的な航空会社では遅延や欠航が発生した場合は、ホテルを予約してくれて宿泊費を負担してくれるところも多いですが、LCCにおいては、これらの手続きを自分で行わなければならないことがほとんどなので、万が一の時は自分で対処できる行動力や決断力を持った人におすすめです。

バニラエアの場合
バニラエアでは、荷物などのサービスをコミコミ、シンプル、わくわくタイプから選べます。コミコミに関しては1個20キロまでの受託手荷物は無料ですが、シンプルとわくわくの場合は、20キロまでは3000円の荷物料金がかかります。(金額は渡航先によって変わります。)機内に持ち込める手荷物については、2017年10月29日より、従来の10キロから7キロまで減量となりますので、荷物が多い方は注意しましょう。

また、わくわくタイプでは払い戻しやキャンセルはできず、シンプルタイプは日付の変更ができるものの、4000円の手数料がかかります(キャンセル不可)、コミコミタイプについてはキャンセル、日付の変更は可能ですが、キャンセルに関しては3000円~8000円の手数料がかかります。

5.まとめ

航空券についてたくさん解説しましたが、滞在日数+半年以上のパスポートを持つ以外で、フィリピン行の航空券を予約する時に大切なことには、下記の5つがありました。

  • 出国日が決まっていなくても出国のチケットを持つ
  • 学校のピックアップ日や空港までの時間を考えたフライトを選ぶ
  • 早めに予約する
  • 費用を抑えたい方は航空会社を比較する
  • LCCを使用する場合は、安さ以外のデメリットに注意する

ついつい安い航空券に目がいってしまいそうですが、時間や直行便か乗り継ぎが必要か、変更ができるタイプなのかなど、安さ以外のポイントもよく確認して、自分の予算と希望に合った航空券を探すことが大切です。