マレーシアは東南アジアの観光地として知られていますが、近年は、大学留学先としても人気が高まっています。
マレーシアの公用語はマレー語ですが、首都のクアラルンプールは多民族都市なので、中国語、タミール語、英語などが使用されています。つまり授業も英語で受けることが出来るのです。
そこで今回、実際、留学していた私が、マレーシア留学でおすすめの人気都市・エリアをご紹介していきます。マレーシア留学を検討している方、どの都市を選ぶか迷っている方の参考になれば幸いです。
具体的な大学や詳細を知りたい方はこちらの頁も重ねて参考になさってください!
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マレーシア留学の都市(場所)選びのコツ
マレーシアは、マレー半島南部とボルネオ島北部のから成り立ち、美しい自然の景観やビーチが人気の国です。
マレー系、中国系、インド系などの多民族・多文化が共存する独特の雰囲気を持っています。
近年、大きな経済成長を遂げており、東南アジアではシンガポールに次いで豊かな国です。
マレーシアの通貨はマレーシアリンギット(Rm)物価は日本の1/2〜1/3程度です。
留学中の滞在費や生活費、学費も安くなるので、海外留学とはいえ、トータル留学費用は大幅に抑えることができます。
マレーシアの大学留学の費用は、私立の場合は年間80万円、国立の場合は30万円からとなり、破格の安さです。
欧米の大学費用は年間250万円はかかるため、半分以下で留学を実現することができます。
街中のレストランは300円以下、電車やバスは85円程度くらいで市内・郊外を移動できます。
欧米の大学留学費用よりもコストが約半分から3分の1程度のため、今人気が急上昇しているのです。
ここからは、マレーシア留学におすすめの都市をご紹介しましょう。
マレーシア都市部の特徴
マレーシアの都市部は、首都であるクアラルンプールとボルネオ島に位置するコタキナバルが挙げられます。
クアラルンプールは東南アジア有数の国際的な近代都市として、今急速に開発が進められています。
東京と同様に経済成長している大都市ですから、買い物や生活、交通手段に不便はありません。
イギリス統治時代の趣きが感じられる建造物もあれば、近代建築も続々と建設されて、新旧入り混じった独特の街並みが印象的です。
クアラルンプールは電車、バス、モノレールといった交通網も発達していますので、通学や観光にも便利です。
マレーシアの大学はクアラルンプールに集中しており、便利な生活を送ることができます。
しかし、大都市クアラルンプールの中心地はシェアハウスで5万円、高級コンドミニアムは8万円と相場は高めです。
クアラルンプールから少し足を延ばせば、大自然溢れるリゾートビーチがあるので、透明度の高い海でマリンアクティビティを楽しむこともできます。
例えば、ボルネオ島に位置する東マレーシア最大のリゾート都市、コタキナバルは熱帯雨林に囲まれた自然豊かな景観が魅力のリゾート地です。
マレーシア郊外の特徴
クアラルンプール郊外に行くと、普通のコンドミニアムの家賃相場は3万円〜5万円くらいに下がります。
郊外コンドミニアムは、全部で3部屋、リビング、キッチン付きで家賃3万円程度の物件を見つけることができます。
セキュリティのために警備員がいて、プールやジムもあり、格安で快適な生活を送ることができます。
郊外のローカルレストランでは約150円でお腹いっぱいになるので留学生には嬉しいですね。
クアラルンプールと郊外では、家賃と食費が大きく差が開くポイントです。
マレーシアの主要都市をご紹介
ここからは、マレーシアの主要都市、クアラルンプールとコタキナバル、ペナンの3都市について詳しく見ていきましょう。
首都クアラルンプール
マレーシア留学を検討中の方は、第一候補にクアラルンプールを選ぶでしょう。
首都クアラルンプールはマレー半島の南部に位置しており、人口は約170万人、経済と観光業の中心地です。
クアラルンプールは東南アジアの中心都市として、ファッションやトレンドの発信地であります。
市内には60以上のショッピングモールがあり、ローカルマーケットでは南国のかわいい雑貨をお土産に選んでも良いでしょう。
近未来的オフィス街には日本企業も多く進出していており、現地に住む日本人の数も多いので、日本食レストランやスーパーもあって生活に困りません。
世界的に有名なペトロナス・ツインタワーはシンボル的存在であり、国家記念碑、マスジッド・ネガラ
など観光も楽しむ事ができます。
ボルネオ島最大の街コタキナバル
マレーシア・サバ州の州都、コタキナバルは東マレーシアで最大の都市です。
海沿いの都市なので、海や山、大きな自然公園、島に囲まれており、大自然に恵まれています。
休みの日には、自然の中でダイビング、登山、ハイキングなどアウトドアなアクティビティを体験することができるのもメリット。
ビーチライフを満喫しながら、美味しいシーフードも堪能できるのは嬉しいですね。
近年は、東マレーシアの経済の中心として急速に発展しており、観光客向けのエコツアーが増えています。
ペナン
マレーシア有数のリゾート地として日本人観光客にも人気のあるペナンも選択肢の一つです。
ペナンは別名「東洋の真珠」とも呼ばれており、マリンスポーツやエコツアーを楽しめる美しいビーチが多くあります。
東南アジアの中心に位置しているので、他のアジア諸国とのアクセスの良さもおすすめポイント。
ジョージタウンには、寺院やモスクが立ち並び、ユネスコの世界遺産にも登録された歴史的建造物があります。
マレーシアの大学の選び方のコツ
ここからは、マレーシアの大学の選び方のコツをご紹介しましょう。
勉強したいことを明確にする
マレーシア留学を成功させるには、日本にいるときから勉強したいことを明確化することが大切です。
大学で何を勉強したいのか、将来どんな仕事をしたいのか考えておくことは大切です。
マレーシアにも国立大学と私立大学があり、学部や制度はそれぞれ異なります。
私立大学は「University」「University College」「College」の3つに分類されます。
マレーシアの私立大学は、もともとは専門学校だったという背景があり、ホスピタリティ、IT、ビジネスなど専門的で実践的は内容になっています。
自分がマレーシアの大学で何を勉強したいのか、卒業後のキャリアを見据えて大学を選択しましょう。
入学する段階で希望の学部が決まっていない場合は、一般教養のFoundation Courseを一年間履修することになります。
色々な分野の勉強をしながら視野を広げて、方向性や興味のある分野を選択することができます。
▶キャリアを手に入れて自分らしい人生を送るには…?【留学】が有効な理由
アメリカ・イギリスの提携大学の卒業資格を狙う
マレーシアの大学が世界中で注目されている理由はイギリスやアメリカの海外大学との提携関係があることです。
例えば、ダブルディグリープログラムは、マレーシアの大学に通いながら、イギリス、オーストラリアの大学の学位が同時取得できる人気のプログラム。
ツイニングプログラムは、イギリス、オーストラリアの大学の学位が取得できます。
アメリカ大学編入プログラムはアメリカを始めとした海外大学へ編入を目指すマレーシア独自のプログラムです。
そのように、デュアルディグリーやツイニングプログラムを利用すれば、イギリスの大学卒業資格を取得したり、アメリカの大学へ編入することも可能です。
マレーシアの大学選びは、海外のどの大学と提携しいるかチェックしておきましょう。
▶マレーシアの大学Sunway Universityの訪問レポート
自分に合うキャンパスを選ぶ
大学によってキャンパスの雰囲気は大きく異なります。
クアラルンプール市内の中心地にある大学はスタイリッシュでモダンなキャンパス設備が魅力です。
郊外の落ち着いた場所に立地している大学を選べばリゾート気分も楽しめるのがポイント。
マレーシアの大学はキャンパスの雰囲気もチェックして自分の感覚と合った学校を選びましょう。
マレーシアの大学は日本人留学生が少なく、世界100ヶ国からの留学生が多く集まる国際豊かな学習環境があります。
大きな留学生コミュニティーがあり、様々な英語を話す留学生と一緒にコミニュケーション能力を高めることができるでしょう。
海外留学では、日本人同士でグループになってしまい、英語を使う機会が少なかった…と悔やまれる声はよく聞きますが、マレーシアではその心配はありません。
欧米の大学へ留学するよりも、多くの機会に恵まれて、中身の濃い留学生活を送ることができるでしょう。
まとめ
マレーシアの大学は、授業は英語で行われているため、自然と英語力がアップし、留学費用は安いことが最大の魅力です。
マレーシアの年間平均気温は約27度と高く、年間を通して常夏の気候なので、リゾート地でゆっくり過ごしたり、マリンスポーツを楽しんでも良いでしょう。
マレーシア留学は、3ヶ月以上になる場合、学生ビザの取得が必要となりますので、早めに準備をして申請しておきましょう。
ぜひ、今後の留学プランの参考にしてみてください。
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