新型コロナウイルスによる感染拡大は航空業界にも大きな影響を与えています。

大手航空会社の中国路線は大規模な運休や減便が決定し、雇用削減による経営困難の危機に直面するほど深刻です。

海外旅行や留学する予定している方は「航空券の料金は返金されるのかなぁ」と不安な方が多いでしょう。

結論から言えば、航空券の変更・払い戻し・キャンセル料金は各航空会社によって対応が異なります。

航空会社は特別対応に追われているので、事前にキャンセルポリシーを確認することが大切です。

この記事では、新型コロナウイルスによる国際航空券のキャンセル料について解説します。

※2020年2月21日の情報を元に作成しています。

新型コロナウイルスによる航空会社の影響

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ANAやJALをはじめとする大手航空会社は特別対応に追われています。

フライトが運休した場合、航空券のキャンセル料が発生するかどうかは各航空会社の判断次第です。

出発間際になってもキャンセル料は発生せず、全額払い戻しの特別対応をする航空会社もあります。

その一方で、新型コロナウイルスの影響によるキャンセルをしても、通常と同じキャンセル料がかかる場合もあるので要注意です。

新型コロナウイルスによる各航空会社の対応

国際航空券は直前にチケットを購入すると高くなるため、何ヶ月も前から予約するのが一般的です。

基本的にどの航空会社の国際航空券を購入してもフライトをキャンセルすることは可能です。

ただし、航空券をキャンセルするタイミングや旅行代理店によって、キャンセル料の対応は異なります。

例えば、中国方面の航空券を予約している場合、ほとんどの航空会社において、新型肺炎の発生に伴う特別対応を受けられます。

この場合、搭乗前日になってもキャンセル手数料なしで払い戻しされるケースが多いです。

海外旅行や留学のために既に航空券を購入した人は航空会社のキャンセルポリシーを確認しましょう。

航空会社のホームページには予約した航空券は払い戻し・変更の条件が記載されています。

旅行代理店で航空券を購入した場合は、旅行代理店のキャンセルポリシーをチェックしてください。

どこから航空券を購入したかによって、問い合わせする場所が変わります。

これから海外旅行の航空券を購入する方もキャンセル可能な時期を確認してから検討しましょう。

日系航空会社はキャンセル料金は戻ってくる?

ここからは、日系航空会社の公式サイトに掲載されているキャンセルポリシーを見ていきましょう。

ANA航空券の払戻し・変更

対象航空券(ANAの特別対応)
・発券日 2020年2月19日発券分まで
・搭乗日 2020年4月20日搭乗分まで
・路線 中国空港発着路線(香港・マカオを含む)

上記条件をすべて満たすANAで発券された国際航空券は手数料なしで払い戻し・変更可能です。
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JAL航空券の払戻し・変更

対象便(JALの特別対応)
・北京線、上海線、広州、大連線天津線
・香港線
・ソウル線、釜山線
・台北線

上記の航空券をご購入済みの方は以下の予約確認画面から手数料なしで払戻し・変更可能です。

旅行会社経由でJAL航空券を購入した場合は旅行会社に問い合わせる必要があります。
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国内LCC(格安航空会社)の払戻し・変更

格安航空券を提供している国内LCC(格安航空会社)においてはどうでしょうか。

ほとんどのLCCでは、キャンセル料なしでの払い戻しや変更は、中国方面のみが対象となっているのが現状です。

新型コロナウイルスが落ち着くまではキャンセル時の手数料が高い運賃は買わない方が良いでしょう。

「新型肺炎は心配だけど格安航空券を購入したい」という方は、キャンセル手数料が戻ってくる旅行保険に加入する方法があります。

Peach Aviation(ピーチアビエーション)

運休便に関わる予約は払い戻し、または他のPeach便への振替に対応しています。
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Jet Star Japan(ジェットスタージャパン)

運休便の予約チケットは手数料無料で払戻し・変更が可能です。
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Spring Japan(春秋航空日本)

対象便を予約済みのチケットは手数料無料で払戻し・または振替のどちらか1回のみ選択可能です。
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Airasia Japan(エアアジアジャパン)

日本~バンコク線のみ手数料無しで予約変更が可能です。
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外資系航空会社はキャンセル料金は戻ってくる?

ここからは、外資系航空会社のキャンセルポリシーを見ていきましょう。

大韓航空の払戻し・変更

大韓航空の特別対応

香港、台北を含む中国地域発着の航空券は払い戻しペナルティ免除されます。
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エミレーツ航空の払戻し・変更

エミレーツ航空の特別対応

中国本土および香港発着便は払い戻しまたは北京(PEK)発着便あるいは香港(HKG)発着便にルート変更可能です。
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シンガポール航空の払戻し・変更

シンガポール航空の特別対応

搭乗便の出発1週間以上前が条件となり、取り消し手数料・払い戻し手数料が発生する場合があります。
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ユナイテッド航空の払戻し・変更

ユナイテッド航空の特別対応

購入後24時間以内のキャンセルは手数料なしで全額を払い戻し可能です。
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スカンジナビア航空の払戻し・変更

スカンジナビア航空の特別対応

予約後24時間以内のキャンセルには24時間返金保証があります。
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トルコ航空の払戻し・変更

トルコ航空の特別対応

航空券のキャンセル・払い戻しはお持ちの航空券に適用されている運賃規定により異なります。
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カタール航空の払戻し・変更

カタール航空の特別対応

航空券によって払い戻し手数料を差し引かれる場合もあります。
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キャセイパシフィック航空の払戻し・変更

キャセイパシフィック航空の特別対応

予約が条件を満たしていればキャンセル手数料は免除されます。
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ルフトハンザ航空の払戻し・変更

ルフトハンザ航空の特別対応

航空券の取り消し・払い戻しは、航空券のご購入方法により異なります。
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オーストリア航空の払戻し・変更

オーストリア航空の特別対応

24 時間以内の予約はキャンセル・払い戻しを行います。
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ニュージーランド航空の払戻し・変更

ニュージーランド航空の特別対応

ニュージーランド国際線区間は期間限定特別運賃を除き、全額払い戻しが可能。
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KLMオランダ航空の払戻し・変更

KLMオランダ航空の特別対応

予約後24時間以内に航空券の払い戻し申請をされた場合に可能です。
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カンタス航空の払戻し・変更

カンタス航空の特別対応

予約のキャンセルは取扱手数料を申し受ける場合があります。
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スイスインターナショナルエアラインズの払戻し・変更

スイスインターナショナルエアラインズの特別対応

オンラインでの予約変更は出発の 3時間前までキャンセル可能です。
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コロナウイルス時期に海外に行くときの注意点

2020年2月21日現在、外務省は中国全土の「感染症危険情報」をレベル2に引き上げ、「不要不急の渡航は止めてください」と注意を促しています。

海外へ入国できたとしても、観光施設が閉鎖されていたり、イベントが中止されるケースがあります。

コロナウイルス時期に渡航する方は、必ず外務省海外安全ホームページで最新情報を確認してください。

▶外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省の運営する海外渡航者向けのメール配信サービス「たびレジ」に登録すると、旅行先の最新安全情報がメールで届きます。

外務省が発表する公式の「感染症危険情報」もすぐにメール配信されるので便利です。

現地でテロや事件など、緊急事態が発生した際も日本語で正確な情報が分かります。

留学予定の方や海外に長期滞在する予定の方は登録しておくことをおすすめします。

▶外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」(登録無料)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

海外の安全性は?コロナウイルス時期は国内の方が安全?

コロナウイルスは国内・海外に関わらず、感染症対策が重要です。

マスクの着用や手洗いの徹底をこころがけて、感染症対策に努めましょう。

現状の航空券について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

今後、新型肺炎がどの国・地域まで広がるか、いつまで続くか予測するのは難しい状況です。

外務省のホームページでは最新の情報が更新されるので、常にチェックしましょう。