アメリカへワイン留学しよう!【ユニークな学科の留学詳細をご紹介】

アメリカへワイン留学しよう!【ユニークな学科の留学詳細をご紹介】

ワインといえば、フランスやイタリア、ドイツなどワイン生産国として代表するヨーロッパ各国を連想するでしょう。もちろん、ワイン留学を考えている人たちにとっては、そのヨーロッパの国々は聖地のような場所です。

しかし、もう一つのワイン大国がアメリカであることをご存知でしょうか?ワインに興味ある人なら、ヨーロッパのワインとは一味異なるワインを生産しているアメリカに注目していることも多いのです。

近年では、甘みのある芳醇なカリフォルニアワインに魅せられて、日本から比較的近いアメリカ西海岸にワイン留学する人が増えてきています。

ワインに興味のある人なら、一度は考えてみたいワイン留学についてご紹介します。

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1.アメリカとワインについて

1.アメリカとワインについて
アメリカは、ヨーロッパのワイン生産を代表する国々に次いで世界4位の年間生産シェアを誇り、その約90%がカリフォルニアワインとなっています。つまり、「アメリカのワイン蔵はカリフォルニアにあり」とも称されるほどワイン生産が盛んな国なのです

最近では、レストランでもワインバーでもカジュアルに代表的なワインとして、カリフォルニアワインが人気となっています。カリフォルニアワインの人気の理由が、しっかりとボリュームを感じつつもほんのりと残るほのかな甘みでしょう。温暖で雨の少ない気候によって熟すカリフォルニアのブドウは、ヨーロッパのブドウよりも糖度が高いため甘みが強く、酸味の少ない飲みやすいワインとして女性を中心に人気となっています。

アメリカでワインが本格的に研究されている歴史は長く、さまざまな文献や資料から1880年代にはカリフォルニアで本格的にワインの研究が始まったとされています。一時禁酒法により研究は中断しましたが、禁酒法解禁後の1930年代にはカリフォルニア大学で研究が再開され、今に至っています。

広大な土地に広がるカリフォルニアのブドウ畑は、ヨーロッパのブドウ畑とはまた異なり世界の美酒が生まれる地として相応しいワイナリーとなっています。

2.新しいワイン・ビジネス学科とは?

アメリカでワインを専攻する際には、2つの分野から選べます。

①:ブドウ栽培・ワイン醸造学科

>①:ブドウ栽培・ワイン醸造学科
ブドウ栽培やワイン醸造について専門的に学ぶ、これまでの生産者としてのワイン製造を主にした、いわば「ワイナリー」の分野です。この分野では、良質なブドウ品種の開発や、発酵、成熟、醸造までの工程の研究を通して高度な専門的知識と技術、経験を学ぶことができます。この分野もカリフォルニア州にある大学1校のみで開設されているプログラムになり、世界からその生産技術を学ぶために多くの人が集まっています。

②:ワイン・ビジネス学科

②:ワイン・ビジネス学科
ワイン業界と大学が提携を結ぶことによって確立した、ワイン産業界においてのビジネスだけに特化した全米でも非常に珍しい学科となっています。ワインビジネスにおいてマーケティング全般をはじめ、財務会計、運営や流通基盤の構築、人材発掘とマネージメントなどワインというカテゴリーの中でいかに効率よくマーケットに流していくかなどビジネス手法を学ぶことができます。現在はこの学科を開設しているのは全米の数ある大学の中でも1校のみとなっており、世界中から最も注目されている学科となっています。

3.アメリカでのワイン留学費用

3.アメリカでのワイン留学費用
アメリカのワイン留学にかかる費用は留学期間によって変動しますが、基本アメリカでのワイン留学となると州立大学、もしくはリベラルアーツの州立総合大学で学ぶことになります。そのため、直接入学の場合は4年間、編入入学を希望する場合は2~3年間と見ておくと良いでしょう。

【留学期間別 学費一覧】

1年間 2年間 3年間 4年間
州立大学 US$14,000 US$28,000 US$42,000 US$56,000
リベラルアーツ大学 US$12,000 US$24,000 US$36,000 US$48,000

費用は、州立大学となるので学費の面からみても私立ほど高額になることはありません。州立大学の場合、年間授業料は約US$14,000となっており、4年間在籍するとUS$56,000になります。またリベラルアーツ大学の場合は年間US$ 12,000ほどとなっており、4年間在籍した場合US$48,000ほどになります。学費は大学ごとに異なり、毎年変動するため一概には言えませんが、留学費用としては寮費やアパート代、食費などを含む生活費、教科書や資料代が別途必要になってきます。

詳しくは、アメリカの大学留学費用について【期間別の概算費用と奨学金情報】にてご紹介していますので参考にしてみましょう。

また日本で大学を卒業、もしくは大学に在籍している方は、単位を移行することができる編入学をおすすめします。日本で履修した単位が認められれば留学期間も短縮できるため、留学費用も大きく変わってきます。まずは留学先の大学へ問い合わせてみましょう。

4.ワイン留学でおすすめの地域とおすすめ大学

4.ワイン留学でおすすめの地域とおすすめ大学
気軽に飲める代表的なワインといえば、カリフォルニアワイン。一時のワインブームが落ち着いた今でも気軽に飲めるカジュアルワインとして高い人気があります。

実は世界の生産シェア第4位にランクインするアメリカのワインの約90%がカリフォルニアワインなのです。そのため、「アメリカのワイン蔵はカリフォルニアにあり」と言われるほどワイナリーが多いのもカリフォルニア州なのです。アメリカにワイン留学するのなら、カリフォルニア州ほど最適な地域は他にはないと言っても過言ではありません。

ワイナリーが集中していることから、以前からワインの研究も盛んで、ワイン学科を開設しているおすすめの有名大学もカリフォルニア州に位置しています。

①:カルフォルニア大学デービス校

カリフォルニア州の州都サクラメント郊外のデービスに位置する、カリフォルニア大学のひとつです。アメリカの大学で初めてワイン醸造学科を確立、改稿した歴史ある大学です。1935年頃にはワイン生産業界と提携し研究資金を得ることによって、本格的なワイン製造の研究が続けられてきました。いまでもワイン醸造においては権威ある研究施設を保有しており、その最先端の研究施設が世界中から注目されている大学です。

②:カリフォルニア州立大学ソノマ校

カリフォルニア州の大学の中だけではなく、全米の大学の中からベストカレッジにあらバレルほど最高レベルのリベラルアーツ大学です。この大学では全米で初めてのワイン・ビジネス学科が開設されています。ワイン業界と提携することによってより実践的なワインビジネスの知識と経験が学べる唯一の大学であり、そのユニークな学科設立により今世界から注目を集めている大学です。

5.アメリカワイン留学の流れ

5.アメリカワイン留学の流れ
アメリカへワイン留学するためには、まず希望する大学に入学をしなくてはなりません。そのため、出願時点でTOEFL やSATを受験し、一定の英語力は必要となってきます。英語の勉強開始の時期としては出願時期の約1年前から始め、TOEFLやSATなどチャンスがあれば受験しながら英語力の向上に努めましょう。

また、編入入学を希望している場合は、履修した単位の平均評価が必要になってきますので、GPAの維持に注意が必要です。大学によっては、GPAのグレードによって履修単位を移行できる数が考慮される場合もあるので、ぜひとも単位移行できるよう注意しておきましょう。

カリフォルニアで生活する場合は、車は必需品になってきます。そのため、できるだけ運転免許証は準備しておくようにしましょう。現地に慣れてきたら、現地でも運転免許所取得を考えてもよいでしょう。郊外にはナパヴァリーをはじめ有名なワイナリーがあるので、休みに実際のブドウ畑を見学しに行くこともワイン留学には必須の研究のようです。

ワイン留学は、ソムリエとはまた異なる専門性から今後ますます需要が広がる分野になると言われています。現在でもワイン好きが高じて多くの人が研究している分野ですが、最先端の研究施設を保有していたり、ワインマーケットに基づいた的確なワイン・ビジネスを展開する専門家はまだまだ少ないのが現状です。

アメリカへのワイン留学は、今後のキャリアアップやキャリアチェンジに可能性が大きく広がる業界へ踏み出すことになります。将来のイメージを、アメリカで、そして自分自身で変えてみませんか?世界で活躍するワインの専門家が、今求められているのです。

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