近年、パリやベルリン、ブルッセルなどヨーロッパの主要都市を含む世界各国で相次ぐテロ。
実際に、2005年にはロンドン市内で同時爆破テロが起きましたし、当局は厳戒態勢をしいていますが、イギリスでもいつテロが起きるかは分かりません。それでも平和だと言われている日本でもいつ何が起こるか分からないので、夢見ている留学をあきらめず、しっかりと備えをして旅立ってみてはいかがでしょうか。
この記事ではテロについて、知っていると安心な情報とご自身で出来る対策をご紹介いたします。
１．イギリス留学前に知っておくべきテロの情報と対策
渡英前に出来る対策は多くありませんが、事前に必要な情報をチェックしたり、心に留めておくことが大切です。万が一、事件や事故に巻き込まれたとき、とっさの判断が運命を左右することもありますので、情報は持っていて損は無いでしょう。
①外務省海外安全ホームページを確認
まず、信頼できるソースから情報を入手することが大切です。渡英前には必ず外務省の海外安全ホームページで最新情報をチェックしておきましょう。空港は人が多く、テロの標的になりやすいので、経由便の場合は経由地の安全情報も見ておくと良いでしょう。
» 外務省海外安全ホームページ
②留学保険に加入する
大きな事件事故に巻き込まれた時だけでなく、急病の際や荷物の盗難などにあった場合などもカバーしてくれるタイプの保険もありますので、万が一のことを考えると渡英前に加入するのがオススメです。留学保険について詳しくは、こちらの記事からご確認ください。
» 格安でイギリス留学をしたい人必見！留学保険を節約する３つの方法
２．イギリス到着後に覚えておきたいテロ対策
次に、出国後に覚えておくと良いテロ対策をご紹介いたします。
①気をつけるべき場所
空港や駅、お祭りやコンサートなど、人が集まる場所はテロの標的になることが多いです。このような場所に行く際は、非常口や隠れられそうな場所を確認しておくと良いでしょう。何か、普通でなさそうなことが起きた時は自分の勘を信じて速やかに行動しましょう。
②緊急時の連絡手段と連絡先の準備
外出時は携帯電話やポケットwi-fiなどを携帯し、緊急時に現地の知り合いや友人、そして日本にいる友人や家族と連絡が取れる様にすると良いでしょう。緊急連絡先は、携帯端末にデータ保存するだけでなく、手帳やお財布に連絡先のメモを入れておくと安心です。
③不審物・不審者には注意する
TPOにそぐわない格好をしている人（例えば、真夏なのに厚着をしている）や妙にそわそわしている人、持ち主不明の荷物などを見かけた際は、その場をすぐに立ち去り、余裕があれば近くにいる職員や警官に伝えましょう。
④何かが起きたら人の流れに逆らわない
万が一、銃声が聞こえたり爆発音がした場合は人の流れに逆らわず、直ちに逃げましょう。人の流れに逆らうと二次被害に遭ってしまうこともあるのでご注意ください。逃げ場所が無い場合は、テーブルの下やトイレなどなるべく身を隠すと良いです。
⑤Facebookの安否確認機能と小まめな連絡
あなたが住んでいる町（又は地域や国）でテロや事件、事故、災害が起きた時、日本にいる家族や友人はとても心配します。昨年から導入されたFacebookの安否確認機能はボタンを押すだけで自分の無事を知らせることが出来るので、とても便利です。加えて、日頃から小まめにSNSやメールで連絡を取っていると、家族も安心ですし、万が一何かが起きたとき、異変に気づきやすいです。
いかがでしたか？怖がっていても何も始まらないけれど、ポイントを知っていれば、万が一の時に役立つでしょう。自分の身を守れるのは自分だけですので、十分注意して留学ライフを満喫してください。それでは、Good Luck!
