海外留学と聞くと、1年以上の期間を想像し、敷居が高く感じる方も多いのではないでしょうか?しかし、近年は短期間のプランも多く出てきています。その中でも、数週間のプランでは物足りないが、1年以上行くのは長すぎる…と言う方に、3ヶ月の留学プランが人気となっています。
そこで、今回はアメリカ留学の中でも、「3ヶ月プラン」にフォーカスを当てて、「3ヶ月であるメリット」や「3ヶ月留学に必要な費用」について、ご紹介させて頂きます。
もくじ
費用を考える前に…3ヶ月のアメリカ留学のメリットとデメリットとは?
まずは3ヶ月留学のメリットとデメリットについてご紹介します。
海外留学において、短期間であれ長期間であれ、それぞれ良い面悪い面があります。
自分の留学においてその違いをしっかりと理解し、留学準備に臨みましょう!
「3ヶ月」であるメリット
- 1年以上の長期に比べると、期間が短い分、費用も少なく済む
- ある程度の基礎があれば、日常生活レベルの英会話を習得できる
- 「訪ずれる」ではなく、「暮らす」という感覚を味わえる
3ヶ月の期間があれば、アメリカ留学でやっておきたいことの最低限のことは一通り経験することができるでしょう!短期留学では味わえない「暮らす」という感覚がその後の人生にも影響するかもしれません。
また3ヶ月間アメリカの同じ街の同じ場所で生活すると「第二の故郷」ができたように感じます。3ヶ月という期間は長いようで、留学中はあっという間に過ぎていくことでしょう。少しも時間を無駄にしないためにも、しっかりと事前準備をしていきましょう!
「3ヶ月」であるデメリット
- 日常生活レベル以上の英語力を身につけるには期間が短い
- 英語学習以外のことに充てる時間が十分にない
- 季節ごとのイベントを全て経験できない
デメリットとしては、英語学習でも旅行をするにも、何かを深く追究するには、時間が足りないことです。英語も日常会話レベルは習得できるでしょうが、ビジネスレベルを習得するには相当な努力が必要になってくるでしょう。
また、アメリカでの留学中の楽しみとしては、ハロウィンやクリスマスなどの季節ごとにあるイベントではないでしょうか?しかし、3ヶ月では全ての季節のイベントに参加することはできないため、何か絶対に参加したい季節のイベントがある方は、その時期に合わせて行く必要があります。
以上、メリットとデメリットをご紹介しました。まず3ヶ月行ってみて、物足りなければ、また行くこともできるでしょう!まずは3ヶ月留学を有意義に過ごすために、メリットとデメリットをしっかりと把握し、何をしたいのかを明確にして留学に臨みましょう!
3ヶ月のアメリカ留学で最低限必要な費用とは?
アメリカ留学を3ヶ月という期間にした方の中で、その理由が「長期だとより多くの費用がかかるから」という方も多いのではないでしょうか?
もちろん3ヶ月であれば、期間が短い分必要な費用は少なくて済みます。しかし、期間が短くても、それなりの費用がかかることに違いはありません。節約して費用を抑えて留学する方もいますが、せっかくアメリカに行くのですから、ある程度余裕を持って準備したいところです。以下、最低限必要な費用の目安を記載しますので、参考にしてみてください!
最低限必要な費用
- 航空券(往復):10万円
- 語学学校:20万円
- 滞在費:40万円
- 生活費:20万円
- その他(パスポートやビザの申請料等):10万円
- 合計:100万円
語学学校によっては、寮での滞在費と学費がセットになっているところもあり、そのようなプランであれば、さらに費用を抑えられるかもしれません。留学中にアメリカ国内や周辺地域で旅行したいところがある場合は、滞在先からその場所までの旅費やホテル代も必要資金に入れておく必要があります。留学先で、語学学習や友人との楽しい時間に集中するためにも、お金の問題は事前に解決してから留学に臨みましょう!
3ヶ月のアメリカ留学の事例とその費用の紹介
次に実際にアメリカに3ヶ月留学した際の事例を費用も踏まえてご紹介します。
語学学校について
3ヶ月という期間であれば、語学学校に通う方がほとんどだと思います。ロサンゼルスのような日本人に人気の高い都市の学校であれば、同じ時期に日本人が多くいる可能性もあります。
一般的に語学学校では初日にクラス分けテストを行い、その結果をもとにクラス分けがされます。日本人で初めて留学する方の英語レベルはだいたい同じであることが多いため、同じクラスに多くの日本人がいることでしょう。留学先で日本人がいると心強い反面、日本人とばかりいては留学している意味が薄れてしまうため、注意しましょう!
多くの日本人は高い文法レベルを持っています。一方でスピーキングレベルは低いです。しかし、他国の留学生は逆のパターンが多いです。つまり、流暢にスピーキングはできるが、文法ができないパターンです。そのため、文法のクラスは平気で日本の中学レベルの授業を行っています。そのため、語学学校では、スピーキングのクラスに注力することをオススメします!
費用に関しては、3か月ですので、12週間のプランを選ぶことになると思います。今回の事例ではロサンゼルス郊外にある「ランゲージ・システム トーランス校」の費用をご紹介します。この学校では12週間で1,610ドル(約16万円)です。郊外に位置しているということもあり、割安で語学留学をすることができます。
ホームステイについて
3ヶ月という期間であれば、ホームステイを強くオススメします。3ヶ月では、日常会話で困らないレベルの英語力を身につけるためには、意識的に英語を話す機会を持つ必要があります。その点、ホームステイであれば、毎日英語を話さなければ生活ができません。
中には朝食・夕食込みの家賃で15万円/月程度のプランもあります。ホストファミリーと英語での会話をしながら食事をすることは、まさに留学をしていると実感できる瞬間でもあります。
授業後の時間の過ごし方
アメリカの語学学校には、世界各国から留学生が集まります。そのため、授業後は彼ら彼女らとクラスの宿題をしたり、街に遊びに出たりという過ごし方をする方が多いです。お互いに英語が流暢でないため、コミュニケーションがうまく取れない場合も多いです。
そういう時は、一緒にスポーツをすることをオススメします。サッカーやテニスなど、誰でもルールを知っているものであれば、多少の言葉の壁はないようなものです。積極的にそのような場をオーガナイズすることで、自分に自信も生まれてくることでしょう。
まとめ
3ヶ月のアメリカ留学がどのようなもので、どれくらいの費用がかかるのか、イメージできましたでしょうか?事前にいくら調べても、実際行ってみると想像もしていなかったようなことも多く起こるでしょう。そんなトラブルも留学の思い出と思えるように、精神的にも金銭的にも余裕を持って留学に臨みましょう!