カナダ大学留学のメリットとデメリット!学びながら働ける実践型スタイルが人気

カナダ大学留学のメリットとデメリット!学びながら働ける実践型スタイルが人気

日本人からも人気の高い留学先のカナダ。英語圏であることやワーキングホリデーなどの制度が整っていたりと、気軽に留学出来る場所として世界から多くの留学生を受け入れています。

多くの人種が集まるカナダでは教育の面でも発達しており、短期留学だけでなく大学への進学を考える留学生が多くいます。

今回はそんなカナダの大学留学のメリットやデメリットを紹介していきますので、考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

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カナダと日本の大学の違いについて

日本とカナダの大学では、異なる部分がいくつかあります。特に大きく異なる部分を紹介していきます。

入学時期

4月から新学期が始まる日本と違い、カナダの大学は9月が新学期スタートになります。学期はセメスター制(3学期制)やクォーター制(4学期制)が一般的です。

また、日本のように生徒が一斉に入学というわけではなく、学科やコースによっては春や冬など新学期ごとに入学時期がバラバラになってきます。日本よりもフレキシブルに入学が決められるところも魅力の一つです。

学年がない

日本の大学は一年生、二年生と学年が上がっていきますがカナダの大学には学年がありません。自分の通う学科を卒業するのに必要な単位を取得し終えた時が卒業になります。

そのため、大学卒業までにかかる期間も学生ごとにバラバラです。

学期を登録しないで休みにしたりと自由に調節できるので、卒業する時期もバラバラ。同じ時期に入った友達と一緒に卒業!ということはほとんどありません。

休みの期間

カナダの大学では学期が終了するごとに2週間から3カ月間の長期休みが入るのも大きな違いです。

課題と期末試験に追われる日々を乗り越え、多くの生徒が長期休みを利用して海外旅行など休暇を楽しみます。オンオフの切り替えがしっかりしているのがカナダの大学の魅力です。

留年や退学

カナダの大学院では基本的に「留年」という制度はありません。そのため1つ授業を落としてしまうと退学の可能性があることを覚えておきまそふ。

すぐに退学になることはほとんど少なく、いくつか救済の制度がありますが、改善の見込みが立たないと判断された場合や、複数回落としてしまうと退学となってしまいます。

入ってから遊び放題!というわけにはいかないのですね。

グループワークが多い

日本の大学では、ひたすら授業を受けてノートをとる…。といった光景が普通ですが、カナダの大学ではグループワークがとても多いのが特徴です!

いくつかのグループに分けられ、課題にそってチームで勉強し発表するといったアウトプットの場が多いので実践むきといった感じです。

自分でもどんどん発言していかなければならないので、受け身の日本の授業とは大きく異なります。

カナダ大学留学のメリットとは?

カナダへ移住しやすくなる

カナダの大学に通うことで、将来的にカナダに移住しようと思っている方は移住への道のりが圧倒的に短くなるのは最も大きなメリットではないでしょうか。

その理由はカナダの4年制大学を卒業すると、3年間の「Post Graduate Work Permit (PGWP) ー大学、大学院の卒業後の就労パーミット)」に申請することができます。

この申請が通ると最長3年間カナダで仕事をすることができ、そこからカナダで永住権申請へとつなげることが出来ます。

日本だけでなくカナダでも活躍することが出来る道が開けるので4年生大学を卒業することは大きな強みにもなります。

現地で通用する英語力がつく

カナダは英語圏の国です。カナダの大学の授業はもちろんすべて英語。まわりの生徒も英語が第一言語の人がほとんどなので4年間で圧倒的に英語力を伸ばすことが出来ます。

カナダの現地でも働ける英語力がつく方が多いので、卒業後にカナダで働きたい!と考えるようになる方も多いそう。短期留学よりもしっかり英語を身に着けたい!と考えている方はぜひ4年制の大学をおすすめします。

在学中に現地で働くことが出来る

カナダの公立大学の留学生は学期中の週20時まで、パートタイムでの就労が認められています。また、夏休みの間はフルタイムで就労することができます。

そのため、大学卒業後に働いてみたい職種を在学中に体験することで、さらに将来の計画を立てやすくなり自分にあった仕事を探しやすくなるといった大きなメリットがあります。

他の国に比べて学費が安い

カナダは他の英語圏に比べると最も学費の安い国として知られています。最も安い学校で年間の学費が大学で80万~通うことが出来るところあります。

これはアメリカの半額以下とされ、さらに現地で働くことができるのでアメリカで学びたかったけど、学費が高すぎて…と挑戦できなかった方でもカナダの大学は進学しやすく挑戦しやすいとされています。

カナダ大学留学のデメリットとは?

入学は簡単だけど卒業が難しい

日本の大学は入学してしまえば卒業は簡単と言われていますが、カナダはその逆です。

入学試験というものはほとんど書類審査で決まってしまうので入学はそこまで難しくないとされていますが、入学後は単位をしっかりとってほとんどの授業に出席する必要があります。

また一定の成績をキープしないと退学になってしまうことも。そのためカナダの大学生は入学後しっかりと勉強をしていきます。大学に入って遊ぶぞー!と考えないように注意しましょう。

日本での就職対策が出来ない

大学はカナダで言ったけれど、将来は必ず日本で働きたい!という方は日本での就職活動が難しいといった点があります。

日本では同じ時期に一斉に就職活動を始めますが、カナダの大学を卒業してからだと、日本での就職活動が遅くなってしまうなどの問題があります。

日本への就職が不可能というわけではありませんが、就職したい企業などのリサーチをしっかり行いスケジュールの調整が必要になってきます。

授業スタイルの違い

日本では教授の授業を聞いている受け身な授業スタイルと違い、カナダの大学の授業ではどんどん発言していくスタイルが多いです。

シャイと言われている日本人では、その授業スタイルに驚く人が多いそうで慣れるまでは大変かもしれません。グループワークをすることも多いので他の国のチームメイトと意見の衝突や文化の違いなど大変なことも多いのがカナダの大学の授業スタイルです。

留学生だからといって特別扱いはなし

カナダの大学には日本人以外にも各国からの留学生がいます。もちろん現地の人の方が多く、授業などでも留学生は現地学生と同じレベルの英語力を求められるのは当たり前です。

留学生だからといって特に特別扱いを受けることはありません。

論文や課題がある時には書いた英語の文法やスペルミスをしても留学生だからといってオマケはしてもらえません。

容赦なく減点がついてしまうので現地の人以上に勉強していく必要があります。言語が違う国で勉強をするという大変さを痛感するでしょう。

カナダ大学の基礎情報

入学資格

高校卒業資格
大学レベルの英語力があること(TOEFL iBT80~100、IELTS 6.5~7.0)

入学までの流れ

語学学校→2年制のコミュニティ・カレッジ→大学
英語力があればそのままの入学も可能です

年間費用の目安

約200万~300万円

カナダ大学留学の注意点について

大学への入学は語学学校と異なり毎月といったように頻繁に入校日を設けていません、また大学によっては留学生の受け入れ枠が非常に少なかったりするのでカナダの大学に入学を希望しているのであれば時間に余裕を持って準備していきましょう。

日本から行く場合はもちろんビザなどの手続きもありますので、希望の学科のの開始時期からさかのぼって半年以上前には申し込みを完了しておくのがベストです(学校によって異なる)

また、カナダで語学学校やカレッジに行かず直接大学へ進学する場合は、それ相応の英語力が必要になってきます。

大学入学してから授業にまったくついていけなくて、退学になってしまった…。なんてことにならないためにも、カナダの大学に進学を決めた時点で英語の勉強をしっかりと進めていきましょう。

まとめ

カナダの大学へ進学するということはお金も勇気もいる大きな決断です。良い面ばかりではなく、デメリットもしっかりと頭に入れたうえで決断しましょう。

大変な4年間ですが、人生の中でも圧倒的に成長できる期間になることは間違いありません。しっかりと考えて価値ある大学留学をしましょうね!

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