留学先選びをするときには、自分のやりたい勉強ができる、行ってみたい国に行く、費用を抑えたいなどさまざまな要望があると思いますが、留学先の治安が悪かったり、安全面があまりよくなかったりすると、楽しい留学にも暗雲の予感。その点、ニュージーランドは治安がよい国なので留学におすすめの国です。

1.治安がよいニュージーランドは留学におすすめ!

留学先選びでは、治安がよいか、安全な地域かといったことにも注目!外務省の海外安全ホームページでは、国によっては一部の地域で、危険度レベル1~4に該当するかをチェックできます。危険な場所への渡航は、本人だけではなく、ご家族の方も不安ですよね。留学先選びには、治安も重要なポイントとなります。治安がよい国として、おすすめはニュージーランドです。

ニュージーランドは2018年2月現在、国全域で危険度レベル1~4に該当するところがありません。また、ほかの国に比べても、犯罪発生率が少ないとされていますし、テロなども今のところ起こっていませんので安全性が高い国だといえるのです。

危険情報のチェックについてはこちらへ
海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報

そのほか、治安以外にもニュージーランド留学にはメリットがさまざまあります。

英語が勉強できる!

ニュージーランドは公用語が英語なので、英語を勉強したい方におすすめです。教育の質も高いとされていますので、英語以外の専門的な勉強をしたい方にも人気があります。

のんびりできる

自然が多い、羊をはじめとした動物とのふれあいなど、癒される雰囲気がいっぱいありますので、日本の生活に疲れた方、気分を一新したい方におすすめです。

ワーキングホリデーができる

ニュージーランドはワーキングホリデー加盟国なので、ビザを取得すれば1年間、学校に通う、働くといったことができます。また、1年の期間内で3カ月以上農園で働けば、ビザをさらに3ヵ月延長することもできます。

ファームステイができる

留学といえば、外国の家庭でホストファミリーの一員となれるホームステイが一般的ですが、牧場や農園が多い、ニュージーランドでは、ファームステイの募集も多いです。農園などに住み込みをしながら、動物の世話やフルーツピッキングといった経験をしてみませんか?

アクティビティーが楽しめる

自然溢れるニュージーランドでは、氷河探検や乗馬、サイクリング、スキーなどさまざまなアクティビティーを楽しむことができます。海も山もあるので、1年を通して、やりたいことに挑戦できるでしょう。

2.安全に過ごすために注意すべきこと

ニュージーランドの治安はいいですが、日本に比べると犯罪率は高いので(とくに軽犯罪)、安全に過ごすためには、荷物の管理や海外にいるという意識をしっかり持つ必要があります。とくに日本人は海外の人からお金を持っている、質の良い電化製品を持っている、隙があるなど思われやすいので気をつけましょう。

荷物を放置しない

日本にいると、例えば、飲食店でバイキングをとりに行く時、お手洗いに行く時、ドリンクバーを取りに行く時など、座席に荷物を置いていく人も珍しくないと思います。しかし、海外では、荷物を置いていくことは、荷物を取られてもおかしくないという状況です。

席を立たなくても、床の上や隣の席、椅子の後ろなどにおいても危ないので、荷物は自分の身体と触れる場所においておくのが安全です。また、ニュージーランドでは、車上荒らしも多いとされているので、車やバスの中への荷物の放置も危険です。短時間だからといって油断しないようにしましょう。

貴重品について

日本では、財布や携帯電話などを落としたとしても、中身が安全な状態で戻ってくることもあります。しかし、海外では戻ってくる確率はかなり低いと思いましょう。そのため、紛失や盗難に気をつけることが大切です。

日本では、スマートフォンや財布をいつも服のポケットに入れているなんて人も、ニュージーランドでは、カバンの中に入れるようにしましょう。とくにスマートフォンは写真を撮るため、すぐに連絡を取るためなどで、テーブルの上やポケットに入れがちになるので注意します。

知らない人についていかない

道端や人気のない路上、バーなどで知らない人に声をかけられたときは警戒心を持ちましょう。実際に強盗にあった、薬物を売られたというケース、飲み物を勧められて、その中に睡眠薬などが混入していたということもあり、性犯罪に巻き込まれた人もいます。とくに海外では、日本人女性は声をかけられやすいので気をつけます。

施錠をしておく

家の中での空き巣被害も多いので、窓やドアなどはしっかりと施錠します。貴重品や高価なものなども放置せずに、鍵のかかる場所に入れておきましょう。家の中だけではなく、ホステルやホテルなどでも注意します。

逃げられるルートを知っておく

テロや火災、その他事件が起こったときのために、建物内で、隠れられる場所や避難ルートを知っておくとよいです。

夜は気をつける

昼にいたっては、スリや置き引きなどに注意してほしいですが、夜はお酒が原因となるものや、薬物などの犯罪に巻き込まれないように気をつけます。男性でも夜はできるだけ1人で歩かない方がよいでしょう。もしも、出歩く必要があるときは、タクシーや知り合いの車に乗せてもらうようにした方がよいです。

健康管理

ニュージーランド入国にあたっては、とくに必須とされている予防注射などはありません。しかし、火の十分に通っていない肉や魚類などは食中毒の危険性もあるので気をつけましょう。

病気ではなくても、海外にいると、毎日緊張の連続で、疲れやストレスにより体調を崩してしまうこともあります。勉強や遊び、旅行、仕事などスケジュールを詰め込みすぎずに、オンとオフを調整しましょう。

ニュージーランドは天気の移り変わりがよくあるので、体調管理のためにも体温調節がしやすい、カーディガンやパーカー、ヒートテック、ウィンドブレーカー、コートなどがあるとよいです。

体調を崩したときのために風邪薬や胃腸薬など日本で普段から飲んでいる常備薬も持参しておきます。持病があって、病院から出された薬の場合は、英文の処方箋を書いてもらい申告しましょう。

また、体調を崩したとき用(?)に禁制品に該当しない、日本食の持ち込みもおすすめです。私自身、海外で体調を崩したときは現地で食べられるものがなく、インスタントの日本食に助けられた経験があります。

ただし、ニュージーランドは食品への規制が厳しいので、禁制品に該当しないかチェックをしてから、スーツケースに入れましょう。禁制品に該当しないものでも、食品は基本申告しないと罰金扱いになってしまうので、申告書の書き方例などあればよいと思います。

入国時の持ち込みについてはこちらへ
入国・税関・検疫・持ち込み | New Zealand Ministry of Foreign Affairs and Trade

自然の中で気をつける

ニュージーランドに入ると、空き時間や週末などに山や森へ登山や散策などに行く人も多いでしょう。ニュージーランドでは、ダイビングやバンジージャンプ、トレッキングなど自然の中でのアクティビティーも人気です。雄大な自然の中は美しく、すっきりとした気分になりますが、注意することもあります。

山に行く際は、携帯電話がつながらない、道に迷う、高山病に陥るということもあるので、1人では行かず、同行者をたて、そのうえで第3者に行き先や帰る時間などを知らせておきます。また、ニュージーランドの天気は変わりやすいので、レインコートや防寒具、日焼け止め対策、飲み物などもしっかりと持っていき、靴は履き慣れたものをつかいましょう。

情報を知っておく

ニュージーランド内での治安について、留学に行く前だけではなく、留学中もチェックするようにしましょう。安全と言われている地域でも危険な場所はあると思いますので、エージェントや友人、同僚、ホストファミリーなどに確認しておきます。また、日頃から新聞やテレビなどでニュージーランドのニュースもチェックしておくことで、英語の勉強にもなります。

報連相をしっかりと

帰りが遅い時、しばらく留守にするときなどはルームメイト、ホストファミリーなどにしっかりと連絡しておきましょう。

3.万が一のときはどうすればよい?

エージェントへ相談

空港で迎えの人に会えない、学校やホストファミリーとのトラブル発生などエージェントを申し込んで行ったものに関しては、エージェントへ電話やメールで連絡しましょう。悪質なエージェントではないかぎりは、間に入ってくれ、場合によっては、学校やホストファミリーの変更なども行ってくれます。

住まいへの相談

シャワーが出ない、虫が大量発生した、インターネットがつながらない、騒音などの住まいのトラブルが起こることもあります。我慢せずに、学校寮なら学校へ、ホームステイならホストファミリーへ、シェアハウスやアパートメントなら、大家やルームメイトへ相談してみましょう。

111番を覚えておこう

111番はニュージーランドにおける警察、救急、消防の番号となります。万が一の際に、すぐに通報できるように覚えておきましょう。英語に自信のない方でも、日本語対応をお願いすれば、無料通訳を通して話をきいてもらえます。

届け出を出す

持ち物の紛失や盗難、なにか事件に巻き込まれたときは警察に届け出を出します。英語に自信のない方は、現地エージェントスタッフや学校の友達、ホストファミリーなどについてきてもらうとよいでしょう。届け出書を受理してもらえれば「ポリスレポート」と呼ばれる証明書を発行してもらえます。

この証明書はパスポートの再発行や海外旅行保険の適用に必要になります。また、スマートフォンやクレジットカードをはじめとしたカード類は各会社にも連絡して、停止の手続きも速やかにとりましょう。

パスポート再発行の場合
例えば、パスポートをなくした場合は、ポリスレポートを持って、日本大使館や領事館で手続きすることになります。帰国日が迫っている方は、パスポートの再発行は、日本で行うことにして、とりあえずニュージーランドでは、「帰国のための渡航書」を発行するのがおすすめです。

パスポート再発行は2週間ほどの時間がかかるのに比べて、帰国のための渡航書については書類がそろえば、1日、2日で発行してもらえますし、必要な書類もパスポートよりは、すぐにそろえやすいです。

パスポート再発行でネックとなってくる必要書類が、戸籍謄本または戸籍抄本です。証明写真は現地でも取れますが、戸籍となるとこれは日本で手に入れるしかないので、家族にお願いして送ってもらうしかないです。ここで、申請までにどうしても時間がかかってしまうのです。

しかも、発行は6カ月以内なので、過去パスポート申請時にとったものなどは使えなくなっている可能性もありますので気をつけましょう。ちなみにさきほど紹介した帰国のための渡航書でも戸籍謄本が必要となっていますが、こちらにおいては、日本の運転免許証や健康保険証、住民票などの日本国籍が確認できるものがあればOKのようです。

私は念のため、戸籍謄本を住民票を抜くタイミングで取っておきました。(幸いパスポートは取られませんでしたが)私のように心配性の方は、紛失時を想定して日本から謄本も一緒に持っていってもよいでしょう。(ただし有効期限6カ月なことと、一緒に盗難や紛失をしないように注意します)

在留届の提出

在留届は3カ月以上、海外に滞在する者が提出を義務付けられている書類で、インターネット上で登録手続きをとることができます。在留届を提出することによって、外務省の方で、あなたが海外にいるということが把握できますので、滞在中の国で万が一、事故や事件、災害などに巻き込まれたときに、援護や緊急事態発生の連絡を受けることができます。

家族の方からの連絡にもスムーズに対応しやすくなりますので、日本に残る家族のためにも提出しましょう。在留届は帰国時や滞在先の住所が変更となったときは届け出が必要になるので、忘れないようにしましょう。また、3カ月未満でも、外務省のたびレジへの登録は緊急時の連絡に役立つのでおすすめです。

たびレジ&在留届の提出はこちらへ
海外へ渡航される皆様へ

海外旅行保険

体調不良が続くと、病院へ行く事態が発生する可能性もあります。各保険会社で、保険の支払い要件などが異なりますので、病院へ行く前に、一度ヘルプデスクへ連絡してみることをおすすめします。

海外旅行保険のサービスによっては、日本語で診療可能な病院やキャッシュレス診療ができる病院などを紹介してもらえるでしょう。もしも、保険会社よりも先に病院を受診することになった場合は、支払いの明細書や領収書などをなくさないようにします。

病気以外に盗難にあった場合の補償を適用する場合は、警察への届け出書などが必要になります。保険の受取期間は病院にかかった日や被害にあった日から1カ月以内など、請求できる期間が決まっているのが一般的ですので、期間内に申し込みをするようによく確認しておきましょう。

日本大使館や領事館

ニュージーランドで、トラブルに巻き込まれた際は、日本大使館や領事館に相談してみましょう。管轄外のことでも、別に相談解決をしてくる場所を教えてもらえることが期待できます。

在ニュージーランド日本国大使館
住所:Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington 6011, New Zealand (PO Box 6340, Wellington 6141)