【日本と違う】ニュージーランド留学で知っておきたい年齢制限【簡単解説】

【日本と違う】ニュージーランド留学で知っておきたい年齢制限【簡単解説】

日本人が春の桜の時期に楽しみにしていることと言えばお花見ですよね。会社の同僚や大学のサークル仲間、家族や友人たちと、満開の桜の木の下でお弁当やお酒を飲みながら時間を楽しむことはごく普通のこと。アルコールの飲み過ぎは考え物ですが、ある程度は飲んでも大丈夫です。

しかしながら、ところ変わればルールや法律が変わる様に、海外には公共の場で飲酒をすることを禁止されている国も多いです。同様に、国によってあらゆるシーンでの年齢制限も変わります。

ここではニュージーランド留学に行く前に知って起きたい年齢制限を中心に、人気のワーキングホリデー申請の年齢の疑問にも触れながらご紹介しています。現地で「日本ではこうなのに…」とビックリしないように、あらかじめ知っておきましょう!

1.留学前に知っておきたい!日本と異なる年齢制限あれこれ

ここはニュージーランド!言語も違えば文化や習慣も異なります。日本では当たり前であることが、ニュージーランドでは法律違反ということも…。さっそく、年齢制限に焦点を当てて、日本との法律の違いを比べてみましょう。

普通自動車運転免許の取得

16歳でLearner License(Lプレート)を取得して、車の運転をすることができます。フルライセンスを取得するには2年かかりますが、車を運転する「初心者」として、立派に路上で運転できます。日本で言う若葉マークですね。

日本では18歳からですが、ニュージーランドではハイスクールに車で通学する学生もちらほらいます。現地では高校一年生になると、アルバイトでためたお金で中古車を購入して、早々と路上デビューする高校生も姿も多いんですよ。

飲酒・喫煙

ニュージーランドで飲酒や喫煙が認められるのは18歳からです。たとえ18歳以上の人に頼まれた時でも、18歳以下がアルコールを購入することは法律で禁じられています。「父親に頼まれた」と言っても、お店は売ることができません。18歳以下の人にアルコールを販売すると、店側は最高4,000ドルの罰金が課せられます。

以前はアルコールの飲酒は20歳以上でしたが、1999年12月に法律が改正されました。留学中はパーティやイベントを含めお酒を飲む機会も増えてくるかもしれませんが、過度の飲酒や喫煙は控えるようにしたいですね。総体的にアジア諸国からの留学生は若く見えるので、たとえ18歳以上でも国際免許証など年齢を証明できるIDを携帯するようにしましょう。

選挙に投票できる権利

ニュージーランドで選挙に投票できる権利、つまり選挙権があるのは18歳からです。選挙権はニュージーランド国民に与えられた権利であるため、留学生にはあまり関係のないことかもしれませんが、留学期間が選挙の時期と重なった時の予備知識として知っておくと良いでしょう。

同じ大学の仲間や学校の先生など、選挙が行われる前は投票についての会話も出てくるかもしれませんね。「日本ではつい最近まで(2016年まで)選挙権は20歳以上だったんだよ」と、日本の選挙権の歩みについても教えてあげましょう。

カジノへの入店

ニュージーランドでカジノに入店できる年齢は20歳以上です。ニュージーランドにはオークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ダニーデンなどににカジノがあります。国内で最も大きいのがオークランドのSky Cityで、スロットやルーレットなど各種ゲームが揃っています。

入店の際はIDの提示が必要ですので、パスポートや国際免許証などの身分証明書を必ず持参するようにして下さい。ドレスコードはそれほど厳しくありませんが、ビーチサンダルやショートパンツでの入店はできませんので注意しましょう。日本でもカジノの登場が現実的になってきましたね。

結婚について

親の許可ありで結婚できるのが男女ともに16歳、親の許可なしで結婚できるのが男女ともに20歳です。ハイスクール時代の恋人と結婚したくても、在籍中は18歳以下なら双方の親の同意が必要と言うことになります。

日本では男性が18歳、女性が16歳が結婚ができますが、女性の結婚年齢も2017年に18歳に引き上げられましたね。成立後3年の周知期間を置くことが条件なので、2021年には施行される見通しですが、どの国も変化を続ける社会の傾向に合わせて「年齢制限」を改正していくんですね!

子供一人で家にいること

14歳未満の子供が大人なしで一人で家にいること、留守番をすることは、法律で禁じられています。一人でも14歳以上の子供(兄弟や親戚、友達など)がいれば大丈夫です。

オーストラリアにも同じような法律がありますが、目的は不審者による連れ去り、大人のいない場所での子供の事故防止などです。幼い子供だけで家にいることがわかった場合、子供を保護するという観点から通報されることもあります。

チャイルドシートの着用義務

7歳以下は後部座敷でチャイルドシートを着用しなければなりません。ニュージーランドでは違反すると150ドルの罰金が課せられます。

日本でも6歳未満はチャイルドシート着用の義務がありますが、違反すると罰金は課せられないものの、道路交通法違反に該当するため点数1点が引かれてしまいますよね。どの国でも子供の安全のためにチャイルドシートの着用は必要ということですね。

2.ワーキングホリデービザ申請での年齢制限

20代の人たちに人気のあるワーキングホリデー。ニュージーランドをはじめとする協定国での年齢制限をご紹介します。年齢制限ギリギリに申請をする人もいると思いますが、申請日と受理される日にちのギャップについての疑問もまとめてみました。

ワーキングホリデーの年齢制限は30歳まで

18歳から30歳までの健康な男女が申請できるのがワーキングホリデービザです。申請をするには18歳の誕生日を迎えてから31歳の誕生日を迎える前までに手続きを済ませる必要があります。従って、年齢制限を超えての申請をすることはできません。

31歳の誕生日前日に申請をすることはできる?

30歳まで申請をすることができるので、31歳の誕生日の前日に申請をすることは可能です。30歳のうちに申請をして、ビザ発給を待つ間に31歳の誕生日を迎え、ニュージーランド渡航時に31歳でも問題はありません。

しかしながら、ワーキングホリデービザの申請書類に不備や抜けがあった場合は、再度申請をする必要があるので、少なくとも数か月前に余裕をもって申請をすることをおすすめします。

補足まででえすが、オーストラリア政府は2016年9月にワーキングホリデーの年齢制限を35歳に引き上げるという案を発表ました。しかし、正式に決定された法案ではないため、現時点では現行の18歳から30歳で、35歳への引き上げ案は未定であると公表しています。今後の見解に注目したいですね!

3.子供を留学させたい!ニュージーランドの学年齢について

お子さんをニュージーランドに留学させたい親御さんは、まず現地での学年齢を知っておきましょう。

5歳で小学校一年生に!

ニュージーランドでは5歳になるとプライマリー(小学校)に上がります。6歳で2年生、7歳で3年生、8歳で4年生、9歳で5年生、10歳で6年生、11歳で7年生、12歳で8年生、13歳でセカンダリー(高校)に上がり9年生になります。そして、14歳で10年生、15歳で11年生、16歳で12年生、17歳で13年生(卒業)となります。日本の学年年齢に比べると1年~2年程度、小学校に上がる年齢が早い計算になります。

4.ニュージーランド留学でベストな年齢は?

ニュージーランドに留学するのに、ベストな年齢ってあるの?そんな素朴な疑問について考えてみました。

留学に年齢制限はない

ニュージーランド留学に年齢制限はありません!学生でも、社会人でも、定年後でも、留学することはできます。もちろん、心身共に健康であることが留学をする条件になりますが、年齢的に「〇〇歳だからダメです」というような理不尽な制限はありません。

そして「留学に行きたい!」と思った時が留学的年齢です。ニュージーランドなら留学初心者の方でも安心!治安もよく、留学生に対するサポートが整っています。何より、のんびりした大自然の中でゆったりと留学生活が遅れるのは何よりの魅力でしょう!

親子留学では0才から参加できる

ニュージーランドは世界の中で最も若い年齢で留学できる国の一つです。オークランド、ロトルア、コロマンデルには0歳から受け入れをしてくれる保育園があるため、親子留学として0歳児のお子さんでも留学が可能です。

早期の英語教育に興味のある人はぜひニュージーランドへ!オムツをした赤ちゃんでも立派に留学することができますよ。設備の行き届いた保育園でローカルの赤ちゃんたちやママさんたちと英語で触れ合うことができるのは、とても貴重な体験と言えますね。

ニュージーランド留学前に知っておきたい年齢制限を中心にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?留学に年齢制限はなく、留学の敵年齢は「留学に行きたい!」と思った年齢です。

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