アメリカ語学留学を考えたとき、将来そのまま現地で仕事もしたいと考える人はけっこういるのではないでしょうか?

当記事では、語学留学しただけで現地就職できる可能性はあるのか、実際に現地で調べた経験を元に情報を提供しています。アメリカ語学留学後に、現地で就職できるかどうか知りたい方にはおすすめの記事です。

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1.アメリカ語学留学だけした学生が、現地で就職できる可能性は?


外国に住みたい意思もあって語学留学を決めたのなら、少なからず「留学先で言葉に不自由しなくなったあとは、現地で仕事も得て、できればそのまま住みたい」と考えることは、あるのではないかと思います。

「そのままずっと住みたい」とは、学生ビザの審査の観点では表に出すべきではない思いなのですが、私も正直なところ留学生活の中ごろまでは、密かにそう考えていた一人でした。
参考:【悲劇】アメリカ留学に必須の学生ビザが却下されてしまうケースとは

「まずは語学留学を実際に始めてみて、就職のことは現地に行ってから調べてみよう」と、その結果のことまでは深く考えずにニューヨークへ出発しました。

学校と宿題とアパート探しという生活サイクルに慣れてきたころに、アメリカでの就職について調べてみたところ、まずは「とても難しいらしい」ことが分かりました。

アメリカの大学に進学したり、特定の専門分野のプログラムで学んだ人なら、オプティカルトレーニングやインターンシップという、主には無給で一定期間企業で働く体験を経たのちに、就労ビザの申請をしてもらえて雇ってもらえる可能性もあるそうです。しかし、単に「日本での社会人経験」と「英語が話せること」だけでアメリカで就職先を見つけるというのは、ほぼ不可能であるようでした。

ほんのわずかな可能性があるとしたら、運と出会いとタイミングです。具体的には、就労可能なビザ取得に結びつくような人との出会いです。「運も実力のうち」とはいいますが、自然と導かれるような運に恵まれてあっさり就職している人も、実際にはかなりいると思います。

なお、アメリカで働くといっても職種はさまざまありますが、日本人と関わる仕事のほうが、全く外国人だけの中よりは可能性があるように思いました。「語学上達のためには日本人と接してはいけない」などと考えて行動していると、もしかしたら就職に結びつくかもしれない運も、逃すことになってしまうかもしれません。

2.「就労ビザがないから」ダメなのです。アメリカでの就労事情


ちなみに、就職に結びつくような出会いがあったとして、留学生が現地で学費を稼ぎたいとしても、安易に働いてはいけません。「アメリカの学生ビザでは就労することは許可されていないから」からです。

自分にできる仕事があったとしても、特定の分野にどんなに高いスキルを持っていたとしても、それだけではダメで、アメリカで働くには「就労可能なビザを持っているかどうか」が第一条件です。

しかし就労ビザは、学生ビザとは異なり誰でも簡単に取得できるようなものではありません。就労ビザ申請にはスポンサーとなる雇用先が必要ですが、ビザ申請には費用も手間も時間もかかるため、そこまでして採用しようとしてくれる雇用先と巡り合えることは稀なのが現実です。

また仮にビザ申請してもいいと言ってくれる雇用先が見つかったとしても、学生ビザ同様に審査があるため、ビザが必ず発給されるとは限りません。実際に審査は年々厳しくなっていて、ますます狭き門となっているようです。

日本人向けにたくさん出ている求人。あれらは誰のためのもの?

実際にネットなどで仕事を探してみると、日本人向けのアメリカ国内勤務の求人はたくさんあります。でも詳細を確認すると「就労可能なビザをお持ちの方限定」とされているものがほとんどです。要は、アメリカ人と結婚した人や永住権であるグリーンカードを持っている人しか応募できない求人です。

「就労ビザを持っていなければ、求人に応募できない」現実と、それに相反する「就労ビザを申請するには、雇用先が決まっていなければならない」現実。理不尽な話ですが、どうにもならないようです。「自由の国」と言われるアメリカは外国人の身分で住むと、このような理不尽な現実に何度も直面します。

「就労ビザを取って就職するより、先に結婚相手を探してから就職する方が簡単」とさえ言われています。「日本での社会人経験」と「英語が話せること」を満たさないとしても、就労可能なビザをすでに持っている人なら、アメリカでの就職は可能ということになるでしょう。

3.それでもあたるだけあたってみた私の現地就活体験談


私は、アメリカ人の彼氏などできそうな気配はないからグリーンカードは無理、英語もまだ話せると言えるレベルではありませんでしたが、日本でITの分野で10年以上働いていたため、この経験を生かせる仕事を得られないものかと、就職活動のようなものを実際にしてみました。

ソーシャルセキュリティナンバーがあればいい?

あれこれネットで調べていると、「ソーシャルセキュリティナンバーを持っている人は仕事が決まりやすいらしい」との情報を見つけました。ソーシャルセキュリティナンバーとは、アメリカに住む人が持っている社会保障番号、納税者番号のことです。アメリカ国籍の人には生まれたときに発行されるそうです。

「外国人留学生には発行されない」や「州によっては、申請すれば誰でも取得できる」など情報はバラバラでどれが正しいのか分かりませんでしたが、少なくとも、「一度発行されたらアメリカで一生使える」「取得しておいて損はない」らしいことが分かったため、ダメモトでソーシャルセキュリティオフィスに直接行ってみました。持参したのは、パスポートとI-20と、銀行口座開設するときに学校から発行してもらった「この人はこの学校のフルタイムの学生であることを証明します。」というレターです。

結果は惨敗。「運転免許を取るつもりなんです」「アパート契約に必要なんです」いろいろそれらしい理由を考えて言ってみましたが、ぜんぜん相手にされない。結局、手続きはしてもらえませんでした。

ちなみに、今改めて調べてみたところ、カリフォルニア州の方からの情報ですが「アメリカの銀行で、預けたお金に利息がつく口座を開く際には必要になる」そうなので、ただの留学生にも望みはありそうです。結果はどうなるか分かりませんが、学生ビザしか持っていない人でも申請書に記入して申し込み手続きをすることは、できるようです。

履歴書を作って、人材派遣会社に行ってみた

次に私がやってみたことは、実際の求人をあたってみることでした。日系の人材派遣会社からは、私にピッタリと思える求人がたくさん出ています。その求人に実際に応募してみようと思い、英語の履歴書を作って、募集元である現地の日系の人材派遣会社いくつかにメールを送ってみました。

1社から返信があったため、その会社に実際に行ってみました。少しは期待していいのかと思ってしまったのですが、やはりまずは「就労ビザを持っていないと、無理です。」と説明されました。さらに英語力を測るためでしょう「いくつか英語で質問に答えてください」と言われて話したのですが、これもぜんぜんダメ。結局「東京のポジションで、ニューヨークの担当者とやり取りをする仕事なら、すぐにあります。」と言われて終わりでした…。

もしかしたら先方は、「ニューヨークの事情を知りつつ、東京で対応できる人」を探していて私を呼んだのかもしれません。でも私にはこのとき、東京という選択肢はありませんでした。

4.アメリカ留学後の現地就職が最終目的なら語学留学では足りない。大学進学を目指そう


その後もいくつかあたってみたのですが、私が行きついたのは「日本の大学を出て社会人経験が長くても、現地の語学学校を出ただけでは、現地でよい仕事に就くことはできない」結論でした。

さらに、現地で募集されている仕事に共通していたのは、(私があたったIT分野だけかもしれませんが) 日本でなら必要とされる高いスキルは、語学以外は求められていないこと。現地在住日本人のために働くということは、同じ仕事でも日本と比べると対応範囲が狭いからだろうと思いました。お給料が安いのも仕方がないのかもしれない、と感じました。そういう求人の雇い主はもちろん、就労ビザサポートなどしてくれません。

それ以上のレベルの仕事を求めるのなら、やはり現地の大学や専門学校を卒業して、正規の手順を踏んで就労ビザを取得するべきなのだと思います。仕事に関しても人種関わらず対応できるレベルになるために、語学だけでなくその国や人のことをさまざま学ぶ経験も必要になるのです。

留学のあと最終的にアメリカでの就職を考えている方は、語学学校に通うことから始めるのはもちろんよいのですが、そのあと大学に進学することまで考えた方がよいと思います。

記事が参考になれば幸いです。

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