カナダ?アメリカ?留学先はどっち?費用・治安・類似点の比較まとめ

カナダ?アメリカ?留学先はどっち?費用・治安・類似点の比較まとめ

アメリカとカナダは地理的にも近いので大きな差はないと思いがちですが、実は国の制度や治安などいくつかの大きな違いがあります。

良し悪しではありませんから、どちらの国の方がいいかは望む条件によって違います。両国の違いを比較することで、自分に最も適した留学先を見つけることができます。

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1.まずはアメリカとカナダの相違点と類似点を比較

1.まずはアメリカとカナダの相違点と類似点を比較

①:異なる点

治安はカナダの方が断然いいと言えます。軽犯罪から殺人まで、都市部でも郊外でもどの点から比較してもカナダの方が治安がいいため、最も治安を重視する場合は断然カナダです。ただ、アメリカにいると全ての人が犯罪に巻き込まれるのではありませんから、防犯意識と確率の問題です。

また現地に暮らす人たちに関しては、カナダの方が外国人に親切です。「外国人はわからないことがあり困っているだろう」という大前提で接してもらえるため、特に最初はとてもありがたいものです。アメリカはルールを知ったうえで暮らすのが当然な国ですから、特別扱いはあまり望めないのが現状です。

経済的な悩みを抱えている場合、ワーキングホリデー制度を使い現地で仕事をすることができるカナダなら、初期費用を低く抑えることができます。アメリカはアルバイト禁止です。制度上は学校内のバイトOK、とされていますがあまりあてにはならず、無収入で乗り切る金銭的余裕が必要です。

②:似ている点

アメリカとカナダは近いので、気候も似通っていて航空券代金も大きな差はありません。日本からカナダへのパック旅行は少ないため、カナダ留学して滞在中にカナダ旅行へ行くのも一つの楽しみ方ですが、アメリカからカナダへの入国や移動はさほど難しくないため、アメリカ留学でもカナダ旅行は可能です。

発音に関しても、カナダの発音はきれいでとても聞きやすいと評判ですが、アメリカの都市部の発音とそう大きくは変わりません。アメリカは地方都市の訛りが非常に強いため、南部などのアクセントのインパクトが強いかもしれませんが、例えばカリフォルニアの英語とバンクーバーの英語ならほとんど変わらない印象です。

2.留学費用と治安重視ならカナダがおすすめ

2.留学費用と治安重視ならカナダがおすすめ

もしも譲れないポイントが費用か治安なら、カナダを選ぶべきかもしれません。ワーキングホリデー制度を利用すれば、学校に通いながら本格的なアルバイトも可能です。接客業務がほとんどなので、お客さんとの英語の会話も楽しめます。犯罪もアメリカよりも非常に少なく安心して暮らすことができます。

また、カナダは学校間の教育レベルの差がないことでも知られていて、地域や学校にそれほどこだわって選ばなくても一律に質のいい教育を受けることができます。自分の行ってみたい都市を選び、気軽に留学することが可能です。

3.学校の数と知名度ならアメリカがベスト!

3.学校の数と知名度ならアメリカがベスト!

超一流の教育を、とこだわるのであれば学校間の競争の激しいアメリカを選ぶべきかもしれません。残念ながらアメリカは学校間や地域間の差が開いているため、十分に下調べをして留学先を選ぶ必要があります。そのため逆に「是非ともここに」と思える、自分にとってワンアンドオンリーの学校が見つかる可能性もあります。

また、「一流の留学と言えばアメリカ留学」と信じている日本人がいまだに多いのも事実です。「一概には言えない」というのが現状ですが、一般的に誰からも好印象なのがアメリカですから、留学後にその留学実績自体を具体的に何かに生かそうと考えているなら、アメリカへ留学しておいた方がいいかもしれません。

アメリカもカナダも同じ北米大陸ですが、カナダはどちらかというとのんびりしたイメージやレジャーの響きがあります。一方アメリカはハーバード大学などアイビーリーグがそのイメージを引き上げるせいか、「超一流」のイメージがあります。超難関大学付属の語学学校や短期講習などを受講することで、一種のネームバリューを確保することができるのも魅力です。

以上、カナダ留学とアメリカ留学の違いをまとめてみました。ニーズを満たす留学が、アメリカにもカナダにもそれぞれ異なる形で存在します。具体的な比較検討で理想的な留学先が、きっとみえてくるはずです。

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