留学先として今も昔も変わらず人気の国アメリカ。この国で1986年に創立以来不動の人気を誇るのが、英語学校の「FLS International (FLS インターナショナル)」です。(FLSはForeign Language Schoolの頭文字からとっているそうです)

カリフォルニア州で誕生した学校で、創立から30年。現在では、ボストン、ペンシルバニア、テネシー、ニュージャージーと、季節限定校も含め全米に8校を擁します。

今回は、ニュージャージー州の私立セント・ピーターズ大学(Saint Peter’s University)キャンパス内にある、FLSインターナショナルを訪問しました。

FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)の場所

FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)は、ニューヨークのお隣、ニュージャージー州のジャージーシティーというエリアにあります。ジャージーシティーは、同州でニューアーク市に続いて2番目に人口の多い街です。


PATHトレインの最寄りの駅、ジャーナルスクエア駅に到着。ニューヨーク・マンハッタンのダウンタウンからPATHトレインでわずか20分ほどの場所です。
 


駅前の様子。マンハッタンに比べて、断然空が広いです。
 


駅前の様子。
 


駅から徒歩10〜15分ほどで、セント・ピーターズ大学に着きます。(学生は、学校と駅間を走る専用の無料シャトルバスを利用することも可)
 

FLSインターナショナルがある、私立セント・ピーターズ大学


大学キャンパスに入ってみましょう。
 


緑が多くて、開放的な雰囲気。
 

FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)のキャンパスを覗いてみた

私立セント・ピーターズ大学は学部生が約3000人、大学院生が約500人とのこと。広大な敷地内には建物が約30以上もあり、その中に図書館やコンピュータ室、カフェテリア、スポーツジム、ラジオ放送スタジオなど、さまざまな設備が大変完備しています。


大学キャンパス内の図書館&コンピュータルーム。
 


体育館
 


とにかく広い!室内テニスコート。テニスは日本人学生に人気があるそうです。
 


ステューデントセンターの建物
 

ステューデントセンターの中に入ってみる


生徒用ラウンジが各所に設けられています。
 


スターバックスなども入った売店。
 


売店の隣にある大学グッズのお店。
 


ここも生徒用ラウンジ。
 


マンハッタンの景色がきれい!水曜日の放課後に実施の「会話クラブ」は、このラウンジで行われます。
 


ほかにもビリヤードや卓球施設などが充実しています。
 

ステューデントセンターの中のカフェテリアは2箇所




アメリカンフードから、野菜をたっぷり使った健康系メニューまでさまざま。
 

80代の日本人女性も英語を勉強!

FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)で学生課ディレクターをしている、ロバート・キングさんに話を聞きました。韓国の英語学校で5年間、英語講師として働いていた経験があるそうです。


学生課ディレクターのロバート・キングさん。韓国人学生が困っていたら韓国語で助けるのかと問えば、「学生にはできるだけ英語で伝えることを挑戦してほしいから、緊急の場合以外は極力英語で受け答えをしています」とのこと。
 

ロバートさんによると、FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)には年間を通して270〜320人前後の生徒が、世界中からやって来るそうです。日本や韓国、中国、タイをはじめ、中南米やヨーロッパ、アフリカ…と国際色豊かなのだとか。

その中で日本人の比率は15%ほど(季節によって異なる)。夏場は15歳以上の高校生を対象にした各種英語プログラムも実施しているそうです。学生の年齢層は幅広く、ロバートさんは「昨年の夏、81歳の日本人女性が当校の8週間の英語プログラムで英語を勉強しました!」とのこと。その女性は元教師で、リタイアした今も勉強意欲がある方だといいます。とてもいいエピソードですね。

大学進学に有利なUPPシステムを利用できる

英語のクラスは、初級から上級まで全部で18レベルに分かれており、プレイスメントテストを実施後、クラス分けされます。FLSの一定レベルを終了するとUPP(University Placement Program)システムが適用されます。このUPPシステムを利用すると、大学入学に必要なTOEFLテストが免除されます。FLSインターナショナルは大学の一部にある語学学校なので、大学進学に興味のある生徒も多く、大変便利なシステムです。FLSインターナショナルは全米の約200の大学と提携しているそうです。

またFLSインターナショナルがほかの英語学校と違う大きなポイントとして、ロバートさんは説明を続けます。

「アメリカの英語学校は、カリキュラムも先生の質もそう大差はありません。しかし当校のもっとも特徴的なポイントとしては、大学のキャンパス内にあり、大学施設を利用できること。そして、ネイティブスピーカーである大学生らと交流できる機会をたくさん設けていることです。私たちスタッフは、積極的に生徒らと交流を持ち、彼らが心地よく英語で会話ができるように心がけています。私が生徒に教えていることは、話せるようになる『自信』なのです」


気軽に生徒とコミュニケーションを取るロバートさん。「英語の先生は外国人生徒の英語に慣れている。上達のコツは『一般の人々と会話を積極的にすること』です」と言う。

FLSインターナショナルならではの特徴

一般のネイティブスピーカーと会話するチャンスを増やすために、FLSインターナショナルでは特に以下のような機会を設けています。

  • 大学キャンパス内で、セント・ピーターズ大学の学生らと触れ合うイベント。(毎週)
  • セント・ピーターズ大学の学生らと、ボランティアをする機会。(毎週)
  • セント・ピーターズ大学の学生らと、ランゲージエクスチェンジ。
  • 英語ライティングの上達のために、英語ネイティブのペンパルを紹介。


FLSの生徒らがセント・ピーターズ大学の学生らと共に行った、ロシアン美術館でのボランティア。この日は会話を楽しむことに加えて、アートも楽しむよい機会になったそう。(写真提供:FLSインターナショナル)
 


ランゲージエクスチェンジのプロジェクト。FLSの生徒、ジョンさんがランゲージパートナーとご対面!(写真提供:FLSインターナショナル)
 

ニュージャージーでの住居選びサポートも

英語学校を決めたら、次に決めなければいけないのは「どこに住むか」ですよね。ニュージャージー州はニューヨークに比べてやや物価が低いものの、日本から来るといろんなものの値段が高く感じるでしょう。「アパートはとても高いんじゃないか?」「治安はどうなんだろう?」と、いろいろ心配になると思います。

同校では、キャンパスからわずか徒歩3分ほどの場所に寮も完備しています。またホストファミリーの紹介や、一般の住居用アパートの紹介もしているそうです。ロバートさんに気軽に相談してみましょう。

クラスの様子も覗きました


映像を観ながらの授業でした(教室の照明が暗いのはこのためです)。
 

FLSインターナショナルの生徒の声(口コミ情報)

FLSに通っている生徒に、実際に話を聞いてみました。

日本からの留学生、竹本直樹さん


 
この学校を選んだ理由は、「6ヵ月前にアメリカに来て、ペンシルベニアの語学学校に入学したのですが、休み時間になると同じ国の生徒同士が集まっておしゃべりばかりしていました。『ここでは英語が上達しないなぁ』と思い、新しい学校を探していたら、FLSインターナショナルが大学の中にある語学学校ということを知り、ここだったらきちんと英語を勉強できると思って5ヵ月に転校しました」

「ジムや図書館、カフェテリアなど、大学のファシリティーがとても充実していて気に入っています。英語を話す機会をたくさん作ってくれて、ランゲージエクスチェンジやアクティビティーにおいでと、気軽に声をかけてくれて感謝しています」

現在京都の大学を休学している竹本さん。ここで勉強するのもあと1ヵ月後。その後はいったん京都の大学に復学し、将来はITエンジニアになりたいそうです。

台湾からの留学生、フランク・チェンさん


 
アメリカには1年前に来て、FLSインターナショナルで9ヵ月英語を勉強しました。そして現在はセント・ピーターズ大学のマスター課程をとっているところ。大学に通い初めて4週間だそうです。

FLSインターナショナルで英語を勉強しようと思った理由は、「ニューヨークに近いというのが大きな理由です。また別の理由としては、ほかの語学学校は1つの建物で完結しているけど、FLSは大学のキャンパス内なので、規模が大きく設備が充実しているから」。

またクラスでの先生の教え方も、「先生側に、生徒が英語を間違ってもプレッシャーに感じさせない気遣いがある。自信を持ってどんどん英語を話す機会に恵まれ、英語力がこの1年でどんどん伸びていきました」。

大学ではサイバーセキュリティーを学んでいるそう。卒業後はトレーニングビザのCPTを利用し、インターンシップで実務経験を積みたいとのことでした。

授業後の課外活動も充実

FLSインターナショナルでは課外活動として、先述のランゲージエクスチェンジやボランティア活動などに加え、ほかにも日帰り旅行、TOEFLワークショップ、大学入学申請のためのアカデミックワークショップ、会話クラブなど、さまざまなアクティビティーがほぼ毎日実施されています。生徒が、学校内だけでなく実生活のコミュニティーの一員として感じられるよう、生きた英語を学べる機会が積極的に作られているのです。



セントラルパークへ行ったときの様子。(写真提供:FLSインターナショナル)
 

FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)の紹介ビデオ

高いクオリティーの授業を提供しつつ、充実した課外活動も行なっているFLSインターナショナル。この学校でなら、留学期間中にニューヨーク&ニュージャージーというトライステートエリアライフを楽しみながら、英語力を上達できそうです。

以上、FLSインターナショナル(セント・ピーターズ大学)のレポートでした。この学校の最大のポイントは、マンハッタンという大都会からたったの20分の便利な場所にあるということと、広大な敷地を持つ大学の設備を利用できるということです。また学生課が生徒のために、英語ネイティブとの機会を作ってくれるので、クラスでの勉強ばかりではなく、実際の場で生きた英語が学べそうです。