アメリカ大学の入試制度と入学条件とは?【まとめ】

アメリカ大学の入試制度と入学条件とは?【まとめ】

海外の大学の中でも、アメリカはとくに人気の留学先。

留学したい人は入試制度や入学条件を把握しておきたい所ですよね。

ここではアメリカの大学へ進学を考えている方に、アメリカの入試に関する情報を提供していければと思います。

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アメリカの大学概要

入学方法について解説する前に、まずはアメリカ大学にはどんな種別があるのかを説明しておきます。

アメリカは、私立なども含めると4500校を超え、他の国に比べて大学の数もトップ。
日本人が多く行く州立大学だけでも4年制、約700校と、2年制の公立大学(コミュニティ・カレッジ)が約1,100校存在します。

これだけの数があると入学難易度も様々。超難関大学もあれば、比較的簡単に入れる大学もあり、さまざま。

アメリカの大学は入るのは簡単だが、卒業が難しい。なんて言葉を良く聞きますが、それは一般的な話し。当然、日本にまで名前が届くような名門大学は入学条件も厳しいです。

一方で、2年制のコミュニティカレッジは比較的簡単。基本的に書類審査や入学試験などはなく、日本人でも英語力さえあれば入学は可能です。

ちなみにコミュニティカレッジは2年制という事もあり、日本人は短大をイメージする方が多いと思います。が、教育制度が日本とアメリカでは全く違い、アメリカ大学進学したい人は必ずこの違いを抑えておくことをオススメします。

コミュカレについての詳細はこちらでも解説しています。
【アメリカ留学】コミュニティカレッジの入学方法とオススメ3校

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アメリカ大学の入学方法

さて、ここからは具体的に入る方法について解説していきます。

入試はなくすべて書類審査

まず、日本の大学のように大学へ入学するための入学試験はアメリカにはありません。すべて書類審査で行われます。

以下の書類が一般的なアメリカ大学入学に必要な書類です。(大学によって多少異なります。)

<入学に必要な書類等>
・願書(application form)
・成績証明書(transcripts)
・卒業証明書(evidence of diplomas / degrees)
・推薦状(letters of recommendation / reference)
・エッセイ(statement of purpose / essay)
・財政能力証明書(statement of financial support)
・健康診断書(health examination certificate)
・申請料(application fee)
・テスト結果(test score report)
・その他(ポートフォリオ、CVなど)

この中で最も重要なのは英語力、エッセイ、推薦状の内容と成績証明書(GPA)です

もちろん全ての書類は英語で揃えないといけませんし、その大学へ入学したい!といったアピールが伝わるような内容にしなくてはいけません。

しっかりと余裕をもって準備するようにしましょう。

アメリカの大学入学に必要な条件

アメリカの主な大学「4年制大学」と「コミュニティカレッジ」に分けて、入学に必要な条件を紹介していきます。

4年制大学の場合

誰でもアメリカの大学へ入学できるというわけではありません、最低限大学進学に必要な条件をご紹介していきます。

1.学力:高校卒業以上

日本と同じくアメリカの大学に入学するには、高校を卒業していること(または卒業見込み)が基本的な条件となっています。

さらに、アメリカの大学では高校での成績を確認するためにも成績証明書(transcript)の提出を求めることが多く、出願する際は高校卒業以降の全ての教育機関で発行された成績証明書を提出しなければなりません。

2.英語力:TOEFL iBT 61 点(TOEFL PBT 500点)以上

61点~80点を要求する大学が多いですが、100点を要求してくる大学もあります。

アメリカの大学で行われる授業はもちろん全て英語です。現地の学生と同等にやっていけるだけの英語能力が必要なため高度な英語力が要求されます。

このため、留学生には英語能力テストの受験を義務付けています。

必要なスコアは、大学によっては英検やIELT、PTEAcademicを 英語力証明資格として認める大学もあります。

3.経済力:約1万~6万ドル(150万円~650万円ほど)

残高証明書の金額も大事です。

アメリカ留学に必要な経費は各大学により異なりますが、旅費を除いても1学期に必要な費用は約1万~6万ドル(150万円~650万円ほど)かかります。

それを負担できる財政証明があって初めて、大学は最終的な入学許可証を発行します。また財政証明は、ビザ申請の際にも必要です。

これはあくまでも仮説ですが、お金が好きなアメリカ。残高証明書が合格率にも影響するかもしれません。

4.コンピュータースキル

アメリカの大学生にとって、コンピューターを使いこなす能力は必須です。

ブラインドタッチや、ネットでのリサーチは当たり前。今ではノートさえパソコンやiPadなどのタブレットでとるのが当たり前になってきています。

学校に証明するものではありませんが、最低限のコンピュータースキルは身につけておくようにしましょう。

コミュニティカレッジへの入学条件

アメリカのコミュニティカレッジでは英語力さえあれば誰でも学びたい人なら入学が可能であることが大きな特徴です。

また語学コースから始める人も含めると、英語力の証明さえ必要ありません。

オープンアドミッション(Open Admission)制度を採用しているところがほとんどで、この制度は出願すれば原則として100%合格し入学することができるという制度です。

1.学力:高校卒業していないくても基本的にOK

コミュニティカレッジは基本的に高校中退者や、高卒認定資格を持っていない人であっても、履修することが可能です。

ただ看護学専攻などの専門的な分野の場合には一定の成績が必要である場合がありますので、自分の学びたい分野とコミュニティカレッジの条件を事前に調べておきましょう。

2.英語力:TOEFL iBT45~61点程度

基本的に誰でも入学が可能なコミュニティカレッジですが、留学性の場合は一定の英語力が必要である場合が多いです。

もちろん授業は英語で行われますので、最低でもTOEFL iBT45~61点程度は必要になります。

しかし、TOEFLのスコアが条件にないコミュニティカレッジも多く、その場合は充実したESLコース(英語を母語としない留学生が英語力を補強するために履修する科目)を用意しています。

大学に行きたいけど、英語力が心配…という方はESLのコースが充実しているコミュニティカレッジを選ぶのがおすすめです。

まとめ

大学数と教育の質では圧倒的におすすめのアメリカの大学。選択肢も多いので自分に合った大学が見つかるでしょう。

大学入学を検討されている方は、まず入念なリサーチが必要になります。

入学に必要な書類や条件、費用などをしっかりと確認して余裕を持って準備していきましょうね!

参考記事
【2022年度版】海外大学進学に強い正規留学エージェント11選【選び方のポイントも】

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