ペットと生活する人にとって心強い存在であるのが獣医です。「ご飯を急に食べなくなった」「散歩中にけがをしてしまった」など、言葉の話せない犬や猫などのペットを往診し、治療してくれるたり、生活でのアドバイスをくれるのが獣医です。

動物が好きで将来は獣医になりたいと思う人もいると思いますが、獣医になるには大学の獣医学部に入学して学位を取得する必要があります。ここでは、日本にある大学の獣医学部ではなく、ニュージーランドの大学の獣医学部に入学を希望する人へ、応募条件やカリキュラム、年間の費用などを中心にご紹介しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

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1.動物愛護の国・ニュージーランドの獣医学について

最初に、ニュージーランドにある獣医学部についてご紹介しましょう。

国内で唯一!獣医学部のあるMassey University

ニュージーランドで獣医学を学ぶことができるのは、Massey Universityのみとなっています。Massey Universityはオークランドとウェリントンなどにキャンパスを持つ総合大学で、国内でも研究・開発部門で高い評価を得ています。

また、サイエンス系・ヘルス系の学部が有名で、バイオケミカル、環境、看護などのコースにも定評があります。加えて海外からの留学生も多く、とくにアジア諸国から優秀な生徒が集まることでも知られています。

獣医学部に関してはQS世界大学ランキングVeterinary Scienceの部門でトップ23位に入っています。これは驚異的なレベルな高さです。加えて大学内に24時間対応のPet Emergency Centreを設け、ニュージーランドの固有種を含む、さまざまな動物の対応にあたっています。

ニュージーランドで獣医学部は医学部に匹敵するレベル

日本でも獣医学部への進学は高い学力を必要としますが、ニュージーランドでも同じように医学部に匹敵するレベルの高い学部です。ローカルの学生に対してだけではなく、海外からの留学生にも厳しい入学枠が設けられています。

獣医学部に入るための条件は細かく厳しく設けられています。英語力はネイティブに相当するレベルが必要で、高校でサイエンス系の科目、および数学を履修していることが望まれます。

ニュージーランドの獣医免許は海外でも有効

日本で獣医師免許を持っていても、海外では獣医分野によって有効ではない場合がありますが、ニュージーランドの獣医免許はAVMA(American Veterinary Medical Association)に正式に認めらた資格となっていますので、アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスなどで有効な場合がほとんどです。

獣医学では研究分野、臨床分野、公衆衛生分野などさまざまな分野があります。国によっては独自の方針や考えがあり、獣医免許の規程も法律で定められていることを認識しておきましょう。

余談ですが、日本でもニュージーランドでも獣医免許を持っていると海外青年協力隊の一員として海外で動物たちの治療に参加できるチャンスもあります。獣医界での情報はまだまだ少ないのが現状ですが、こういったボランティア活動の募集も行われています。

Massey Univiersity獣医学部のコースと費用

Bachelor of Veterinary TechnologyとBachelor of Veterinary Scienceの2つがあります。
Bachelor of Veterinary Technology(BVetTech)は3年、Bachelor of Veterinary Science(BVSc)は5年で卒業することができます。

犬や猫といった一般的な動物はもちろん、牛、馬、羊などの動物についての治療法、手術、栄養学、ヘルスマネジメント、薬学などを通し、動物が持つ本来の体の機能を取り戻すための知識を技術を中心に学習を進めて行きます。

とくにBVScでは5年目にローカルの動物病院での実務研修が行われるのが特徴です。実際に治療の必要な動物と向き合って必要な処置を経験していきながら、卒業後の本格的なキャリアに備えます。

費用は年間で44,000ドル~62,180ドルとなっています。3年のコースでも純粋に3倍の費用がかかりますので、かなりの高額になります。

ニュージーランドの珍しい動物たちも治療

ニュージーランドには北島、南島を通してさまざまな固有種が生息しています。ニュージーランドで獣医学の勉強をしていく過程で、また将来においても、日本では見られないような珍しい動物に遭遇することがあります。

鳥類では国鳥のキウイ、トゥイ、タカへ、モアポーク、小動物ならポッサム、海洋動物ならニュージーランド・アシカ、ニュージーランド・オットセイなどがいます。これらの固有種の治療に携わることができるのは、獣医師としても誇り高いことではないでしょうか。厳しい在学期間を乗り切るためのモチベーションにもつながります。

2.獣医学を学ぶならニュージーランド、それとも日本?

ニュージーランドに一つしかない獣医学部。日本には合計16の大学で獣医学部・獣医学科を設けていますが、あなたは最終的にどちらを選びますか?

日本の方が多い獣医学部

ニュージーランドの獣医学部を考える前に、日本にある獣医学部・獣医学科にも目を向けてみましょう。日本には現在16大学で獣医学部系の学部・学科を設けています。以下、全16校です。

  • 東京大学
  • 北海道大学
  • 東京農工大学
  • 日本大学
  • 帯広畜産大学
  • 日本獣医生命科学大学
  • 麻布大学
  • 大阪府立大学
  • 山口大学
  • 鹿児島大学
  • 岩手大学
  • 岐阜大学
  • 鳥取大学
  • 宮崎大学
  • 酪農学園大学
  • 北里大学

ニュージーランドではMassey Univiersity一校のみなので、圧倒的に日本の方が大学の選択肢は広いと言えます。国公立の大学が半数以上を占めますが、授業やカリキュラム、研究施設や研修プログラムも充実しています。国公立なら費用的にも比較的リーズナブルに抑えることもできます。

医学部に匹敵するレベルである獣医学部は、日本でも総体的に高い偏差値が求められます。動物病院を開業したり、動物園やサファリパーク、競走馬専門の獣医師、また酪農や牧場での動物を診る獣医もいます。獣医学部を卒業後は活躍できるフィールドは多岐にわたるため、生涯を通してやりがいのある職業の一つだと言えますね。

あえてニュージーランドを選ぶ理由は?

前述したとおり、それでもニュージーランドの獣医学部を選ぶ理由を考えてみましょう。1つ目に、ニュージーランドの獣医学科は世界的にも最高レベルの地位にあり、卒業をするとアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアでも獣医として働くことができます。

これは厳しい入学基準を乗り越えて、なおかつ莫大な勉強量を要するニュージーランドの獣医学を卒業したからこそ、認められた特権だとも言えるでしょう。国内で取得した獣医免許が海外でも認められるというのは世界でもまれなケースです。

ちなみに、ニュージーランドの獣医免許は日本では有効ではありませんので、帰国して獣医師として働きたい人は気を付けなければなりませんね。

2つ目はニュージーランドでしか見られない固有種への関わり合いや、珍しい動物への治療に携わることができることでしょう。ニュージーランドの獣医界には「鳥の権威」「小動物の権威」と呼ばれるアニマル・ドクターがいます。日本からもこうした世界的に有名な獣医のもとでボランティアとして働きながら、知識や技術を習得している人もいるほどです。

3つ目はニュージーランドという国が根っから好きであるということが挙げられます。留学するということは、現地で生活するということ。やはり、留学先に魅力を感じるからこそ、その思いが形になるのでしょう。「留学して英語を学びたい」「自然あふれる環境で生活をしたい」「動物に対しての勉強をしたい」「視野を世界に向けたい」これらの要素が全て組み合わさって、「ニュージーランド獣医留学」という選択が出てくるのではないでしょうか。

あとは、やる気と熱意、根性と根気を持つのみです。ニュージーランド獣医留学を決意した人は、「厳しい授業やレポートも切り抜けられる!」心に強く信じて前に進みましょう。

いかがでしたか?ニュージーランドで獣医学を学ぶには、相当な覚悟と勉強料が必要であることをご紹介しました。とは言いながら、入学を突破して卒業した暁には大きなご褒美が待ち構えています。それは世界レベルで国際的に活躍できる「獣医資格」という貴重なチケットでもあるんですね。ぜひ、頑張ってください!

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