【どれくらい?】ニュージーランド留学で必要な生活費【物価情報付き】

【どれくらい?】ニュージーランド留学で必要な生活費【物価情報付き】

日本で独り暮らしをしている人は、家賃、食費、交通費、電気代、電話代、インターネット第、交際費代など、およそ生活費の内訳を把握していると思います。家賃は毎月の額が固定ですが、食費や交際費などは自己管理をしていないと、予算オーバーになってしまうこともありますよね。

また、家族と一緒に暮らしている人は家賃や食費を含め、月に必要な生活費にピンとこないこともあるでしょう。留学先では生活にかかる全ての費用を自分で払っていかなければならないので、「大丈夫かな?」と不安になることもあるかもしれませんね。

ここではニュージーランド留学でかかる生活費について、典型的な留学スタイルと期間を例に挙げて解説しています。気になる物価についても触れながら、節約に役立つノウハウも含めまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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1.そもそも、ニュージーランドは物価は安いの?高いの?

生活費を考える前に、現地の物価について知っておきましょう。日本と比べて安いのか、高いのか、物価の目安があると安心ですね。

日本より「高い」と感じることは多い

あなたは日本の物価を高いと感じますか?「場所やモノにもよる」と答える人がほとんどだと思いますが、世界的にみて日本の物価は高めに位置していると言えます。たしかに、お金がかかる場所が多く、都市部で車を所有しながら生活していると「キツイ!」とため息さえつくこともあります。

日本での物価をベースにニュージーランドの物価を考えると、多くの場面で「日本より高い」と感じることがあります。たとえば、レストランでの食事、パブでのお酒、スーパーで買い物をすればシーフードや肉類、季節によっては野菜や果物も高くなることだって普通にあります。

それ以外には都市部での家賃。通常ニュージーランドでは週払いになりますが、小さなアパート一室でも月1,000ドル以上、一軒家になると1,500ドル以上するところもあります。

留学生に人気の滞在方法であるシェアハウスなら、週150ドル程度で借りられるところもありますが、いずれにしてもニュージーランドの家賃事情は日本より厳しいのが現状です。総体的に「日本より高い」と感じてしまう場面が多いので、ニュージーランドでの生活では物価に負けないように、節約の工夫が必要になってくるんですね。

モノによって値段が異なる

ニュージーランドで買い物をするとモノによって値段が異なることに気づきます。「サーモンが食べたいけど、1㎏25ドルは高すぎるなあ」と思えは、「食パンやパスタが異常に安い」そう価格のギャップに驚くこともあります。パスタ一や食パンはブランドを気にしなければ2ドル以下で買えるので、留学生にも人気の食材です。

モノによって値段が異なるということは、プラスに考えれば節約につながるということ。安くて美味しい食材を上手に使えば、モノの物価高を打破することもできますね。

価格競争が起きない=物価は安くなる気配なし

ちょっと硬くなりますが、なぜニュージーランドの物価は「高い」の一途をたどるのか…そんなことを考えてみました。物価が高いままで一向に安くならない。それは、ニュージーランドが日本の面積がほとんど同じなのに(実際には日本の方が少し大きいです)、人口があまりにも異なることに関係しています。

何と、日本の人口が1億2,000万人超に対して、ニュージーランドはおよそ447万人。これと物価の高さの何が関係するのかというと、モノを購買する人が少ないので価格競争が起きないんですね。価格競争が起きなければ物価を下げる必要もナシ!ということになります。日本は確かに価格競争がどこも厳しいですよね。

2.憧れのニュージーランド!タイプ別で見た生活費の例【シェアハウス、ホームステイ】

それではニュージーランド留学で生活費がどれくらいかかるか、わかりやすく例を挙げてみてみましょう。これからご紹介するのは人気都市での生活費!人気のシェアハウス、ホームステイ、ドミトリーの典型的なパターンを挙げています。

例1:オークランドでシェアハウス(1ヶ月)

家賃 週180ドルx4週間=720ドル
食費 週100ドルx4週間=400ドル
交通費 50ドル
交際費 100ドル
学費 語学学校週280ドルx4週間=1,120ドル
雑費 100ドル
合計 2,490ドル

例2:オークランド郊外でホームステイ(3ヶ月)

ホームステイ(食費込) 1ヶ月1,500ドルx3ヶ月=4,500ドル
雑費 1ヶ月100ドルx3ヶ月=300ドル
合計 4,800ドル

例3:クライストチャーチでドミトリー(1年)

ドミトリー 1ヶ月900ドルx12ケ月=10,800ドル
食費 月400ドルx12ケ月=4,800ドル
学費 ポリテクニック1年25,000ドル
交際費 1ヶ月100ドルx12ケ月=1,200ドル
雑費 1ヶ月100ドルx12ケ月=1,200ドル
合計 43,000ドル

3.生活費を抑えるには都市選びが大切?【物価が高い都市、安い都市】

日本でも同じですが、ニュージーランドにも物価が高い都市、安い都市があります。その理由も含めて解説していきましょう。

物価の違いが出てくる理由は2つ

ニュージーランド国内で物価の違いはどのように生まれてくるのでしょうか?

第一の理由は人の数が多いか少ないかです。前述でもお話ししましたが、人が多いと(日本とは比べ物になりませんが)価格競争が起きます。そうするとモノに対する値段が下がりますよね。

2番目の理由は大きな港や空港があるかどうかです。大量の商品を運ぶには船便か飛行機になることがほとんど。商品の運搬と受け入れがしっかりあるかどうかは、物流の大小に関係してきます。モノの数が多いと、おのずと物価も下がっていますね。

大都市なのに?最も物価が安いのは「オークランド」

ニュージーランドで最もモノの値段が安いのがオークランドです。「大都市なのに、どうして?」と思うかもしれませんが、理由は人が多いため価格競争がある、また、港や空港があるため、店や倉庫への搬送経路が縮小でき、運送でのコストを抑えることができるためです。

しかしながら、家賃だけを見ると愕然。国内で最も高いレートとなっています。住みやすいく、生活も便利!質の良い学校も多くあるオークランドですが、家賃が高いことだけが留学生の頭痛の種です。

理由は遠い・少ない?物価が高いのは「クイーンズタウン」

世界的にもリゾート地として知られる内陸の街クイーンズタウン。夏は避暑地として、冬はスキーやスノボなどのウィンタースポーツが楽しめる場所として人気は不動です。

しかしながら、オークランドやクライストチャーチなどに比べて人口が少なく、港や主要空港から離れているため、どうしても物価が高くなってしまうのです。運送費がかかり、価格競争があまりない。これらの条件がピッタリ当てはまる場所はおのずと物価も高くなります。

全体的にリーズナブルなのは「ネイピア・ロトルア」

それでは家賃や物価を全体的に見て「安め」であるのはどこなのでしょう。リサーチをしてみると、「海岸沿いにある小さな街」「ある程度の人口がある場所」ということが見えてきました。例を挙げてみると、語学学校への留学でも人気のあるネイピア、ロトルアあたりがおすすめです。

都市部のように日本食のお店があったり、公共の乗り物が発達しているといったような生活の便利さはあまり期待できませんが、のんびり留学生活を過ごしたいという人にはピッタリだと思います。

4.働いて生活費をガッツリ稼ぐ!ワーキングホリデー留学の強み

ニュージーランド留学で生活費を稼ぎながら現地で1年滞在できるビザがワーキングホリデーです。早速、主な魅力を3つご紹介しましょう。

充実した毎日を!収入を得ながら学校にも行ける

ワーキングホリデーのメリットは働きながら収入を得ることができることでしょう。ニュージーランドに到着してすぐに仕事が見つかるかは努力と運次第ですが、就業の許可があるというのは強みです。

加えて、就学が認められているので語学学校にも通うことができます。ニュージーランドで働くうえで「英語に自信がない」「仕事を見つけるために英会話に慣れておきたい」という人は、渡航後すぐに語学学校の一般英語クラスに1ヵ月程度入るのがおすすめです。

新しい経験!ニュージーランドで社会人経験ができる

海外で仕事をするということは、異国の地で社会人経験ができるということです。これって、スゴイことだと思いませんか?

多国籍国家であるニュージーランドには世界から多くの人が集まります。英語環境でありながら、人々が持つバックグラウンド、習慣、ライフスタイルはさまざま。そんな刺激のある環境で社会人経験ができるのはとても貴重なことですよね!

日本では働き方の見直しが騒がれていますが、目新しいニュージーランドでの雇用の在り方にも触れることができるのは素晴らしいことでもあります。

未来への懸け橋!将来の就業先になる可能性アリ

ニュージーランドでのワーキングホリデーで雇用主に仕事ぶりを気に入ってもらい、長期的に仕事の面倒を見てもらったという例はいくつもあります。

ニュージーランドでの留学生活では人との出会いを大切にして下さい。海外で就職先をゲットするにはある程度のコネは必要!いくら実力や学歴があっても、雇用主との相性や運、仕事を通じての信頼の度合いの方が大きいんですよ。

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