オーストラリア留学で事件に巻き込まれない為の手引き【 事件簿付き】

オーストラリア留学で事件に巻き込まれない為の手引き【 事件簿付き】

オーストラリアへの留学準備は着々と進んでいますか?初めてオーストラリアの地で生活を送る留学生も多いと思いますが、膨らむ希望や期待と共に忘れないで欲しいのが現地での危機管理です。

「危機管理?オーストラリアは安全でしょう?」 そう感じる人も多いと思いますが、いくら安全と言われている国でも「事件」に巻き込まれる可能性はいつでも誰にもあるということを忘れないで欲しいのです。

今回はオーストラリア留学中、または観光で滞在中に実際に起こった事件や日本人に多い被害例を挙げながら、安全の手引きとして参考になるようにまとめました。

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1.オーストラリアで実際にあった日本人の事件簿3


オーストラリアに関わらず海外で起こる日本人留学生や滞在者の事件は後をたちません。以下でご紹介する3件の事件は、実際にオーストラリアであった死亡事故です。

メルボルン暴走車事件 日本人死亡 

2017年1月20日、オーストラリア第2の都市・メルボルンの繁華街で一人の日本人男性が暴走車に巻き込まれて死亡しました。犯人の男は26歳男性で、過去に傷害事件やドラッグ常習者として逮捕歴があり、精神的な問題も抱えていました。暴走中もワケのわからないことを叫び、ろれつが回らない状態だったそうです。

突如現れた暴走車は日中ショッピングを楽しんでいる大勢の人波に突っ込んで行こうと、何度もハンドルを切りました。ことの異常に気づいた勇敢な男性2人がバットを持ち車を止めようとしますが、なかなか止めることはできませんでした。国内テレビでは、その時の映像も公開されました。

この暴走車事件で日本人1人、子供を含む5名が死亡、死亡した日本人の友人1人を含む37名がケガを負う大惨事となってしいまいました。

メルボルンはシドニーに続き人気の留学都市です。メルボルンに滞在している日本人なら、事件のあった場所がどこか想像がつくでしょう。いつもはビジネスマン、学生、家族連れなどで賑わう、ごくありふれたシティの一角が、一瞬のうちに事件現場となってしまうなんて、本当に信じられないことです。

大都市では起こる無差別的な事件については、自分で自分の身を守るしかありません。しかしながら、生活水準が高く、芸術の香りする美しい都市メルボルンで、こんな痛ましい事件が起こるとは・・・前代未聞の悲しい事件でした。

ケアンズ遊泳中の女性 意識失い死亡 

2016年12月、ケアンズにあるムーアリーフというサンゴ礁周辺でツアーに参加中の70代の女性が遊泳中に意識を失い死亡する事件がありました。

オーストラリアでの外国人による水難事故の数は年々増えるばかり。オーストラリアの海の特徴を理解せずに、いつも以上に長い時間遊泳したり、無理をしたりすると、思わぬところで体調不良を起こすことがあります。

また、場所によってリップという緩やかな波があり、同じ場所で浮いていても、5分後かなり遠くの沖まで流されてしまうことがあります。(私自身も気が付かないうちに遠くまで連れて行かれたことがあります。) 

波のないプールだけに慣れている人は、最初は浅瀬で泳ぐようにし、海に慣れている人と一緒に遊泳をするようにしましょう。定期的なブレークタイムも必要です。ライフガードが何人も人気ビーチで常に双眼鏡をのぞいている理由がわかりますね。

クイーンズランド学生 野宿中に刺殺 

およそ30年前の事件になりますが、あえて危機管理の必要性を伝える意味でご紹介します。1988年9月に日本人大学生が犠牲となった刺殺事件がありました。男性はシドニーで英語学校に通いながら、日本食レストランでアルバイトをし生計を立てていましたが、訪問先のクイーンズランド州・北部に位置するダウンズビルの公園で、野宿中に何者かに刺殺されてしまいました。

タウンズビルは比較的治安もよく日本人も見かける地方都市ですが、「公園で野宿」というのは、やはり安全とは言えません。「オーストラリアは治安が良い」という認識があったと思いますが、夜はドラッグ使用者やスリなどがターゲットを探しに現れる可能性があるため、気を付けなければなりません。

オーストラリアにはキャラバンパークというポピュラーな滞在施設がありますが、そこでのキャンプなら管理人がいるので安心です。

オーストラリアにはごく普通の街中に、トイレやBBQ施設のある広くて綺麗な公園がたくさんあるので「一晩くらい野宿しても大丈夫かな?」と思ってしまいがちですが、誘惑に負けないよう絶対に野宿はしないで下さい!

2.オーストラリアで多発している事件 日本人が狙われた被害例


日本人が狙われやすく、実際に被害が多い事件をご紹介します。

電車内での暴行、婦女暴行 

シドニーやメルボルンなどの都市部と郊外を結ぶ電車内で、暴行や婦女暴行の被害にあった日本人が数名報告されています。特に、シドニー・シティサークル内にある駅を通過、または利用する時は、夜間をさけ、グループで乗車するようにしましょう。

市内でのスリ、ひったくり、置き引き 

都市部でのスリ、ひったくり、置き引きは日本人に多い事件です。バックを開けっ放しで歩く、バッグを置いてレストランのトイレに行くなど、外国では常識としてありえない行動をしてしまう傾向があるからです。このような行為は絶好のターゲットになることをしっかり認識しておきましょう。

クレジットカードのスキミング 

手口は警察です。現在麻薬捜査中で、あなたの身元を証明するパスポートとクレジットカードを確認したい」というもの。ここでしっかり覚えておいて欲しいのが、いくら本物の警察でもクレジットカードの提示は求めないということです。

警察という言葉に驚き、思わず差し出してしまうと、大変!正体不明の機械にカードを挿入し、あたかも身元を確認したかのように「無事、確認できました」と巧みに演技しながら、実は「カード読み取り機」だった・・・。絶対にクレジットカードは他人に見せないようにしてください。極端な話、本物の警察でもダメです。もしそうならニセモノですから!

身元証明ならパスポートのみでいいはずですよね。日本人は狙われやすいので気を付けて下さい。

バックパッカーズでの盗難 

バックパッカーズに滞在の際、お財布や携帯電話、PCや高価なアクセサリーなどが盗まれるケースが多発しています。②ちょっとした買い物に出かけるときでも、金品やパスポートは持ち歩くようにしましょう。盗みのプロなら、ものの1分で仕事は完了できるはずです。

路上での車上荒らし 

ワーキングホリデーや長期の留学者の場合、現地の移動手段として車を購入する人も多いです。都市部に限らず、郊外でも車上荒らしの被害にあった日本人は結構いますので、十分注意をして下さい。

車上荒らしはガラスを割って車内を物色するという大胆な手口を使ってきます。日本ではちょっとありえあせんよね。

3.オーストラリアのニュースや安全情報を日本語で読む


オーストラリア留学中に定期的に目を通したいサイトを集めました。国内のニュースや事件、安全情報が一目でわかります。

4.トラブルに巻き込まれたら? 現地の緊急連絡先はこちら!


オーストラリア留学では、日々の生活を通してさまざまなことに遭遇します。トラブルの大きさや緊急性を正しく判断するのは難しいかもしれませんが、「トラブルかな?」と感じたら通報して相談をするようにしましょう。

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日本大使館、領事館連絡先

  • 在オーストラリア日本国大使館  02-6273-3244
  • 在シドニー日本国総領事館 02-9250-1000
  • 在メルボルン日本国総領事館  03-9679-4510
  • 在ケアンズ出張駐在官事務所  07-4051-5177
  • 在パース日本国総領事館  08-9480-1800

楽しく有意義であるはずのオーストラリア留学を悲しい結果で終わらせないためにも、ご紹介した被害例を頭の隅に置いて行動するようにしましょう。

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