【女性のカナダワーホリ】女性だから知っておきたいメリットと注意点

【女性のカナダワーホリ】女性だから知っておきたいメリットと注意点

カナダのワーホリは、各国のワーホリプログラムのなかでも女性から高く支持されています。

カナダワーホリのメリットのひとつは、女性でも安心してワーホリ体験ができること。カナダで安全に過ごすための注意点も合わせて確認して、カナダならではのメリットを生かしながら有意義なカナダワーホリ生活を過ごしてみましょう。

1.女性でも大丈夫?カナダワーキングホリデーとは

男女問わず「チャンスがあれば体験してみたい」と高い人気が集まっている、カナダワーキングホリデー。オーストラリアやニュージーランドのワーホリと並んで人気の高いプログラムですが、2016年から抽選制でのビザ発給へと変更されたため、現在では競争率の高いワーホリプログラムとなっています。

さらにカナダワーホリ人気を後押しするように、「カナダでは、女性でも安心してワーホリが体験できる」といったワーホリ経験者からの体験談が多く、これからワーホリを希望する多くの女性から注目されています。その日本でもカナダのワーキングホリデーを希望する女性が年々増加傾向にあり、女性にとってもカナダワーホリはとても身近な海外体験のチャンスとなっています。

多くの女性がカナダワーホリを希望する目的は、海外体験のほかに、英語習得、旅行、海外就業体験、リフレッシュなどさまざまです。ワーホリには1年間という期限があるものの、留学とは異なり滞在期間中の制約はほとんどないため、それぞれの目的を実現させながら、女性ひとりでも安心して、いかに有意義なカナダ生活を過ごせるかがカナダワーホリの成功ポイントとなります。

2.女性のカナダワーホリのメリット

それでは、女性でも安心してワーホリを体験できるカナダのメリットを3つ紹介しましょう。

①世界屈指の治安の良さ

カナダは、世界の中でも屈指の治安の良さを誇る国のひとつです。カナダが誇る治安の良さこそが、世界中からワーホリ希望者が殺到する理由といっても過言ではありません。日本女性だけに限らず、女性が安心してワーホリ生活を送るには、最適のワーホリ国といえるでしょう。

カナダの国土は広いため滞在都市や滞在先、エリアによって治安レベルは異なりますが、日本の家族や知り合いから離れて、カナダでのワーホリ生活を女性ひとりで過ごすためには、治安の良さ、つまり「安全」は欠かせない要素となってきます。

②世界標準レベルの美しい英語

カナダは、もともとイギリスの植民地として開拓された移民国。イギリス英語の特徴を色濃く残す美しい英語を話す国として人気があります。世界標準の英語が日常的に話されているだけでなく、異文化や留学生に寛大なカナダの国民性にも恵まれるため、ワーホリ期間を通して英語を習得したい女性にとっては英語を学ぶ環境が整っています。

念願だったワーホリ終了後のビジョンとして、英語に携わる仕事にキャリアチェンジやキャリアアップを考えている女性も少なくありません。カナダワーホリ中に身に付けた英語力は、英語力を駆使したビジネスシーンはもちろん、世界中を飛び回る航空業界へのキャリアチェンジなど、新しい世界へ羽ばたくための大きな強みとなります。

③女性に人気の職業でワーホリ体験

カナダワーホリでは、女性が活躍できるジャンルで幅広く求人も多いため、女性に人気の職業にチャレンジしながらワーホリ体験をすることができます。ワーホリから帰国後、日本でも活躍の場を広げたい女性にとっては大きなメリットといえるでしょう。

英語に自信のある方であれば、オフィスワークや通訳、ガイド、ホテルのコンシェルジュなどのサービス業のほか、資格があればヨガのインストラクターなどの専門の仕事を体験することが可能です。語学力だけでなく、専門スキルを磨くことができます。

一方で、ワーホリスタート時に英語にあまり自信のない方でも、日本食レストランやギフトショップの接客業務、観光チケット売り場やガイドなどの受付業務などの仕事を体験することができます。もちろん、自分の英語力レベルによって、職場もレベルアップしていくことが可能です。

3.女性のカナダワーホリ中に気を付けること

カナダは、治安が良いことから女性からも人気が高いワーホリ先ですが、安全にワーホリ生活を送るためにはいくつかの注意点があります。ワーホリ体験自体は、女性であっても男性と変わりなく充実した経験することが可能です。しかし、防犯の観点から「女性だからこそ気を付けなくてはならない注意点」を確認しておきましょう。

①ワーホリ中の滞在先選びについて

カナダワーホリの場合は、特に滞在先は決まっていません。そのため、知人や知り合いなどのホストファミリーのほかに、シェアハウス、アパートメントなど、滞在先はさまざまです。ただし、女性の場合は、滞在予定の治安は事前によく調べておき、安心して住むことができる滞在先を探しましょう。

現地の様子に詳しい知り合いや友人がいれば、おすすめの安全エリアを事前に聞いておくのもおすすめです。そのほかにも、カナダのワーホリ生活のサポート業務をしているワーホリエージェントや留学エージェントでは、ホストファミリーや滞在先の紹介を行っている場合もあります。エージェントで諸手続きサポートの申込をする時に、おすすめエリアの滞在先を斡旋してもらうのもよいでしょう。

②ワーホリで働く勤務先選びについて

ワーホリ期間に就業する職場についても、安全で快適に働ける勤務先かどうかをしっかりチェックしましょう。女性のワーホリの場合はギフトショップやレストランでの接客業やガイドなどの仕事が人気ですが、知り合いのコネクションで仕事を見つける人もいれば、一般的な求人情報で仕事を見つける人もいます。

女性の場合は、通勤時間や勤務時間、勤務場所、仕事内容、職場の雰囲気などをしっかり確認することが大切です。職場との相性も良く、安全で働きやすい環境の場合は、ワーホリ期間中ずっと働くことも可能ですし、ワーホリ終了後に正式採用される場合もあります。

滞在先、勤務先のどちらもワーホリ期間中の生活のベースとなります。充実したワーホリ体験をするためにも、防犯面や安全面をよく確認して選ぶようにしましょう。

4.女性だから身に付けておきたい!身を守るための最低限の英語力

アジア系の女性の中でも、日本人女性はカナダ男性から人気があります。ミステリアスな東洋の雰囲気とともに、日本人独特の奥ゆかしさと優しさが魅力と映っているケースが多く、デート相手として理想的というカナダ人男性は少なくありません。

友人や知り合いのパーティーなどで紹介される場合もありますが、カナダ人男性から街のなかやカフェなどで気軽に声を掛けられたり、食事に誘われるケースも少なくありません。

女性としては嬉しい反面、気が進まない時ははっきり断る毅然とした態度が必要です。日本人にありがちな「雰囲気で察して」という日本式の伝え方よりも、断る時は言葉ではっきりと伝えることが大切です。

そのためには、遊び半分の声掛けに対してはスルーできるリスニング力と、意見をはっきり言える最低限の英語力は身に付けておくようにしましょう。最低限の英語力は、結果的にトラブルに巻き込まれることを未然に防ぎ、自身の身を守るための大切な防犯スキルになります。

カナダに渡航したばかりで英語力に自信がない時は、現地の語学学校に通うのも有効な方法のひとつです。

5. 【参考】危機管理は日頃からしっかりしておこう

カナダは、一般的に治安の良い国として知られていますが、まったく犯罪がないわけではありません。MOFA(外務省 海外安全ホームページ)によると、日本の約5倍の犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪認知件数)となっています。

これまでは、置引きやひったくりなどの軽犯罪の発生率が高かったのですが、近年では、ギャングやテロが絡んだ発砲事件や暴力事件、夜間の恐喝や強盗が増加傾向にあります。もちろん、日本人女性が狙われるケースもあるので、ワーホリ中に思いがけないトラブルに巻き込まれないように、日頃から危機管理をしておくことが大切です。

①夜間に一人で外出はしない

カナダの都市には危険なエリアも存在しているだけでなく、明るい日中と異なり、夜間は人通りや街灯が少ない危険地帯に変わるエリアもあります。たとえ住みなれた街、通りなれたストリートであっても、夜に女性一人で外出したり、出歩いたりしないようにしましょう。

②高額な現金は持ち歩かない

近年はクレジットカードやデビットカードが普及し、現金を持ち歩く習慣は少なくなってきました。しかし、慣れないカナダドルで金銭感覚がうまく掴めないことも多く、一定以上の現金を財布に入れている人は少なくありません。高額な現金の持ち歩きは、ひったくりや恐喝、強盗の標的となります。日頃から持ち歩く現金は最小限にし、レストランなどのチップで使用する額面の小さいお金を入れておくようにしましょう。

③アルコールの量は節度を持つ

カナダには気軽にお酒が楽しめるパブも多く、プライベートパーティーなどもよく開かれています。楽しい友人との楽しいお酒の場ですが、女性の場合は、無事に帰宅することまでを念頭に入れてアルコールの量も節度を守ることが大切です。過度なお酒が原因で、思わぬトラブルに遭わないように気を付けましょう。

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