オーストラリアへの留学を考えたとき、さまざまな準備が必要になりますが、その中でも大きな問題になるのが、留学資金です。
資金不足を理由に、留学を諦める必要はありません。大きな可能性を秘めた若者を応援するさまざまな制度があります。自分にあった奨学金制度を利用すれば、オーストラリア留学の可能性が広がり、勉学にも集中することができます。
- 1. まずは奨学金の種類を整理しておこう
- 2. ICCコンサルタンツ
- 3. トビタテ!留学JAPAN
- 4. エンデバー奨学金
- 5. 日本学生支援機構 海外留学支援制度(協定派遣)
- 6. 日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
- 7. 日本学生支援機構 貸与型奨学金
- 8. 経団連グローバル人材育成スカラーシップ
- 9. (公財)経団連国際教育交流財団 日本人大学院生奨学金
- 10. 平和中島財団日本人留学生
- 11. 伊藤国際教育交流財団
- 12. 本庄国際奨学財団
- 13. 二十一世紀文化学術財団・海外留学助成金
- 14. イノアック国際教育振興財団
- 15. CWAJ海外留学大学院女子奨学生
- 16. 大真奨学金
- 17. 中島記念国際交流財団
- 18. JAPAN・IMFスカラシップ・プログラム
- 19. 日本財団国際フェローシップ
- 20. 日本/世界銀行共同大学院奨学金制度
- 21. FASID奨学金プログラム
- 22. Funai Overseas Scholarship 大学(学部)留学支援
- 23. Funai Overseas Scholarship 大学院(博士号取得)支援
- 24. 村田海外奨学金
- 25. (公財)吉田育英会日本人派遣留学プログラム
- 26. 地方自治体等(都道府県、市町村)の奨学金
まずは奨学金の種類を整理しておこう
奨学金には、返済義務のない「給付型奨学金」と、返済義務がある「貸与型奨学金」の2つがあります。
奨学金は、政府や企業が、社会のため、企業のために貢献できる優秀な人材を育成することを目的として設立しています。したがって、日本政府、オーストラリア政府が設立したものほか、都道府県や市町村などの地方自治体が設立したもの、企業や財団などが設立したものがあります。
ほとんどは大学・大学院への留学生向け
オーストラリアへの留学には、2つのタイプがあります。ひとつは、英語のスキルを上げるための語学留学、もうひとつは、大学や大学院での専門的な勉強や研究を目的とする、大学・大学院への留学です。
割合としては、語学留学をする人が圧倒的に多いのですが、実際には、語学留学をサポートする奨学金は、ほとんどないのが現状です。
本来の留学の目的は、日本では学ぶことができない高度な知識や技術を、海外で学ぶことです。したがって、奨学金も、現地の大学や大学院、研究機関などで、専門的な勉強や研究を行い、日本の社会や企業に貢献できる人に対して支給されるものが主流になっています。
オーストラリアに留学する際に、応募できる奨学金を、以下にまとめました。
※かなり長いので流し読みしつつ、自分に該当する奨学金を探してみてください。
ICCコンサルタンツ
奨学金情報:留学とインターンシップのICCコンサルタンツ
政府、民間各種の奨学金情報を集め、一挙公開しています。
応募条件
18歳以上の学生(2020年3月末日時点)
審査内容
- 第1次選考(書類)
- 第2次選考(筆記試験・面接 予定)
英語力
ご希望の研修大学によって異なります。
詳しくはこちらをご確認ください
奨学生の種類
- 特待生(学費・滞在費免除)2名
- 準特待生(学費免除)12名
- 優待生(学費一部免除)55名
トビタテ!留学JAPAN
トビタテ!留学JAPAN
官民協働で大学生の留学を応援!海外インターンやフィールドワークも奨学金の対象になる画期的な制度です。最新の募集情報やイベント、先輩留学生の画像を日々更新。
「トビタテ! 留学JAPAN」は、2014年にスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。「大学全国コース」「大学オープンコース」「地域人材コース」「高校生人材コース」があります。
この奨学金の大きな特徴は、自分で自分のオリジナルの留学計画を作成して応募することです。実践的な活動を盛り込んだ計画が求められるため、大学や大学院、研究機関等に限らず、インターンシップやボランティアを計画に入れることもできます。(語学留学は対象になりません。)
応募条件
- 国内の学校(大学、大学院、短大、高等専門学校、専修学校等)において、正規生として在籍していること
- 事前・事後の研修、留学生ネットワークに参加できること
- 30歳以下であること
審査内容
- 書類審査(オリジナルの留学計画の提出)
- 面接審査
英語力
- 英語力の基準はないが、各自の留学計画の実現に必要なレベルであること
支給額 (全国大学コース・オーストラリアの場合)
- 奨学金 120,000円/月
- 留学準備金 250, 000円
- 授業料 300,000〜600,000円
エンデバー奨学金
エンデバー奨学金
オーストラリア政府が提供する「エンデバー奨学金 Endeavour Scholarships and Fellowships」は、アジア太平洋、中東、ヨーロッパ、アメリカ大陸諸国の国民に対し、オーストラリアでの学習、研究や専門的能力開発のためにも提供
オーストラリア政府が提供する給付型の奨学金です。日本だけでなく、アジア太平洋、中東、ヨーロッパ、アメリカ大陸諸国の国民に対し、オーストラリアでの学習、研究、専門的能力開発のために提供されます。
世界各国から応募があるので、競争率は非常に高いですが、潤沢な奨学金が支給されます。
以下の4つのカテゴリーがあります。
「エンデバー大学院奨学金」は、オーストラリアの大学院の修士、博士課程で学ぶ留学生が対象で、最長4年間奨学金が支給されます。
「エンデバー研究フェローシップ」は、大学院生および博士研究員が、オーストラリアで短期間(4〜6ヶ月)の研究活動をする場合に支給される奨学金です。
「エンデバーエグゼクティブフェローシップ」は、社会人を対象とし、オーストラリアで専門能力を開発する機会を提供し、職場環境で知識やリーダーシップなどのスキルを習得することに焦点をあてた奨学金です。
「エンデバー専門技術奨学金」は、専門学校レベルの技術を習得する留学生に最長2.5年間支給される奨学金です。学術的要素よりも職業に直結する要素が中心になります。
応募条件
- 18歳以上
- 学士課程を終了していること
審査内容
- 書類審査(専攻分野における学業実績および職務経験の記録等をもとに審査)
英語力
- IELTS 総合スコア6.5 (個別バンドで6.0以下の項目がないこと)
支給額
- 旅費 3,000豪ドル
- 生活基盤の為の資金 2,000ドル〜 4,000豪ドル
- 毎月の給付 3,000豪ドル
- 学費 15,000豪ドル(各学期)
- その他(健康保険、旅行保険費用)
日本学生支援機構 海外留学支援制度(協定派遣)
日本学生支援機構 海外留学支援制度(協定派遣)
諸外国の高等教育機関との学生交流に関する協定等に基づいて、8日以上1年以内、当該大学等に在籍する学生を派遣するプログラムを実施する場合、そのプログラムを支援する制度です。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が募集する給付型の奨学金の1つです。在籍大学等の間で行われる交換留学、認定留学などの派遣プログラムに参加する人が対象です。年間で25000人に給付されます。
応募条件
- 大学等の正規の課程に在籍している
- 経済的理由により、自費のみでの派遣プログラムの参加が困難である
審査内容
- 書類選考
英語力
- TOEIC400点以上
- TOEFLの場合、PBT435点以上 iBT41点以上
- IELTS 5.0以上
支給額
- 月額6万円〜10万円(地域による)
日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
修士または博士の学位取得を目指し、海外の大学に留学する学生等を対象とした奨学金です。申し込みは原則、日本の大学を通じて行います。
これも独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が募集する給付型の奨学金です。修士または博士の学位取得を目指し、海外の大学院に留学する学生等を対象とした奨学金です。修士の学位を取得するコースは2年、博士の学位を取得するコースは3年が限度です。
応募条件
- 修士または博士の学位取得を目的として海外の大学院へ留学する人
- 学士の学位を取得した、または、取得見込みの人
審査内容
- 書面審査
- 面接審査
英語力
- TOEFLの得点がPBT600点以上 iBT100点以上
- IELTS 7.0以上
支給額
- 奨学金 8万9000円〜14万8000円 (地域による、シドニーの場合10万4000円)
- 授業料 年間250万円を上限とする実費額
日本学生支援機構 貸与型奨学金
日本学生支援機構 貸与型奨学金
日本学生支援機構では、海外留学を希望する方を対象に、経済的支援として奨学金の貸与を行なっています。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が、海外留学を希望する人を対象に、経済的支援として、奨学金を貸与するものです。貸与される奨学金なので、留学後に返済が必要です。
留学時特別増額貸与奨学金もありますから、航空券などの購入に利用することもできます。
目的に応じて、以下の4種類があります。
- 第一種奨学金(海外協定派遣対象)
海外留学支援制度(協定派遣)の給付をうけ、さらに不足分を奨学金として
貸与するもの - 第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)
海外留学支援制度(大学院学位取得型)の給付を受け、さらに不足分を奨学
金として貸与するもの - 第二種奨学金(短期留学)
国内の大学等に在学中に、海外の大学・短期大学および大学院へ短期留学す
る際に貸与するもの - 第二種奨学金(海外)
学位取得を目的として、海外の大学・大学院等へ進学をする際に貸与するも
の
応募条件
- 日本学生支援機構が定める経済的要因に合致する人
審査内容
- 書類審査
英語力
- 特に基準なし
貸与額
- 国内奨学金と同じ(例:修士課程の場合、月額50,000円または88,000円)
経団連グローバル人材育成スカラーシップ
経団連グローバル人材育成スカラーシップ
(一社)日本経済団体連合会(以下、経団連)が協力して運営している(公財)経団連国際教育交流財団1では、将来、日本企業の国際的な事業活動において、グローバルに活躍する意志を持つ学生を対象とした「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」の奨学生を募集します。
応募条件
- 財団の指定する日本の大学(47校)の学部2年3年4年生または、大学院博士前期(修士課程1、2年生)の学生
審査内容
- 書類選考
- 個人面接
英語力
- TOEFLの得点がPBT500点以上 iBT61点以上
- IELTS 5.0以上
支給額
- 100万円(用途は限定されない)
(公財)経団連国際教育交流財団 日本人大学院生奨学金
(公財)経団連国際教育交流財団 日本人大学院生奨学金
経団連国際教育交流財団は、教育面における国際交流を通じて、わが国と諸外国との相互理解の促進に資することを目的に、1976年に設立された。
応募条件
- 応募時に、財団の指定する大学院に在籍している
審査内容
- 書類選考
- 日本語と英語での面接
英語力
- TOEFLの得点がPBT580点以上 iBT92点以上
- IELTS 6.5以上
支給額
- 年間350万円(学費、生活費等、留学に関わる支出に限る)
平和中島財団日本人留学生
平和中島財団日本人留学生
本財団の奨学金は次の3種類です。奨学金は、全て給付型です。返済の必要はありません。
応募条件
- 応募時に日本国内に居住している
- 応募時に高等学校を卒業している
- 博士号未取得
審査内容
- 書類選考
- 面接
英語力
- 英検1級
- TOEFL iBT90点以上
- IELTS 7.0以上
支給額
- 学部生:月額15万円および往復渡航費
- 大学院学生:月額20万円および往復渡航費
伊藤国際教育交流財団
伊藤国際教育交流財団
伊藤国際教育交流財団は、日本から海外の大学院へ留学する方、および海外から日本の大学院へ留学する方への奨学援助、また海外の大学等研究機関が実施する学術研究に対する助成支援
応募条件
- 海外の大学等の大学院修士課程に正規生として入学を予定している
- 年齢は29歳以下が望ましい
審査内容
- 書類選考
- 面接
英語力
- TOEFLの得点がPBT580点以上 iBT92点以上
- IELTS 6.5以上
支給額
- 生活費:月額US 2,000ドル相当の円貨
- 学費:年間300万円以内
- 往復交通費:実費
本庄国際奨学財団
本庄国際奨学財団
海外の大学院へ留学する日本人留学生に対する奨学金。 主として博士号取得を最終目的とする留学生に、奨学金を支給いたします。 すでに留学中の方が海外から応募することも可能です。
応募条件
- 大学院に在学している、または入学を予定している
- 修士課程は30歳以下、博士課程は35歳以下
審査内容
- 書類審査
- 面接審査
支給額
以下の3種から選択
- 月額20万円を1〜2年間
- 月額18万円を3年間
- 月額15万円を4〜5年間
二十一世紀文化学術財団・海外留学助成金
二十一世紀文化学術財団・海外留学助成金
年齢の制限はありません。留学予定大学院からの博士課程正式入学許可証を取得できれば社会人でもけっこうです。
応募条件
- 海外の大学院の博士課程に進学し、博士号の取得を目指す
審査内容
- 書類審査
- 面接審査
英語力
- TOEICもしくはIELTSの成績証明書を提出
支給額
- 初年度と2年目の授業料実費
- 研究活動日360万円 (15万円x24ヶ月)
イノアック国際教育振興財団
イノアック国際教育振興財団
イノアック国際教育振興財団は日本から海外の大学等に留学する者及び海外から日本の大学等へ留学する者に対する奨学援助に関する事業を行い、わが国と諸外国との相互理解の促進に寄与するとともに、世界に貢献できる人材の育成に寄与することを目的としています。
応募条件
- 大学・大学院に在学中の日本人学生で外国に留学しようとする者
審査内容
- 筆記試験
- 面接
支給額
- 月額8万円
CWAJ海外留学大学院女子奨学生
CWAJ海外留学大学院女子奨学生
1949年の創立以来、渡航費用の援助を受け留学した男女学生をはじめとして、1972年に創設された奨学金プログラムによって800名近くの女性が、国内外のさまざまな分野でリーダーとなって活躍しています。
応募条件
- 英語圏の大学院・研究機関での勉学を希望する女性
審査内容
- 書類審査
- 面接
英語力
- TOEFLの得点がPBT570点以上 iBT88点以上(理系)
PBT600点以上 iBT98点以上(文系) - IELTS 6.5以上(理系)、7.0以上(文系)
支給額
- 年額300万円
大真奨学金
大真奨学金
弊社としましては、海外留学を志す真面目な若者の支援という形を取らせて頂くことを選択いたしました。
応募条件
- 海外の大学・大学院へ留学する人
- 21歳から25歳
審査内容
- 書類審査
- 面接(日本語、英語)
英語力
- TOEFL iBTの得点が80点以上
- IELTS 6.5以上
支給額
- 1年間の学費の一部
中島記念国際交流財団
中島記念国際交流財団
本財団は、平成12年11月に、留学生等を対象として実施される国際交流・生活支援事業に対する助成を行うとともに、海外の大学院に留学する日本人学生に対する奨学援助
応募条件
- 修士号・博士号取得を目的とする
- 対象分野:情報科学、生命科学、経営科学
- 30歳以下
審査内容
- 書類選考
- 面接
英語力
- 語学テスト等の成績を提出
支給額
- 奨学金:月額20万円
- 支度金:50万円(往路渡航費含む)
- 復路酷空賃:留学終了後の帰国時1回分
- 授業料:300万円(2年間)
JAPAN・IMFスカラシップ・プログラム
JAPAN・IMFスカラシップ・プログラム
海外でマクロ経済学博士号を取得し、IMF エコノミストを目指す日本人を対象とした2年間の奨学金制度
応募条件
- 海外の大学のマクロ経済学博士課程に在学中、もしくは同課程に出願中の者
- 博士号を34歳までに取得できること
審査内容
- 書類選考
- 面接(英語)
英語力
- GREおよび TOEFLまたは IELTSのスコアを提出
支給額
- 学費全額、医療保険、特定の旅費、月々の生活手当、年間の書籍購入手当
日本財団国際フェローシップ
日本財団国際フェローシップ
日本財団国際フェローシップでは、公益に資する分野で高い資質・専門性を持つ研究者や実務家に、海外の研究機関や教育機関で更なる研鑽を積む機会を提供します。2017年度派遣フェロー募集中!
応募条件
- 25歳から40歳の指定分野の研究者、実務家、行政官
審査内容
- 書類審査
- 面接審査
英語力
- TOEFL PBT600点 CBT250点 iBT100点以上
- IELTS 7.0以上
支給額
- 学費・研究費、往復渡航費、保険料、住居費、図書費
日本/世界銀行共同大学院奨学金制度
日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度
将来国際開発機関に就職することを目標とし、現在開発関連分野を専攻として日本国外の大学院から入学許可を受けている、もしくはすでに在籍している、実務経験を有するミッドキャリアの日本人の方を対象として、在学中の最大2年間にわたり学費・生活費・渡航費・医療保険を支給する奨学金です。
応募条件
- 学士号を取得後、3年以上経過している
- 3年以上のフルタイムかつ有給の職歴がある
- 将来国際開発機関に就職することを目標とし、現在開発関連分野を専攻として日本国外の大学院から入学許可を受けている
支給額
- 学費・生活費・渡航費・医療保険(最大2年間)
FASID奨学金プログラム
FASID奨学金プログラム
一般財団法人国際開発機構(FASID)は、開発援助人材の育成を主たる目的として設立された財団法人です。
応募条件
- 博士の学位取得を目的とする
- 博士号取得後は、国際開発関連分野の実務者として働く意思がある
審査内容
- 書類選考
- 面接
英語力
- TOEFL iBT100点以上
- IELTS 7.0以上
支給額
- 年額上限200万円
Funai Overseas Scholarship 大学(学部)留学支援
Funai Overseas Scholarship 大学(学部)留学支援
海外の大学に学部留学し、学位取得を目指す日本人学生に対し て、奨学金を支給することにより、若手人材を育成し、もってわが国の科学技術分野の発展に寄与することを目的とする。
応募条件
- 高校卒業予定者、高校卒業後1年以内
- 科学・技術系分野専攻
審査内容
- 書類選考
- 面接
支給額
- 授業料全額、医療保険費(40,000ドルを上限とする)
Funai Overseas Scholarship 大学院(博士号取得)支援
Funai Overseas Scholarship 大学院(博士号取得)支援
海外の大学院に留学し、学位取得を目指す日本人学生に対し て、奨学金を支給することにより、若手人材を育成し、もってわが国の科学技術分野の発展に寄与することを目的とする。
応募条件
- 理工系分野、生命科学分野、経済・経営分野において、海外の研究大学の大学院で博士号取得をめざす
審査内容
- 書類選考
- 面接
支給額
- 授業料:全額
- 医療保険費:全額
- 生活費:2,500米ドル/月
- 支度金:50万円
- 渡航費:往復航空運賃
村田海外奨学金
村田海外留学奨学会
村田海外留学奨学金制度には、海外留学を志す日本人学生・研究者を対象に奨学金を支給する「海外留学奨学金」と、日本の大学に留学する外国人留学生を対象に奨学金を支給する「外国人留学生奨学金」の2つがあります。
応募条件
- 大学学部、大学院(前期課程)に在学し、法学、経済学、経営学、理学、工学各科を専攻している25歳以下の学生
- 37歳以下の准教授・講師・助教・助手・ポストドクター・大学院(後期課程)
審査内容
- 書類審査
- 語学試験(面接、筆記)
- 面接試験
英語力
- 語学試験あり
支給額
- 学費、生活費、往復旅費
(公財)吉田育英会日本人派遣留学プログラム
(公財)吉田育英会日本人派遣留学プログラム
この奨学金は、海外の大学院等に留学する日本人留学生に対し、奨学金を支給するプログラムです。推薦依頼校からの募集と公募を併用して行い、留学開始前に予約採用を行います。
応募条件
- 35歳未満
- 日本の大学に在籍している
- 留学の目的(博士号を取得、大学院等々の研究機関での研究等)
審査内容
- 書類審査
- 面接試験
英語力
- TOEFLの得点がPBT570点以上 iBT88点以上(理系)
PBT600点以上 iBT100点以上(文系) - IELTS 6.5以上(理系)、7.0以上(文系)
支給額
- 生活費:月額20万円
- 学校納付金:250万円
- 扶養補助:月額2万円
- 往復渡航費
地方自治体等(都道府県、市町村)の奨学金
上記にあげた奨学金の他に、地方自治体などが募集する奨学金もあります。これらの奨学金は、その地域の発展に貢献できる人を支援することが目的なので、その地域の出身であることや、居住していることが条件になっているものがほとんどです。
地域の情報をよく調べたり、役所に問い合わせたりして、応募できるものがないか調べてみましょう。