ニュージーランドには大学に匹敵する高等期間としてポリテクニック(略してポリテクと呼ぶ)があります。

学べる分野も幅広く学位の取得もできることから、ローカルを含め多くの留学生に人気があります。ここではポリテクニックについて、概要、入学方法、入学するメリット、学べる分野を中心にご紹介しています。

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1.ニュージーランドのポリテクニックとは?

最初に、ポリテクニックとはどんな学校なのか、どのような分野を学ぶことができるのか、また、取得できる学位について解説したいと思います。

そもそもポリテクニックとは?

ポリテクニック(Polytechnic)はニュージーランドにある高等期間で、国立と私立の両方があります。略してポリテクと呼ぶこともあり、国内では認知度の高く、授業内容や教授陣の質が高いことで知られています。まさに、ニュージーランドが誇る世界水準の高等期間と言っても過言ではありません。

ポリテクニックは主に技術をメインに実践的に学ぶのが特徴で、ローカルのハイスクールを卒業して、すぐに入学する人も多いです。とはいいながら、年齢に関係なく入学できるのもポリテクニックの魅力の一つ。社会人になってからも、「もう一度、勉強したい」という思いを実現するために、およそ25万人以上の生徒が学習に励んでいます。

あなたは技術系?それとも学術系?

ニュージーランドでは大学とポリテクニックは同等レベルの期間であるという認識があります。大学が文学や社会学などを学ぶための「学術的」な高等機関であるならば、ポリテクニックは手に職をつけるための「技術的」な分野における高等機関という考えです。

ポリテクニックへの入学を希望する人は、技術的な分野で専門性を高め、最終的には大学のシステムと同じように学位を取得する人がほとんどです。もし、あなたが技術系を目指すならポリテクニック、学術系を目指すなら大学での学科を検討するのがベストな選択と言えます。

ポリテクニックで学べる分野

現在、ポリテクニックはニュージーランド国内に25機関(通信教育で学べるOpen Polytechnicを含める)あり、それぞれの学校で特色ある個性的なカリキュラムを提供しています。ポリテクニックで学べる分野は以下の通りです。

ホスピタリティ/看護・医療/ツーリズム/フライト・アテンダント/クッカリー(調理士)/エンジニア/フラワーアレンジメント/アロマ/マッサージ/エステ/アート/デジタルデザイン/英語教師養成/アウトドア/スポーツ/エコ/環境 など

ポリテクニックで取得できる学位

ポリテクニックでは勉強したい分野を真っ白な状態から学ぶことができるように、Certificate(Level1~)レベルからコース設定があります。初心者でも基本からスタートできるので、無理なく学習できるのが特徴でしょう。

ポリテクニックで取得できる学位はCertificate、Diploma、Bachelor、Masterです。このことからもわかるように、ポリテクニックは大学に相当する学位が取得できるのが最大の魅力だと言えます。大学以外で学位、またその上の博士号が目指せる期間はポリテクニックのみです。

ポリテクニックに入学するメリット

ポリテクニックで一定の条件を満たしているコースを修了した人は、一年間の有効期間があるワークビザの取得ができます。この期間に、国内での就業先を見つけるための就職活動を行うことができます。

また、短期間で修得できるショートコースの設定があるため、長期での留学が厳しい人へも入学のチャンスがあります。世界水準の授業が展開されるポリテクニックでは、短い期間でも求める技術やテクニックをしっかり学ぶことができます。

ポリテクニックは留学生へのサポート体制も万全に整っています。初めての留学でも母国語での学習・生活サポートを受けることができるので、安心して留学生活を送ることができます。

なぜ人気?ポリテクニックの魅力

ポリテクニックの魅力は何といっても、実践的な授業を受けることができるでしょう。学校が所有する研修施設、提携しているレストランやカフェ、企業や工場が多く、実践を用いてのトレーニング機能が充実しています。

ポリテクニック卒業後は就職へのチャンスや幅も広がります。すでに技術的な面でも手に職をつけているので、企業も即戦力として採用することに前向きです。これも、ポリテクニックでの授業レベルが高く、各分野で優秀な人材を多く輩出している結果でしょう。

2.ニュージーランドにあるポリテクニックはこちら!【全ての学校紹介】

国内にあるポリテクニックをすべてご紹介します。

北島にあるポリテクニック

Northland Polytechnic


ノースランド・ファンガレイ、ベイオブアイランドにある学校。アダルト・コミュニティ・エデュケーション、ビューティ・セラピー、自動車整備士。電気整備士、コンピューターサイエンス、環境コースが人気。インターンシップ制度も充実しています。

Unitec


デザインや開発分野での多くの受賞者を輩出しているオークランドにある学校。ほとんどの技術系学部があり、留学生の国際色も豊か。マオリ文化が学べるコ―スがあります。

Bay of Plenty Polytechnic


タウランガにあるリゾート感あふれる学校。スポーツ&リクリエーション、造園、農業、森林学分野で人気が高いです。

Manukau Institute of Technology


温暖な気候で知られるマヌカウにある学校。アジア諸国からの留学生が多く、多彩なコース設定があります。警察官になるための準備コースやキャリア分析コースがあり、物流、自動車、動物(獣医)関係の分野に強いことで知られています。

Eastern Institute of Technology


ホークスベイ、ヘイスティングス、マラエヌイ、ワイロア、ギズボーン、ロトルア、オークランドなどにキャンパスを持つ学校。愛称はEIT。看護分野に定評があり、卒業生の就職率は90%以上。

Tairawhiti Polytechnic


ギズボーンにある学校。質の高い授業とトレーニング施設があることで有名です。地元の学生が多いので、ローカル感もたっぷり味わえます。

Universal College of Learning


UCOLの愛称で知られる学校で、パルマ―ストンノース、ワングヌイ、ワイララパ、レビンにキャンパスがあります。ヘア・ドレッサー、シェフ、デザイン、アート、教育、言語、ヘルスケア、IT、インフォメーション・テクノロジーなど多彩な学部・コースが揃っています。Alumuni(卒業生)の結束力がとても強いとか…心強いですね。

Waiariki Institute of Technology


国内で3番目の規模を誇る学校です。ワイカト地方を含む6か所のキャンパスがあり、どのキャンパスも自然に恵まれた静かな環境にあります。インターナショナルセンター、図書館、ヘルスセンター、リクリエーションセンターなどのサービス機関が充実しています。看護、ヘルス、ホスピタリティ系の学部に人気があります。

Wintec


Waikato Institute of Technologyです。ロトルア、タウポ、トコロアにキャンパスがあり、農業、酪農、アートデザイン、ファッションデザイン、エンジニアリングなどの技術系学部の他、ビジネス、カウンセリング、コミュニケーションなどの学術分野の学部にも人気があります。

WelTec


Wellington Institute of Technologyです。ウェリントンにある学校で、トレーニング施設、提携企業が多いのが特徴です。クッカリー、建築、フィットネス、ヘアドレッサー、その他、葬式サービスのコース、獣医コース、体が不自由な人へのサポート・ラーニングなど、珍しいコースもいくつかあります。

Whitireia New Zealand


オークランドにメインキャンパスがある、日本からの留学生も多い学校です。自動車、ビューティセラピー、建築、ビジネス、出版、言語、映画、写真、ホスピタリティ、ヘルスケア、ジャーナリズム、マオリアート、看護、アドミン、パラメディック(緊急救命医)、運輸、音楽、ビジュアルアートなど、多彩なコースがあることで有名です。

Western Institute of Technology


Witt(ウィット)の愛称で親しまれている学校。看護、メンタルヘルス、幼児教育、アートデザイン、ツーリズムなど魅力ある学部・コースが揃っています。ニュープリマスがメインキャンパスになります。

南東にあるポリテクニック

Ara Institute of Canterbury


2016年、CPIT(クライストチャーチ・ポリテクニック工科大学)とティマル市にあるアオラキ・ポリテクニックが合併し、カンタベリー地方全域のスキルアップを目指す教育機関です。

100年以上の歴史があるクライストチャーチにある学校です。2000人以上のスタッフがおり、国内でも大規模校として知られています。25,000人の学生のうち、およそ1500名に留学生です。ポリテクニックで学習できるほとんどの学部・コースが揃っています。

Aoraki Polytechnic


ティマル、アッシュバートン、クライストチャーチにキャンパスのある規模の大きな学校です。留学生への学習・生活・健康へのサポートが充実しています。どの学部も実践的案トレーニングや研修が多く、インターンシップやOJTを積極的に取り入れています。

Nelson Malborough Institute of Technology


ネルソン、マルボロ、オークランドにキャンパスのある学校で、NZQAカテゴリーで最も高いレベル(教育・施設・カリキュラム・教師陣など)であるカテゴリー1に認定されています。フィッシング、船舶のオペレーション、湾岸警備、ヨットなどの海洋学関連のコースが多いのが特徴です。

Tai Poutiri Polytechnic


1990年創立の学校でグレイマウス、オークランド、クライストチャーチなどにキャンパスやトレーニングセンターがあります。小規模のクラス編成が特徴で、国内に数か所あるファシリティー施設を利用しながら、実践的なトレーニングを積んでいきます。

Otago Polytechnic


ダニーデン、クロムウェル、オークランドなどにキャンパスのある学校です。映画、写真、造園コースに人気があり、毎年多くの優秀な人材を輩出しています。またリサーチ・研究部門でも国内外からの評価が高いことで知られています。

Telford Rural Polytechnic


農業トレーニングセンターを所有しているため、獣医学をはじめ、農業や酪農(牛や羊の世話、毛刈りなど)実践的な研修やOJTが盛んに行われています。将来ニュージーランドでファーム経営を目指す人におすすめの学校です。

Southern Institute of Technology


インバーカーギルやクライストチャーチにキャンパスがあります。どの分野も定評がありまうが、アートデザイン、フォト、ファッション、フィルム、アニメ、オーディオ・プロダクションを代表とするメディア系の学部に人気があります。

分からない部分は当サイトのカウンセラーがお答えできますのでお気軽にお問合わせください。

3.ポリテクニックに入学するための条件、英語力、必要な費用

世界屈指の教育レベルを誇るニュージーランド。ポリテクニックで専門的な技術や知識を学ぶことは就職への近道と言えます。さっそく、入学に必要な条件を英語力の目安を含めてご紹介しましょう。

入学するための条件

日本の高校を卒業し、成績評価が5段階で平均3以上が求められます。英語力はIELTS Bandで5.5~6.0以上、TOEFL iBTで70点~80点以上が必要です。

ニュージーランドの教育機関や企業では日本で認知度の高いTOEICの採用はほとんどしていません。IELTSかTOEFLでのスコア提出が基本になりますので、語学学校の専門コースに通いながら試験対策をするのも選択の一つですね。

英語レベルが基準に満たない場合は?

日本の高校を卒業してからすぐにポリテクニックに入学したい人も多いと思います。前述したように、入学するには一定レベルの英語力が必要で、その基準に満たない場合には英語力をアップさせてから入学する必要があります。

しかしながら、現在の英語レベルが入学基準に満たない場合には、ポリテクニック付属の語学学校に通って英語力を上げてから入学することもできるので、英語を母国語としない留学生にも安心して前向きな入学を考えることができます。留学生にも大きく門戸を広げているのがポリテクニックの人気の秘密だとも言えますね。

平均的な年間の学費は?

ポリテクニックで必要な費用は学部やコースによって異なりますが、年間15,000ドル~24,000ドル程度を目安にしておくとよいでしょう。入学する学部によっては教材費や研修費が別途かかるところもありますので、事前に確認しておくようにして下さい。おおむね、1,000ドル~1,500ドル程度です。

その他、宿泊費や食費、交通費や雑費などがかかります。ドミトリーの平均家賃は週200ドル~300ドル程度、ホームステイなら週200ドル~260ドル程度です。

4.あなたはポリテク派?それとも専門学校派?

技術を専門に学ぶという点から考えると、ポリテクか、それとも専門学校かで、入学を迷う人もいるでしょう。それぞれの特徴や卒業後の進路などを挙げながら、特徴をまとめました。

学生の年齢層が広い「ポリテク」の魅力

ポリテクの入学して気づくことは、20代、30代、40代、50代の学生が多く学んでいるということです。20代で一旦は社会人になったものの、自分の追い求める職業をあきらめることができず、ポリテックに入学する人も数多くいます。

加えて、ポリテクは技術力を磨いて即戦力を鍛えることを目的としているため、就職に直結した高等機関とも言えます。また、ローカル企業との連結がとても強く、ポリテクの卒業生を積極的に採用しているため、就職率がとても高いの特徴でしょう。

入学時期はおもに2月と7月(2月のみのポリテクもあり)の年2回。留学プランをしっかり立てて、入学への準備を進めるようにしましょう。

入学時期は年3回「専門学校」の魅力

ニュージーランド国内の私立の専門学校もポリテクと同じようにCertificateやDiplomaなど、NZQAが管理する資格を取得することができます。学べる分野も幅広く、カリキュラムが細かく整っているのが特徴で、より専門的な勉強が実践や研修を通して学ぶことができます。

私立の専門学校の場合はポリテクに比べて留学生の数も多く、入学時期が年3回と多いため、留学プランや入学に応募するタイミングもより柔軟だと言えるでしょう。こちらも積極的に留学生を受け入れている背景があるので、英語力や入学基準さえ満たしていれば、スムーズに入学できることが多いです。

5.ポリテクで学位を取得して、永住ビザを獲得しよう!【おすすめのコース】

ポリテクで学位を取得した後は現地での就職への道も開かれています。安定した就職が見つかれば、永住ビザの取得も夢ではありません。将来的に、永住ビザ取得につながる(または役に立つ)おすすめコースをご紹介します。

調理師

クッカリー、シェフ、パティシエなど調理師は国内でも不足しているのが現状です。調理師は高い技術と磨かれたセンスが必要な職業であるため、ポリテクニックで学位を取得する必要がある分野ですが、人員への需要が高いため、就職につながるチャンスや確率も高いです。

ニュージーランドで安定した、かつ手に職のある職業の代表と言えば調理師でしょう。「永住ビザが欲しいけど、どの分野を目指していいか迷っている」という人は、調理師を一つの選択肢として考えてみるとよいと思います。

看護師

ニュージーランドは世界で最も介護医療が進んだ国の一つです。病院やクリニックの他、介護施設、ナーサリーホームなどで働く看護師への需要も伸びています。

永住ビザを取得するために看護を目指すべき!というわけではありませんが、国内で看護師や介護士の仕事をしている人は本当に多いです。人の役に立つ仕事、人と触れ合うことができる仕事として、留学生の間でも人気が高まっています。安定した職業であるため、永住ビザの取得にも大いに狙えます。

ヘアードレッサー

へアードレッサーの仕事は技術、勘、パフォーマンス性、接客能力が問われる職業ですが、自分のセンスを最も生かすことができる職業でもあります。ニュージーランドのポリテクニックでヘアードレッサーの資格を取れば、経験を積みながら、将来は独立の道も開かれています。

ヘアードレッサーはどちらかというと地元密着型の職業なので、少しずつ信頼を得ながら顧客を増やしていけば、やりがいのあるビジネスを展開することも夢ではありません。ヘアードレッサーになって永住ビザを取得していた人も多くいます。

ニュージーランドの職業訓練・職業教育を行う高等機関であるのがポリテクニックです。技術的な能力を身に着けたい、手に職をつけたいという人はポリテクニックの授業内容、カリキュラム、トレーニング施設、インターンシップ制度は魅力的でしょう。

入学までにしっかり英語力を磨き、基準スコアをクリアするように努力することが大切ですが、同時にポリテクニック付属の英語学校に通いながら英語力を強化することも可能です。

さまざまな特徴やサービスのあるポリテクニック。日本にはないユニークなシステムがあり、コース期間のフレキシビリティ、そして高い学位の取得もできる高等教育機関です。ぜひ、留学プランを検討する際に、オプションの一つに加えてみて下さいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
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