移動も便利で交通費も節約できる自転車はイギリス留学中でも、とても便利なアイテムの１つだと思います！
今回は現地で自転車を買おうと思っている留学生の方に、イギリス自転車事情と購入方法などについてご紹介したいと思います♪
購入検討中の方も是非役立つ情報だと思いますので一読しみてみてください！
１．どこで手に入る？イギリス留学生の為の自転車購入方法♪
まずは、実際、イギリスに着たらどこで自転車を買えばいいのでしょうか？お得に済む購入方法なども含めて、紹介したいと思います！
どんな自転車が実用的？
まず、自転車を選ぶ際には自分の住む周辺地域の状況を確認しておきましょう。というのも、イギリスは住む場所によって坂が多い地域もあるからです。
もし坂が多いようなら、必ずギアチェンジができる自転車を購入しましょう。もちろん電動自転車という手もありますが・・・お財布と相談してから決めてください♪
またイギリスで、サイクリングやツーリングを楽しみたい！という人にも基本的にはギアのついた自転車をおすすめします。イギリス（特にイングランド）では高い山などは殆どありませんが、丘はあるのでアップダウンの道に備えておく方が賢明です。
また、自転車購入の際には「自転車用防犯チェーン」、「自転車用ライト」も一緒に購入しておきましょう。これがないと自転車利用に支障をきたすので準備しておかなければなりません。
では次に、どのような店に行けば自転車を購入できるのか詳しく説明したいと思います。
近所の自転車屋さんに行ってみよう！
イギリスでは、大学周辺など学生が多く集まる地域には必ずと言っていいほど近くに自転車屋さんがあります。規模も様々ですが、まずは学校関係者やホストファミリーなどに自転車屋さんの場所を聞いてみましょう。
購入の際も、学生証などを持っている場合は「学割」が適応されることもあるので、とりあえず持っていってみてください。
「近所に自転車屋がなかった」、「いい自転車が見つからない」などの場合は、自転車販売を扱っているイギリスのチェーン店を紹介したいと思いますのでよかったらこちらでも確認してみてください♪（オンラインでの販売もしています。）
Argos（公式サイトはこちら ）
こちらのお店は日用品から家具、家電製品など様々な生活用品を取り扱っているお店で、価格も非常にリーズナブルなものから高級なものまで幅広く販売しています。ここでは自転車も取り扱いがあり、オンラインでの購入も可能です。
イギリスのあちこちに店舗を構えている為、まずは自宅近くのArgosに見に行ってみるのも良いと思います！
halfords（公式サイトはこちら ）
こちらは車を持っている人なら１度は行ったことがあるであろう自動車部品やパーツ、車内用品を主に取り扱っている大手のチェーン店です。外から見ると自動車専用のお店に見えますが、実は自転車も取り扱っていてセールをやっていることもあります。
こちらもArgos同様オンライ購入可能で、店舗数も多い為、近所にあったら是非立ち寄ってみてください。
【お得情報】リサイクルショップを利用してみよう！
「あまり長期間イギリスにいないけど、自転車があると助かる！」、「なるべく安く済ませたい！」と思っている人は、中古品が購入できるリサイクルショップに行ってみるのはどうでしょうか？
イギリスでは街のあちこちにチャリティーショップやリサイクル用品店のお店があり、中古品を簡単に売買できるような環境が整っています。探せば、近所に少なくとも１，２件はあると思いますよ？♪
このようなお店では中古品を扱っている為、基本的には新品よりもお得に自転車をゲットできるようになっています！ただし、生産しているわけではないので売る人がいなければ購入は出来ないので必ず自転車が買えるというわけではありません。
そこで今回は、必ず中古の自転車をGETしたい！という人の為に、イギリスで多くの人が利用している「Gumtree」というサイトを紹介したいと思います。ここでは基本的に生活用品はもちろん、仕事やペットなどなど・・・とりあえずなんでも「欲しい人とあげたい人」が集まるサイトになっています。
Gumtree（公式サイトはこちら）
ここでは自転車を売りたいと人も数多く出品してるので、取りに行ける範囲の人をみつけて、直接交渉したり実物を見せてもらったりした上で購入することができます。個人で中古品を出品している人もいれば、店で売れない新品商品を出品している人もいるので自分の欲しい物を値段に合わせてじっくり探すことができます。
短期留学で自転車を購入した場合も、帰国時にこのGumtreeで出品者として販売することもでき、また自転車以外の商品も低価格で見つけることができるので、留学中はぜひ活用してみてください♪
２．気を付けよう！日本とはちょっと違うイギリスの自転車ルール
日本同様、イギリスでは子供から大人まで自転車は移動のための足として多くの人が利用しています。しかし、よくよく見るとイギリスでは日本とはちょっと違う自転車事情が存在し、日本人留学生の方もイギリスで自転車を利用する場合は注意しておかなければならないことがあります。
ここではまず、そのイギリス式自転車ルールについていくつかまとめて説明したいと思います！
自転車は車道を走行する！
イギリスでは、基本的に自動車同様、自転車も車道を走行しなければなりません。また交通ルールについても自動車用の信号や標識を守る義務があり、違反した場合は罰金が科せられます。つまりイギリスでは、自転車は歩行者というよりも自動車に近い存在として認識されます。（ちなみに、自転車を降りて引いて歩く場合は歩行者扱いです。）
その為、自転車をイギリスで利用したい場合は、まずイギリスの「自動車用交通ルール」ついてしっかり目を通しておきましょう。
道路標識と交通ルール Traffic signs（公式サイトはこちら ）
また、イギリスでは大きな車道などに時折自動車専用レーンが設けてあり、停止線も自動車と自転車が区別されている場合があります。そのような場合は、自転車専用のルールに従って安全な運行に心掛けましょう。
イギリスでは自動車の速度も速い為、車道で走るのは不安に感じるかもしれませんが、何度も練習を重ねれば次第に慣れていくので、怖がる必要はありませんよ♪
手信号を忘れずに！
日本で運転免許を取った人は、教習所で一度は聞いたことがある手信号。日本では基本的に車のウィンカーが壊れた場合などの応急処置として利用することもありますが、ほとんどの人は使ったことがないかと思います。
しかしイギリスでは自転車で走行する際、安全運転の為に手信号を活用する必要があります。イギリス人も自転車に乗っているの殆どの人がこの手信号を実際に利用して走行しており、サインの形も日本の教習所で習ったものと同じです。
出典先：知らずにやってるかもしれない！「交通違反とその罰則」
基本的には右折・左折、または車線変更等で使います。日本にいると中々馴染みがないですが、イギリスでの自転車走行の際は忘れないように！
反射素材のついた服を着用！
イギリスでは自転車は車道を走行する分、安全の為に周りの車の運転者にも自分の存在をはっきり見せておく必要があります。その為、夜間や雨の日など視界が良好でないとき、または服色がグレーなどあまりはっきりしないものを着用しているときには、必ず蛍光色の服や反射材などがついた安全ベストを着用するよう、心がけておきましょう。
これは自転車ショップや、自動車ショップなどで簡単に購入することができます。
このような感じのものです↓
走行中事故に遭わない為にも、自転車に乗る際はこのような安全も対策もしっかりしておきましょう！
３．【注意点】イギリスで自転車を使う予定のある人へ
ここではイギリスで自転車を利用するにあたっての注意点をいくつか紹介したと思います。
防犯対策は徹底しよう！
今や日本でも当たり前かもしれませんが、イギリスでも自転車を駐輪する、保管する場合は必ずチェーンなどを付けて防犯対策は徹底しておかなければなりません。特に高級自転車などは盗まれる可能性も高くなるので、さらに注意が必要です。
また、イギリスでは物品を盗難から守ってくれる無料のサービスもある。これはもし自転車が盗まれた場合、警察と協力して捜索を試みてくれるといったもので、利用したい場合は自分の自転車をこのサイトに登録すればＯＫです！
自転車以外にもパソコンやカメラなどの商品も登録することができるので、気になる人はどんどん活用してみましょう。
Immobilise [盗難品無料サポートサービス] （公式サイトはこちら）
自転車置き場は家の中
イギリスにて実際に自転車を使い始めてみると・・・「おや？そういえばアパートに自転車置き場がないぞ？」と気づくと思います。
そうなんです、イギリスの殆どの家には自転車置き場というものがありません。では、イギリス人はどこに自転車を保管しているのかというと実は「家の中」なんです。
これは防犯対策の１つで、筆者のイギリス人の友人曰く「外に出してたら、次の日には無くなってるよ。」だそうです・・・！ヨーロッパでも治安が良い国として挙げられるイギリスですが、それでもやはり自転車は盗まれやすいんですね。
その為、自転車を購入する際は必ず家の中に自転車置き場のスペースを確保しておきましょう。イギリスでは雨風の日も多いので、なるべく汚れてもいい場所に置くか、あまりスペースがない場合は床に段ボールなどを敷いておくとベストです！
定期的な点検も忘れずに！
自転車は車同様、少しでも長くそして安全に乗れるように、必ず定期的に点検することをおすすします。イギリスでは道に穴が開いていたり、舗装がきれいに行われていないところも多いので日本で走るよりも自転車はダメージを受けやすくなっています。
故障した場合にもすぐ修理してもらえるように、近所の修理屋さんを確認しておきましょう。
また、万が一走行中に故障した場合に、引き取りも含めて保証してくれる自転車用の保険もあります。イギリス国内にて自転車の使用頻度が多い場合は、保険への加入も検討してみてください。料金は住んでいる場所と自転車本体価格によって異なりますが、1週間あたり32ペンスくらいからあるので大変リーズナブルです。
ＥＴＡ（自転車故障サービス保険）
以上、イギリスは町並みも美しければ、自然も壮大！自転車での通学だけでなく、国内でのサイクリングも盛んに行われている国です。
興味がある方は、是非スポーツサイクリングや自転車旅行にも挑戦してみてください！きっとイギリス留学の良い思い出になりますよ♪
