オーストラリアワーホリの残高証明は必要？しかし、航空券は買っておこう

こんな疑問にお答えします。
結論から言うと、残高証明、帰国の航空券は必須ではありません。しかし、入国時、ごくまれに提示を求められる場合があります。ですから、現地での生活費も考慮して、45～100万円くらいの資金がある、銀行の残高証明（英文）と帰国の航空券を取得しておくことを、強くお勧めします。

残高証明及び帰国の航空券は、オーストラリアでちゃんと生活できる資金があり、そのまま不法に滞在してしまわないことを証明する証拠となるためです。

詳しく解説していきます。

１．残高証明ってなに？概要を説明します

ここで残高証明とは何かを詳しくご説明します。

残高証明とは

ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在する際に、滞在中に十分な資金があることを証明するのが残高証明です。この十分な資金の目安は帰国航空券代と5,000AUD以上の預金があることを示します。日本円で１AUDが現在（2023年1月）90円ほどなので、日本円で約45万円ほどでしょうか。

※以前は5,000AUD必要と書かれていたのですが、制度が変わったのか最近では5,000AUDとは書かれておりません…これで安心しないでください。5,000AUDは生活をスタートさせるにあたって必ず必要となります。

残高証明の発行方法とは

残高証明の発行は銀行窓口で可能となっています。希望の証明基準日時時点での口座残高を「英語で」発行してもらってください。

• 口座名義本人の来店が必要
• 通帳またはキャッシュカード
• お届印
• 本人確認書類
• 発行手数料

銀行ごとによって異なりますが、基本的に上記のものが必要となります。

２．オーストラリアワーホリ前に残高証明や帰国の航空券は必要なのか？

残高証明や帰国の航空券を提示する必要があるのかどうかと言えば、基本的には必要ありませんが、可能な限り、取得しておきましょう。

私のビザ申請、オーストラリア入国時には必要とされませんでしたが、入国管理局の担当者によっては、証明などが必要とされる可能性もあるので、頭に置いておいた方がいいでしょう。

また、航空券は往復のものを購入した方が安価で買える場合が多いので、帰国時分の航空券を買っておいても損はありません。往復航空券を購入の際には復路の日程変更が可能な航空券を購入するとより良いと思います☆

３．ワーホリ前にいくら貯金すればいいか？

ワーホリをお考え、もう準備をスタートさせている皆さんはいくらぐらい貯金されているでしょうか？その貯金額に不安などはありませんか？

ワーホリの生活初期費用として、50万円は必要になるでしょう。これは学費、航空券などを除いての金額です。少ないとは思いますが、もしオーストラリアで一切働かない〜！という方がいれば余裕で100万円以上は必要になります。１ヶ月自炊して生活した場合で想定してみましょう。

これ以外にショッピングしたり、旅行したりすると考えるともっと資金が必要になりますよね。基本的にこちらに来てすぐに働き始める人は少ないので最低でも１〜２ヶ月は無職でお金が入ってこない状態です。そんなことを考えたら怖くないですか！？（笑）

私も実際に最初の３ヶ月は働いておらず、おまけに早くオーストラリアに行きたくてギリギリの生活費用だけを持ちオーストラリアに来たのですが、生活費に交通費、交遊費だって必要、おまけに洋服が大好きなのでその費用にと出ていくばっかりでもう不安でたまりませんでした（泣）

このような状況で考えてしまうのが「日本で今まで通りに普通に働いて生活していればこんな不安なんか…」と悔しいながら考えてしまうのです。

ですが皆さん、しっかりと計画を立て、準備をすればそんな不安に駆られることもありません。どれだけの期間渡豪し、いつから生活し始めるのか、オーストラリアでしたいことは何なのか、そのようなことをしっかり自分に置き換えて考えるようにしましょう。

お金が原因でオーストラリアでやりたいことを諦めるなんていうことを皆さんにはしてもらいたくないと心から願います。しっかり足元を固め、一歩ずつ自分のペースで進めてまいりましょう！