カナダで語学留学してみたいけど、留学の費用って一体いくらかかるの?と疑問に思う人も多いかもしれません。

一概に留学費用と言え、留学期間や通う学校、滞在先などで金額も大きく変わってきます。そこで今回はカナダ留学にかかる費用を、それぞれの期間・項目ごとに見ていきましょう!

1.カナダに語学留学する費用とは?期間別に解説

人によって留学したい・できる期間は様々。夏休み中に短期留学してみたいという学生の方や、転職の合間にちょっと留学という社会人の方、またはしっかり英語を身に付けたいという長期留学希望の方。それぞれの留学プランで、どのくらいの留学費用になるのでしょうか?

今回は留学に必要な主な出費、航空券・ビザ・保険・滞在費・語学学校費用をふまえて、期間別におおまかな費用を出してみました。なお1カナダドル=85円(2017年2月現在)で計算しています。

1ヶ月:合計30万円

  • 航空券8万円:往復6〜10万円程。航空会社、時期によってさまざま。(詳しくは第4章で)
  • ビザ0ドル(eTA7ドル):1ヶ月の短期留学であればビザ無しで入国OK
  • 保険0円:1ヶ月以内なのでクレジットカード付帯海外旅行保険を使用
  • 滞在費1,091ドル:ホームステイ代$800+外食娯楽代$200+交通費$91+通信費なし
  • 語学学校費1,500ドル:短期のため少し割高

3ヶ月:合計72万円

  • 航空券10万円:往復9〜15万円程
  • ビザ0ドル(eTA7ドル):3ヶ月の短期留学のためビザ無しでOK
  • 保険0円:90日まで適応のクレジットカード付帯保険を使用
  • 滞在費3,273ドル:ホームステイ$2,400+外食娯楽代$600+交通費$273+通信費なし
  • 語学学校費4,000ドル:短期ですが1ヶ月留学に比べると割安

6ヶ月:合計135万円

  • 航空券13万円:往復12〜15万程。ビザなしで入国する場合は必ず帰りの航空券が必要です。学生ビザの場合は片道チケットのみでも入国できます。
  • ビザ0ドル(eTA7ドル):半年までの滞在であればビザなしでOK。半年を少しでもオーバーして通学予定の場合は学生ビザ(申請料$150)が必要です。
  • 保険360ドル:現地の保険に加入した場合。1ヶ月$60程と格安ですが、補償内容が薄め。日本の保険は倍以上の値段になりますが、補償内容は手厚くなります。
  • 滞在費6,426ドル:ホームステイ3ヶ月$2,400+シェアハウス3ヶ月$1,800+食費娯楽代$1,500+交通費$546+通信費$180
  • 語学学校費7,600ドル:3ヶ月の留学に比べると1ヶ月あたりがかなりお得に。

1年:合計225万円

  • 航空券14万円:片道7万円✕2。帰国日が決まってない人は片道航空券またはオープンチケットで入国するのがおすすめ。
  • ビザ150ドル:学生ビザの申請料がかかります。
  • 保険800ドル:現地の保険に加入した場合。日本の保険の場合は16〜20万円程。
  • 滞在費8,952ドル:ホームステイ3ヶ月$2,400+シェアハウス3ヶ月$1,800+食費娯楽代$3,300+交通費$1,092+通信費$360
  • 語学学校費14,900ドル:長く通うほど1ヶ月辺りの学費は安くなる傾向にありますが、途中で自分のレベルに合った学校に変更するのもおすすめです。

補足

ビザについて
半年以内の滞在であれば、ビザ無しでビジターとして入国できます(飛行機で入国する人はeTAの申請が必要)。半年以上学校に申し込んでいる人は、必ず学生ビザをとってから入国しましょう。

保険について
90日以内に帰国するのであれば、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用することができます(カードにより保険がついていない場合があるので要チェック)。90日以上滞在する予定の人は、カナダ現地の保険か、日本の保険に加入しましょう。現地の保険は格安ですが、その分補償内容が薄め。日本の保険は基本的に現地のものより倍以上の費用ですが、その分補償内容が手厚くなっています。プランをよく確認して契約しましょう。
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交通費について
カナダでの移動はバスや電車が便利。ゾーン制になっており、学生は1ヶ月の定期を購入する人がほとんど。1zone$91、2zone$124、3zone$170(2017年2月現在)

通信費について
1〜3ヶ月の短期留学では、携帯電話が必要になることが少ないので、通信費を0円としています。日本から手持ちの携帯電話を持っていって、街中で飛んでいるWi-Fiや滞在先のインターネット使えば事足りるでしょう。半年以上の長期になると電話やテキストをする機会が増えるので、格安のプリベイド式がおすすめ。

2.カナダには2種類の語学学校がある。それぞれの特徴と費用の違いとは?

みなさんは語学学校と聞くと、どんな学校を思い浮かべますか?都会の真ん中にある、高層ビルやおしゃれなカフェに囲まれた学校でしょうか?カナダにはちょうどそのイメージのような都市部に多く集まる私立語学学校と、それとはちょっと雰囲気の違う州立大学附属の語学学校があります。

①:私立語学学校

私立語学学校の特徴は、主にダウンタウン内にあるところ。
学校によってスピーキングに力を入れていたり、大学への編入やTOEFLなどの試験に力を入れていたりと、特色が異なります。また私立の学校の場合は国籍も豊かな傾向が強く、色々な国の友達を作ることができます。

短期から長期まで通うことができるのもいいところ。学費が週単位で決まっているところがほとんどなので、数週間の短期留学にも利用できます。1ヶ月試しに通ってみて、良ければ契約を延長する、といったことができるのも私立語学学校の特徴です。

費用は1ヶ月1,200〜1,700ドルと比較的高め。特に人気の学校は費用が高額な傾向にあります。長い期間契約すればするほど、1週間当たりの学費が安くなる学校が多いので、気に入れば長期契約もおすすめです。

②:州立大学附属の語学学校

州立大学の語学学校はダウンタウンから離れた郊外にあることが多く、広々とした空間で勉強できるのが特徴です。語学学校を卒業し大学に編入する学生も多いため、クラスの内容もアカデミックで宿題も多め。

申し込む期間は2〜4ヶ月単位と長期なため、しっかり長い期間勉強したい人におすすめです。私立語学学校で基礎力を上げた後に、州大学の語学学校でアカデミックな英語を学ぶというのも◯。学費については、都会の地域だと田舎 に比べて高めの学費設定になっています。

3.カナダでの滞在環境。ホームステイ or シェアハウス?

語学留学で住むところと言えば、まず思い浮かぶのがホームステイ。長期で留学している人はホームステイからシェアハウスに移ることが多いですが、それぞれの費用&特徴をご存知ですか?

①:ホームステイ

紹介してもらうほとんどの場合、最初に仲介手数料$100〜300が必要になります。ホームステイ費用は月に大体$750〜$1,000ほど。食事の回数や仲介先によっては毎月$1,000以上になることも。

あなたと相性の良いホストファミリーであれば、とても楽しい滞在になるでしょう。ホスト先によっては、街の案内をしてくれたり、色々な所に連れて行ってくれたりと、至れり尽くせりなところも。ファミリーと過ごすことが多くなるので、英語で会話する機会もたくさん。英語習得を早めることができます。

しかし、あまり相性の良くないホストファミリーに当たると、食事が合わなかったり、生活スタイルが合わなかったりして、問題が起こることもあります。万が一問題が発生した場合は、一人で抱え込まず仲介先などに相談しましょう。また自分の時間や自由もシェアハウスに比べると少なめです。

②:シェアハウス

費用は月に大体$450〜$800ほど。ダウンタウン内は特に高めの傾向にあります。個人部屋やルームシェア、部屋の広さによって値段の差は大きく開いています。

シェアハウスに住むと食事やトイレットペーパーなどの日用品を自分で用意しなければいけません。その分出費が増え、ホームステイとあまり変わらない費用になることも。食費などは削ることができるので、生活費を抑えたい人は自炊をして節約しましょう!

シェアハウスのいいところは、自由度が高いところ。もちろんシェアメイトと一緒に住んでいるので、完全に自由ではありませんが、ホームステイよりは制限が減ります。また食事も自分の好きなものを食べることができます。同じ年代の人と出会うことが多くなるため、友達も増えるでしょう。

ただこちらもホームステイと同じように、オーナーやシェアメイトと相性が合わないというケースがあります。ほとんどの場合仲介先がないため、シェアハウスを決める時は複数の物件を見て、慎重に契約をするようにしましょう。

4.覚えておこう!カナダ行きの渡航費用

カナダへは日本からの直行便、またはアメリカ、韓国、香港、中国経由で行くことができます。直行便だと9〜10時間、経由便だとトランジットの時間も含めて16時間〜22時間ほど。直行便よりアジア・アメリカ経由の方が、少し格安な傾向にあります。

年末年始や春休み、夏休みのシーズンは航空券の値段も上がるので、留学の際はできるだけそのシーズンを避けたいところです。

またビザなしの短期留学の場合は、帰りのチケットを持っていることが入国の際必須になります。学生ビザを取り長期留学する場合は片道航空券かオープンチケットで入国したほうが得になるかもしれません。

というのも、留学の期間が長いほど予定を変更することが多くなります。留学期間を伸ばしたりまたは早く切り上げたり、他の国を旅して帰りたくなったりと、たくさんの変更が出てくるものです。帰りのチケットを持っていないほうが、後々の予定を立てやすいですよ。

まとめ

それぞれの期間や項目について費用を見てきました。

気軽に試せる短期留学、しっかり英語を身につける長期留学。長く留学するほどもちろん高額にはなりますが、ほとんどの場合、短期でも長期でも航空券代は1往復分のみのため、費用面で見ると長期留学が得になります。

先進国のカナダでは、留学費用は少し高めになりますが、その分質の良い学校で集中して勉強できたり、勉強の合間にも楽しめることがたくさんあったりと、いいところ盛りだくさん!短期でも長期でも有意義な留学生活を楽しんでください!