★綺麗なビーチ。
★優雅な音楽。
★最高の天気の下で英語を勉強したい。
夢の、ハワイ留学。今日はハワイの語学学校について解説、比較してきたいきます。
ハワイ留学、どこの語学学校を選ぶかで生活が変わる
まずは簡単に自己紹介。僕は大塚と言います。仕事は留学カウンセラー。
もともとは自分自身もロサンゼルスに語学留学していた経験がある。しかし!残念ながら僕のアメリカ留学はそんなに良いものではなかった。
超まじめに勉強したくて留学したのに、ド田舎の日本人しかいない語学学校を選んでしまい、めちゃめちゃ後悔した経験がある。
とにかく価格だけで選んだのが良くなかった。バスは30分に1本しか来ないし、友達は日本人しか出来ない。半年たって、全く伸びていない英語力に焦った。あれ、こんなはずだったっけ?と思った。
もちろん自分自身に問題があったのは分かる。でも人は環境にかなり左右されるもんだ。遠い異国で、全く人に流されないなんてのは難しい。人間、僕はそんなに強くなかった。
留学生活はどこの語学学校を選ぶかで全く異なってくる。だから僕は学校選びこそ、留学カウンセラーの一番大切な要素だと思っている。自分自身が失敗したから。
アメリカ中の語学学校をとにかくひたすら回ってきた。
多分、僕は誰よりも語学学校を見てきた自負がある。アメリカだけでも数百。自分の足でこんなに学校を回った人はいないと思う。
2005年に起業してから、ずっと自分の目で見てその情報をこれから留学する人にシェアしてきた。間接的なものも含め6,000人以上の留学に関わってきたと思う。特にロサンゼルス・ハワイは僕より詳しい人はいないと思う。
ハワイの語学学校一覧
ここからはハワイの語学学校についての話。
ホノルルには語学学校が10校。まずばっと一覧を見せる。
- Academia(アカデミア)
- IIE(アイ・アイ・イー・ハワイ)
- ICC(アイ・シー・シー)
- Impac(インパック)
- EF(イーエフ・ホノルル校)
- ELS(イー・エル・エス)
- Global Village(グローバルビレッジ)
- CPC(セントラル・パシフィック・カレッジ)
- ハワイ大学・NICE(ナイス)
- Palms English(パームスイングリッシュ)
- ハワイ大学・HELP(ヘルプ)
ハワイ語学学校の学費相場
ハワイの語学学校の学費はざっくり言うと1月で8万円~20万円程度。滞在費も含め大体20万円~50万円ぐらいと幅がある。
もちろん安いには安い理由がある。
‐場所が良かったり、悪かったり
‐ビルがぼろかったり、綺麗だったり
‐アクティビティーが豊富だったり
‐国籍比率が豊富だったり
お金よりも質で選ぶか、価格で選ぶか、バランス型か?
<ハワイ語学学校の学費>
Academia(アカデミア) | $710 / 4週間 |
---|---|
IIE(アイ・アイ・イー・ハワイ) | $1,150 / 4週間 |
ICC(アイ・シー・シー) | $1,200 / 4週間 |
Impac(インパック) | 非公開 |
EF(イーエフ・ホノルル校) | ¥295,600 / 4週間 ※滞在費も含む |
Global Village(グローバルビレッジ) | $1,380 |
CPC(セントラル・パシフィック・カレッジ) | $1,020 / 4週間 |
ハワイ大学・NICE(ナイス) | $2,885 / 10週間 |
Palms English(パームスイングリッシュ) | $1,100 / 4週間 |
ハワイ大学・HELP(ヘルプ) | $2,200 / 8週間 |
ELS(イー・エル・エス) |
ランキングは信じない方が良い
前提として言うと、良くあるランキングみたいなものはあんまり信じない方がいい。
だって20歳で大学進学を目指してTOEFLをまじめに勉強したい男性と、40歳で日ごろの疲れを癒しにバケーションがてらハワイ留学をしている女性では、お勧めの学校が全く違う。
目的別お勧めの語学学校
ここからはどこの語学学校が良いか、お勧めかを紹介していく。ランキング形式でなく、●●にこだわるなら●●という言い方で。
■国籍比率で選ぶならグローバルビレッジかEFホノルル校
ハワイの語学学校は学校オーナーの人種が国籍比率にかなり影響する。
日本人オーナーなら日本人が多いし、韓国人オーナーなら韓国人が多い。また、ヨーロッパがオーナーの学校はヨーロッパ人が多い。
またハワイは他の都市と比較すると総じてやっぱり日本人が多い。ほぼ100%日本人じゃーんという語学学校もあるので注意が必要。
もちろん日本人が多い方が安心する。それならそれはそれで選択肢。
でも少しでもグローバルな環境にこだわるならば、グローバルビレッジかEFホノルル校がお勧めだ。
写真はEFのクラス。
EFは90%グローバルビレッジは43%ヨーロッパからの留学生で国際色豊かだ。
ちなみに僕は5年ぐらい前に生徒としてもグローバルビレッジに通ったがとても良い学校だった。
■学費で選ぶならばアカデミア
価格で選ぶならばアカデミアかインパックが安い。
アカデミアは2017年8月現在、月710ドルから。インパックもこれより少し高いぐらいだがそんなに変わらない。
また、長期間申し込みをするとCPCやGVも安くなる。
上記はCPCの授業料の抜粋。長ければ長い方が料金が安くなる。
さらに、1年分をまとめて払うと7,400ドル。1週間にすると154ドル、約37%もの割引になる。長期割引をうまく使って、質も気にしながら語学学校選びをするのも良いかもしれない。
■アクティビティーが多いのはEFかGV
アクティビティーとは授業外での活動の事。
みんなでヨガやサーフィンをしたり、ノースショアへ行ったりして、学外でも英語を使う機会を作ろうと言うものだ。
全くない学校もあるし、毎日ある学校もある。
その点、EFやGloval Villageのような語学学校は価格もそこそこする分、写真のようにほぼ毎日のように何かをやっている。
留学期間が短いなら、何気にアクティビティーは重要。いろいろ知っている人が案内してくれるので効率的に楽しめるし、英語を使う機会が得られるだろう。
■大学内のキャンパスライフを送りたいならば
ハワイ大学にあるNICEとHELPはハワイ州立大学マノア校のキャンパス内にある。
多くの語学学校は写真のようなキャンパスではなくビルの一角が校舎。キャンパス内にある学校は現地の生徒がまわりにいる環境で勉強が出来る。
ただし、ワイキキやアラモアナのような中心地からは少し離れるので、交通の便的には不便になるかもしれない。また、校舎内という意味ではELSもダウンタウンのHPUという私立の大学の中に校舎がある。
■まじめに勉強したいならELS
全体的にバケーション(遊び)に来ている人が多いのがハワイ。語学学校によって色が全然違う。そんな中、ダウンタウンにあるELSは大学進学を目指す学生が多い真面目な学校だ。比較的真剣に勉強に来ている人が多い。
ELSは全米の大学とコネクションを持ち、校舎の数で言うと全米で最も大きな語学学校。
■CPCは中高年の日本人が多い学校
ハワイに来る留学生はいろいろいるが、中高年の日本人が多いのはセントラルパシフィックカレッジ。
海外慣れしていない方には良いかもしれない。
滞在先で選ぶと言う方法も
住む場所によって留学生活は全然変わってくる。
‐ハワイカイの優雅な別荘地帯でホームステイするのが良いか、
‐中心地で、徒歩でどこでも行けちゃう場所が良いか?
‐ビーチのそばが良いのか。
‐みんなで住むのが良いのか、プライベートが欲しいのか?
最近はビザが厳しいので注意
最近はトランプの移民政策により多少ビザが取りにくくなってる。普通の人ならば全然問題ないがこんな人は要注意。
‐美容師さんやダンサー、ネイリストなど手に職系の仕事についてた
‐留学に対する動機がちゃんと説明できない
‐移住しそう。日本にしっかりと帰ってくることが説明できない
却下されたら、以降旅行でESTAの申請すらやっかいになる。
しっかりとストーリーを描いて面接に対する備えが必要。
最後に
以上、ハワイの語学学校について解説、特徴を羅列してみたが、参考にして頂けたら嬉しい。
語学学校選びに間しては、多分、こだわりは多分ひとつじゃないはず。
‐ある程度は国際的で、
‐安くて、でもそれなりのクオリティーで、
‐多少はまじめで、
‐アクティビティーもないよりはあった方がいい。
みたいな感じでいろいろな組みあわせやバランスもあると思う。なので、学校選びに困ったらいつでもご連絡ください。
語学学校選び、ビザに関する相談歓迎。