海外旅行するとき、持ち物が少ない人は旅行の達人であるように言われたりします。しかし、それは本当に良いことなのでしょうか?

もしそう思い込んでいて、留学に持って行く荷物も減らす努力をしている人がいるとしたら、「そんなことはしなくていいです。」

留学に必要になる持ち物は、旅行のときとは大きく異なります。留学のときには航空会社の重量制限ギリギリまでできるだけ多く持って行くことを、私からはおすすめします。

1.アメリカ留学の持ち物リスト

1.アメリカ留学の持ち物リスト

当たり前ですが、パスポート、入国や入学に必要な書類、クレジットカード最低2枚、現地通貨小額紙幣で200ドル分程度。それから筆記用具。
» 参考:アメリカ留学中のお金管理【銀行口座は不要!現地のお金管理ワザ】

留学とは勉強しに行くことですから、筆記用具を忘れる人は少ないと思うのですが、私はなぜか忘れてしまい、当然、到着翌日の学校から困りました。その日は学校からペンを借りて授業を受け、学校帰りに大きな文房具店に寄りましたが、使いやすいペンが全く売られていない!ノートは、ペラペラの紙の黄色いのしかない?!それに、高い!それでも仕方なく買って使ってみたら、ペンがすぐ壊れた!

日本製のペン、日本製のノート、日本の紙製品の品質の高さ、安さに初めて気づく機会になりました。必ず日本から持参することをお勧めします。結局私は日本製品が売られているお店まで行って、「日本なら50円ぐらいのボールペン1本、3ドルもするの~!」と文句を言いながら買いました。

2.アメリカ留学で「持ってきてよかった」もの

2.アメリカ留学で「持ってきてよかった」もの

日本語OSのパソコン

留学生活は、毎日の生活が分からないことだらけです。現地のことを日本語で教えてもらえる知人ができるまでは特に、日本語でインターネット検索できることには本当に助けられました。

現地で買ったというクラスメイトもいましたが、操作性の良し悪し以前に、英語OSであることだけで苦労していて、私に会うまではインターネット接続できない状態でした。

旅行ガイドブック

「地球の歩き方」を持って行きました。街の詳細地図とバス路線図が特に、留学中ずっと役に立ちました。別の本で「危険な通りと避けた方がよい時間帯」を見たのでそれを地図に書き込んでおいて、アパートを探すときにその周辺は選ばないようにしたりもしました。

また、ある時期にサブレットの空き部屋がどこもなくなって、急に安ホテルを探さなければならなくなったとき、旅行ガイドブックの情報を頼りにホテルを探しました。どんなホテルか一覧で日本語で読めて、電話番号が全部載っていたので重宝しました。

現地で必要になる日本人視点の情報がまとまっていて、緊急時の情報も日本語で読めるので、とても頼りになりました。

お米

慣れない外国での留学生活でいろんなストレスが溜まってくると、食べなれた日本の味が恋しくなります。おいしい白いごはんが常にあって普通の地方で生まれ育った私には、ニューヨークで買えるお米の質の低さに愕然としました。

留学前には思いつきもしませんでしたが、日本ではごく普通レベルの白いごはんは、「特別な日のごちそう」になりました。日本から5合だけ持参したお米を大事に食べました。「もっと持って来ればよかった」と思ったものです。

包丁

切れ味がよく使いやすい包丁は、現地で見つけるのは大変です。使い慣れたものがあるのなら必ず持って行きましょう。自炊することは、金銭的にも健康的にも、留学生活にはよいことばかりです。

留学前は和食派ではなくても、日本の味が恋しくなることはあります。一種のホームシックの症状だと思います。自分で作れると、手っ取り早く症状が改善します。そういうときのためにも、使いやすい包丁はあったほうがよいです。

留学中に見たくなりそうなドラマや映画のDVD

現在は、パソコンとインターネットさえあればオンラインで視聴できるサイトが豊富にありますが、日本で視聴の契約してもアメリカからの視聴はできない可能性も高いので要注意です。日本語で見たい場合は、日本で購入したDVDが確実です。私は英語学習に使っていたドラマのDVDを持って行きました。

現地でケーブルテレビを契約すれば、NHKぐらいは見られると思いますが、日本語のテレビ放送は期待できません。

3.アメリカ留学に「持ってくればよかった」と思ったもの

3.アメリカ留学に「持ってくればよかった」と思ったもの

「日本のもの、なんでも現地で手に入るよ」はウソ?

現地で生活したことがある複数の人の情報では、「日本のものはたいてい現地でもなんでも手に入る。だから何も持ってこなくても大丈夫。」私はそれを信じて愛用品をほとんど持参しませんでした。

それが着いて数日後、「一度、使うものをひととおり買い揃えよう」と日本スーパーに行ってみたところ、こちらで買おうと思って持ってこなかったものほとんどが、全く手に入らない現実に直面しました。日本の製品はひととおりあることはあるのですが、「使ったことがないメーカーの製品、それ1種類ずつ」しかないのです。

特に女性は「これでなければならない」ものが多いと思います。要注意です。

日本で愛用していたヘアケア用品、化粧品

重くなるとしてもできるだけ持参しましょう。私は特に、ヘアトリートメントがなくて困りました。例えば、アメリカの製品を試すにも1本の容量が多く、値段もそれなりにします。合わないかもしれないことを考えると、買うのを躊躇してしまうのです。結局「ストレートの黒髪を美しく保つためには、日本の製品が無難だろう」と考えて、日本スーパーで日本の3倍の価格の某製品を買い、気に入らないまま使っていました。

日本の調味料

留学中の食生活は、楽しく留学生活を送るために大変重要です。「おいしいと感じるものを、食べたいと思ったときに食べられる」ためには、自分で作れることが一番よいです。ただ、調味料がひととおり揃っていないと、求めているようなおいしいものはできません。
» 参考:アメリカ留学中、自炊はする?留学中はどんなものを食べているの?

マヨラーさんはマヨネーズも持って行った方がよいかもしれません。アメリカのマヨネーズは酸味が弱いです。ビネガーも全くすっぱくなく、ドレッシング類もみんな甘いです。日本スーパーには、キューピーのマヨネーズは日本の3倍の価格で売られているけど味の素のマヨネーズはない、といった具合です。

味噌や醤油の品ぞろえも同様です。出身によって味の好みが分かれる味噌や醤油。関東以北出身の方は特に、今自宅で使っているものは外国では手に入らない確率が非常に高いため、持って行くことをおすすめします。

日本の洗剤、特に掃除用

台所用洗剤なのに床用洗剤のようなにおいがする。なんだかヤなかんじ。窓ガラス用洗剤もヘンな匂いで、拭いてさわやかになるどころか部屋中臭くなって困る。漂白剤を使っても手が荒れるだけでたいして落ちない。そんな状態で、掃除してもキレイになった気がしない。日本の洗剤がほしい!

ニューヨークの、特に留学生向けの住まいは、ほぼ確実に古くて汚いです。私は、最初のサブレットに入居した3日後に大掃除したくなって、家主さんが置いて行ってくれた洗剤を使って掃除を始めましたが、ここでも日本製品が欲しくなってしまいました。

4.アメリカ留学に「持ってこなくてもよかった」もの

4.アメリカ留学に「持ってこなくてもよかった」もの

パーティー用のドレス

アメリカのドラマを見て、留学中にパーティーの機会は多いのだろうと思い、旅行中にアメリカで買ったドレスを留学にも持って行きました。が、パーティーは多かったものの、そのドレスを着るようなパーティーはありませんでした。

5.愛用品はできる限り多く持って行こう

5.愛用品はできる限り多く持って行こう

長期滞在となる留学生活では、現地に着いてから手に入らないことが分かっても、それ以上どうすることもできません。日本からわざわざ送ってもらうほどではない、ちょっとした小さいものがなくて不便することはけっこうあるものです。

そうでなくても、さまざまなストレスを抱えることになる留学生活、現地で手に入る代わりのものはとても使いづらい。これもかなりの精神的ストレスになります。

「なんでも現地で買えるから」留学経験者や海外生活経験者のこの言葉を信じた私は、留学生活の前半、必要なものがないことの不便によるストレスをずっと抱えることになりました。(3か月後、年末に一時帰国したときに、それまでなくて困っていたものを全部持って行きました。)

これから留学される方には、自分にとっての必需品はなにかを吟味して、できるだけ多くの愛用品を持参することを強くおすすめします。
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