グローバル化が進むにつれ、英語の重要性がますます増してきました。日系企業でも海外に進出することが多くなり、英語を使う機会が確実に増えてきています。そのような世の中の動きを感じ、子供に海外経験を積ませたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
実は、留学先の一つとして、ハワイが選ばれることがあります。この記事では、親子留学にハワイが選ばれる理由を明確にしながら、実際にハワイに親子留学をした時の費用を紹介しています。ハワイが留学先として人気のある理由を把握しながら、まずは費用の相場感を掴みましょう。
親子でのハワイ留学とは?
一昔前までは、親がハワイで英語を勉強したいという理由で、子供をハワイの学校に通わせながら、自分が英語を勉強する親子留学が一般的でした。あくまで親が、英語を勉強するというのが主目的です。しかし、ここ最近では、グローバル化の流れもあり、子供を留学させたいというニーズが出てきました。
日本国内でも、インターナショナルスクールに通わせたり、英会話教室に通わせたりできますが、海外に実際に身を置くことの重要性が増しているようです。英語の環境に身を置くことで、言語だけではなくコミュニケーションの取り方や、文化の違いを学べるメリットが大きいのではないでしょうか。
ハワイ留学が選ばれる理由
このように親子留学は、親の語学力アップから子供へと目的が変わってきています。しかし、留学先といえば、イギリスやオーストラリア、アメリカ大陸などがある中で、なぜハワイが選ばれるのでしょうか?
実は、ハワイが選ばれるのには理由があります。親子留学する時に気になるのが、子供の安全です。親子留学は、幼児や園児を連れて行くことが多いので、子供から目が離せません。そんな時に、治安の悪い場所に行けば、子育てと治安の不安に悩まされてしまいます。ハワイは、アメリカの一部で英語ネイティブですし、アメリカ本土に比べ治安が安定していると言われており、親子留学の選択肢の一つとなっています。
また、日系人や日本人の観光客が多いこともあり、一部地域では日本語でコミュニケーションを取れます。何か問題が起きた時や、子供が病気になった時など緊急事態に日本語で対応できる場所があるということほど、安心できることはありません。
それに加え、ハワイの環境の良さも魅力の一つです。ハワイは、四季がないため年間を通して温暖です。朝や夜が冷える時もありますが、基本的には半袖半ズボンで過ごせます。そんな温暖な地域に住んでいると生活に余裕が出てきますよね。他にも、子供でも参加できるようなハワイの綺麗な海や山でのアクティビティがあります。
ハワイで親子留学する際の費用とは?
期間 | 飛行機代 | プリスクール(子供) | 生活費 | 滞在先 | 合計 | ||
1ヶ月 | 42万 | 10万 | 10万 | 10万 | 20万 | 90〜120万 | |
3ヶ月 | 42万 | 20万 | 30万 | 30万 | 60万 | 300〜350万 | |
6ヶ月 | 42万 | 50万 | 60万 | 60万 | 120万 | 170〜200万 | |
1年 | 42万 | 100万 | 100万 | 120万 | 240万 | 500〜600万 |
①:1ヶ月の費用(90〜120万)
1ヶ月の短期親子留学の場合は、飛行機の費用が全体の費用の半分ほどを占めてしまいます。飛行機のチケットですが、親と子供の往復チケットで45万としています。親だけの場合は片道14万円です。子供(2歳〜12歳)は子児となるので、大人の半分の値段で飛行機に乗れます。ちなみに、生後8日〜2歳までは、無料で搭乗できますよ。
この他、親が語学学校に通う場合は、一ヶ月当たり10万円はかかると思っておいた方がいいでしょう。子供をプレスクールに通わせる費用も10万円ほどです。ハワイのプレスクールは、託児所のような役割もあり仕事などで遅くなっても、子供のめんどうを見てくれます。ハワイは、女性も働くのが一般的なのでこのようなサービスがあるのでしょう。
滞在先は、コンドミニアムを借りた場合の費用としています。コンドミニアムとは、賃貸型マンションのことです。基本的には、家具などがついてることが多く、電気代や水道代も家賃に含まれています。ただ、契約期間が1ヶ月の場合、ワイキキなどの人気スポットだとなかなか空きが出ないかもしれません。費用を抑えたい場合は、シェアルームなどを活用するのもいいでしょう。月あたり10万円以下の物件もありますよ。
尚、費用的に厳しい場合は、セブ島でママ留学というプログラムもオススメです。詳細は下記よりご覧ください。
ママ留学.com – 子育てのストレスを解消し、フィリピンのセブ島でやりたかった英語が勉強できる
②:3ヶ月の費用(170〜200万)
3ヶ月留学の場合、1ヶ月目にかかった費用の3倍の費用がかかります。1ヶ月目と同じように、コンドミニアムの3ヶ月契約は簡単ではないでしょう。特に、旅行シーズンはレンタルの需要が増えます。少し観光地から離れた場所やホームステイを利用するといいでしょう。
プレスクールの他に、サマーキャンプやサマースクールに通わせる方法もあります。サマーキャンプは、主に夏休み期間を使い、現地でアクティビティを通して、英語を勉強したり、遊んだりするプログラムです。サマースクールは、現地の学校が季節ごとに開講している留学プログラムで、現地の学校がお休みの期間に教室を使い語学の学習などを行います。
③:6ヶ月の費用(300〜350万)
親子留学の場合は、全て二人分の費用がかかるので半年もハワイに滞在するとなると、それなりの費用が発生します。滞在先は、6ヶ月ならコンドミニアムも探しやすくなりますので、値段を見比べながら選べます。契約期間が長くなることで、少し費用を抑えられるかもしれません。
④:1年の費用(500〜600万)
ハワイに1年間親子留学すると大体500〜600万円が相場です。もちろん、その時の為替の状況や、渡航するタイミング、滞在場所によっても費用は大きく変わることがあります。
費用の中で一番大きな割りを占めているのが、コンドミニアムの費用です。1年間で240万円としていますが、これはあくまで概算です。1年間の契約を結べば、15万円前後まで価格を下げることができるかもしれません。また、ルームシェアを活用すれば、10万円以下まで下げられます。
以上、ハワイに親子留学した時にかかる費用を期間別に紹介しました。ハワイは、その環境や安全性から留学先として人気があります。離島ということもあり、輸入品に頼っている製品も多く、物価が高いと言われますが、それでも、ハワイの魅力に惹かれ留学をする人が多いのは事実でしょう。
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