Taylor’s Universityはイギリス系の財団“Taylor’s Education Group”によって1969年に創立された総合大学。このグループはインターナショナルスクールから大学院まで幅広く教育事業を展開しています。

今回のレポートでは、大学・大学院のメインキャンパスであるLake side campusについて実際に今通学中の渡辺がお伝えします!

Taylor’s Universityの概要

以下で詳しく触れますが、まずは箇条書きでまとめます。

  • 生徒の数は約12,000人。マレーシアで言えば大きな大学のひとつです
  • うち留学生は約2,000人、日本人は70-80人
  • クアラルンプールの郊外にあり、都会すぎず、田舎すぎず
  • QS世界大学ランキングでは701-750
  • 観光学やホスピタリティー、デザイン科が有名。自称、私立ではトップ
  • 学部によっては卒業が厳しい大学

Taylor’s Universityの場所は?

まずは場所・立地から紹介していきます。

大学のメインキャンパスはクアラルンプール郊外に位置します。

中心地、クアラルンプールの喧騒から距離を置きつつ、モール・総合病院・飲食店など生活に必要な施設は一通り揃っているので生活はしやすいエリアです。

また、Taylar’sの他にもSunway大学、Monash大学、INTI大学など、有名大学が集まる学術エリアなので、学生用のコンドミニアム等が充実しているエリアでもあります。

Taylor’s Universityを写真で紹介

キャンパス内の施設や授業風景を写真ベースで見ていきましょう!


最寄りのBRT Sunmed Station駅へは徒歩10分ほど。大学-鉄道駅-ショッピングモールを巡回するシャトルバスも運行していおり、便利です。


寮からの景色。クアラルンプールは度々“ジャングルの中の大都市”と形容されますが、この大学もまた生命力溢れる木々に囲まれています。


正門から。手前の建物に大学のオフィス機能が集約されており、授業料やビザ等諸々の手続きはこちらの建物で行います。


裏手からパシャリ。

向かって右手が校舎、左手が大学寮です。大学寮の下層階は飲食店等が入るちょっとしたモールになっています。


大学のオフィス棟。日本でいう“学生支援係”“教務係”にあたる施設が入っています。諸々の手続きでお世話になっています。


校舎内部。ビル型の大学ですが、南国らしい開放的な造りになっています。


ライブラリーです。勉強している学生さんで賑わいます。


図書館。4階建でパソコンルームや印刷所も兼ねています。夜の9時まで開館しておりテスト前は机の争奪戦になります。


大ホール。入学式、卒業式等の式典や期末テストに使われます。写真は期末テスト後に撮影しました。


僭越ながら僕の部屋。大学内の学生寮、single standard roomです。ちなみに、キッチン、シャワー、トイレ共用でRM1250/月(約¥30,000/月)。

日本人留学生のほとんどは半年ほどこの学生寮で生活した後、近隣のコンドミニアムに引っ越します。

Taylor’s Universityを動画で紹介

動画も載せておきますので、ぜひご覧ください。

Taylor’s Universityの特徴は?


大学の特徴を3つ挙げてみます。

①名門総合大学として多少なコースから選べる

まず、マレーシアの名門総合大学として多様なコースから選べるのが1番の特徴だと思います。

学部は大きく分けて3つに分けられますが、

  • ホスピタリティ系
  • デザイン系
  • エンジニアリング系

他にも教育学部、医学部、法学部とほぼ全ての分野を網羅しています。

マレーシアのNo1私立大学を謳っているだけあり、2019年のQS世界大学ランキングでは701-750にランクインしています。中でも、観光学部とデザイン学部に関していえば、マレーシアの私立大学でトップだそうです。

ちなみに、日本人学生は70-80人ほどで推移しておりそのほとんどはホスピタリティ系の学部に在籍しています。

②日本や海外の大学とのつながりが深い

また学部の途中でアメリカの連携大学に編入するAmerican Degree Transfer プログラムを始め、欧米の大学に留学・編入する仕組みも充実しています。

ちなみに日本では早稲田大学・大阪大学と連携している様です。

単位変換のシステムもあるので 例えば日本で高専・短大卒業後あるいは日本の大学を中退後にTaylor’sの大学課程に編入することも可能です。(かなりハードルは高いですが。。)

③設備が充実してる大学

設備面も充実しています。人工湖を囲う様に2014年に建てられた校舎は美しく、広すぎず狭すぎない都市型キャンパスです。

ホスピタリティ系の校舎には実習で使うレストランやバーカウンター、ホテルの客室が入っており、実践的な教育を受けられます。 デザイン系の校舎には24時間開放されているスタジオやアトリエが入り、製作に没頭できる環境が整っています。

Taylor’s Universityを選ぶ前に。デメリットも少しシェア!


Taylor’s Universityに在籍する者として、フェアに情報をお伝えしたいのでネガティブな面にも触れたいと思います。

日本人スタッフがいないので留学手続きは自分で

まず、Taylor’s Universityには日本人スタッフは在籍していません。

僕を始め、先輩学生がサポートしますが、基本的には到着日から英語で手続きを進めなくてはなりません。

学部によっては留年や退学もある厳しい大学

2点目は留年・退学率の高さです。

“海外の大学は入学するのは簡単だが卒業が難しい”とはよく言われますが、これはTaylor’s Universityにも当てはまります。(一般的にマレーシアはそれほど厳しくない大学が多い)

もちろん進級、卒業の難易度は学科によって異なります。ホスピタリティ系の学部は懐が深いのでほぼ全学生がストレートで卒業できますが、デザイン系の学部や医学部では多くの学生が留年・退学しています。現に僕が在籍する建築学部は3-4割の学生が途中でドロップアウトしていきます。

僕の個人的な感覚ですが Taylor’s Universityは他の私立大学と比べて良くも悪くもクールでドライでシビアなんだと思います。手厚い学生サポートや補習、再試等もないので、大学との書類のやり取りや普段の授業では自分から主体的に動いていかなければいけません。

”留学生だから” ”日本人だから”といった甘えは通用せず、規定のレベルに達していなければズバッと足切りされます。

つまり厳しい環境の中で揉まれ、成長したいというタイプの人が合っていると思います。

Taylor’s Universityに入学するために必要な英語力や条件


入学にはGPAの審査と英語力(IELTSまたはTOEFL)の証明が必要です。また、学部によっては筆記試験もあります。

参考までに僕が編入した2017年8月時点のデザイン学部建築学科の入学条件は、GPA3.5以上、IELTS6.0以上でした。その上で筆記試験(数学・物理)とスケッチ課題、エッセイ課題×2を提出した後、Skypeで30分ほど面接を受け ようやく合格通知を手にすることができました。

学部によってはファウンデーションコースを経由することで入学要件をカバーできたりするので、現状で要件を満たしていなくても問い合わせる価値はあるかと思います。

入学要件と学費は毎年変動するので、大学を検討される際は最新の情報を元に判断してくださいね。

Taylor’s Universityの生徒の声(口コミ情報)

日本人にも人気のインターナショナルツーリズムマネージメント学科に在学中のヨコヤマさんにインタビューしました!

日本からの正規留学生 ヨコヤマ ユウミさん

はじめまして。インターナショナルツーリズムマネージメント学科に留学中のヨコヤマです。 地元の高校を卒業してまもなく正規留学生としてマレーシアに来ました。
専攻している学科では 観光とイベントに関する事を同時に学んでいます。今はまだセメスター2なので、基本的な知識や地理学、マネージメントの基礎を学んでいます。学期が上がるにつれてより実践的な授業が増えていく予定です。例えばパッケージ旅行やイベントを実際に企画・運営したり 観光系の会社にインターンさせていただいたりできるカリキュラムです。

マレーシアの留学では欧米人のような滑らかな英語は話せないかもしれません。生活面や精神面で苦労することも多々あります。しかしこの発展中の東南アジアの中心に身を置き、いろんな人種の中に混じり、耳を傾け、理解しあい、大学生活を送ることはとても意味のあることだと思います。ぜひ皆さんもこの熱気と勢いの国マレーシアを候補に入れて見てくださいね

まとめ

テイラーはマレーシアトップクラスの総合大学なので、選べるコースやキャンパスの設備は本当に充実しています。

難関大学であるがゆえ、授業についていくのは大変ですが、一方で大学にブランド力があるので、インターンシップ・就職・留学・編入の連携先が多く 入学後は幅広い進路選択が可能です。

今後アジアで活躍したい人におすすめの大学です。

◆その他の大学情報はこちらから
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