人生の中で一度は海外生活を体験したい。その中で、短期でワーホリへ行く意味なんてあるのだろうか…とお思いの方も多いのではないかと思います。
ズバリ結論から申し上げますと行く意味はあります!人生の今しか経験することができない貴重なチャンスを逃し、将来後悔などは皆さまにはしていただきたくありません。
早速その短期ワーホリについて、見ていきましょう!
1.短期のオーストラリアワーホリで得られるメリット、デメリット
メリット①:費用を抑えられる
短期ワーホリでありがたいのが費用をぐんっと抑えることができることです。1年単位で行くのと数ヶ月のみのワーホリで比較すると費用に断然な差が出てきます。多額な貯金がなくても、軽い気持ちで飛び出せる。そのため、思い立った時に実行しやすいのがこの短期ワーホリです。
しかし、いくら費用が抑えられると言ってもそれなりの費用は掛かってきます。しっかりと自分自身の貯金やお金に余裕を持たせて、ワーホリ準備に掛かるようにしましょう。
メリット②:軽い気持ちで行きやすい
海外経験をしたいという方の中でも長期間で日本を離れることに抵抗のある方だってたくさんおられるかと思います。しかし、この短期ワーホリであれば、お試し程度で行くことができ、旅行感覚でワーホリを経験することができるのです。どのようなビザを使いワーホリするかということもありますが、一度行ってみて、自分自身の肌に合えば再度行くのも良し、ダメなら日本に居場所はたくさんあるので、戻ってこればいいのです。
しかし、軽く、甘い気持ちを持ちすぎると却って、事件や事故などに巻き込まれる可能性もあるので、肝に命じておきましょう。
メリット③:また行きたいと思えるのが短期ワーホリ
人によるのかもしれませんが、一度オーストラリアの温暖な気候と英語を学ぶおもしろさなどを知ると、長期で滞在したくなるのがこのワーホリなのです。日本とは大きく環境が違い、オージーはとてもフレンドリーでライフバランスも取れており、とても住みやすい。そのため、セカンドビザなどを取得して、たくさんの方々がオーストラリアに滞在しようとしています。
私自身も観光ビザで3ヶ月の短期留学をしたのちにワーホリのビザに切り替えて、再びこのオーストラリアへ戻ってきた一人であります。とことんやりたいタイプなので「3ヶ月だけじゃ物足りない!」と思ってしまったのです。(笑)そしてなぜか、戻ってきたいと思わせるのがこのオーストラリアの持つ魅力なのです。
デメリット①:英語力の向上には向かない
数ヶ月の海外生活だけでは英語力の向上には繋がりません。むしろそんな簡単に英語力が身につくのであれば、誰も苦労はしませんよね!英語を身につけるためにはそれなりの努力と環境が必要です。短期のワーホリであれば、オーストラリアでの生活に慣れる頃に終わってしまうのが現実であります。そのため、英語は二の次。
本気で英語を身につけたいという方には短期ワーホリは向いていません。初めからオーストラリアで時間を掛けながら英語を身に付けようという姿勢が必要となります。
デメリット②:あっという間に海外生活が終わってしまう
日本でいる数ヶ月と海外生活を送る数ヶ月では過ぎて行く日々のあっという間すぎて、感覚が全く違うのです。慣れない土地で生活を始め、毎日知らないことに遭遇し、慣れ始めた頃にはワーホリ生活が終了。目まぐるしい環境の中だと本当にあっという間に時は過ぎて行きます。時が過ぎた頃には「あれ、オーストラリアで何してたかな…?」というような状態です。
日本とオーストラリアという国の違いだけではなく、そのような流れる時の違いなどもあることも知っておきましょう。
デメリット③:職探しが難しい
短期ワーホリで働く意思のある方で困難を極めるのがこの職探し。元々、ワーホリのビザを使用し、働くことは同じ雇用主の元で6ヶ月のみと定められています。その6ヶ月という期間をさらに切ってしまうと職探しは困難です。すぐに辞めると分かっている人を雇用主はあまり雇いませんよね?
そのような中で6ヶ月は働けると嘘をついて面接を受ける人もたくさんいます。それは常識的に迷惑であり、嘘をつくことで罪悪感も生まれるので避けておきましょう。
2.気になる短期オーストラリアワーホリ費用とは
皆さんが一番気になるのではないかと思うのがこの費用の問題ですよね。
早速それぞれを項目別に見て行きましょう!
まずは渡航するにあたって、基本的に必要となってくる費用からです。
項目 | 費用 | |
ワーホリビザ申請料金 | 440AUD(約36,000円) | |
観光ビザ申請料金 | 20AUD(約1,600円) | |
学生ビザ申請料金 | 550AUD(約44,000円) | |
海外保険 | 120,000円〜(6ヶ月の保険代) | |
航空券 | 片道 約50,000円〜 往復 約100,000円〜 |
上記の表を見てみると、短期ワーホリでどのビザを選択するかでも大きく費用が変わってくることが分かりますね!観光ビザを使用し、かつ1ヶ月のみの留学でも約15万は掛かってきます。ビザの申請代金は一律ですが、保険会社、保険プラン、航空会社、渡航期間などによって、大きく変動してきます。
次に学校へ行かれる場合の費用を見てみましょう。
入学費 | ||||
195AUD | ||||
授業料 | ||||
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1,480AUD | 4,440AUD | 8,880AUD |
教材費 | ||||
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | ||
60AUD | 180AUD | 360AUD |
AUDで表しているので、感覚的にはあまり分かりにくいのですが、1ヶ月いくだけでも日本円に換算すると約15万かかってきます。この時点で初期費用と合わせても30万円…長期留学になる場合を考えたくなくなるような額です。(笑)
最後に生活費を見ていきましょう。
ホームステイ | 寮 | ||
家賃 | 1,000AUD(週250AUD) | 500AUD(週125AUD)※3 | |
食費 | 80AUD※1 | 150AUD | |
交通費 | 120AUD | 50AUD※2 | |
通信費 | 50AUD | 50AUD | |
娯楽費 | 100AUD | 100AUD | |
合計 | 1,350AUD | 800AUD |
※1 ホームステイでは基本平日2食、週末3食付きなので平日のランチを自炊した場合
※2 市内の寮に住み、語学学校まで交通機関を使う必要がない設定
※3 3ヶ月以下の申し込みで3人部屋を選択した場合
1ヶ月の生活費だけでもどちらも約10万は掛かってくるということです。なんせ物価が高いオーストラリアなので、食費や娯楽費、全てのものにお金が掛かります。そのため、オーストラリアでは節約術が身につきますよ!
3.短期オーストラリアワーホリに適した滞在場所とは
短期ワーホリに適した場所、ズバリそれはホームステイか寮です!目まぐるしい生活の中で家事をこなしながらの生活は正直、負担になってきます。
しかし、ホームステイの場合だと基本的に家事はホストマザーが行ってくれ、家庭にもよるのですが、やるべきことはランチの準備など自分自身のことをやるだけで良いのです。残りの時間などは娯楽や勉強の時間に充てることができます。その他にもオーストラリアの文化を学べ、英語の学習にも適しているので、比較的に短期ワーホリでは過ごしやすい環境と言えるでしょう。
次に寮の場合だと基本的に家事、炊事は自分自身でこなさなければなりません。しかし、同じように過ごす学生たちがたくさん住んでいるために、協力しながら生活することができます。また、仲間がいることで英語を喋る環境を作ることができ、勉強なども協力しながら行うことができるので、その中で大切な友人なども作っていくことができますよ。
ちなみに、シェアハウスをお考えの方が中にはいるかもしれませんが、短期でのシェアハウス探しは比較的、困難です。短期で募集しているところも少なく、自分に合った家探し自体も時間が掛かるものなので、短期ワーホリにはあまりおすすめしません。
皆さま、いかがでしたでしょうか?少しはワーホリへ行く決意が固まったでしょうか?
結論的に短期ワーホリに意味があるのかないのかは皆さんのオーストラリアでの努力、楽しみ方次第で大きく変わってきます。自分が短い時間で何をしたいのか、何を得たいのか、それさえハッキリしていれば、短期間でも大きく意味の持つものになりますよ!
ぜひ、思い切って、海外へ飛び出してみてくださいね!
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