【保存版】ニュージーランド養蜂留学で学ぶこと【スクール情報もあるよ】

【保存版】ニュージーランド養蜂留学で学ぶこと【スクール情報もあるよ】

独特の風味と味わいを持つハチミツ。とろりと口の中に広がり、食しているとほっこり幸せな気持ちにさせてくれる不思議な食べ物ですよね。とにかくハチミツが大好きで、「トースト、紅茶、ケーキ、何でもハチミツを入れちゃう!」という人も多いのではないでしょうか。

ハチミツの魅力は風味や味わいだけではなく、たくさんの栄養素を含んだ健康食品であるということも挙げられます。そんな万能薬でもあるハチミツを自分の手で生産できたら夢も広がりそうですよね。

ここではハチミツの魅力やハチミツについて、また養蜂が盛んに行われているニュージーランドで養蜂が学べる学校を中心にまとめています。ハニー・ファンのみなさん!ぜひ、参考にしてみて下さいね。

1.独特の甘さがクセになる!ハチミツとミツバチについて

まずは養蜂の魅力やハチミツについて解説しましょう。

みんなが大好き!ハチミツの魅力

パンケーキやトースト、ケーキなどにもぴったりのハチミツ!お子さんからご年配の方まで、幅広いファンを獲得していますよね。まったりと甘いハチミツですが、砂糖とは違った独特の風味と味わいがあるのが特徴でもあります。

「メイプルシロップにはまった!」という人がいる中、「私は何でもハチミツをかけちゃう!」という純ハチミツ派もいますよね。ハチミツのとろりとした舌触りはアイスクリームのトッピングとして、またショウガとハチミツ入りの紅茶は風邪気味の時の強い味方です。

体によいとされるハチミツですが、「それなら、自分で作ってみよう」と考えるのも納得です。みんなが大好きなハチミツは健康食としても注目を浴びています。

日本では二ホンミツバチが主流

日本では二ホンミツバチという蜂を飼育してハチミツを採取するのが一般的ですが、セイヨウミツバチと比べると風味や味わいがやや異なります。もちろん、人それぞれ好みが違うので、どのハチミツが一番かは個人によりますが、やっぱり日本で育ったミツバチということで、国内での人気の高さは不動と言えます。

二ホンミツバチから採取されたハチミツは「幻のハチミツ」とも呼ばれていて、一度口にすると、その美味しさに魅了される人が多いそうですよ!クセになる味わいとはこのことを言うのでしょうね。

ミツバチの活動範囲は周囲2㎞まで

「ミツバチってどれくらい飛ぶの?」素朴な疑問ですよね。ミツバチの巣からどれくらい離れた距離まで飛んで花粉の媒介をするのか気になるところです。おおむね、二ホンミツバチの場合は活動範囲は2㎞程度と言われています。

ミツバチの花粉媒介で期待できる効果は、ミツバチのいる地域の農作物の実りが良くなるということです。養蜂を始めることで地域にも貢献できることは素晴らしいことですね。ミツバチが元気に飛び交う地域は人々も元気!そんなことが言えると思います。

2.ニュージーランドの高品質ハチミツ「マヌカハニー」について

世界的にも知られているハチミツのブランドマヌカハニーはニュージーランドを代表する有名な健康食品です。マヌカの魅力に迫ってみましょう。

マヌカハニーの収穫時期

ニュージーランドの春先は多くの花が咲き誇る時期です。中でも白やピンクが特徴的なマヌカの花は、ニュージーランドの人たちが「春が来た」と感じるスプリング・アイコンでもあります。

マヌカハニーの収穫時期はマヌカの花が咲き誇る11月初旬から3月末くらいまでですが、集中して収穫が行われるのは一ヶ月ほどです。この時期、気候の良い北島の海岸沿いではマヌカハニー一色になります。

マヌカハニーの栄養素

質の高いハチミツとして世界的にも有名なマヌカハニーは人間が健康な生活を送るための栄養素がたくさん含まれています。カリウム、リン、カルシウム、グルタミン酸、ポリフェノール、酵素、鉄、マンガン、銅、オリゴ糖、ロイシン、亜鉛、プロリン、ビタミンKなど、数え切れないほどの栄養がたっぷり入っています。

ハチミツ好きの人はもちろん、甘いものが苦手な人でも優しい口当たりでさらっと食することができるのが特徴的です。

日本にも輸出!マヌカの人気

ニュージーランドの先住民であるマオリ族がかつて万能薬として重宝してきたマヌカハニー。高級ハチミツとして日本への輸入も盛んに行われています。

商品を検索するとマヌカハニー、マヌカハニーのサプリメントなど、さまざまな形で販売されています。マヌカに豊富に含まれる栄養素がおなかの中にいるピロリ菌や悪玉成分を分解し、やっつけてくれる効果があると解説されています。これは試す価値ありかもしれませんね。
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3.養蜂の勉強ができる「Beekeeping」コースについて【学校紹介】

ニュージーランドで養蜂の技術や知識を学んでみたい方へ、Beekeepingの資格が取得できるコースをご紹介します。

Telford

Telfordは国内でも優れた設備と教師陣が揃う有名な専門学校です。ここでBeekeeping=養蜂家になるためのTelfor Certificate in Apiculture(Level3)という資格を取ることができます。養蜂産業のリサーチ、養蜂場の経営方法、養蜂の仕方、蜂の行動、農業全般、植物について、ハチミツの生産、ミツバチの病気、花粉媒介などについて詳しく学習します。

資格取得までの期間は37週で、入学時期は5月になります。英語の入学基準はIELTS5.5以上が望ましいです。

Taratahi Agrigultural Training Centre

こちらの専門学校も農業系の専門学校では人気のある学校です。New Zealand Certificate in Apiculture(Level3)の資格が取得できるコースがあり、14のロケーションで実技や講習を行っています。

資格取得までの期間は36週で、入学時期は8月、9月、10月のいずれかになります。ビー・ハイブの魅力についてしっかり学ぶことができますよ。

4.養蜂家になるメリットとは?

ハチミツが大好きで将来は養蜂家を目指したいという方へ、養蜂家になるメリットを挙げてみました。

副業から始めることができる

今まで長年社会人だった人は、いきなり100%方向転換して養蜂家になることにためらうこともあると思います。会社勤めの生活から、養蜂家に転職することは人生の中でも一大決心の一つと言えるかもしれません。

しかしながら、養蜂家になるには初期の段階で会社を辞める必要はありません。週末の時間を利用して、ウイークエンドだけ活動する養蜂家はとても多いんですよ。ですので、副業として始めることができるのがメリットと言えます。リスクをできるだけ減らして、週末には養蜂家に徹するのも素敵な生き方ですよね。

自家製ハチミツを販売することができる

養蜂家になった暁には自家製のハチミツを生産・販売することも夢ではありません。マイ・ブランドを立ち上げてネットやファーマーズ・マーケットで美味しいハチミツを多くの人に味わってもらえるのは最高の喜びではないでしょうか。

美味しさやクオリティーを認めてもらえれば、顧客も増えて、ビジネスも軌道にのってくることが期待されます。自分の手掛けたハチミツが店頭に並び、お客様が手に取って笑顔で購入してくれる瞬間は、のちにやりがいや生きがいに大きく結びつきます。

養蜂家のネットワークが広がる

国内・海外ではミツバチの魅力にとりつかれた養蜂家がたくさんいます。養蜂家になれば、世界の養蜂家と友達になれるチャンスがうまれ、養蜂家としてのネットワークの幅もどんどん広がっていくでしょう。

養蜂家としては駆けだしの方でも、ベテランやプロの養蜂家の人たちとコミュニケーションをとることで学ぶことは多いと思います。

ハチミツから多くのことが学ぶことができる

養蜂を始めた多くの人が「ハチミツの観察で、環境問題に興味を持ち始めた」「ミツバチの生態系について勉強になった」と語っています。世界的にもミツバチの減少が騒がれていますが、ミツバチの数が減ってきているということは、自然や花なども減ってきているということです。これは大きな環境問題ですよね。

ミツバチの生態系にも興味を抱く人が多く、花粉媒介による農作物への効果やミツバチの活動過程など学習できる点は多くあります。ミツバチが毎日活動してくれるからこそ、栄養たっぷりなハチミツを食することができるということを、改めて実感できるのかもしれませんね。

また、小・中学校ではハチミツを食育のテーマとして取り入れているところもあります。環境問題や生態系の学習を含め、ハチミツは素晴らしい学習の課題にもなっているんですね。

ハチミツの魅力やミツバチについて、またニュージーランドで学べる養蜂コースをご紹介しました。ニュージーランドではマヌカハニーを知らない人はほとんどいないと言ってよいほど、人々の生活に浸透しています。

マヌカ=ニュージーランドの誇りという方程式は、かつてマオリ族が万能薬として利用した「知恵」と「生きる力」を象徴しているかのようです。日本でも知名度がどんどん上がってくるとよいですね。自然が限りなく広がる土地で用法を学ぶならニュージーランドがおすすめですよ!

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