「なぜ、あなたは留学を希望するのですか?」そう聞かれて、一言で答えられる人はおそらくほとんどいないのではないでしょうか?
人それぞれ、留学を決意する理由や動機、目的はさまざまですが、共通して言えるのは、留学を実現させたい!という強烈な思いや巨大なモチベーションが背景にあるということかもしれません。
今回はなぜ人々は留学を希望するのか、そしてなぜオーストラリアを留学先に選ぶのかをまとめてみました。自分の留学への思いと照らし合わせながら、参考にしてもらえると光栄です。
1.私はこうやってオーストラリア留学を決心した!それぞれの動機
留学を実現させるためには、強い動機や目的があるに違いありません。心を強く動かす留学への思いとは、いったいどのようなものがあるのでしょうか?
その①:ありふれた生活からの脱出
Worker Beeと称される日本人。とにかく日本という社会は忙しく、日々仕事に追われている。働き過ぎによるストレスが原因で起こるさまざまな問題が注目されるようになってから、日本でもようやく「働き過ぎてはいけないのだ」という考えが生まれ始めているように思える。ストレスばかりではない。単調な毎日の繰り返しに、飽き飽きしている人も多いだろう。
そんな人はいっそのこと日本を離れて海外でしばらく時間を過ごしたいと考えるケースも少なくない。純粋な海外旅行も一つのアイデアだが、目的のしっかりした留学を大きな視野として考える人も多い。留学をするのに年齢的な制限はもちろんなく、いつでも誰でも、タイミングが合った時点で、日本でのありふれた生活・ストレスフルな生活から「留学」というカタチで脱出を試みる人も多い。
その②:グローバル社会で勝ち残る
日本もグローバル社会になりつつある中で、英語は欠かせない言語になっている。海外企業との取引が出てくると、やりとりは全て英語になり、日常会話以上の本格的な英語が必要になってくる。
グローバル社会で勝ち残っていくために、企業が求める人材は英語が話せる人。企業にとって貴重な存在になるには、英語を自由自在に操ることのできる人だ。英語は見えない武器。その見えない武器を使ってグローバル社会で活躍していこう。
その③:海外移住の下見として
将来的に海外移住を検討している人は、留学をしながらその国のライフスタイルや治安、仕事の有無、環境や学校のチェックなどができる。
エージェントやインターネットで現地の情報を確認することはできるが、やっぱり実際に目で見て肌で感じないとわからない部分も多くある。留学を通して語学習得をしながら将来的に生活をする場所として最適であるか、下見をするのも動機の1つである
その④:自己発見・自己啓発のため
日本とは違う文化、風習、環境で新しい自分を発見できるのは、留学を決意する大きな理由でもある。日本での生活では敷かれたレールの上を歩くだけだったのが、海外留学を通して、自分自身でレールを引く環境に身を置くことになる。
もちろん、現地エージェントなどからサポートはあるが、目的を持って自分の意思で留学生活を過ごすことになる。モチベーションの向上、英語上達の知恵、英語でのコミュニケーションのむずかしさ、多国籍国家での生活の多様性、さまざまな刺激が時効啓発へのエンジンとなることは間違いない。新しい自分探しのための留学もあってもよいし、実際にそう決意して旅立つ人もいる
留学の動機や目的は十人十色。生きた英語を身に着けたいというベーシックな動機に輪をかけるように、「国際人になりたい」「さまざまな国の人と交流してみたい」そんな純粋も留学を後押ししている。
2.なぜオーストラリア留学を選ぶのか?その理由と目的
母国語を英語とする国はオーストラリアの他にもいくつかありますが、人々はなぜオーストラリアを留学先に選ぶのか、ちょっと気になりませんか?
英語圏でも治安のよさはピカ一
英語習得を目的とした留学を考えた場合、母国語を英語とする国はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどが挙げられますが、これらの国々の中でもオーストラリアの治安のよさはトップレベルと言ってよいでしょう。
真剣に語学習得を目指すなら、治安がよく安心して生活できるという条件は外せません。オーストラリアは世界でも有数の先進国であり、生活レベルも高く、教育水準も高いです。オーストラリアにある都市は治安も安定していて、人々がストレス・フリーで生活をしています。安心して街を歩ける環境はお金では買えませんよね。
外国人を受け入れてくれる国民性と環境
オーストラリアの都市部では「スポット・オージー=オーストラリア人を探せ」というジョークが飛び交うくらい、外国からの移民がとても多い国です。郊外や田舎にくるとそうでもありませんが、都市部では人種のるつぼと言っていいほど、ナショナリティーが豊富えす。そんな環境であるため、日本人はもちろん、外国人の受け入れにもとてもナチュラルで親切なのが、オーストラリアの魅力の1つです。
外国で生活をする上で一番気になるのが「差別」の問題ではないでしょうか。でも、オーストラリアでは、特に留学生に関しては、そのようなボーダーラインは存在しません。
日本人のマナーある礼儀正しい態度は、どの国に行っても称賛されます。日本人としての自分をける必要はありません。誇りと自信をもってオーストラリアで堂々と生活して下さい。
日本にはない豪快な自然と野生のカンガルー
日本にも自然はたくさん残っていますが、オーストラリアの自然はスケールの大きさが違い過ぎます。都市部でも緑や湖、ガラーやカカテュなどの野生鳥たちが見られ、自然を感じるスポットは本当に多いです。
さらに、郊外や田舎へ足を向けるとそれは本格的になります。人々は自由に川沿いにテントを張りキャンプをし、4WDで野生のカンガルーやエミューのいるアウトバックを目指します。野生のカンガルーやエミューは夕方になると郊外では頻繁に見られ、コアラも特定のリザーブ(自然公園)に行くと、ユーカリの木の上に発見することができます。
日本では到底体験できないようなことが、オーストラリアには存在します。野生のカンガルーやコアラは本当にいるんですよ。
仕事が多く時給が高い
オーストラリアがワーキングホリデーの人気国であるのは周知の事実ですよね。セカンド・ワーキングホリデー制度がある他、ファームやピッキングなどの仕事も豊富にあります。何と言っても世界屈指の高時給国であるので、大金を稼ぎながら、オーストラリアを旅して帰国する人も少なくありません。もちろん、しっかり貯金をして帰国する人も多いと思いますが…。
私の周りにもドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、日本、台湾、入りピンから訪れているワーキングホリデー者がいますが、短期間でたんまりお金を稼いで、さっさと次の場所へ移動しています。
オーストラリアは最低時給が15ドル、20ドルから30ドルはザラで、スキルや経験があれば40ドルから60ドル以上稼ぐことも可能な国です。お金が全てじゃないとは言いながら、やっぱり時給が世界レベルで高いのは大きな魅力です。
» 参考:【オーストラリアワーホリ】ホテル勤務の仕事探し&給料の解説
目指している資格を取得するため
オーストラリアでの留学を通して資格取得を目指す人も多いです。看護師や介護、日本語教師や幼児英語教師、美容師やネイルアートなど多彩な資格が取得することができるので、留学中も気持ちにブレなく勉学に集中できます。これは大きなプラス要素ですよね。
その他、サーフィン留学やダイビング留学も人気です。オーストラリアならではのマリンスポーツ関係のコースが多くあるのも留学先をオーストラリアに選ぶ理由・目的の1つでしょう。
» 参考:オーストラリアワーホリで資格取得!バリスタ・RSA・ダイビング
自然あふれるオーストラリア留学。みなさん、さまざまな理由や動機、そして目的で渡航すると思いますが、目標を達成した時の爽快感は最高!何にも代えがたい、今まで味わったことがないような素晴らしい気持ちになるでしょう。
オーストラリア留学を成功させるためにも、「目的があってここにいるんだ!」という思いを忘れないようにしたいですね。