留学は、「学生ビザを取って、外国の学校に通う」ところは誰もが同じですが、社会人の語学留学の場合、準備期間もするべき手続きも、学生の留学とはかなり異なります。

私が留学準備したときのスケジュールを例に、スムーズに手続きを進めるための注意点、手続きを行う時期などについてお知らせしていきたいと思います。

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1.社会人は留学前に潔く退職?それとも休職できるか相談する?それによって準備開始時期は異なる


社会人が留学することを決めたときには、最初に大きな分かれ道があります。「退職するのか、休職するのか」です。退職は基本的には自分の意思で決められますが、休職は、許可するのは会社です。まずは会社と相談してみなければなりません。いずれにしても会社に迷惑がかからないように、スケジュールには余裕を持って留学準備を始めたほうがよいと思います。

「退職か休職、どちらがよいのか?」についてですが、仕事や職場が嫌になって留学を考えたわけでなければ、留学後の再就職が困難である現実を考えると、会社に休職を許可してもらい、帰国後には元の職場に復職できることが、精神的には一番楽でしょう。ただし、メリットだけでなくデメリットも考えられますので、以下を参考にしながらご自身でよく考えて決めていただきたいと思います。

休職できるか会社と相談する場合

休職を許可してもらえるかどうかを上司に相談する時期は、留学の半年ぐらい前がよいと思います。あまり早すぎても、いったん許可が出たのに出発の頃には経営状況や会社の方針が変わって急にダメ、となることもあり得ますし、遅すぎると、会社の事業計画や後任の手配などに影響が出る可能性があり、会社や同僚に迷惑がかかることになってしまいます。

なお、休職許可を得られた場合に、すべて自分の思ったとおりの留学を進められないことになる可能性もありますので、会社とじっくり話し合って決める必要があります。例えば、「長期は許可できない」と言われて、1年だった予定が半年だけになってしまう場合、留学の成果は確実に半分以下になってしまうことになります。

また、昨今の会社事情を考えると、約束は必ず守られるとは限らないことも、頭に入れておいた方がよいように思います。休職期間中に会社が倒産してしまったり、解雇されたりする可能性もあるという意味です。会社次第ではありますが万全を期すのならば、復職を保障するという取り決めの書面でも取り交わしておいたほうがよいかもしれませんね。(会社自体がなくなってしまった場合は、書面も無効になると思いますが…。)

退職して留学する場合

退職を決めた場合は、留学期間を会社に制限されることがないため、1年でも2年でもそれ以上でも、資金が続く限りは留学に集中できることになります。

普通に会社を辞める場合、退職日の1か月前に通告(退職願を提出)するのでよいことにはなっていますが、働いた期間が極端に短い場合を除いては、退職理由がなんであれ3か月前ぐらいには、上司に話だけはしておくのが社会人としての暗黙のマナーです。

ただし退職直後に留学に出発するつもりの場合、3か月前といえば、学校に授業料の支払いを済ませて留学することがほぼ確定している時期です。(詳細スケジュールはこの記事の後半に記載しています。) 学校にお金を払うのは、会社を退職できることが確定してからのほうがよいように思います。

業種や会社の方針によっては、会社の都合を受け入れて退職日を決めなければならない場合もありますので、やはり早め早めに行動するのがよいと思います。

ちなみに私のときは、業種はITでシステムエンジニアでしたが、退職も視野に入れつつも休職することが第一希望だったため、半年前に上司に相談しました。休職は許可されなかったため、有給を取って1週間ハワイへ行き、そこで一人で改めていろいろ考えたのちに退職することを会社に伝えました。

2.社会人のあなたは『留学するから退職すること』を周りに言うべき?


普段している仕事の深さ(責任度)や会社との関係、同僚との関係などにもよりますが、退職して今後一切会社とは関係がなくなると思っていたとしても、留学するための退職であるということは、周りに話しておいたほうがよいでしょう。
(留学や外国が特別な地域に住んでいる場合など、迷惑がかからないようにする目的で話したのに、「自慢」だと取って嫉妬するような心の狭い人がいるかもしれません。そのような職場では、言わなくてもよいと思います。)

留学を控えていることを周りが知っていれば、「退職後に何か聞きたいことが出てきたとき、連絡が取れる人」なのか、「外国に行ってしまって、連絡が取れなくなる人」なのかの心理的な違いもあって、仕事の引継ぎや退職手続きなどの面で、善処してもらえる可能性があります。また、海外転出関連の手続きや学生ビザの面接など、留学準備のために有給休暇を取らなければならないときにも、話がしやすくなると思います。

また、退職理由を明確にしておくことで、より円満に退職できることにもなると思います。私も、退職日にあいさつ回りをしたときにはいろんな方から留学への励ましの言葉をいただきました。ありがたかったです。

また、思いがけず帰国後に、同じ職場に復職することになった私の例があるように、いつどこで誰に再びお世話になる機会が巡ってくるか分かりません。退職時の印象は、できるだけ良くしておいたほうがよいでしょう。
参考:社会人留学のリスクとは?帰国して再就職できた私が今思うこと。

3.社会人ならではの留学準備スケジュール(参考)


それでは、具体的にしなければならない手続きと、するべき時期を時系列で並べてみたいと思います。以下は、私が留学準備したときのスケジュールほぼそのままです。

なお期間は、退職(休職開始)予定日起点です。会社関連の手続きは太字の項目です。

6か月前
  • 会社へ、休職を許可してもらえるかどうかの相談
  • 留学先の学校選びと授業開始日の調査開始
  • 学生ビザ申請手続きの情報収集開始
  • 4~3か月前 退職する場合、会社に退職したい旨を話す
    4か月前 学生ビザ申請のためのアメリカ大使館面接を予約
    3か月前 学校決定、学校へ入学申込みと授業料支払い、I-20の入手
    2か月前 学生ビザ申請手続き(アメリカ大使館での面接)
    1か月前
  • 退職する場合、会社へ退職願を提出
  • 留学出発日決定、航空券手配
  • 留学先の住居探し開始
  • 3~2週間前
  • 会社の仕事の引き継ぎ開始(後任が決まり次第)
  • 自分の身の回りの引っ越し手続き
     (郵便物転送、クレジットカード限度額変更など)
  • 海外転出届、健康保険、年金などの手続き(参考記事
  • 留学先へ持参するものの選定開始
  • 1週間前~退職日 会社の送別会や壮行会が入るかもしれません
    退職日 会社の退職手続き、お世話になった方へのあいさつ回り
    退職日翌日
    留学出発日1週間前
    (私の場合)アパートから実家へ引っ越し
    留学出発日 留学へ出発!

    4.会社の都合で思い通りには進まないことも。予想しておこう


    留学する本人は綿密にスケジュールを立てて、留学の準備を着々と進めて、留学生活への期待に胸を膨らませていたとしても、会社の都合でスムーズに行かないこともあるのが社会人留学です。ぜひ覚えておきましょう。

    会社として、いなくなられては困るポジションにいた場合、休職を延期してほしいと言われて受けざるを得なくなったり、退職することにしたとしても後任がなかなか決まらなくて、退職日直前まで仕事の引継ぎができなかったりすることなどが考えられます。

    これらはどちらも、私の実経験です。1回目のときは会社の都合を受け入れて留学を延期したので、2回目は何が何でも留学してやる!という気持ちが強くなっていました。私の後任の人が退職日1週間前まで決まらなかったのですが、仕事の引き継ぎは睡眠時間を削って対応して、私の予定していたとおりに退職して出発しました。
    参考:社会人3年目で留学?自分にとっての最適な留学時期の見極め方とは?

    会社の都合を受け入れなければならなくなって、早々に買ってしまった航空券をを無駄にすることになったり、授業料支払い済みのコースの開始日に間に合わなくなってキャンセル手続きが必要になったりなど、留学の予定に支障が出ないようにしたいものですね。

    以上、記事が参考になって、社会人留学する人が増えるとうれしく思います。

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