オーストラリア高校留学の方法と卒業後の進路まとめ【現地校の情報あり】

オーストラリア高校留学の方法と卒業後の進路まとめ【現地校の情報あり】

今どきの高校生たちは本当にたくましい!自分の夢や希望に向かって一心不乱に突き進む心の強さがあります。高校生の頃は、将来のことをあれこれ模索する時期でもありますが、同時に色々悩み思う時期でもありますよね。

高校生活は部活に試験に本当に忙しいと思いますが、日本の高校生活にちょっとだけ句読点を打つイメージで、外の世界をのぞいてみてもよいのではないでしょうか?その方法の1つが「高校留学」です。

高校留学には個人によってさまざまな目的があります。「英語が話せるようになりたい」「パイロットになりたい」「フライトアテンダントになりたい」「とにかく世界を飛び回りたい」そして、純粋に「日本を離れて海外を見てみたい」

今回はオーストラリア高校留学について、留学方法、現地のハイスクール情報、卒業後の進路などを中心にまとめました。

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1.オーストラリア高校留学事情【短期・長期・語学留学などプログラムが充実】


高校生の皆さん!留学は決して特別なイベントではありません。なぜなら気軽に参加できる1週間の超短期留学から、1ヶ月、3カ月、半年、1年と期間設定も自由だからです。

オーストラリアの教育システム

オーストラリアの義務教育はYear1(7歳)からYear9(15歳)までとなります。Year7(州によってはYear8)からハイスクールになり、Year11とYear12をシニアと呼びます。高校卒業年はYear12になります。

日本の高校1年生がオーストラリアに留学する場合はYear10のクラスに参加することになりますね。履修科目は選択科目を含め、英語、地理、歴史、数学、PC、音楽、科学、技術、演劇、第二外国語などがあります。第二外国語はスペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、日本語などが人気があります。

オーストラリアの学期区分と入学時期 

オーストラリアの学区分は州によって異なります。ニューサウスウェールズ州を基本に南オーストラリア州は1週間遅れたり、ビクトリア州は1週間早くなったりします。1学期=Termは11週間で構成され、Term終了後は休みに入ります。1年に2週間の休みが3回、45日の休みが1回あります。

  • Term1・・・1月下旬から4月上旬
  • Term2・・・4月下旬から6月下旬
  • Term3・・・7月中旬から9月下旬
  • Term4・・・10月中旬から12月中旬

入学の時期はTerm1の1月下旬が好ましいですが、日本の学生の場合はTerm2の4月下旬から入学するケースもあります。

学校の種類について

オーストラリアに公立学校と私立学校がありますが、公立学校が70%、私立学校が30%になります。公立学校は男女共学がほとんどで、私立学校には男子校、女子高もあります。私立学校はクリスチャンやカソリック系の学校になり、外国語や特技を生かした特待生コース枠を設ける学校もあります。

プログラム内容と留学期間 

オーストラリア高校留学では参加するプログラムによって期間が異なります。留学場所はオーストラリアのメイン都市や郊外とさまざまです。

留学プログラム例①:短期留学
語学学校や公立・私立学校へ1週間から3カ月の留学。ホームステイがメインで、英語習得とオーストラリアの文化に触れる体験ができます。週末はホストファミリーや友達と一緒に過ごすことが多いです。費用の目安は1ヶ月で40~50万円、3カ月で90万円~100万円になります。

留学プログラム例②:長期留学
公立や私立学校に1年以上の留学。ローカルの生徒と一緒のクラスで同じ授業を受けます。プログラムにはテニス、ゴルフ、乗馬など、スポーツを取り入れたものもあります。現地の高校卒業を目指し、そのまま帰国せず現地の大学へ進む人も多いです。費用はプログラムによって、または公立・私立で異なりますが、おおむね公立で200万円~350万円くらい、私立で400万円~650万円くらいになります。費用的には倍の金額になります。

費用について詳しくは下記をどうぞ
オーストラリア高校留学にかかる費用は?公立と私立を徹底比較 | EnglishPedia

2.ガーディアン制度と高校留学に必要な書類について


オーストラリア高校留学には現地での「保護者」が必要になります。親御さんが一緒に渡航できるガーディン制度をご存じですか?

オーストラリアでは義務、ガーディアンの存在
18歳未満のお子さんを海外に留学させるには、現地での子供の保護者となる「ガーディアン」の存在を忘れてはなりません。ガーディアンは両親や親せきの場合が多いですが、両親がいない場合や保護者としての連絡ができないケースもあり、知り合いの親や第三者がなることもよくあります。

お子さんを留学させる場合も同様にガーディアンが必要になるため、現地でガーディアンを探すか、親御さんが一緒に渡航する必要があります。親御さんが同行する場合、「ガーディアンビザ」という特別なビザを取得することもできますので、大いに利用しましょう。

高校留学に必要な書類について

  • 各高校の入学願書
  • パスポートコピー
  • 英文の高校成績証明書
  • 英文の中学卒業証明書
  • ガーディアン指名書
  • 入学の申込金

3.オーストラリア高校卒業後の進路について


オーストラリアの高校を卒業後、どのような進路の選択があるのでしょうか?

その①:現地の大学・TAFE・カレッジに進学する

Year12の後半期に実施されるHigh School Certificate(HSC)の統一試験を受け高校終了資格を得たら、そのままオーストラリアの大学、TAFE(職業専門学校)、カレッジに進学するパターンです。

オーストラリアの大学は「入学試験」というものがなく、HSCのスコアと高校での内申点で決定します。もし、自分の評価が希望する大学進学レベルに達していない時は、不足している部分を補うための「ファウンデーション・コース」へ一時的に進んで、大学進学への準備をします。

高校卒業後、すぐ大学に進学しなくても、TAFEやカレッジなどでCertficateやDiplomaの資格を取得し、その後、その資格を持って大学2年時や3年時に編入するという道もあります。(University Path way) 実際多くのローカルが実践している方法で、費用も安価に抑えることができる上、一年余分に大学に通わなければいけないような遠回りな選択でもありません。

自分の置かれた環境や状況、好みの勉強スタイルに合った選択を行うことができるのは、オーストラリアの教育システムの大きな特徴と言えるでしょう。

その②:日本の大学へ進学する

オーストラリアで習得した語学力や得意分野を活かし、日本の大学の帰国子女枠入試、推薦入試、OA入試を経て日本の大学に進学するパターンです。帰国子女枠入試では日本でもレベルの高い大学が実施していることが多いので、一般入試では厳しいと思われる大学に進学できることもあります。

出願条件や受験時期など、早めに希望大学の入試情報を入手するようにしましょう。水泳やテニスなどをはじめ、得意分野での推薦入試を受けることもできますので、こちら各大学にも確認をするようにしましょう。

番外編

オーストラリアへサマーキャンプや短期の語学留学を経て、「オーストラリアの大学に行きたい!」という言う人は「国際バカロレア資格」を取得して、国際的に認められる世界147ヶ国、約3,800の大学への入試資格を得るという選択もあります。

国際バカロレアは16歳~19歳を対象とするDiplomaプログラムを2年履修して試験に合格することが条件になりますが、日本でこの資格を取得すれば、オーストラリアではクイーンズランド大学、ウェスタン・オーストラリア大学、ウーロンゴン大学の特定学部へファウンデーションコースに通うことなく入試資格が与えられます。国際バカロレア資格については下記のサイトをご参照下さい。日本の文部科学省も推奨している国際資格です。
文部科学省 国際バカロレアについて 公式サイト

個人的にも思うことは、感受性の強い貴重な高校生の時期に留学を体験して欲しいということです。理由はたくさんありますが、日本を改めて見直すことができること、世界から集まるあなたと同い年の学生と友達になれることは、日本で到底経験できいない感動的な経験になります。

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