【悲劇】アメリカ留学に必須の学生ビザが却下されてしまうケースとは

【悲劇】アメリカ留学に必須の学生ビザが却下されてしまうケースとは

アメリカ留学には必須の学生ビザ。きちんと取得できるか心配ですよね。当記事は、スムーズに学生ビザを取得するために知っておきたいことと、却下される可能性のあるケースについての情報を紹介しています。

アメリカの学生ビザ申請がスムーズにいくポイントについて、またビザ却下の不安を抱えている方にも必見の記事です。

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1.学生ビザが却下されるとはどういうことか

学生ビザが却下されるとはどういうことか

残念ですが、留学は取り止めるしかない。

まず、留学の予定は、とりあえず取り止めなければならないことになります。学生ビザ申請をしたということは、I-20が発行されているということ。学校には授業料を支払い済みだと思います。この授業料も無駄になるのか返金してもらえるのか?それは学校との交渉次第でしょう。

それだけでなく、問題は山積みですね…。
もう既に「心はアメリカ」だったのに、突然未来を奪われてしまった…この精神的なことが何よりも一番つらいと思います。

・アメリカ観光旅行にも支障が出る

一度でも「ビザ却下」の経歴ができてしまうと、その後ずっとアメリカへ観光旅行するにも支障が出てくること、ご存知でしょうか。「観光ビザ免除プログラム」VWP利用時に申請が必要となる「ESTA」の質問項目のひとつに「いいえ」と答えなければならなくなり、ESTAが許可されなくなってしまうのです。

ESTAが許可されない人は、観光旅行の際にも毎回、観光ビザの申請が必要になります。

学生ビザ却下の理由次第では、却下直後に申請した観光ビザも却下される可能性は高いですね。このため留学のことだけを考えたとしても、「学生ビザは取れなかったけど、とりあえず観光目的で入国して学校に通う」ようなことは、絶対にできないことになります。

・再申請のハードルも高くなる

次回申請時にはもちろん、ビザ却下の理由となった原因が確実に排除された状態になっていなければなりません。一度却下された経歴ができてしまうと、当然次の審査は前回よりも数段厳しくなるものです。

再申請するとしたら、専門家に相談して対策を練るのがよいと思います。

2.どんな人が却下されてしまうのか

どんな人が却下されてしまうのか

アメリカに実際に何度も入国してみたり、入国審査の話を聞いたりして感じることは、「不法滞在と不法就労の可能性があるかどうかをチェックされる」こと、それと「嘘をつく人を何より嫌う傾向がある」ということです。

・嘘をつく人

何か尋ねられたときには、つじつまが合わない話にならないように、十分注意しなければなりませんね。そうならないためには、「嘘や作り話はしない」ことです。それと、「聞かれたこと以外は話さない」ようにすることも重要だと思います。

話さないことと嘘をつくことは異なりますよね。

例えば、それが正直な気持ちだとしても「アメリカが大好きだから、できるだけ長く滞在したい」「留学後のことは決まっていない」、これらは、そう話してしまったら却下決定と言われています。

聞かれないことまで話すとボロが出てしまうかもしれないため、必要最小限のことだけ答えるようにしましょう。

・留学資金が少ない人=不法就労しそうな人

不法就労する外国人を自国に増やしたくないアメリカとしては、少しでもその可能性がある人を未然に排除しようとします。

勉学の目的がしっかりしておらず、数十万円だけの残高証明書を提出した状態では、確実に「学校に行かずに、こっそり働いて住みつくつもりなんだろう」と思われてしまうことでしょう。

・日本に帰国する意思が薄い人=不法滞在しそうな人

正直なところ、日本にはしばらく戻るつもりがなく、留学後の身の振り方が決まっていない状態で留学を決意する人もけっこう多いと思います。実は私もその一人でした。

私のビザ申請時の大使館面接(東京)では、名前を確認される以外の質問を一切されなかったことで、ビザも無事発給されたようなものでしょうか。私は運がよかっただけかもしれないです。

実際、面接であれこれ細かく聞かれるケースもあり、正直に答えてしまったせいで却下されてしまう、残念なケースもあるようです。

私の知人で却下されてしまった人がいるのですが、シングルマザーで親子留学しようとした人でした。彼女は、離婚したあと一生懸命働いてコツコツ留学資金を貯め、子供に英語を学ばせるため、そして自分の新しい人生を切り開いていくためにと、アメリカに留学しようとしていたのでした。

幸せになってほしいのはやまやまでしたが、申し訳ないですが素人目にも「アメリカで子供を育てる必要があるなら、貯金だけではすぐ暮らせなくなりそう。そうしたら違法でも働く必要が出てくるだろう。」「アメリカで新しいパートナーを見つけて、そのままずっとアメリカに住むことも夢見ていそう。」と思ってしまったものでした。

彼女が面接で何を話したのかまでは聞いていませんが、案の定というか、「日本との結びつきが薄い」との理由で、残念ながらビザ却下されてしまったそうです。

3.1回の申請で無事ビザ発給されるためには

1回の申請で無事ビザ発給されるためには

アメリカは、お金さえあれば何でもスムーズにいく国、とは表現が極端でしょうか。「アメリカでは、安全はお金で買うもの」なんてことも、実際によく言われていますが…。

ビザ申請書類の中で最も重要なのは、「残高証明書」の金額です。できるだけ多い金額(数百万円単位)で準備できれば、ビザもほぼ大丈夫と言えると思います。

もしご自身で「金額が若干心許ない」と感じるようなら、その状態でビザ申請することはしないほうがよいと思います。

一度失敗してしまったら取り返しがつかないことになることは、もうご理解いただいていますよね。中途半端に試してよいことと悪いことがあります。

学生ビザに関しては、「これなら大丈夫」と自信を持てる金額になるまで待ってから、万全を期して申請することをおすすめします。

留学期間を欲張らないことも大切です。期間が長くなればなるほど、「その期間の滞在費用を、貯金だけでしっかりまかなえるのか?」ということになり、残高証明書の金額も上げなければなりません。

ちなみに、もし許可されたビザの滞在期間が短かったとしても、一度ビザが発給さえされてアメリカに入国できれば、滞在期間はI-20の期間次第になるため、合法的に長く滞在することができます。(期限が切れた学生ビザで日本に帰国すると、ビザもそこで終了とはなりますが)

ビザの滞在許可期間を重要視する必要は、あまりないかもしれません。

なによりも「不法滞在と不法就労の可能性」に該当しないことが大切、とにかくビザが無事発給されることだけにフォーカスして、申請の準備をしていくことをおすすめします。

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