カナダの映画留学をガッツリ解説【ノースハリウッドで留学する価値】

カナダの映画留学をガッツリ解説【ノースハリウッドで留学する価値】

ほんの数時間、映画を観ただけなのに、心が動かされたのを感じることがありますよね?楽しくなる、悲しくなる、など思わず感情移入し、気持ちが映画のストーリーにはいってしまうなど。

ここでは、そんな人の心を動かすことができる映画をカナダで学ぶことのメリット、日本の学校との違い、必要な英語力、映画留学事情と、学校や職業も紹介します。「ノースハリウッド(North Hollywood)」の愛称がつくほど、映画制作が盛んな、カナダで映画を学んでみませんか?

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1.カナダが映画を学ぶのに向いている5つの理由

映画を海外で学びたい、そう考えた時に、はたしてカナダは向いている?そんな疑問もわいてきますよね。せっかく貴重な時間と、お金をかけるのですから、それは、あなたにとっては、重要なことです。

まず、結論からですが、近年多くの留学生に選ばれるカナダは、映画を学ぶのにも向いているといえます。それは、これから紹介する5つの理由からです。

※映画せいさくの漢字は、「映画制作」と「映画製作」があります。「映画制作」は、映画を実際に作る作業を指し、一方で「映画製作」は、その為の資金調達などを行なうことが「製作」と使い分けられるようです。当記事では、映画を実際に作る作業全般として、「映画制作」の漢字で統一させて頂きます。

①:映画制作が、盛んな都市として、バンクーバーは知られている

カナダのバンクーバーが、「ノースハリウッド(North Hollywood)」という愛称で呼ばれているのを聞いたことがありますか?それは、バンクーバーが、世界的にも映画制作が盛んな都市だからです。ロサンゼルスに次ぎ、北米で、2番目に大きな映画作品の生産地なのです。※関連記事のなかには、愛称を、「ハリウッドノースHollywood North」としている記事もあります。

そして、カナダ政府は、国をあげてカナダの映画産業に取り組んでいます。政府機関として、「カナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada)」(公式ホームページ)が設立されていますし、1968年には、「カナダ映画開発公社(Canadian Film Development Corporation)」が設立され、1970年まで盛んだったカナダでの映画制作や撮影を、優遇税制により、支援もしています。

そのため、多くの映画制作会社がありますし、学校や、プログラムも、映画制作に関する「3D効果」「台本作成」「メイクアップ」「撮影」「音声」など、さまざまな映画に関する分野のプログラムを多く用意しています。

②:映画を学びながら、英語力を上げることもできる

①の項目で紹介したように、カナダは世界的にも映画撮影が盛んな都市として知られています。多くの国から留学生が学びに来ていますので、その人達と一緒に学べる環境があります。

そして、学生の中には、地元のカナダ人も、多くいらっしゃいます。授業では協力しながら、課題作品を制作していきます。必然的に英語で、他国からの留学生、カナダ人の人達とコミュニケーションをとる環境になりますので、英語を学ぶモチベーションも自然にあがります。

そして、私達日本人が受けている英語教育の教科書英語は、実は、アメリカ英語です。イギリス英語だと、発音が違う単語などもあります。カナダとアメリカで多少の違いはありますが、イギリス英語に比べると、日本人にとっては、馴染みがある英語だといえます。

ほかにも、カナダ英語は、発音に癖がないことでも知られています。きれいな発音の英語を、習得することができます。仕事で英語の能力を発揮したい、そんな選択をしたとしても、自信を持って堂々と話すことができる英語力を身につけることができます。

③:場所によっては気温が温暖

「カナダ」と聞くと寒いイメージがあるのですが、場所によっては気候が温暖です。留学生に人気がある西海岸のバンクーバーやビクトリア、ブリティッシュコロンビア州はかなり温暖な気候で、過ごしやすいことで知られています。カナダが太平洋に面しているため、海流が暖かい空気を運んできてくれるためです。

バンクーバーやビクトリアなら、真冬でも気温は5~10度くらいはあります。雪も、年に数回レベルしか降りません。冬は、住宅は、暖房が完備されていますので、家の中では、半袖に近い格好で過ごすこともできるほどです。

バンクーバーは、周辺の雪山の美しさでも定評があります。都会の魅力を持ちながら、緑豊かな自然も残っています。そういった点でも、世界で、一番住みやすい都市としても知られています。

④:治安の良さは日本とほとんど変わらない

海外に行く、そう考えた時の一番の心配事は、「治安」ではないでしょうか?カナダは、海外で気をつけなければいけない基本の、「持ち物には、常に注意を払う」「危険な場所には、近づかない」「夜遅くの外出は避ける」などに気を付ければ、ほぼ日本と変わらない生活を送ることができます。

上記で、紹介したカナダが治安の良さを保たれているのは、政府の努力が陰にあります。カナダは、観光地でもあることから、政府が街の治安維持にとても神経を配っているのです。

そして、銃規制があることも、治安がいい理由です。アメリカの隣にある国です。銃も、簡単に手に入りそうです。ですが、カナダは、法律で銃が規制されていますので、北米ではありますが、銃犯罪がない、治安の良いエリアなのです。

銃規制については、カナダとアメリカでは違いがあります。カナダの建国は、アメリカと比べると90年も遅い1867年です。その間にカナダは、銃依存しているアメリカから、銃による無秩序や社会不安を学び、自己防衛は地域レベルで行なう、「住民防衛ルール」を確立してきました。

その考えのもと、個人の銃保持を取り締まる、熊や、おおかみからの襲撃などの自然の恐怖、インディアンとの仲たがいには、国が責任を持って防いでくれています。個人間のトラブルも、銃を介在させない法律が作られ、カナダ連邦政府の警察であるRCMP(王立カナダ騎馬警察)(参考:ウィキペディア「王立カナダ騎馬警察」)がそれを担っています。自己防衛の為には、必要以上の力を行使してはいけないことになっているのが、カナダです。

⑤:カナダに居ながら日本と同じ食生活ができる

ホームステイをした人のクレームで、一番多いのが、「食事」に関することです。一日最低3回は口にする食事。口に合わないと、快適な留学生活を送ることができませんよね。

カナダは、野菜、果物は豊富にあります。しかも、その多くは、計り売りです。日本では考えられないくらい安い価格で、手にすることができることもあります。お魚も、少し高いですが、食することができます。「食事が合わなくて日本に帰りたくなる」、ということは少ない国といわれています。

ほかにも、いろいろな国の食事を、本場の味で、楽しむことができます。あなたもご存じの通り、カナダは移民の国です。郷土料理はありませんが、移民した人が経営しているレストランが多く点在します。特に日本人に馴染みのあるアジア料理は、カナダでも満喫できます。

2.映画をカナダで学ぶ、日本で学ぶことの違い

あなたが好き、興味がある映画は、日本でも学ぶことはできます。ですが、カナダで学ぶことには、日本にはないメリットがあります。それは、留学するメリットでもあります。ここでは、そのメリットを3つ紹介します。

①:映画に触れる機会が多くある

別の項目でも触れたように、カナダのバンクーバーが「North Hollywood」と呼ばれている理由は、ハリウッドの映画の撮影、制作が盛んに行なわれているからです。

数多くの映画が、実は、バンクーバーで撮影されています。映画の中の舞台はアメリカ、でも撮影はバンクーバーということが多くあるそうです。私達が疑わなかったシーンも実はアメリカではなく、バンクーバーだった、ということもあるのです。

たとえば、アメリカ都市のシーンで、カナダの街が映っているなどは、実に多くあるそうです。ほかにもシアトルの街というシーンが、実は、バンクーバーだった、などということも。それは、アメリカで撮影するよりは、はるかに安いコストで撮影ができるためだそうです。

たとえば、「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル(you tube:Mission Impossible – Ghost Protocol 2011)」という映画の内観の多くが、バンクーバーで撮影されています。ロケ地も興味があれば、「Mission Impossible – Ghost Protocol filming locations – Movie Maps」を参考にして下さいね。カナダのどの辺りで撮影されたのかを、知ることができます。

そのほか、カナダのバンクーバーがロケ地になった映画が掲載されている「ツカウエイゴ」のホームページも添付します。(出典:「新しいハリウッド!?近年カナダのバンクーバーで撮影されている映画が多い理由」

カナダに留学するのであれば、この恵まれた「映画に多く触れることができる環境」を活かして、エキストラのアルバイトをしてみてはいかがでしょうか?映画の撮影現場を、見ることができます。映画制作がどのように行なわれ、どのような人が働いているのかも知ることもできます。

あなたが知っている有名な俳優、女優さんに会う機会があるかもしれません。しかも、お給料ももらえます。エキストラの求人情報は、インターネットに掲載されています。気軽に見つけることができます。

参考までに、「LIFE VANCOUVERバンクーバー現地情報」というホームページに掲載されていたエキストラの求人情報を紹介します。「日本人男性のエキストラの求人」で、お給料も時給カナダ$15支給されます。2017年4月現在の換算レート、1カナダ$=81.15円で計算すると約1,217円が、時給でもらえます。(出典:LIFE VANCOUVER「バンクーバー現地情報」

興味があれば、必ず最新情報を手に入れて下さいね。「カナダ エキストラ 求人」などのキーワードで検索すると、求人情報を見つけることができます。

②:就職率が高い

カナダは、映画産業が盛んですので、多くの映画制作会社が、世界中から集まっています。

VFX(現実には見ることのできない画面効果を実現するための、特別撮影のこと)(出典:ウィキペディア「VFX」)アーティストなどが、バンクーバーに働きにくるほど、映画制作は、カナダでは、大きな産業になっています。

海外で映画関係の仕事をしたい、という人にとっては、バンクーバーは、仕事に就ける可能性が高い都市だといえます。

③:自分に変化がある

これは、カナダに限ったことではないのですが、留学をすると、あなたの中に変化が起こるかもしれません。当たり前ですが、あなたが住んでいる、育ってきた日本とは、文化が違います。いろいろな考え方ややり方があることを知る機会になります。

多くの日本人留学生の人が感じた変化が、「文化の違い」「英語の習得」「日本の味方が変わる」「心が自由になる」などです。これらのことは、日本を出て海外で生活をしてみないと、なかなか体験できないことです。

そして、映画制作をしていくのであれば、あなたの感性を磨き、枠を外していくことで、人の心を動かす作品が作れるようになるかもしれません。

3.カナダでの映画留学事情とは

「映画」と、ひとことで言っても、もさまざまな分野があります。あなたが学びたいことは何でしょうか?「何を学びたいのか」を明確にして、学校、プログラム選びをしていきましょう。

ここでは、映画が学べるプログラムには、どんなものがあるのかを紹介します。学費や、そのほかの詳細については、各学校のホームページなどで最新情報を入手して下さいね。

映画が学べるプログラムは、実に多くの分野があります。参考までに、「バンクーバー留学センター」が紹介している「Vancouver Film School/バンクーバー・フィルム・スクール」では、下記に挙げたさまざまな分野の、プログラムが、用意されています。(出典:バンクーバー留学センターホームページ)どんなプログラムがあり、何を学ぶことができるのか、参考にして下さいね。

3D Animation & Visual Effects/3Dアニメーション&特殊効果
学習内容:プロジェクト要素のデザイン、2Dおよび3Dアニメストーリーの構築、オリジナル映画のコンセプト構築など

Classical Animation/クラシカルアニメーション
学習内容:図面&アートディレクション、アニメーション効果、プロジェクトの最終開発など

Digital Character Animation/デジタルキャラクターアニメーション
学習内容:キャラクターアニメーション、コンセプト開発、モデリング、キャラクター設定など

Acting for Film & Television/映画&テレビでの演技方
学習内容:身体的な動き、自信との関係性、他人との関係性など

Acting Essentials/演技の本質
学習内容:撮影のプロセス、演技など

Digital Design/デジタルデザイン
学習内容:コミュニケーション、インタラクティブ、モーションデザイン、実際のプロジェクト、顧客、デザインなど

Film Production/映画製作
学習内容:監督、撮影、制作、制作デザイン、ポストプロダクトなど

Game Design/ゲームデザイン
学習内容:アート、3D、インターフェース、スクリプティング、音声など

Makeup Design for Film & Television/映画およびテレビ用メイクアップデザイン
学習内容:キャラクター用メイク、特殊メイク、デジタルメイク・アップデザイン、老けメイクなど

Sound Design for Visual Media/視覚メディア向けのサウンドデザイン
学習内容:映画用サウンド編集、サウンド制作、ゲームオーディオなど

Writing for Film & Television/映画およびテレビ向け脚本作り
学習内容:映画用サウンド編集、サウンド制作、ゲームオーディオなど

コースの期間は、4ヶ月、6ヶ月、1年とあります。そのコースにより取得できる資格も「Diploma/ディプロマ」「Certificate/サーティフィケイト」があります。

そのほか、留学に関すること全般を決める時に、「留学サポートセンターを利用する」、という方法もおすすめです。今では、ほとんどの留学サポートセンターのサービスを、インターネットから利用することができます。

4.カナダでの映画留学に必要な英語力

留学時に必要になる英語力は、留学目的で違ってきます。たとえば、映画だけを専門的に習うのであれば、通う学校は、専門学校などになりますし、「映画+英語」として習うのであれば、映画を学びながら、語学スクールにも通うプログラムが、組まれています。

まず専門的に映画を習うのであれば、英語力は、先生が話されていることが理解できる、他の生徒とのコミュニケーションがとれるくらいの英語力は、最低限必要になります。入学時に学校が求めている英語力が必要です。加えて、映画の専門用語の理解力も必要になります。ある程度英語力がある人でも、常に、専門用語を覚えるなど、勉強は必要になります。

一方で、「映画+英語」を習うのが留学目的であれば、各学校や、スクールが、両方を学べるようにプログラムを組んでいます。その機会を利用し、英語力をつけていくことができます。

英語だけを考えた時に、苦手だな、と思う人でも興味がある映画についての英語であれば、楽しく学べるかもしれません。触れ合う人、映画について知る言語が英語になるだけです。何かあなたなりに楽しめる方法を探して、興味があるものを英語で理解するようにしてみてはいかがでしょうか?

5.カナダでの映画留学におすすめな語学学校紹介

将来に大きな影響を与える学校選びは、とても大切です。ここでは、学校選びの参考になるように、インターネットの口コミに掲載されていた情報をもとに、おすすめの学校を3校紹介します。

どの学校も投稿者が卒業生、友人が卒業し就職しているなど、実際にカナダ留学し紹介する学校に通った人のお話です。

費用は、2017年4月現在の換算レート、1カナダ$=81.15円で算出しています。学校の情報は変わる可能性があります。必ずご自身で、最新情報を調べて下さいね。

①:教育水準の高いヨーク大学

期間 3学期制・9月、1月、5月
費用 授業料カナダ$19,575~(約1,589,000円~)
必要な英語力 TOEFL iBT80以上、IELTS 6.5以上、TOEIC 785
滞在方法 ホームステイ、学生寮

カナダのオンタリオ州、トロントに本部を置くカナダの州立大学です。1960年に設立されました。カナダで3番目に学生数が多く、学術機関のほかにも、無料カウンセリングセンターを含む学生サービス施設、映画劇場、トレーニングジム、小さなショッピングモールも併設されています。

入学、進学、卒業の難易度が高い学校で、入学するのも競争率が高く、入ってからも毎年成績がいい生徒だけが映画製作のクラスをとれます。そのように厳しい大学ですが、教授の質がよく、最高レベルの評価を受けています。

②:人気・知名度が高いバンクーバー・フィルム・スクール/Vancouver Film School

期間 プログラムにより4ヶ月~1年
費用 プログラムによりカナダ$10,550~カナダ$50,300
(約857,000~4,082,000円)
必要な英語力 TOEFL iBT80、IELTS 6.5、TOEIC 785
滞在方法 ホームステイ、シェアルーム、アパート

「North Hollywood)」と愛称がある、バンクーバーにある専門学校です。人気、知名度共に高いことで知られています。地元のカナダ人や沢山の留学生も通っています。卒業後、映画の世界で働いている人も、多くいらっしゃいます。職業として活かせる、と希望が持てる学校です。

映画制作に加え、演技、3Dアニメ―ション、音楽、特殊メイク、ゲームデザインなども学ぶことができます。当記事3の「映画留学事情」に例としてプログラムを紹介しています。実に多くのプログラムが用意されていて、映画に関わる分野が網羅されています。

③:エミー賞にノミネートされた実績があるLost Boys Studios

プログラム VFX Compositing Program(Diploma) » プログラム詳細
FX TD- Effects Technical Director(FX TD)(Diploma) » プログラム詳細
期間 1年
費用 入学金、授業料、教材費含む両プログラム共/カナダ$36,900
(約2,995,000円)
必要な英語力 TOEFL iBT80、IELTS 6.5、TOEIC 785入学条件
語学学校 なし
滞在方法 ホームステイ、レジデンス、アパートメント
(手配を学校では行なっていません。自ら業者に手配する、探す必要があります)
入学資格 19才以上

 

1996年に開校された、バンクーバーにある、新しい特撮映像の専門学校です。まだ新しい学校ですが、テレビ番組の映像編集を手掛けた実績から、2004年に「エミー賞」にノミネートされた実績があります。ほかにもさまざまな賞を受賞するなどの実績をあげています。

特撮映像を集中的に学ぶことができ、実績の経験を積むことができまるプログラムも用意されています。ほかの専門学校に比べると、短期間で特撮技術を身に付けることができます。

校舎に特徴があり、実際のスタジオをイメージして作られています。授業内容も最新技術を教えられるように、カリキュラム更新を常に行なっています。規模が小さい専門学校ですので、先生と生徒の距離が近いといわれています。

英語は、英語コースが提供されていませんので、英語条件を満たさない場合は、語学学校に通い、基準の英語力をつけなければ入学することができません。

参考までに、当校を卒業後、現地の映画製作会社でVFX(特撮視覚効果)アーティストとして活躍している「小川 秀平さん」のインタビュー記事を紹介します。(出典:「COSカナダ留学サポートデスク」小川 秀平さんインタビュー記事)。

記事のなかで、この学校を選んだ理由として、「2015年時点の過去3年の卒業生の就職率が100%だったこと」「歴代の卒業生もほぼ90%以上が卒業後バンクーバーで就職している」という情報を聞き、仕事につながりそうなLost Boysを選ばれたそうです。

ほかにもインタビューの中で、映画が好きという気持ちから、映画を仕事にしようと思ったきっかけ、そのために行動したことなどを話されています。カナダへ映画留学したい人の参考になると思います。

6.学んだ知識が活かせる職業を紹介します

カナダで学んだ映画の知識、技術を活かしてお仕事にしてみてはいかがでしょうか?映画関連のお仕事は実に多くあります。ここでは、代表的なお仕事と、番外編を紹介します。

①:映画監督

ストーリー作りからキャスティング、演技指導まで、映画制作の全ての決定権と責任を持っている映画監督。近年は撮影機材が低価格になったこと、インターネットの普及で、自主制作映画をプロデュースしやすい環境になってきているため、若手監督も目立つようになりました。

映画監督になりたいのであれば、学歴や資格などは必要ありません。ですが、映画撮影の知識があれば現場では大いに役立ちます。

そして、経験を重ねていくことが必要になります。制作現場での下積み、助監督などの経験を積み重ねていくことが映画監督になる近道になるといわれています。

②:撮影監督(映画カメラマン)

映画制作における、映像の専門家で、「映画カメラマン」とも呼ばれます。現在国内の撮影監督の数は、約300人程度といわれています。地道に技術を磨き続ける必要があります。

仕事内容は、映画制作に使用するカメラやレンズ、フィルムを選ぶ、撮影時におけるポジションやアングル、構成、カット割りなどのカメラワーク、照明や色彩の調整などについて、撮影スタッフに細かく指示を出していきます。

この職業も特別な資格は必要ありませんが、撮影助手として数々の現場経験を積み、一人前を目指していくのが一般的な流れです。個人の力量が問われます。そして多くの関係者と関わるお仕事です。高いコニュニケーション力が発揮できる職業です。

③:映像作家

映画の監督、演出家をはじめ、CMやPV、MVディレクター、CGクリエイター、アニメーション作家など、あらゆる映像作品の企画を考えて、作る仕事です。技術の発達により、以前に比べると、手軽に映画作品が制作できるようになりましたが、流行りや時代のニーズをうまく取り入れる必要があります。

この職業に就くために必要な資格は、ありません。映像会社やテレビ局、広告製作会社、映像制作会社に就職して働く、フリーランスや独自で制作会社を立ち上げて活動する人もいます。

④:映画配給会社社員

世界中から、魅力的な映画作品の買い付け、上映する映画館の確保、作品宣伝をするお仕事です。あなたの映画好きが発揮できる職業です。

私達が日常に楽しんでいる映画作品は、しかるべき流通ルートにのせる、映画館で上映するための手続きを行なうという流れを経て、消費者である私達が観賞できるようになっています。その一連の業務が主な仕事内容です。

この職業に就くには、「大手映画会社の配給部門に就職する」「独立系映画配給会社に就職する」、この2通りの方法があります。求人はあまり多くないので、アルバイトや契約社員からスタートする人も多くいらっしゃいます。自分が選んだ映画でファンが増える、映画市場の活性化にもつながるやりがいのあるお仕事です。

⑤:美術スタッフ

映画の撮影で使用する「舞台装置」や「小道具」を作るお仕事です。建物や街並みのような大掛かりなセット以外の、作品中で使用する小物類の調整なども行なっていきます。

必要になる資格や免許はありませんが、技術やセンスが問われます。そして近年の制作現場では、CG技術を使った美術が用いられる場面も増えています。常に新しい技術を学びながら、監督などのあらゆるニーズに応えられる技術を身につけていくことが大切です。

この職業につくには、アシスタントから現場経験を積んで一人前を目指す、キャリアアップするという人が多いようです。

⑥:番外編

もしも「直ぐに、望む仕事に就くことができない」としても、諦めずチャンスを探してみては、いかがでしょうか?たとえば、映画に関係のあるアルバイトをすることによって、映画に関するお仕事をみることができますし、映画制作者や関係者の方から話が聞ける、紹介してもらえる機会が舞い込んでくるかもしれません。

別項目で紹介した、映画のエキストラはおすすめです。当記事でも紹介した、バンクーバーの映画業界で活躍するLOST BOYS STUDIOSスクール卒業生の小川 秀平さんの体験談が参考になります。

小川さんは、英語を学ぶために留学したオーストラリアで、偶然見つけた日本人エキストラの募集を見つけて、映画の撮影現場を体験。そこで映画と自分のやりたいことを改めて見つけることができ、本格的に映画を学ぶためにカナダ留学し、現在のVFXアーティストの職業に就いたそうです。(出典:「COSカナダ留学サポートデスク」LOST BOYS卒業生「小川 秀平さん」インタビュー

撮影現場を経験することで、あなたなりの目標や目的を持ついい機会になります。

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