ピッキングの仕事は高収入、そんな話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?同時に仕事がきついことも。

きついが給料がいい、といわれるピッキングの仕事が本当はどうなのかを当記事で紹介しますね。なぜきついと言われるのか、稼げるには理由があるのではという観点からみた内容です。

良く思えること、逆にいやだなと思えることがあります。しかし、大事なのは、あなたにとってどうなのかですよね?この記事をひとつの判断材料にして下さいね。

※記事のなかの日本円は、2017年12月現在の換算レート1カナダ$=88.98円で計算しています。
※「とる」の漢字は「取る」「採る」など採取するもので異なるようです。当記事では統一して「取る」にしています。

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1.カナダのピッキングの仕事を知る

日本語でいう摘み取り作業を意味する英語のピッキング。日本の求人などには、収穫作業と表現されています。そう考えてみれば、イチゴやりんごなどのフルーツ、アスパラガスなどの野菜にいたるまで多くのピッキングの仕事が思い浮かびませんか?

そんなピッキングの仕事ですが、カナダではどんな仕事なのでしょうか?作業内容が同じでも、何を収穫するのかも気になります。

この項目では、ピッキングの仕事の概要から、カナダではどういう位置づけの仕事なのかに至るまでお紹介しますね。

①:ピッキングの仕事概要

冒頭でもふれたように、ピッキングは、日本にも収穫作業という呼び名で仕事があります。カナダを知る前に日本を知ると想像しやすいことから、最初に、日本のピッキングの仕事について紹介します。

まず、日本でいうピッキングは、仕事のなかのひとつの作業として「収穫作業」という言葉で表現してあります。求人を見ると、農園や農家の仕事内容の一部に収穫作業があると書かれていますので、収穫だけをして高収入を得る、という仕事としては日本にはあまりないようです。

そのピッキングで収穫するものは、野菜だと、ブロッコリー、カリフラワー、こまつ菜、ごぼう、長芋、にんにくなど書ききれないほどの種類があります。

ほかには伊予かん、みかん、りんごなどのフルーツですね。そして収穫というくくりでいうと、養蜂場などもあり取ることが必要なものは農園や農場の求人内の作業として書かれています。

そんな日本のピッキング、カナダではひとつの仕事として扱った求人があります。ピッキングの作業内容は収穫だけ、もしくは収穫メインというように。

そして、当記事では、読者がカナダワーホリでピッキングの仕事がしたいという場合は、ピッキングのみの仕事を探している場合が多いことから、ピッキングのみの仕事を中心に紹介していきます。

そのように、ピッキングという言葉から思い浮かぶ仕事内容が、日本とカナダでは少し異なることが分かったら、カナダではピッキングがどんな仕事なのかを次の項目で紹介しますね。

②:カナダのピッキングの仕事

カナダのピッキングの仕事で収穫するものは、果物は、チェリー、アップル、ペアーズ(ナシ)、ラベンダー、グレープ、マッシュルームや、それらのフルーツ以外にも多くあります。しかし、ピッキングの仕事として募集されているのは、上記のようなフルーツが多いようです。

そしてピッキングは、収穫するものの収穫時期が異なりますので年中仕事があるものではありません。作業が、そもそもファームがないと仕事がありませんので、ファームがある州にもよります。いつでもどこでも仕事があるというものではないのです。

そういった背景から、仕事を得る時に大事なのは収穫時期を知り、ファームが働く人を探している時に応募するというタイミングです。狙い目は6月から9月。順調に収穫物が育ち収穫できれば、チェリーに始まりほかの果物何種類かのピッキングの仕事があります。

求人としてファームが求めるのは、経験者。経験者を優先して雇用する傾向がありますので、そのことも考えて適切な時期に早めに応募しましょう。

仕事内容は、収穫するものを摘み採り作業です。たとえばチェリーピッキングであれば、自分用のバケツをお腹に装着して、担当するチェリーの木の所に脚立を置き、それに座ってチェリーを摘み取りながらそのバケツに落としながら入れていくというものです。

給料は、その摘み取った量で給料が決まるという歩合給が多いようですので、労働者同志の木の陣地争いたるものが繰り広げられこともあるそうです。目安ですが、稼ぐ人で1日300カナダ$(約26,700円)、月で5,000カナダ$(約444,9000円)だそうです。

そんなピッキングの仕事ですが、カナダではどういった位置づけの仕事なのでしょうか?次の項目ではそのことについてふれていきます。

③:カナダのピッキングジョブの位置づけ

①と②の項目で紹介したカナダのピッキングですが、短期間で稼げる、季節ものであることから、たとえるなら出稼ぎ感覚のお仕事としてとらえられているようです。ほかには、学生の夏休みなどの長期休みをアルバイトです。

なかには、働いてもいい年齢なのかと疑問を持つような若い人達も働いているようです。しかし、厳しく取り締まると、チェリーが採れなくなる、工場も稼働できなるので警察も取り締まっていないという現状があるようです。

そして働くとなると雇う人がどんな人なのかも気になります。雇う側のファーマーは、カナダディアンやインディアンが多く、その人たちの性格は緩いか厳しいのように、両極端に分かれるのではというのが経験者の話で語られています。

雇用主のファームの大きさですが、大きいほうがいいような気がします。しかし、現実は摘み取る木の剪定がされていない場合があり、そうすると作業に時間がかかってしまうとか。取った分だけ給料になるこの仕事では、ファームの大きさではなく、手入れが行き届いていることのほうが大事なようです。

そんなピッキング作業で働く人はケベック人が一番多く、日本人やインディアンナは数えられるくらいだそうです。ケロウナではグアテマラ人やジャマイカ人も多くいたそうですので、ファームがある州にもよるのではないかと考えられます。

最後に、ちょっと気になる性別はというと、働いている人の性別は女性よりも男性のほうが多いとのこと。理由は、お察しの通り仕事がきついからです。女性でももちろんピッキングをすることはできますが、そのことは心得て応募することをおすすめします。

次に、そんなピッキングを仕事に選ぶとしたら、何で求人を探したらいいのか、環境がどんな感じなのかを紹介します。

2.ピッキングを仕事に選ぶ

1の項目でピッキングがどんな仕事で、どんな種類があるのかなどがつかめたらいよいよ仕事探しです。ピッキングの仕事を探す方法はわりと多くあります。しかし、だからといって仕事を得るのが簡単かといとそうではないようです。

それは、ピッキングする物の種類や州、季節によっても求人がない時があるからです。事前にどの州で、何が、いつ収穫できるのかを調べておくことをおすすめします。

では、早速仕事の探し方や、仕事環境などピッキングの仕事について知っておくといいことを紹介します。

※この項目の内容は、「旅人ほだTrabeler HoDa」の「カナダでファームの仕事の探し方」(出典:旅人ほだTrabeler HoDa「カナダでファームの仕事の探し方」)のページを参考にしています。

※参考にしたページは、ファームの仕事探しがテーマで、ピッキングのみの仕事探しを紹介した内容ではありません。ピッキングのみの仕事となると求人の量が少ない可能性がありますので、気になることは直接、応募先に問い合わせをして下さいね。

①:カナダのピッキングの仕事の探し方

カナダのピッキングの仕事の探し方は、主に下記の4つの方法があります。

  1. ファームジョブ斡旋センターに行き情報を探す
  2. インターネットで探す
  3. 掲示板で探す
  4. 直接ファームに行って応募する

それではひとつずつ紹介していきますね。

1.ファームジョブ斡旋センターに行き情報を探す
ファームジョブ斡旋センターは、ケロウナに「BC Tree Fruits」(出典:BC Tree Fruits公式ホームページ)という農業の仕事を探している人の施設があるので、そこに行けば求人などの情報を聞くことができるそうです。

ほかには、Work BC(出典:Work BC公式ホームページ)という施設がブリティッシュコロンビア州にありますので、そこに行ってみるという方法もあります。Work BCは、バンクーバー、ビクトリア、ケロウナ、ラットランド、ウエストケロウナにもあるようです。

そして、施設を利用するメリットがあり、履歴書を無料でコピーできるそうです。仕事を探している人にとっては魅力的なサービスです。

2.インターネットで探す
次にインターネットで探す方法ですが、下記の情報サイトがあります。

などのキーワードで検索するとピッキングの仕事の情報が探せます。繰り返しますが、ピッキングの仕事は早いもの勝ちです。応募したい求人が見つかったら直ぐに電話連絡することを、参考にしたページでもすすめられています。

ちなみに応募する時に、雇用主が優先する連絡方法は、直接行く、電話、テキストメッセージ、メールの順です。電話番号は求人を探す時には必ず必要なので、取得しておくことも同時にすすめられています。

3.掲示板を探す
「bc farm job」
外出先、学校、インターネットなど掲示板があれば必ずチェックしましょう。掲示板に掲載されている求人募集もあり、それに応募するという方法もあります。

4.直接ファーム行って応募する
最後の方法は、直接ファームに行くという方法です。ファームは田舎にあるので、車がないと直接行くことは難しいのですが採用率が一番高いそうです。

もしこの方法で応募をする場合は、先にBC Tree Fruitで履歴書を大量にコピーしておいてから行くことをすすめられています。

以上が、ピッキングの仕事の探し方でした。求人がある時期が限られているだけに、タイミングを逃さないようにして下さいね。

次に、仕事を見つけることができたことを考えると、気になるのが仕事環境ですね。次の項目でそのピッキングの仕事環境を紹介しますね。

②:ピッキングの環境

次にピッキングの仕事の環境も気になるところです。どんな環境で働くのかを紹介します。さまざまあるピッキングの仕事の紹介記事のなかでバンクーバー専門情報サイトの「GoToVan」の「短気で高収入?」(出典:GoToVan「短気で高収入?」)でチェリーピッキングについて詳しく書かれていますので参考にして紹介します。

別の項目でも紹介したように、ピッキングは短期間の仕事ですので、その仕事のために来た人や、学生など稼ぐことが目的の人達と一緒に働くことになります。

そういう環境ですので、気を付けないといけないのは貴重品の管理です。寝泊まりする宿泊施設などない場合が多いとのこと。自己管理、自己責任になると思っておきましょう。

そして、寝泊まりですが、そのように宿泊施設がない場合もあるので、シャワーもあるかないかはファームによるそうで、稼ぐために来た人と、ピッキングをしてもらうために雇っているという目的、関係性がはっきりした環境のようです。

そのような職場環境のピッキングですが、ほかにも知っておくといいことがいくつかあります。次の項目では、ピッキングを知るという題名でそれらを紹介しますね。

③:ピッキングを知る

最後に、ピッキングの仕事をする時には、ファームステイする方法と、滞在は別の場所、ファームにピッキングの仕事のためだけに行くという方法があります。

ファームステイしてピッキングをするのであれば、ファームステイできるファームを探さなければいけません。それには、別のファームステイを紹介した記事にも書いたのですが、お金を払って滞在する方法と、エクスチェンジファームステイがあります。

しかし、ピッキングの仕事だけをしたい場合には、多くの人が滞在場所は別でピッキングの仕事のためにファームに行くか、ピッキングが始まるとファーム内にテントを貼って寝泊まりする人が多いようです。

その場合にはキャンプ用品が必要になりますので、そのことも考えておきましょう。

そして働く時間は、ピッキングだけの仕事であれば、早朝6時か始めて午前中、またはお昼過ぎまでという場合が多く、ファームで働く仕事のなかにピッキング業務もあるという場合であれば、早朝6時か8時から仕事を始め、その時間から8時間働くというのが一般的なようです。

これまでの内容で、ピッキングがどんな仕事なのか、どんな環境で働くのかが分かったらメリットやデメリットも知っておきたいですよね。

次の項目で、メリットとデメリット、そしてピッキング経験者の体験談を紹介します。

3.ピッキングのメリットとデメリット

最後のこの項目では、カナダワーホリ中の仕事としてピッキングを選んだ場合のメリットとデメリットを紹介します。

きついが高収入という話から想像できるデメリットや、メリットがあなたにとってはどうなのかを考えながら読み進めてもらえたらと思います。

①:ピッキングのメリット

まずは、ピッキングのメリットですが、なんといっても高収入を得ることができることです。これまでに紹介したように、収穫時だけ短期間で働くのであれば、テントを張って寝る、なかには寝袋を持参して寝るという方法もあり、その場合にはファームの宿泊代がかかりませんのでお給料はまるまる収入になります。

次に、働きがいがあることです。たとえば給料形態が歩合給だった場合、自分が収穫した分だけ収入になります。働きが報酬に直結していますのでそういう点でやりがいがあります。そして多くのピッキングの仕事が歩合給なのが現状のようです。

もちろん最初の要領がつかめないうちは思うように作業が進まないため、収入に期待はできませんが、慣れれば効率良くこなせるようになるようです。

最後のこの仕事のメリットですが、自由時間が多くあることです。仕事は午前中までか、午後の早い時間までで終わりますし、雨天の場合はお休みです。そのように空き時間が多くありますので、たっぷりと自分の時間を持つことが可能なようです。

気になるその空き時間の使い方は、というと田舎にファームがあるので娯楽施設が周りにはないので、自然のなかでゆっくりと過ごす、湖に行く、読書などして過ごす人が多いそうです。

田舎で少し不安ですが、日本でもお馴染みのマクドナルドや、A&Wぐらいはあるそうですので安心して下さいね。

以上がピッキングの仕事をした時のメリットです。一方でデメリットもありますので、次の項目で紹介していきます。

②:ピッキングのデメリットを紹介する

次にピッキングのデメリットですが、ピッキング作業が好きな人ならばいいのですが、お金を稼ぐためだけの目的であれば、単純作業なのが辛いだけの作業になる場合もあります。もちろん単純作業が好き、という人もいらっしゃるのでそういう人には向いていますが。

次にチェリーなどのフルーツピッキングは、女性に人気があるピッキングなのですが、肌荒れが気になるところです。手荒れする作業だと思っておきましょう。作業をしていると指が割れてくるそうです。

作業に慣れた人は、手袋の代用になるテーピングを巻いて仕事をするのが一般的とのことです。作業中に手袋を着けることもできますが、そうするとやはり手の感覚が異なりますので、素手で作業をするほうが効率はいいようです。

理由は、ピッキングは採った分だけお金になることから、手荒れを気にして量が採れないと給料にならないからです。

そして最後のデメリットですが、他のワーホリのように働きながら学校に行くという両立が難しい点です。それは、職場がファームで田舎にあるので、近くに学校がないと、仕事で体力を使ってしまうので学校に行く体力がなくなってしまうことです。

多くの人が、ワーホリの1年間を学校に行く時期と、ピッキングに行く時期というように分けています。そのほうが、勉強にも集中できますし、お金を短期間に稼ぐこともできます。

以上がワーホリでピッキングの仕事をした場合のデメリットでした。次の項目では、これまでに紹介したピッキングを実際に経験した人の体験談を紹介します。とても興味深い話ですので、このまま読み進めて下さいね。

③:カナダでピッキングをした人の体験談

最後に実際に、2012年6月から9月までピッキングの仕事を経験したSさんの体験談が紹介されていますので、参考にして紹介します。

Sさんは、友達からピッキングの仕事をして稼ぐことができた話を聞いて、6月上旬からピッキングの仕事をするためにファームに足を運ばれたそうです。

しかし、ピッキングが始まったのは6月下旬。その年は収穫が遅かったそうで、その間キャンプサイトでテントを張って宿泊されています。その際の宿泊コストは1日20カナダ$(約1,800円)。

しかし、ピッキングが始まってからは、チェリー、アップル、プルーン、洋ナシの順で収穫作業があり、結局9月末まで働けたとか。

そして、仕事の探し方は、収穫時期にファームがある場所に行って、チェリーの木を見たらオーナーを探して直接話をするという方法を取られています。

ここで雇用の歳の裏話があり、ファームの仕事は稼げるのでリピーターの人が多く、雇うファーム側も慣れている人のほうが要領よく大量の摘み取りができること、木を傷めることがないので信用があるのでその人達が優先されて雇われるそうです。

ピッキングの仕事をするためにファームに来ている人の数は、大きなファームで一番忙しい時期に20人くらい。100人程度の所もあるようですが、ファームが大き過ぎて管理がしきれていないのであまり良い印象を持たなかったとのことです。

気になる収入ですが、バケツひとつで約5カナダ$(約440円)。稼いでいる人は、1日に300カナダ$(約26,700円)も稼ぐそうです。慣れたらどれだけ高収入か、リピーターがいるのも納得できる金額です。

そんな高収入を得るには、効率よくピッキングしていくことが重要なようで、その点ではもくもくと話さずに作業に集中していても、慣れた上手い人にはかなわないそうです。

以上のように、実際に働いたことがある人の体験談ですので参考になりますね。その内容からも分かるように、仕事内容はやはりきついようです。しかし、きついけれど稼ぎたいという人にはおすすめの仕事です。

興味があれば、あなたにとってピッキングの仕事がどうなのかを考えてみて下さいね。特にこの仕事は、いろいろな記事を読みデメリットを知ることがポイントになります。参考にして頂けると幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
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