アメリカ長期留学のスタイル・費用・奨学金情報をまとめました

アメリカ長期留学のスタイル・費用・奨学金情報をまとめました

「アメリカに長期留学したいけれど、一体費用はいくらくらいになるの?」や「長期留学って、一体どのくらいの期間を指すの?」など、留学を考えるといろんな疑問が出てきますよね。しかし、どんなに悩んでもまずは費用面をクリアしなければ、どんなに希望に溢れていても、志が高くても留学を実現することはできません。

アメリカに長期留学ともなれば、その費用は高額になります。だからこそ、留学を思い立った時にまず始めるのが、どんな留学スタイルで、どのくらいの期間でアメリカに長期留学したいのかを明確にしておく必要があるのです。

もくじ

それでは見ていきましょう

実績が出てきたので、海外大学への合格を保証するサービス始めました。
提携大学であれば手数料無料です。
ご興味がある方はまず、HPをご覧になってください。

詳細はこちら>>

1.アメリカで長期留学するスタイルとは?4パターンまとめ

アメリカで長期留学するスタイルとは?4パターンまとめ

アメリカに留学するには、いくつかの留学スタイルから選ぶことができます。ここでは主な留学スタイルをご紹介しましょう。

①:語学留学

母国語を英語としない人たちが世界各国から集まる語学学校は、気軽にできる留学スタイルとして変わらず高い人気となっています。特に学歴は必要とせず「英語を学ぶ」ため、英語の上達やアメリカの生活を体験するために大変役立ちます。一定の英語力に達した人がそのまま大学に入学することもあります。留学期間は約2週間から可能で、長期になっても問題ありません。

②:高校留学

アメリカ現地の高校に通う留学では、留学できる対象年齢が決まっています。また、日本の提携している姉妹都市や国による交換留学制度を利用する場合は、現地でホームステイを体験しながらアメリカの公立高校に通い、アメリカで有意義な1年間を過ごすことになります。また高校卒業を目的とした正規留学の場合は、全寮制の私立高校に入学する留学スタイルがメインになっています。

③:大学留学

アメリカの大学に在籍してキャンパスライフを送る留学スタイルです。大学留学する場合は、ディプロマ取得を前提とした直接入学や編入学、日本の提携校からの交換留学、現地語学学校から入学するなど、さまざまな方法があります。交換留学の場合は1年間限定となりますが、その他のケースですと半年~4年程の長期留学をする人が多いようです。
▶IBPグローバル留学奨学金はこちら

④:大学院留学

アメリカの大学院で学ぶ留学は、大学新卒者をはじめ社会人など幅広い年齢層の人が留学することが大きな特徴です。留学期間は2年程度で、ディプロマ取得を目標に大学院卒業を前提とした留学スタイルとなります。留学修了後は、専門分野の第一人者としてキャリアアップやキャリアチェンジをする人が多く、グローバルに活躍する機会が増えることが特徴です。

留学スタイルによってアメリカの長期留学の費用は大きく変わってくるため、どのスタイルで留学したいのかを検討を始めた時点で、まずは明確すると計画が立てやすくなります。

2.アメリカの長期留学は6ヶ月が目安です。その理由とは?

アメリカの長期留学は6ヶ月が目安です。その理由とは

アメリカの長期留学の期間ですが、アメリカで通常取り入れられているセメスター制(2学期制)を基準にすると良いでしょう。2学期制は、新学年となる秋学期(FALL SEMESTER)と、1月から開始する春学期(SPRING SEMESTER) に分かれています。どちらも、およそ4ヶ月間の学期となります。

大学や大学院などに在籍する留学を考えている場合は、最低でも4ヶ月間の留学となりますが、実際には、その前後に現地で入学準備や帰国準備の期間が含まれるため実質6ヶ月間の留学期間と見ることができます。つまり一般的に長期留学と呼ばれる留学期間は、最低6ヶ月以上という認識で間違いはないと思ってよいでしょう。

3.アメリカの長期留学にかかる一般的な費用

アメリカの長期留学にかかる一般的な費用

先に説明したように、アメリカ留学にかかる費用は留学スタイルによって大きく変わってきます。また、学費に関しては学校によって異なり、また生活費に関しても留学先の州や都市によって大きく変わってきます。ここでご紹介している費用はあくまで一般的なものとなりますのでご了承下さい。

それでは、留学スタイルによって一般的にかかる費用を比較して見ましょう。

語学学校の場合(約3,600~9,600ドル/半年)

語学学校の中には週単位で授業料を計算する学校もあり、およそ週あたりの授業料はUS$150~US$400程度となっているようです。語学学校は想像以上に留学費用が高額になってしまうことが多いため、中には一定の英語力が身についたら近くの州立大学へ入学する人も少なくありません。

高校留学の場合(約9,000~15,000ドル/半年)

高校留学では、交換留学で留学する人も少なくなくほとんどのケースで1年以上の留学期間となります。ただし、全寮制の私立高校(Boarding school)への留学費用はさらに高額になる場合が多いため、希望校へ直接確認することを強くおすすめします。一般的な高校留学1年間の場合US$18,000~US$30,000程度となっています。

大学留学の場合(約8,500~28,250ドル/半年)

アメリカの大学は大きく分けて州立、私立に分かれており、現在州立と私立合わせて全米で約2,500校あると言われています。比較的な学費の安い州立大学に比べて、私立大学は学費を含め留学にかかる諸費用は高額になっています。また、州立大学には2年制大学のコミュニティカレッジも含まれるため、留学費用の幅は広がります。

アメリカ大学留学にかかる費用の詳細については、別コラム「アメリカの大学留学費用について【期間別の概算費用と奨学金情報】」で詳しく紹介していますので、是非参考にしてみましょう。

大学院留学の場合(約10,000~27,500ドル/半年)

アメリカの大学院の場合はほとんどが2年間プログラムとなっています。大学院に留学する人のほとんどが卒業を前提として入学するので、留学期間は最低でも2年間となります。
また、アメリカの大学院の学費は大変高額であり、毎年若干の変動があるもののほぼ毎年学費が値上がりしているのも事実です。そのため希望する各大学に学費ついては確認することが必要です。

アメリカ大学院留学にかかる費用については、別コラム「アメリカの大学院留学に必要な費用について【州立と私立の比較情報】」にて詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみましょう。

全体的にアメリカ大学院留学の費用は高額になりますが、特に医学部や法学部、MBAプログラムの留学費用はさらに高額になります。詳しくは、別コラム「【完全版】アメリカMBA留学の概要・費用・特徴・人気の理由を徹底解説」にて詳しくご紹介しています。

4.アメリカ長期留学中の生活費の目安とは

アメリカ長期留学中の生活費の目安とは

生活費は学費とは異なり羽を広げ過ぎて使い過ぎると高額に跳ね上がり、一方で賢く節約すれば安くすることもできるため一般的な生活費とは難しいところです。特にアメリカでは家賃が高いため、留学費用を安く抑えるためにキャンパス内の寮やホームステイを利用する人もいます。

家賃の最低相場である月US$ 1,000として、その他食費や日用品などを含めると毎月US$1,500~US$2,000は必要ではないでしょうか。「毎月の生活費US$1,500~US$2,000×留学期間の月数」として計算すれば、ほぼ必要な生活費の総額が見えてくるのではないでしょうか?

ただし、留学する州や都市によっても物価や税率が異なってくるため、多少の差額があることは事前に認識しておきましょう。

5.アメリカに長期留学する場合、奨学金(スカラシップ)はあるのか?

アメリカに長期留学する場合、奨学金(スカラシップ)はあるのか

アメリカの大学、大学院には各大学による各種奨学金があります。なかでも、留学生を対象としたインターナショナル・スカラシップがある場合は獲得のチャンスもあるので、申し込んでみると良いでしょう。

詳しくは、奨学金の記事を参考にして下さい。
お金がなくても留学できる?!アメリカ語学留学の奨学金情報サイトまとめ

6.アメリカに長期留学する場合、家族からの必要なサポートとは?

アメリカに長期留学する場合、家族からの必要なサポートとは

日本から遠く離れたアメリカへ単身で長期滞在するには、かなりの不安とストレスがかかるものです。長期のアメリカ留学が成功するか否かは、遠く離れた日本の家族のサポートにも関係してきます。

まずは資金面について、留学費用が工面できなければアメリカの長期留学はなかなか叶いません。そのため無理のない範囲で、万が一の経済的なサポートができる程度の約束は出国前にしておくと良いでしょう。

そして、精神面のサポートも不可欠です。

アメリカの留学の現実は、日本でイメージしているよりも過酷なものです。そのため、どんなに高い志があっても、そのモチベーションを保ち続けることは大変困難なことなのです。

ほとんどの留学生が日本にいる家族や友人からの手紙や電話に励まされていることも現実に多いのです。時には叱咤激励を、時には優しく寄り添う言葉を、時には現地まで訪れてみるなど、家族にできるサポートは限りなくあります。

アメリカの留学費用は決して安くありません。これも長期になれば、留学費用も高額になっていきます。その価値に見合った留学になるよう、帰国の時までサポートを続ける心構えがご家族にも必要とも言えるでしょう。

実績が出てきたので、海外大学への合格を保証するサービス始めました。
提携大学であれば手数料無料です。
ご興味がある方はまず、HPをご覧になってください。

詳細はこちら>>

大学・大学院留学カテゴリの最新記事