北海道の小さな”外国”で、英語を使って働くニセコ留学のすすめ

北海道の小さな”外国”で、英語を使って働くニセコ留学のすすめ

ニセコは、オーストラリアを中心に世界中から観光客が訪れる巨大なスキーリゾートエリア。シーズンになると街は外国人で溢れ、日本にいるとは思えない雰囲気に。そんなニセコで英語を使いながら働けるプログラムをご紹介します!留学したいけど海外は行けない、留学したいけどお金がない、そんな方は必見です!

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「ニセコ」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

北海道出身でなければ、ちょっと聞いたことあるけど何があるか分からないという人が過半数だと思います。

北海道以外の日本人にとって知名度が低く馴染みのないニセコですが、実は世界中から観光客が大挙して押し寄せる一大観光スポット。世界中の人が一度は行ってみたいと憧れを抱くエリアです!

ニセコに観光客として来る日本人は多くありません。そうなると、お客さんはほとんど外国人で、接客はもちろん英語。バーに行けば店員もお客さんも全員外国人、更にメニューも全部英語なんてことが頻繁にあります

こんな環境だからこそ、ニセコは英語を鍛えることができる絶好の場所!更に海外で働くために必要なワーキングビザも、国内なのでもちろん必要なし。

だからこそニセコでインターンをしながら英語を鍛えるとっておきのプログラム「ニセコ留学」をご紹介します!海外留学をしたいけど事情があって海外は行けない、留学したいけどお金がない、そんな人にこそピッタリなプログラムです。

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ニセコとは?

ニセコエリアのある後志管内は、リフト輸送人員数では、全国のスキー場の約3分の1にも達するスノースポーツの聖地。

その中でもニセコの魅力はニセコに降る雪の質と量。ニセコに毎日のように降る”パウダースノー”は世界一の雪質と謳われ、世界中のスキーヤーの憧れの的となっています。

2017年には、ニセコエリアの倶知安町が大手旅行サイト「トリップアドバイザー」の観光地ランキングで東京、京都に次ぐ第3位を獲得。

また、ホテルなどの建設による倶知安町の地価上昇率は4年連続で全国1位に。日本を代表する観光地として更なる発展を続けています。

外国人との関わり

今から20年ほど前、オーストラリア人を中心に外国人がニセコのパウダースノーの魅力を発見。

これが徐々に口コミで海外に知られるようになり、今ではオーストラリア人を中心にヨーロッパや北米の観光客、最近では東アジア、東南アジアからの観光客も増えています。

とりわけ観光客が多く訪れるスキーリゾートでは英語が主な言語となっており、観光客と接する職業についている場合、基本的には英語が必須。飲食店では日本語のメニューを置いていなかったり、外国人スタッフしか雇っていない店舗も多く、メインストリートでは日本人を見つけるのが困難なほど外国人で溢れかえっています。

まるでおしゃれな西洋の繁華街に飛び込んでしまったような感覚に襲われるでしょう。

2.ニセコ留学って?

そんなニセコでは、外国人観光客や外国人住民が多い地域特性を活かし、「英語トレーニング(研修・就業体験・国際交流等)」×「地域でのアクティビティ」をパッケージとしたプログラム「ニセコ留学」が2017年からスタートしました。

「ニセコ留学」では都市部に住む大学生ら若者に、ニセコにある様々なオフィスや店舗で英語を使いながらインターンシップをしてもらいます。

就業期間は最低1ヶ月となっていますが、会社との交渉次第で2ヶ月から3ヶ月、はたまたそのまま内定が出てしまうケースも過去にありました。

基本的には有給ですが、給料の出ない企業もあります。また、会社にもよりますが、働く会社の社員寮に入って生活をしていただく場合が多いです。

「ニセコ留学」を通して何が得られるの?

①英語

まず1つ目はもちろん英語。接客や同僚との生の英会話を通じてスピーキングやリスニング能力を伸ばすことができるでしょう。

また、仕事以外の時間にもバーや温泉に足を伸ばせば、外国人が大勢いるのでフランクな日常会話を習得できる機会も多くあります。

ただ、注意してほしいのは、「ニセコ留学」で得られるのはあくまで、英語の”アウトプット”をする機会であって”インプット”をする機会ではありません。

これは海外でワーキングホリデーをする人にも同じことが言えます。

他言語を上達するためにはインプットとアウトプットの両輪を同時に回すことが重要ですが、ワーキングホリデーは英語の実践の場であって、インプットの時間は自分で作るしかないということを意識してください。

②直面する多様な課題を乗り越える力

ニセコには外国人観光客が多く外資系企業も多く存在するため、お客さんもスタッフも日本国外からやってきた人がほとんど。

これほどまでに「人種のルツボ」となっている地域は国内でも珍しく、だからこそ、価値観や文化の違いから様々な課題が発生します。

日本人社会では日本人社会では到底起こりえないような課題に、どれだけ柔軟性と寛容性を持って対応できるかが常に問われますが、この課題解決力を身につけることができれば、日本に限らず海外でも活躍できる人材になれるでしょう。

③友人(同僚・同期)

ニセコ留学生活を通して得られるなにより大切なものは、友人です。まず職場の同僚。常に仕事場では一緒に仕事をするチームメンバーであり、社員寮でも一緒に生活する仲間。

同僚は日本人かもしれないし、外国人かもしれません。ニセコ留学中に仲良くなれば、留学終了後に友人のいる国や地域を訪ねて、案内してもらうことも可能です。

もう一つは、ニセコ留学の同期。同じ世代の挑戦心ある優秀な仲間たちと、職場はちがえど苦楽を共有するので、間違いなく心から打ち解けあえる友人に巡り会えます!

過去の留学生は大学や地元に帰ったあとも定期的に集まって一緒にご飯を食べたり遊んだりしているようです。ここでの出会いはすべてかけがえのないものになるでしょう。

「ニセコ留学」はどんな人におすすめ?

海外に留学・ワーキングホリデーをしたい、しかし海外は諸事情があって行けない、こんな人には「ニセコ留学」は最適だと思います。

日本なので治安は安心ですし、費用もそれほど気にする必要はありません。

また、過去の参加者ではこれから外国に留学・ワーホリに行くからその練習としてニセコに来た、という方もいらっしゃいます。

更には、英語をアウトプットできる格好の場所だからこそ、すでに海外留学等を通じて英語をある程度学んだ人にもオススメです。

ニセコ留学体験談

「ニセコ留学」については大体分かりましたか?より実感を持ってもらうために、実際の留学した人の体験談をご紹介します。

ニセコ最大の企業HTM.K.Kのマーケティング部に配属

HTM.K.Kはニセコエリアでもっとも大きな不動産マネジメント会社の1社で、大学4年生のK.SくんはHTM.K.Kのマーケティング部に配属されました。

オフィスでは従業員の9割が外国人だったので、社内での公用語は自然と英語に。業務は、ニセコのニュース・情報発信メディアサイトの管理、ニセコエリアのプロモーションイベントの企画・運営アシスタントなど多岐に渡っていました。

一日の過ごし方
時間 内容
7:30 起床 → 会社のバスに乗る
9:00 出社
9:30 モーニングミーティング
10:00 英語記事の日本語翻訳と自社メディアへの掲載
12:00 昼休み
13:00 記事作成のための地元の人や観光客への取材
15:00 記事作成
18:30 退社
19:00 同僚と飲み会やごはん
21:00 帰宅
22:00 英語の勉強や読書・日記
24:00 就寝

住居はHTM.K.Kの社員寮に住んでいて、会社までは社バスで約30分。朝出社すると部署全員で作業の進捗具合を確認するモーニングミーティングがありました。

もちろんミーティング内容は全て英語。ミーティング後は、記事の翻訳や記事作成のための取材が主業務。基本的には上司の指示に従って業務を行いましたが、社員の挑戦に対して非常に寛容な会社だったので、自分がこんな記事を作りたい!と提案すれば自ら取材に行かせてくれることもありました。

イベントのある日には現場に赴いて通訳やオーガナイズのお手伝いを担当。

オーストラリアの著名なオーケストラを呼んで音楽祭を運営したり、観光客に日本の文化を知ってもらおうと日本文化体験ツアーを開催したり、また、責任の重い場面での通訳も率先して引き受けていました。

退社して社員寮に帰ると同僚たちとごはんを食べたり、他愛もない話をして過ごします。寝る直前には勉強と日記をつける時間を1時間は必ずとっていました。

得られたもの

まずはビジネスの場での英語の実践。何度か過去に留学を経験していたので英語を話すこと自体に抵抗はありませんでしたが、ビジネスの場で英語を使うのは初めてでした。

通訳でも、どのように訳したら相手に伝わりやすいかなど、頭を使う場面が多かったです。迅速でわかりやすい英語や日本語を使うことが重要であることを学びました。

もう一つは、挑戦していくことの大切さ。自分がやりたいことがあれば、上司やマネージャーに伝えてみたり、誰でもいいから行ってくれ!という案件があれば自分が率先して行くよう心がけていました。

その結果、最初は単純な作業が多かったのですが、徐々に責任のある業務を任せてくれるようになっていきました。この挑戦することの大切さはどの会社に入ろうと同じことだと思います。

最後は友人です。ほとんどの同僚が外国人だったのですが、ニセコ留学終了後、同僚の中でも仲の良かったタイ人・マレーシア人・台湾人のそれぞれの国・地域を訪れて案内をしてもらいました。

普段観光客がなかなか行けないようなところにも連れて行ってもらい、人一倍楽しむことができたと思っています。今でも彼らとの交友関係は続いています。

ニセコ留学の紹介動画

4.まとめ

日本にあるのに外国のような環境を持つ場所、ニセコ。こんなニセコでインターンシップをすれば人生を180°ならぬ、一周回って360°変えることができるのではないでしょうか?!

特別な体験をしてみませんか?ニセコでお待ちしてます!

▶ニセコ留学についての詳細はこちら(運営:北海道庁)

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