ニュージーランドと日本では同じ島国で、地震が起こりやすい、火山がある、四季があるといった共通点がありますが、文化や環境などは、全くといっていいほど異なります。安全&快適なニュージーランド生活を送りたい場合は、注意するべきことがあります…ニュージーランド留学前の準備から、現地での注意点まで紹介しますので参考にしてみてください♪

1.出発前に注意したいこと

ニュージーランド留学では、出発前から注意してほしいことがいくつかあります。

信用できるエージェントまたは学校から申し込み

留学は自分ですべてを手続きするよりも、エージェントや学校から申し込みをする方が多いと思いますが、中には留学生のためをあまり考えてくれないところや、倒産してしまうエージェントもあります。

安いという理由だけでは決めず、カウンセリングなどを何回か行い、いろいろな学校やエージェントと、対応や口コミなどで比較して決めるのがよいでしょう。学校ならばニュージーランドの政府機関に認められたところが信用度が高いのでおすすめです。

持ち物(持ち込み制限に注意)

長期の留学になるほど、ニュージーランドへ持って行くものは多くなると思います。持ち物に関しての注意点としては、日本とニュージーランドでは電圧が異なるので、電化製品を持ち込む場合は、変換アダプターと、必要な場合は変圧器の持参が必要となります。また、肌の弱い方は、化粧品や日焼け止めクリームなど余裕を持ってもっていった方がよいでしょう。

そのほか、留学では、必要だと思ったものをただ、スーツケースやカバンに詰め込んで行くと日本の空港やニュージーランドの空港の荷物検査で引っかかることがありますので、禁止物、申告対象となるものをチェックする必要があります。

日本の空港では
日本を出国する際に必ず通らなければいけない手荷物検査。飛行機内に手荷物として持ち込むものでは、とくに液体物に注意が必要です。液体物とは、リップクリームやファンデーション、目薬などが該当します。これらの液体物は100ml以下の容器に入れ、20㎝×20㎝の透明ジッパー袋に入れるとなっています。

そのため、100mlを超えるものは、カウンターで預けるスーツケースの中に入れましょう。また、スーツケースの中でも、可燃性のスプレー類など全面的に持ち込み不可のものもありますので、デオドラントスプレーや虫よけスプレー、ヘアスプレーなどは注意します。

航空機に搭載できない危険物や液体物の制限に関してはこちらへ
持ち込み禁止荷物について | 成田国際空港

ニュージーランドの空港では
ニュージーランドはほかの国と比べても食品において、とくに厳しいので気をつける必要があります。食品においては、禁制品に該当しなくても、すべてにおいて、申告が必要になり、違反すればその場で罰金が科されてしまいます。

小さなチョコレート数粒くらい、飴1袋くらい大丈夫だろうと油断せずに、しっかりと申告をしましょう。飛行機内ですぐに書けるように、入国カードの記載例と電子辞書を持っていた方がよいですよ。

【禁止物例】

  • 卵製品(卵を加工したインスタント食品も不可)
  • 乳製品
  • はちみつ、はちみつ製品
  • 食肉、肉製品
  • 野菜、果物
  • 食べかけのもの、手作りのものなど

また、日本の常備薬持ち込みについては、新品・未開封のものを持っていきましょう。処方された薬の場合は、英文の処方箋、成分内容などを書いてもらいます。

ビザの確認

海外へ行くには、パスポートも必要になりますが、各国で滞在日数によってはビザも必要になります。ビザを間違えれば、入国がスムーズに行かないおそれもありますので、申請すべきビザを間違えないように気をつけましょう。ニュージーランドのビザにはいくつか種類がありますが、留学をする方は主に下記の3つのどれかになると思われます。

観光ビザ
3カ月以内の滞在でしたら、とくに申請も必要のない観光ビザで入国することができます。入国時には、日本とニュージーランドの往復チケットと滞在日数+3カ月あるパスポートでOKです。

3カ月以上9カ月未満なら、申請制の観光ビザもありますが、3カ月超えの留学ならば、次に紹介するワーキングホリデービザや学生ビザの取得が一般的です。観光ビザでは、働くことはできませんが、この2つのビザなら、働きながら学校に行くこともできます。

学生ビザ
3カ月超えで週に20時間の授業を受ける場合は、学生ビザを申請できます。滞在期間については、学校が終了するときまで有効で、許可が下りれば、週20時間まで働くこともできます。

学生ビザは滞在期間中ならば、ニュージーランドを出て、ほかの国に旅行に行って、戻ってくるということもできます。また、帰りの航空券を買える費用さえ持っていれば、片道航空券での入国も可能です。

申請はオンラインと郵送の方法があり、ニュージーランド現地での手続きもできます。ただし、健康診断書や預金残高証明書などの必要書類もいろいろあるので、日本での申請の方がやりやすいかもしれません。

ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは18歳~30歳までの若者を対象に、ニュージーランドに1年の滞在を許可されるビザです。30歳まで申請しておけば、31歳での入国もできます。

制限なく働くこともできるので、学校に通うのが半年未満ならば、ワーキングホリデービザがおすすめです。(学校は半年まで)また、期間は1年となっていますが、農園やファームなどで3カ月就労することで、さらに3カ月の延長も可能となっています。(合計1年3カ月の滞在)

ワーキングホリデービザは国によっては、発給数に制限があり、人気の国だと申請したけど取れないということも。しかし、ニュージーランドにいたっては発給制限がとくにないので、条件(年齢や扶養者を同伴させない、犯罪歴がないなど)さえ満たせば、取得自体は難しくないです。

ワーキングホリデービザも学生ビザと同じく、入国後に何度もニュージーランドを出たり入ったりできますので、近場のオーストラリアに1年の間に遊びに何回か行っちゃうなんてこともできます。

手続きは移民局のホームページから、オンラインで登録&申請が可能。ただし、指定の病院へ期日内(15日以内)電話確認のうえ、健康診断を受けるようにという指示があるので、申請するタイミングに気をつけましょう。

申請はこちらへ
Online Services | Immigration New Zealand

さらに詳しいビザについての説明はこちらの記事で紹介しています。
【徹底解説】ニュージーランド留学に必要な3つのビザ解説【目的別】

航空券

学生ビザやワーキングホリデービザの場合は、帰りの航空券費用が証明できれば、片道航空券でも入国可能ですが、観光ビザの場合は、往復航空券が必要になります。

また、航空券によっては、深夜や早朝に到着するものもあるでしょう。たいてい、深夜到着でも早朝到着でもピックアップしてもらえると思いますが、ホームステイ先のファミリーやルームメイトなどのことを考えると日中の活動時間中の到着がおすすめです。

もし、自力で学校やホームステイ先に行く場合でも、深夜は避けた方がよいでしょう。学校やホームステイ先によって、平日や土日到着希望などあると思われるので、航空券を予約する前に確認するのが賢明です。

海外旅行保険

ニュージーランド留学で、滞在中の海外旅行保険は必ず加入が必要になります。その際、海外旅行保険の節約のためにクレジットカード付帯の保険で十分だと考える方もいるでしょう。

しかし、クレジットカードの保険には有効期限があり(3カ月が一般的)、治療費用が十分でない、キャッシュレス診療対応していないなどということもあるので、補償が十分でなければ、それを補える海外旅行保険へ別途加入した方がよいです。

パスポート期限

どのビザを申請するにしても、パスポートは滞在期間+3カ月の有効期限が必要になってきます。有効期限が間に合わない方は、更新手続きを行ってから申請しましょう。

食事ありか無しかの確認

食事が3食付きか、2食付きかによって、用意する食費も変わってくると思うので、学校やエージェントに確認した方がよいです。

ホームステイ先の要望

ニュージーランド留学では、たいてい最初の滞在はホームステイを希望する方が多いです。その際、学校やエージェントへ譲れない条件(ペットの要望、アレルギーなど)があれば、知らせておきましょう。

要望がすべて通るかはわかりませんが、できるだけ近い希望のところを探してもらえると思います。決まったあとは、ホストファミリーのメールアドレスを教えてもらえれば、日本にいるうちからコンタクトをとってみてもよいです。

英語を勉強しておく

英語を学ぶ目的でニュージーランドへ行く方は多いと思います。現地の語学学校に行けば、英語力ゼロでもあとはなんとかなると考えている方もいるかもしれません。

もちろん、それでも現地でなんとかやっていけると思いますが、留学経験者としては、できるだけ日本で単語やフレーズ、文法のインプットはしていくことをおすすめします。現地では、英語で英語を学ぶということになるので、英語力ゼロで行くと、授業についていけないということも。プログラムによっては、1対1で英語を学ぶコースもあるかもしれませんが、ニュージーランドの学校の多くは、グループ授業となります。

英語が全くわからないまま、質問できないままそのまま授業が毎時間進んでいってしまうのはつらいですし、それでは、せっかく費用と時間を使っているのにもったいないと思いませんか?留学では、英語を一から学ぶというよりも、インプットしたことをニュージーランドで思いっきりアウトプットするという気持ちで行くとよいです。

英語に自信のない方は、フィリピン留学でマンツーマンレッスンから始めてみるのもおすすめです。筆者を含め、結構アメリカやカナダ、ニュージーランドなどの留学やワーキングホリデーなどの前に、フィリピンで英語で学ぶという留学生は多いですよ。

フィリピン留学の魅力についてはこちらの記事で紹介しています。
フィリピン留学がおすすめな10の理由と語学学校5校【厳選した】

学校での注意

クリスマスから年末年始にかけては、授業がお休みとなる可能性が高いので、その期間にニュージーランド留学に行く方は、せっかく行ったのに授業が休みでタイムロスに感じてしまうかもしれません。また、12月、1月は航空券も高くなりやすい時期なので、できれば避けた方がよいかもと思います。

2.ニュージーランドへ到着!現地で注意することは?

治安での注意

ニュージーランドでは、安全とはいえ日本に比べれば犯罪、とくに軽犯罪が多いとされています。軽犯罪とは車上荒らしや置き引き、空き巣などがあります。荷物や貴重品の管理に気をつけることと、その他、薬物や性犯罪、強盗などに合わないためにも、夜間の外出や知らない人をすぐに信用するなどの行為には気をつけましょう。自分の身は自分で守ることが大切です。

住まいでの注意

インターネット制限があるかも
日本のインターネットは自宅の場合、光回線で、とくに制限がないことが多いですが、ニュージーランドの家庭では、ADSLで1カ月の使用制限があるという家庭も珍しくありません。

ホームステイでは、インターネットの使用時間などを、留学前から確認し、制限があるなら、必要に応じて日本でWifiルーターをレンタルする、現地の図書館や学校、カフェなど外のWifiスポットでインターネットを使うようにするなどしましょう。

フラットシェアや学生寮などなら、とくに制限がないというところが多いと思いますので、インターネットを気兼ねなく家で使いたいなら、ホームステイ以外の方法の方がよいかもしれません。

シャワーの時間を確認
ニュージーランドでは水は貴重なもので、各家庭で使える量も限られていることが多いです。だいたい10分以内に、済ますようにした方がよいでしょう。

早めに寝るようにする
ニュージーランド人は早寝、早起きという家庭が多く、夜10時には就寝をしていてもおかしくありません。夜遅くまで、電話をしている、ゲームをしているなど音を出すことは避けましょう。ホストファミリーや近所の人から苦情が来ることがあります。

食事の有り無しは伝えておく
ホームステイでは多くの場合、朝と夜に食事がついていることが多いです。(中には1日3食付きもあり)食事が付いている時間はできるだけホストファミリーと一緒にした方が、コミュニケーション&節約のためによいです。

しかし、時には、友達と外食に出かける、旅行に行くなどで、必要のない日もあるでしょう。その場合は、当然のことながら、ホストファミリーに早めに食事が必要ない旨を伝えておくようにしましょう。

また、昼の食事が付いていなくても、冷蔵庫やキッチン道具、などを自由に使ってよいということなら、自炊でランチを持って行くのもよいです。都合があえば、ホストファミリーに日本食を作ってあげても喜ばれるでしょう。

出かけるときは
出かけるときは、どこに出かけるか、何時くらい帰宅する予定かを同居人に伝えておくとよいでしょう。そうしないと、帰宅が遅いことによって、なにか事件に巻き込まれたか心配をかけることもありえます。また、空き巣や強盗に備えて、鍵はしっかりと施錠しておきましょう。

貴重品の管理
ニュージーランドは治安がよい国ではありますが、空き巣などの軽犯罪は多い国です。ホストファミリーの家にいるから、ルームメイトがいるからといって安心しすぎずに、貴重品関連のものは、鍵のかかるスーツケースの中などに入れておいた方がよいでしょう。

ルールを確認しておく
門限や外出時の鍵の管理、台所の使い方、掃除の当番など各ホームステイ先、フラットシェアのルールを最初にきいておいた方がトラブル予防になります。

3.ニュージーランドでも大切なのは報連相!

コミュニケーションをしっかりと

ホースステイ先やフラットシェア、学校や職場で大切となるのは、コミュニケーションです。英語に自信のない方でも挨拶はしっかりとするようにします。なにかしてもらえばThank you、くしゃみをしたときなどはExcuse meなどをちゃんと使いましょう。

ニュージーランド人の英語は、独特の発音と早口が特徴とされています。最初は聞き取れないことも多いかもしれません。聞き取れないときは、もう一回話してほしい、もうちょっとゆっくり話してほしいとお願いしてみましょう。

相談すべきことやよくわからないことも黙っているのではなく、これも英語の練習だと思って、話し合ってみます。日本人は、イエスやノーをはっきり言えない、笑ってごまかしてしまいがちになることもありますが、意思はできるだけはっきりと伝えた方がお互いのためによいです。

エージェントや警察、保険会社に連絡&相談

事件や事故、トラブルが発生したときは、各内容によって学校やエージェント、警察、ホストファミリー、大使館などに速やかに連絡、相談をしましょう。クレジットカード会社や保険会社、大使館などの各種連絡先を一覧に書いておくのがおすすめです。

ニュージーランドでは、警察、消防、救命は111番となるので頭の片隅に覚えておきます。電話を掛けるときには、日本語通訳の無料サービスもあるので、英語に自信のない方はお願いしてみましょう。