アメリカで生活するには車が必須!?留学生の車事情

アメリカで生活するには車が必須!?留学生の車事情

兼ねてから考えていたアメリカ留学。でもアメリカで生活するんだったら車は必須なのでは?と考えている方は少なくないかと思います。

確かにアメリカ人は何かにつけて車を使いますが、果たして留学生も車を持つべきなのでしょうか?今回は日本人留学生の車事情についてご紹介します。

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1.アメリカは車社会。一人一台が普通?アメリカ人の車事情

1.アメリカは車社会。一人一台が普通?アメリカ人の車事情

ご存知の通り、アメリカは日本に比べて車への依存度がものすごく高い国です。通勤もお出かけも旅行も、基本的には移動は全て車で行います。小学生や中高生ですらスクールバスがあるため、他の移動手段を使うことはほぼないでしょう。

そして基本的には16歳からアメリカ人は免許を取得でき(州によっては14歳から!)、親御さんも取得祝いに車を買ってあげたりするなど、小さい頃から車ありきの生活が形成されていきます。

ある意味成熟しているこういった車社会には、幾つかの理由があります。

理由1:土地が広いわりに公共の交通機関が少ない

知っての通りアメリカは広大な土地を有しており、大部分が自然公園であったり人が住んでいない土地であったりするものの、それでも生活圏の道路や建物、一つあたりの区画の大きさは日本の二倍以上のサイズです。

おおよそ人力では移動しきれないサイズに囲まれていながら、バスや電車などの公共の交通機関は日本ほど発達していません。

これにはコスト面の問題もあるかもしれませんが、アメリカ人が車を持っているために、わざわざ整備する必要もないと考えられているからということもあるでしょう。

理由2:安全面を考慮して自家用車を利用している

アメリカは広い国ですので、その分人の目が届かない部分というものも存在しており、そういったエリアは生活圏内にも転々と存在しています。

下手に徒歩で移動したり、変な場所に迷い込んでしまうと現地のアメリカ人であってもどんな犯罪に巻き込まれるか分かったものではありません。

仮に迷ってしまったり、夜遅くに一人で帰らないといけなくなったとしても、自家用車での帰宅・移動であれば他の移動手段に比べて数倍は安全です。

アメリカの車社会にはこういった安全面の考慮もなされていることがわかります。

ちなみにエリアによってはバスや電車なども強盗などに遭う可能性があるため、利用したがらない人もいます。公共の交通機関が発達しないのは、こういったリスクも存在しているからなのです。

理由3:国民性

アメリカは自由の国であると同時に、開拓者の国でもあります。

自分の足で歩き、自分で住む場所を築き、自分のことは全部自分でやる。そういった文化は今でもアメリカのいたるところに見ることができます。

アメリカの車社会はある意味国民性を表していると言えます。アメリカ人にとって、自家用車でひたすらに道を走り続けるというのは、古き良きアメリカの原風景の一つなのです。海外ドラマなどでもこういったシーンはよく見かけますよね。

こういった事情を抱えながら、アメリカの車社会は今日まで存在してきました。

考えている方もいるかと思いますが、こういった典型的なアメリカが根強く残っているエリアにおいて、車なしで生活するのにはなかなか難しいものがあるのです。

2.アメリカ留学中に車を購入する際のコスト(費用)について

2.アメリカ留学中に車を購入する際のコスト(費用)について

では実際にアメリカで車を持つとなると、一体どれくらいのコストがかかるのでしょうか?

概算から言えば、購入も含めて一年にかかる費用は大体300万円ほど用意しておけば問題なく車のある生活を送れるかと思います。

詳細の金額を見ていきましょう。

車の価格(100~200万円)

どこのメーカーの車か、新車か中古車か、車のタイプなどによって価格が大幅に違うのはアメリカでも同じです。今回は留学時にできるだけ安く持ちのいい車を選ぶという設定で考えていきます。

アメリカの中古車は基本的に日本に比べて価格が高く、日本車のSUVであれば中古でも200万前後するのが当たり前のようです。

ただし手放す場合もまた高値で引き取ってくれます。状態によりますが、だいたい購入金額の30~60%は手元に戻ってくると考えてよいでしょう。

登録料(5万円前後〜)

ナンバープレートの登録や自動車税など、車の所有にかかる諸々の費用です。初期費用は500ドルほどですが、これ以降も一年ごとに自動車税として100ドルほど収める必要があります。

保険料(20万円ほど)

プランにもよりますが、平均としてはこれくらいの値段になります。アメリカでの運転に慣れていなければ、故障時のレッカーなどのサポートを受けられるプランを選んでおいたほうがよいでしょう。

メンテナンス費用(約3万円/年)

オイル交換や部品交換、定期的な洗車などにもお金はかかります。日本とは異なり街から離れたところで故障などしてしまうと厄介なので、念入りにメンテナンスは行っておきましょう。

ガソリン代(3千円〜6千円/回)

ガソリン代も地域差があり、最近では昔に比べて高くなっている地域もあるようです。ましてや日本に比べて補給する頻度も高くなるため、きちんとガソリン代も計算しておきましょう。

3.アメリカで車を手に入れる方法は?

3.アメリカで車を手に入れる方法は?

アメリカで車を手に入れる方法として主なものは以下のものがあります。

  • 新車/中古車ディーラーを利用する
  • 知人や友人から買い取る(個人売買)

ディーラーから購入するのは日本でも同様ですね。保険や車の登録、保証なども行ってくれますので、あまり時間を使いたくない人はこちらを選びましょう。

ディーラーの利用と同時にメジャーなのは個人間での車の売買です。こちらはディーラーの仲介料がかからないため安価で車を入手できる一方、保険などの登録は全て自分で行わなければいけないため、かなり手間がかかってしまいます。

4.アメリカ滞在中に車がなくても生活できるところはある

4.アメリカ滞在中に車がなくても生活できるところはある

もちろんアメリカにも車を持たずに生活している人は少なからず存在しています。

特に留学生であれば車を持たない人がほとんどであるため、そういった人が各地に滞在しているのは何よりの証拠です。

方法1:ニューヨークのように公共の交通機関が発達したエリアに滞在する

ニューヨークはアメリカでも特異で、生活に必要がないためか、現地の人でも車を持たない人は多いです。

最近ではレンタカーサービスも充実してきているため、車を持っていなくても、遠出の場合はレンタカーを利用する人も多いようです。

方法2:学校の寮に泊まるなど、留学生向けのサービスが充実した学校やプランを選ぶ

ニューヨークのような密集したエリアでなくとも、留学生に人気のエリアであれば、車がないことを考慮した生活を送れる環境が整っていることも多いです。

例えば大学や語学学校に寮が併設されていたり、近所に提携しているアパートやホームステイ先があるなど、少なくとも生活には支障は出ないようにはなっています。

ただし旅行へ行ったり少し遠出したいときなどは、やはり車があったほうが便利なのは間違いないでしょう。

アメリカでも日本でも、車があるに越したことはないのはどこでも同じですが、なければないなりの生活を送ることができるのも同じ。

もし車に抵抗があるようであれば、なくても留学生活を楽しめるようなプランを考えてみましょう。

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